【保育士おすすめ】節分に読みたい絵本まとめ17選(1歳児、2歳児、3歳児、4歳児、5歳児対応!年齢別に紹介)
節分の工作動画アップしたよー!
保育園や幼稚園の節分の行事の導入に、どんな絵本を読んであげればいいんだろう?
そんな時は絵本マニアのあつみ先生におまかせ!
この記事では節分の由来が知れたり手軽に楽しめるおすすめ絵本を紹介します。
こんばんは!男性保育士のあつみです!
この記事を読めば保育園や幼稚園で読んであげたい…
節分や豆まき、鬼に関する、おすすめ絵本がわかります。
1歳児、2歳児、3歳児、4歳児、5歳児、それぞれのクラス対応!
子ども達の月齢に合わせた節分絵本の一覧となります。
2歳児でも、長いストーリーのお話も楽しめます!
幼児クラス(3歳児、4歳児、5歳児)の子ども達に、
乳児向けの絵本を読んであげても、すごい大ウケだったりします。
いろいろ読んであげて、あなたのクラスの子ども達の、お気に入りを見つけてあげてくださいね!
この記事を書いた人
あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
この記事を書いた人
あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
★乳児向け(0歳児、1歳児、2歳児)の節分の絵本選びのポイント
0歳とか1歳、2歳など乳児クラスって、節分の行事の意味を理解するのは難しいです。
由来などを意識させるよりも、雰囲気が楽しめる絵本を選べばOKです!
乳児クラスは、まずは節分に興味を持とう!という事ですね。
その際は、同じフレーズの繰り返しや、言葉のリズムがあるもの…
また、仕掛け絵本など、楽しいものを選んでくあげてくださいね。
■まめのかぞえうた(0歳児、1歳児~)
- 【まめのかぞえうた】の詳細とレビューはこちら
- 絵本のタイトル:
まめのかぞえうた(鈴木出版|2004年1月) - 作者:
西内ミナミ:作
和歌山静子:絵
乳児クラスでも分かりやすい絵本です。
ひとーつ、ふたーつと、数えるのも楽しいですし、リズムをつけて読んであげるといいかも。
(原曲があるかは不明なので適当なリズムで笑)
■おにのパンツ(1歳児、2歳児~)
- 【おにのパンツ】の詳細とレビューはこちら
- 絵本タイトル:
おにのパンツ(ひさかたチャイルド|2013年12月6日) - 作者:
鈴木博子
これは、「鬼のパンツ」の歌が、そのまま絵本になった内容です。
自然と、鬼のパンツの歌を覚えることが出来ます笑
歌のリズムに合わせて読んであげると楽しいですね。
乳児クラスでも使いやすいです。
■おめんです(0歳児、1歳児、2歳児~)
かわいい動物たちが、お面をかぶって…
「たぬきさんでしたー!」「かえるさんでしたー!」
いないいないばあの要領のしかけ絵本です。
鬼のお面が登場するため、おにのお面製作の導入にピッタリ!
この絵本…ほんっと子ども達大好きなんですよね~!
単純な絵本だけど「もっかい!」リピート率がすごい。
●おめんです【続編シリーズ】の絵本(0歳児、1歳児、2歳児)
この「おめんです」という人気絵本…じつは続編もあります♪
こどもたちのウケがよかったら、ぜひ読んであげてくださいね!
バリエーションがふえてめちゃくちゃ喜んでくれました~!
★2歳児~3歳児向けの節分の絵本選びのポイント
2歳児~3歳児クラスになってくると、節分がもっと期待できるようにしてあげたいですね。
より楽しく行事に参加できるような絵本を選んであげましょう。
由来などを知るよりも、豆まきを思い切り楽しめるようにしましょう!
鬼が身近に感じられたり、豆まきが楽しくなるような絵本がいいね。
■おにはそと|せなけいこ(2歳児~)
- 【おにはそと】の詳細とレビューはこちら
- 絵本タイトル
おにはそと(金の星社|2010年12月) - 作者:
せなけいこ
節分の豆まきで、鬼に向かって豆を投げていると、
逃げ遅れた子鬼が、人間の子ども達と友達になって、一緒に遊ぶお話です。
事情を知らない親鬼は、子鬼を助け出そうとするのですが…
■ちいちゃんとまめまき|しみずみちを(2歳児~)
- 【ちいちゃんとまめまき】の詳細とレビュー
- 絵本タイトル:
ちいちゃんとまめまき(ほるぷ出版|1983年) - 作者:
しみずみちを
楽しい節分のお話です。
鬼のお面をつくったり、豆まきをして、友達と遊ぶ話なので、
節分の行事の導入に最適です。ワクワク、期待感を持たせましょう。
由来などの説明はないですが、
節分にする事が分かりやすいため乳児クラスも楽しめます。
■おにはうち!(3歳児~)
- 【おにはうち!】の詳細とレビューはこちら
- 絵本タイトル:
おにはうち!(童心社|2000年11月) - 作者:
中川ひろたか:作
村上康成:絵
私の大好きな、中川ひろたかさんの絵本シリーズです笑
保育園に遊びに来た、「にお君」と一緒に、野球をして楽しむのですが、
豆まきを始めようとすると、逃げてしまうのでした。
節分に豆をまく理由などが、分かりやすく説明されているので、
導入にもピッタリです。
■せつぶんの ひの おにいっか(3歳児~)
- 【せつぶんの ひの おにいっか】の詳細とレビューはこちら
- 絵本タイトル:
せつぶんのひのおにいっか(講談社|2012年01月6日) - 作者:
青山 友美
節分の絵本の中でも、この絵本は、鬼からの目線のお話です。
ほのぼのな、鬼の家族の生活が見れます笑
鬼って実は身近にいるという話ですが、この鬼はあんまり怖くないかも笑
■おばあちゃんのえほうまき(2歳児、3歳児、4歳児~)
- 【おばあちゃんのえほうまき】の詳細とレビューはこちら
- 絵本タイトル:
おばあちゃんのえほうまき(佼成出版社|2010年1月) - 作者:
野村たかあき
おばあちゃんの~シリーズです。
このシリーズは、行事の由来を子ども達の伝えるのにピッタリですね!
