東京・神奈川・千葉・埼玉での小規模保育園の保育士募集が増えている理由
東京で保育士として働きたい学生さんや、 転職で上京を考えてる保育士さん向け!
東京を中心とした関東圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)で、小規模保育事業の求人が増えている現状と、 求人情報の探し方などを紹介します。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
今、関東圏、特に東京では保育士の求人が激増しています。
その理由は、子ども子育て支援新制度により、小規模保育事業などが急増したからです。
保育士の数が本当に足りず、とにかく来てほしいという施設が多いです。
■関連記事:
退職や転職の多いこの業界。
保育士不足が叫ばれ、辞めていく人が多い一方、
一部の地域では保育士の取り合い、奪い合いになっています。
■今の関東圏(都内)の保育所の状況
多くの人が安心して働けるために、保育所の設置が進んでいます。
圧倒的に不足しているのが、乳児(0歳、1歳、2歳)の保育枠です。
基本的に、子ども人数に対して保育士の配置基準と言うものが決まっており、
- 0歳だと、子ども3人に対して保育士1人、
- 1歳だと、子ども6人に対して保育士1人…
などが決まっています。
幼くなるほど、保育士の数が多く必要なのです。
幼児になると、
- 3歳児は子ども20人に対して保育士1人
- 4歳児以上は子ども30人でも、保育士1人でOK・・・
なため、
保育所に入れる枠が、ぐっと増えることになります。
でも、乳児の受け皿が不足しているのですね。
そこで、2015年からの子ども子育て支援新制度により、
小規模保育事業が、国の認可を受けやすくなりました。
認可を受ければ、補助金が出るために、園が運営しやすくなり、
結果として、爆発的に東京に小規模保育事業所が増えました。
伴い、東京の保育士求人が増えています。
また、保護者が働きやすいように、企業内や病院内に保育所を設置し、
働いている職員の子どもを預かれるようにしている企業や病院が多いのも、
都内の保育所状況の特徴です。
●東京に激増する小規模保育所とは?
これは、主に乳児(0~2歳児)の保育所になります。
一番の特徴としては、小規模、少人数である事です!
■関連記事:
小規模って、何人くらい?と思う方もおられますが、
小規模保育事業は、定員19名以内です。
(0歳児6人、1歳児6人、2歳児6人の、計18名定員が多いです)
何より、小規模だから一人一人の子どもに目が届きます。
担任、担当があっても、基本的に職員全員で、
それぞれの子ども達を見ていきますので、職場の風通しが非常にいい。
大規模園のように、保育室がいくつもないので、
連絡も取りやすく、保育士や職員全員が、
全ての子どもの状況をよく把握できます。
中には、広い間取りに、クラスごとで棚などで仕切っているだけ、なんて保育所もあります。
(というかそっちのほうが多い。)
とはいえ、保育室に仕切りをつけるだけでも十分だったりします。
なぜなら、1クラス6人程度(0歳児6人、1歳児6人、2歳児6人)という、
少人数クラスで運営しているらです。
丁寧に、子ども一人一人に寄り添った保育が出来るのが特徴です。
大規模園のような派手さはないですが、
あたたかな保育が魅力的ですね。
●やっぱり丁寧な保育がしたい。
また、小規模保育所への転職希望者も、増えてきています。
やはり理由としては、大人数を教育的に指導していくより、
個々の発達に応じた、丁寧な保育をしたいと望む保育者が多いからです。
本当に、最近の転職希望者の現状や動向として、
小規模保育所や企業内保育所を希望する保育士が、増えてきてます。
私の友人には、大規模園から、小規模保育所に転職した子がいます。
保育者の個性によって、向いてる事、向いてない事が必ずあります。
私の友人は、ガンガン引っ張っていくタイプではない子ではなく、
おだやかなタイプでした。
幼児クラスで、30人以上を担任でなんとか頑張っていました。
しかし、途中で、やりたい保育と違うなあと感じ、方向性を転換しました。
大規模園で、30人のクラスをまとめていた保育者が、
小規模保育所で、1クラス6人以下の子どもを見たら、どうでしょう?
それはもう、視界が開けたように、子どもの姿が良く見え、
それぞれの子どもと、しっかりと向き合う事が出来ます。
子どもの姿が、よく見える、良くわかる…それって、贅沢で幸せなことです♪
それが、いい保育に繋がるし、丁寧な関わり、信頼関係の構築に繋がるのです。
大規模園のような行事の派手さはありません。
あっても、こじんまりとしたものになりますが、それも特徴のひとつです。
●都内で増える、企業内、病院内保育所とは?
