保育士養成校に通う学生・実習生など新卒の就活や、転職の際の就職活動の流れなどをまとめた記事です。
実習を申し込むときの注意点やお礼状など手紙の書き方、履歴書、面接、実技などの試験対策や、求人の探し方を詳しく解説しています。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
この記事は、転職・新卒の就職活動についての情報をまとめたページです。
保育士養成校(短大や大学、専門学校)に通う学生&実習生の方や、現在の園から転職を考えている方に向けての情報を掲載しています。
■保育園・幼稚園の就職活動の流れまとめ
下記に紹介する記事を、順番に全て読んでいく事で、あなたは保育士採用試験・就活の全体像と流れを掴むことができます。
1日1記事、気になるものからでもOKですので是非、目を通しておいてくださいね。
何も対策していない同級生・同期より、一歩前に進む事が出来ます。
●転職希望者向け・行動ステップ
●保育士求人の探し方について
●保育園就活の前に知っておくべきこと
●見学、実習、ボランティア申し込みについて
●保育園(実習園・就職先)への手紙・お礼状の書き方
●保育園就職の履歴書の書き方
- 保育園就職の履歴書の基本の考え方
- 保育士の就活の志望動機の書き方&作り方
- 保育士採用試験における趣味・特技の書き方
- 面接が有利になる得意科目の書き方
- 学歴・職歴・資格の書き方
- 保育士の履歴書の写真の撮り方・選び方
●保育士採用試験の面接対策
●その他の保育士就職試験対策
●保育士の転職・就職に役立つ情報
- 今の保育園を辞めて転職すると決めたらする準備
- 関東で小規模保育園の求人が爆発的に増えてる理由
- 「小規模保育園に転職したい先生へ…」
- 現在稼働している保育士の求人サイト一覧まとめ
- 全国の保育園連盟のリンク一覧まとめ
- 【保育学生向け】学校に斡旋される求人の危険な罠
- ブラックな勤務の保育園の現状について
- ブラック保育園から小規模保育園に転職して良かった事・メリット
- 【保育士なのにホワイト職場】病院内保育所って行事も残業も持ち帰りもないってマジ?
★保育園の新卒の就活は「見学」が重要
さて、保育園や幼稚園の新卒の就職活動って、一般企業の就活と、流れがかなり違います。
具体的には、採用試験を受けたい施設を一本に絞って受験します。
複数の園を、並列で採用試験を受けるという事はしてはいけない…という業界のマナーがあります。
(個人的に悪しき風潮だとは思うのですが)
そして、よっぽど事をしない限りは、高い確率で採用されます。
それほど、民間保育園は人材不足です。
ただ、そういった採用方法ゆえに、
施設側の求める人材の違いと、受験者の思っていた職場環境とのギャップが発生し、
実際に採用され働き出してから、ミスマッチが多発してしまうという現状があります。
新人保育者は、それによって辞めてしまう。
他の園に転職するならまだマシですが、最初の園の嫌な思い出がトラウマとなり、保育の仕事そのものをやめてしまう人も非常に多いです。
最近話題の「潜在保育士」という存在になってしまうパターンですね。
こうなってしまうと、せっかくの意欲の高い新卒をつぶしてしまうだけでなく、
施設側としても、教育する労力と採用に掛かる費用がかかっただけで、お互いに悪い事しかありません。
●受験者の自衛が大切
そういった事態を防ぐためには、これから採用試験を受ける我々受験者が、
しっかりと業界研究…否、それぞれの保育園をしっかり見極める事が予防策となります。
自身の今後…就職してからどんな生活を送るか、
自分の心身を守っていくためには、今から様々な保育園、幼稚園を見て、知る事が大切です。
本当にいい保育園って求人を公に出してない施設も多いです。
そういう場合は、直接コンタクトをとるしかありません。
見学までこぎつけた場合は、園の雰囲気だけを見がちですが…
職員の具体的な状況もしっかり聞いておく事が大切です。
- 正規職員は何人?それに対してパートは何人?
- クラスに、先生は何人配置されている?
- 勤続年数はどれくらいが平均?
ここらの質問は、保育園の本質に直結した、かなり具体的な質問です。
これらの質問に対して、お茶を濁されたり、嫌な顔をする保育園は、
まちがいなく、後ろめたい事がありますので、9割5分、ブラック保育園確定です。
もし本当にあなたが「この園、すごくいいな」と感じる園があれば「正職がだめならパートでもいいから採用してくれ!」ってくらい、勢いがあるほうがいいです。
そういう場合は、今後、ちゃんと空きが出来たら声が掛かりますので。
もし、本当に行きたい園の正職の求人が出ていなくて、そこで妥協して他の園に行っても、モヤモヤが残るだけです。
そこがハズレだったら保育の仕事そのものが嫌になるかもしれません。
「この保育園なら、長く勤められるか?」
という事を意識して活動を進めてみてくださいね。
これは私が個人的に思う事なのですが、正職やパートといった立場の違いよりも、
自分がいつでも笑顔で子どもに関われるか、受け止めてあげられるかが大切だと考えています。
そのためには、ストレスが少なく、働きやすい環境であることが必須となってきます。
そして、それこそが、保育士を長く続けられる要因であります。
「絶対に正職じゃないとイヤだ!」という理由で、自分の希望しない園に正職で採用されたとしても…
毎日残業・持ち帰り・徹夜でストレス溜まってたら、全く意味がないです。
目にクマをつくって死んだ顔でフラフラで子どもに関わるほうが不幸ですし、
何よりあなた自身に、未来がありません。
●閉じた世界である保育園
たくさん行動して、いろんな園を見学したり、ボランティアしてみてください。
そして焦らず、慎重に冷静に、自分が働いているイメージしてみてください。
見学や実習までして、もし自分が望む園じゃなかったとしても、無駄足になった…という事はありません。
関係者以外にはオープンになりづらい、閉じた世界である保育園…
その様々な現状を知る事で、確実にあなたの考え方は深まります。
- 「こういう保育はしたくないな…」
- 「こんなところは素敵だな、マネしてみよう」
等々、良い所も、悪い所も学びになりますし、それは今後のあなたの保育に活かしていく事が出来ます。
何より、いろんな園を見れば見るほど、あなたにとっての「ハズレ」を引く確率は低くなってきます。
[char no=5 char=”涼しいあつみ先生”]見学をロクに行わず、就活を進めるのって、バクチに近いです。[/ふきだし]見学や実習、ボランティアを通して、そこで思い、感じた事が、強い志望動機になりますので、今後「本命の園」が出てきたときの就活に有利になります。
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