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保育士就職面接の質問内容(保育観)と対策

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面接対策保育観
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保育士の就職面接でほぼ確実に質問される、自分自身の保育観について。
これって、しっかり質問に対する答えを準備して、面接対策を行い、臨む必要があります。
対策のやり方と、答え方、考え方を紹介します。

面接対策保育観

こんにちは!
男性保育士のあつみです!

この記事は、面接対策シリーズの記事となります。
面接では絶対に外せない、保育観についての質問について、
解説します。

 保育所、幼稚園、福祉の現場での定番質問について、考えを固めていくために、参考になりそうな事をまとめています。

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私の通っていた学校で教えて頂いた事を元に、自分の例も加えて、読みやすく、分かりやすくを意識して、記録していきますね!

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この記事を書いた人

あつみ先生

保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら

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■面接で自分の考えを述べる必要のある質問「保育観」

 

面接会場で質問をされるまで、
何を聞かれるのかは分かりません。

「はい」「いいえ」で答えられる簡単なものもあれば、
自分の考えをしっかり述べなくてはならないものもあります。

自分の考えを述べる必要のある質問の多くは、

  • あなたの得意なものは何ですか
  • あなたが学生時代、一番力を入れたことは何ですか
  • あなたはどんな保育者になりたいですか

というような類で、
自分自身のことについて、語らせるものになります。

直球ストレートに、
「○分間であなたの自己PRをしてください」
のように、問われることは、あまりありません。

面接官の、どういった質問が、
自己PRに当たるのか、しっかり見極めて、
求められてる答えを述べましょう。

あるいみ、どんな質問をされても、
どういう答え方をするか…で、
全て自己PRにつなげられる、と言う事でもあります。

面接と言う緊張してしまう場において、何の用意もなく、
与えられたテーマについて、
整理して話すのは難しい事もあります。

つまりは、”ある程度”のテーマを、
Q&Aという形で事前に考えておけば、
不意な質問にも、たじろぐことなく、自分の意見を言えます

ということで、

  • 面接では、どんな質問が多いか
  • また、その質問の意図は何か

を理解しておきましょう!

●主な人材選択基準と判断方法

  • ①明確な使命感を持っている人か?
    →志望動機を聞くことで計る。
  • ②勉強熱心な人か、向上心があるか?
    →成績表を見て、客観的な評価をする。
    得意科目について、質問して、その答えで評価する。
  • ③真面目であり、一生懸命働けるか
    →学校生活等の質問をして、その答えで判断する。
    実習、アルバイトの感想を尋ね、判断する。
  • ④臨機応変で、頭の回転が速いか
    →面接全体の様子で、判断する
  • ⑤礼儀正しい人か。
    →園に入ってからの立ち振る舞いを見て決める。
  • ⑥責任感を持っているか
    →面接の受け答えで判断する。
  • ⑦心身ともに健康か
    →健康診断書を参照する。
    また、面接時の様子や見た目。
  • ⑧協調性があるか
    →面接全般の様子から見る。
    また、特定の関連質問から、計られる。
  • ⑨園、施設の方針に沿って働けるか
    →保育観、福祉観など、考え方を問う。
    実習やアルバイトの感想などを聞いて判断する。

★ポイント

履歴書に書いたことは、しっかりと把握しておきましょうね!

面接で質問された時に、 何を履歴書に書いたか忘れてるのはNGです!
(一般企業を新卒で沢山受けてた時、私はよくやりました笑)

履歴書に、しっかり詳しく書いていれば、それ以上聞かれない事もありますが、
逆に、その内容について、深い所までツッコミをうけるかもしれないので、
履歴書を送った場合は、コピーをとって面接直前まで見直しておくとか、
要点だけまとめてちっちゃなメモに書いておくなどして、 しっかりと準備しましょう!