上京して、東京で保育士が探す転職先といえば、小規模保育所に加えて、企業内、院内保育所があります。
都内はやっぱり、仕事場が集中する場所であり、企業も多く、事業内に保育所を置いている所も多いです。
特徴としては、一気に枠が増える幼児(3歳児)までは、企業内、病院内保育所で預かり、大規模園の枠が空いたら、そこに移る…といった形をとっている所もあります。
また、事業所の一部としての保育所としての機能であるので、
大規模園で行うような、運動会、夏祭りなどといった行事が、ほぼないという特徴があります。
そういった点では、保育士への負担が少ないと言えます。
企業内ですから、基本的にシフトもしっかりしていて、残業もさせないところが多いし、仕事内容も大規模園に比べると負担が軽いです。
しかし、企業や病院のスタイルにあわせた勤務になります。
たとえば、病院だと、保育士なのに夜勤があったりします。
企業内保育所だと、企業の休みに合わせて、土日が確定で休みだったり…
そこらは、職場によって万別ですね。
そして、一番気を付けるのが、認可を受けていない「無認可保育園」という事です。
保育士は国家資格ですので、国の認可を受けていない企業内、病院内保育所は、保育士の経験年数としては、カウントされないのです。
(もちろん、実力はつきますが、次の転職先で、給料に加算されません。)
そういった点も踏まえ、考えていくべきでしょう。
●保育士の転職、求人サイト比較
【東京で保育士になりたい学生や、転職する方の就職サイト】
東京、千葉、神奈川など関東圏の鉄板、保育士求人求人サイトは下記。
この地域で保育士の転職・就活をするなら最優先で登録しておくべきサービスです。
地域に特化してるだけあり、普通に就活してるだけじゃ知れない・聞きにくい情報を持っており、職場選びの参考になります。
保育業界の転職のキャリアドバイザーに条件などを相談し、自分の状況にあった求人案件を探してもらえます。
また、保育業界について、読んでためになる情報も沢山掲載されているので、別に保育士の転職目的じゃなくても、読んでるだけで面白いです笑
このサイトも、東京、神奈川、千葉、埼玉など、 関東の求人が多く掲載されています。
新規の小規模事業所は、どこも保育士を求めています。
条件をよく考えて、選んでいく必要がありますね。
【企業内、院内保育所の特化求人サイト】
何より、大規模園に比べて、精神面も、時間面も、仕事内容も負担が少ないです。
大規模園でやってく自信はないけど、子どもに関わって仕事していきたい…
という方向けですね。
【保育バランス】残業なし!行事なし!土曜出勤なし!の保育園への転職
会社の営業時間に合わせているので、残業はなく、また、行事もなく、伴いリハーサルや準備が必要ありません。
そして、カレンダー通りに休めます。
こういった特徴が、企業内保育の特徴ですね。
企業内、事業内、病院内保育所に特化した求人サイトです。
主に、東京、千葉、埼玉、神奈川など関東圏の求人が多め。
【国内最大手保育士転職/求人サイト】
厚生労働省認可の人材紹介サイトで、他サイトに比べ求人数は最大です。
こちらは都内に関わらず、全国の多くの求人情報を掲載しています。
大手求人サイトですので、ここにしか求人情報を載せてない保育所もあります。
●転職サイトは、保育士転職の専用コンサルタントがつきます
上記で紹介した保育士の求人サイトでは、求人情報を見るだけでなく、保育業界の就職活動に特化した、コンサルタントがつきます。
園とのパイプになり選考のスケジュール調整をしたり、電話、面談での就職、転職相談などもしています。
1人でどうやって保育の就職活動を進めればいいか分からない時に、フォローを求めるのもいいですね。
また、新しい求人情報が入った時に、逐一メールなどで知らせてくれるため、求職中の保育士さんは、情報を逃がさず、キャッチできます。
園に会う、合わないなどのマッチングの問題って、深刻です。
これが一番の、保育士が定着しない問題だったりします。
■関連記事①:転職、就職の前に精度の高い自己分析ツールを使い対策をしよう
[cc id=12984] [cc id=5955] [cc id=5982]
コメント