保育士採用試験の作文の過去問と小論文対策の勉強方法
多くの保育園や、児童福祉施設で必須の採用試験となる、作文や小論文。
どんな対策を取ればいいのが、分かりにくいですが、適切な勉強法と、過去問を把握していく事で、上手く書くことが出来るようになります。
こんばんはー!
男性保育士のあつみです!
今回は、私の通っていた養成校の友人などに協力してもらって調べた、
保育士採用試験の作文や小論文の試験についての、調査結果を載せていきますね!
学生時代も…就職してからも…何かしら、文章の書く機会の多い保育士です。
作文や小論文が課題としてだされる園が多いのも納得です。
この記事を書いた人
あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
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あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
■保育士採用試験の作文や小論文の試験の対策は必要か?
ハッキリいいます!絶対必要!
保育士採用試験に、作文が試験として課されるのは、民間の施設ではまだまだ多いです!
また、公立園の試験にも、1次試験、もしくは2次試験のどちらかで、多くの場合は出ます。
それをクリアしなければ、面接にいけないのですよー!
うちの自治体での公務員としての保育士試験は、
学科試験が1次試験
2次試験が、面接、作文、ピアノ、体操、とてんこ盛りの内容でした笑
(私は2次で落ちました…!)
●作文試験対策のポイント
作文、小論文を書くには訓練が必要です。
大事なのは、”正しい”文章を書く事です!
- 正しい日本語
- 正しい文法
- 構成
- 求められている答えを述べているか
を押さえておきましょう。
文章量は、400~800文字前後が多いです。
原稿用紙1~2枚分ですね。
●小論文、作文の勉強方法
これはうちの専門学校で教えてもらった勉強方法ですが、紹介しますね!
トレーニング方法
書くことでは、一つのテーマを取り上げ、
600文字程度で自分の考えをまとめるという、
トレーニングがあります。
この方法のポイントとしては、毎回テーマを変えるのではなく、
そのテーマに沿って、違う視点で書いてみることです!
例えば、
「保育園の職員に、期待される役割」というテーマで
書くとしましょう。
この場合、
- ①子ども視点で書く
- ②保護者視点で書く
- ③職員視点で書く
てな感じで、違う視点から書いていきましょう!
最初は、どうかけばいいのかわからない…かもしれませんが、
はじめのうちは、教科書に載ってることの要約でも、
テンプレでもなんでもいいんです。
でも、だんだん慣れてきたら、少しずつ、
自分の考えを入れていきましょうね!
逆に、してはいけないのは、
最初から何も調べずに我流の概念論だけを
ダラダラと書くことです!!
これ、保育の素人が、やっちゃダメです!
プロの保育者に読まれると鼻で笑われるというか、
やっぱり経験の浅い学生の文章は、
足りないものが多すぎますし、
調べずに勝手な考えを書いているだけって、バレます。
そういった文章を、ベテランの先生に読ませること自体が、
失礼な事になります。
●情報収集と、読む訓練
これは、新聞などのスクラップをするのがいいですよ!
保育関係、福祉関係の記事があれば、とにかく切り取り、スクラップブックに貼っていく。
そうすることで、切る時、張るときで2回読んで、自然と覚えちゃいます笑
正しい文章に触れるという意味でも、新聞はバッチリの教材ですよ!
すっきり要点をまとめる文章力は、作文を書くにあたり、お手本になります。
また副作用として、保育や福祉のニュースを、
毎日吸収することで、面接にも強くなります笑
●出題されるテーマは?
作文/小論文の課題については、試験当日、発表されることがほとんどです。
また、その内容については、自分の保育観を問われる内容が多いです。
- 「どんな保育士になりたいか」
- 「あなたに求められている役割は何か」
- 「この保育園に足りないものは何か」
受験する園の試験の過去問などを見れば
どういった方向性のテーマが出題されてるか予想を立てやすいので、
自分の通っている学校に問い合わせてみましょう。
卒業生の過去問や試験内容のデータを集めている場合があります。
など、様々な形式で問われますが、ここの攻略法は、自分なりに、
保育に対する関する考え方を、ハッキリさせておくことです!
自信をもって、子どもに対してこう考える、
こんな保育をしていきたい、など、
自分の核になるものを持っていれば、
どんな質問をされても、自然と文章は生まれてきます。
ただ、前述した通り、文章に説得性を持たせるためにも、
保育に関する知識や思いを、日々吸収し、積み重ねていきましょう。
注意/ポイント!
しっかりとした軸があれば、文章は自然と増えていきます。
むしろまとめるのが大変…
ただ、最初に述べたように、
大切なのは、正しい日本語、文法、構成、求められている答えです。
与えられた課題に対する回答を、作文中で述べているかどうかです。
熱い気持ちはあっても、
問われたことに答える文章になっていないとだめですね。
会話のキャッチボールが出来ない、
コミュニケーションが出来ないと判断されてしまいます。
こればかりは、気を付けてくださいね。
●過去問からの作文や小論文の出題例
【将来についてのテーマ・課題】
- 保育観
- 将来について
- 目標・どんな保育士になりたいか
- 志望動機
こういうのは出題率が高く、意図としては、
仕事に対する意識や意欲を知りたいと考えているので、
そこを押さえて書きましょうね!
また、具体的な将来の目標や、
ビジョンを盛り込んでいくのが大事ですね!
【これまでに関するテーマ・課題】
- 学生時代に頑張った事
- 一番夢中になった事
- 学生生活で学んだ事
こういうテーマから求められる答えは、
生き方、考え方、どんな風に問題を解決して育ってきたか、が知りたいのです。
単に書くだけでなく、エピソードを絡め、直面した困難、
またそれをどう乗り越えてきたかなど、書くといいですね!
その経験を、保育園でどう生かせるかなどを書くと、
さらにアピールポイントになりますね!
●原稿用紙の形式
形式としては、原稿用紙や、行の印刷された解答用紙などが多いですが、
必ず最後の一行まで書きましょう!
最後まで埋めずに…だと、やる気がないのかと思われることがありますし、
それが業界として、当然である…という常識になっています。
ちなみに、私が受けた時のものは…
- 公立:作文原稿用紙(1文字1文字マス目になってるもの)
- 私立:独自に印刷したプリント(A4で上から下まで行のみ印刷してある)
でしたよ。
公立は文字数までキッチリ見られてる感じですね。
決まった文章量にまとめる力も見られてます。
●保育園への就職を目指す皆様、ファイトですよ!
皆さん、頑張ってくださいね~~!
保育の現場に行っても、文章を書く機会は山ほどありますので笑
今から実力をつけても無駄になりませんよ!
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