また、試験内容に、作文がある場合、
上記で上げた基準を、計ろうとしている目的があります。
しっかりと求められている内容を意識して書いてください。

★注意:厚生労働省の示す「公正な採用選考について」

現在、採用選考においては

  • ①応募者の基本的人権を尊重すること
  • ②応募者の適正、能力のみを基準として行う事

この2点が基本的な考え方として、実施することが求められています。

そのうえで、面接会場では、
「職務遂行のために必要となる適正、能力」に
関係のない時候を尋ねないように、留意することが 求められています。

具体的には、

  • 家庭環境
  • 親の職業
  • 住んでいる地域
  • 本籍
  • 思想・信条

などを聞くことはダメですよってなってます。

でも、面接の流れから、上記のような質問が出るかもしれません。

例えば、こちらから
「保育士を目指したきっかけは、母親が保育士だったから…」
というような話をした場合は、そこから話が広がったりしますね。

いろんな状況があり、パターンとして考えて、
ここでどう対応すればいいのか、具体的にお答えすることは難しいです。

なので、上記に絡んだ質問に答えるかどうかは、受験者さんの判断次第です。

答えるのが苦痛だと思えば、
「その質問には答えられない」という旨を、はっきり伝えてもいいです。

●面接時のQ&A、質問対策を準備する

面接時に、問われた質問に具体的にこたえられるように、
準備をしておく必要性については、上記で述べた通り!

ここでは、保育所、幼稚園、福祉施設でよく問われる内容である

  • 保育・福祉観、人生観
  • 自己PR
  • 志望動機

の3点を、考えていきます。

・質問の答え方を考える時のポイント

  • ①分かりやすい(具体的な事例を交える)
  • ②正しい組み立て(結論 理由 補足説明)で簡潔にまとめる
  • ③前向きで、積極性がある
  • ④自己主張と、謙虚さのバランスがとれている
  • ⑤話にユーモアがある

①、②は特に重要です!
欠かさないように!

●「保育・福祉観、人生観」

保育所や幼稚園、福祉施設の面接では、ほぼ問われる、この質問!
まず、この内容を問われる質問に対して考えてみましょう。

なぜ、この質問から考えるかと言うと、
これ以外でも、様々な質問があると思いますが、
ここで考えたことが、他の質問に対する答えの、 根本となるから!です。

①自己分析スタート

自分の進みたい進路、
自分の目標とする人生、
自分の好きなもの、嫌いなもの、
自分の長所、短所、
自分の好きな人、嫌いな人、
得意なもの、苦手なもの

等、自分についての考えを、取り上げていきましょう。
これ以外でもなんでも、あればあるだけいいです。

②自分を取り巻く事柄について、深めていく

取り上げた項目について、
「なぜ?」と考えてみましょう。

  • なぜその進路に進みたいのか
  • なぜすきなのか

など。
思いついたら、項目の下でも横でもいいので、 線を書いて書き加えてみましょう。

理由が複数あるなら、マインドマップみたいに、 枝分かれさせてもOKです。

そして、書いた内容に対して、もう一度「なぜ?」 を考えて、さらに書き出しましょう。
それを繰り返して、 もう掘り下げられないところまで、勧めましょう。

③整理

そこで掘り下げた内容を、じっくり見直し、
短い文章や言葉にまとめていくと、
自分に関する様々なキーワードがでてきます。

④保育観につなげていく

さらに、そのキーワードを元に、
自分の人生観、保育観、福祉観を考えてみます。

まず、タイトルをつけます。
タイトルは少しくらい長くてもいいです。

  • 「どんな保育者になりたいか」
  • 「私にとっての保育士の仕事とは」

みたいな感じです。

そして、その考察をまとめます。
具体的には、

  • こんな目標、目的がある
    (例:子育てのしやすい社会にしたい)
  • なぜそう考えるのか
    (例:児童福祉を充実させることの必要性を感じたから)
  • そのような考えを持つきっかけになった過去の出来事
    (例:親子関係のうまく行かない友人を見て、
    その原因は幼児期からの親子の関わりの少なさだった)

なども踏まえ、思い出しながら、 考えていきましょう。

また、大切なのは、それぞれの考えから、

  • だからどうしたいのか
    (例:働く親の援助するために保育士になりたい)
  • そのためにどうしていくのか
    (例:安心して子どもを預けて仕事が出来るように、
    子どもとも保護者ともしっかり信頼関係を築いていく)

など、どのように具現化していくかという、
発展性、創造性を前提にしていきましょう。

例は、私の考えですが、
こんなかんじで、明確な理由がわかれば、
あとはすごく楽になります。

ここまで来たら、どんな質問が来ても具体例と体験を交えて、
だいたいは対応できますよ笑
根本は出来ているので、自信を持って答えることが出来ます。

ちなみに、この保育観は、志望動機と非常に密接に関係しています。
履歴書を作成する際、志望動機をしっかりと詰めて考える事で、
自然と自己PRできる材料も、生まれてきます。

■関連記事:履歴書の志望動機の書き方と考え方

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次の記事では、

●自己PRと学生時代力を注いだこと

について書きます。

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