おばあちゃんと一緒に恵方巻を作るお話です。
願いを込めて食べるなど、由来も知る事ができます。
食べ物に興味を持つ、食育にもいいです。
■ふくはうちおにもうち(2歳児、3歳児~)
- 【ふくはうちおにもうち】の詳細とレビューはこちら
- 絵本タイトル:
ふくはうちおにもうち(岩崎書店|2004年1月) - 作者:
内田 麟太郎:作
山本 孝:絵
節分の夜、外から「さむいよー…」「さみしいよー…」と声が聞こえてきます。
だれかと思ったら、なんと鬼達でした笑
やさしさから、鬼を家の中に入れてあげると、宴会が始まります。
そこに福の神もやってきて…にぎやかで楽しいお話です。
★3歳児、4歳児向けの節分の絵本選びのポイント
3歳児、4歳児の幼児クラスになってくると、ただ、豆を投げて、
ワイワイしておしまい…とかではなく、節分の行事に意味を持たせてみると、より、意義のあるものになります。
たとえば、鬼をやっつける事で、弱い自分に勝つとか…
鬼に「頑張る事を一つ約束する」とか…
どんな設定でもいいので、豆まきをする理由づけをしてあげれば、
よりモチベーションもあがりますし、とても意義のある行事になりますよ♪
■まゆとおに(3歳児、4歳児~)
- 【まゆとおに】の詳細とレビューはこちら
- 絵本タイトル:
まゆとおに(福音館書店|2004年3月) - 作者:
富安 陽子:作
降矢 なな:絵
やまんばの娘「まゆ」シリーズの作品です。
まゆは、お腹がすいた腹ペコの鬼と出会います。
鬼は、まゆを食べてしまおうと、たくらむのですが、
全て悪意なく、返り討ちにされてしまう鬼の話です笑
読み聞かせると、子ども達は大爆笑、大ウケの絵本です笑
余談ですが、この絵本の絵をかいてる「降矢なな」さん…
「めっきらもっきら」や「おっきょちゃんとかっぱ」の絵をかいてる人です~!
降矢ななさんの描くオバケとか妖怪、ほんと魅力的で大好きなんです!
■ねこまるせんせいとせつぶん(3歳児)
- 【ねこまるせんせいとせつぶん】の詳細とレビューはこちら
- 絵本タイトル:
ねこまるせんせいとせつぶん(世界文化社|2014年) - 作者:
押川理佐:作
渡辺有一:絵
■絵本【ねこまるせんせいとせつぶん】の読み聞かせ
節分の行事の前の導入や、楽しんだ後に読みたい絵本。
子ども達に大人気のねこまる先生は、鬼のお面をつけて、鬼の役になります。
子ども達から逃げているうちに、本当に鬼の世界に迷い込んでしまいます。
■おなかのなかにおにがいる(3歳児、4歳児~)
- 【おなかのなかにおにがいる】の詳細とレビューはこちら
- 絵本タイトル:
おなかのなかにおにがいる(ひさかたチャイルド|1982年12月) - 作者:
小沢 孝子:作
西村 達馬:絵
みんなのお腹の中には、おにがいて、
その子の性格は、お腹の中の鬼と、おんなじ性格なのです。
例えば、怠け者のおにがお腹の中にいるなら、その子もなまけもの。
くいしんぼうな鬼がおなかの中に居るなら、その子もくいしんぼう。
泣き虫な鬼がおなかの中にいるなら、その子も泣き虫。
自分のお腹の中に、どんなおにがいるかな?
話を聞いてみると面白いです笑
節分の前の導入として読むことで、
自分の中の悪い鬼を、豆まきで追い払おう!
という、目的意識を、子ども達に持たせる事も出来ますよ。
★年長(5歳児)向けの節分の絵本選びのポイント
もちろん、5歳児さんでも、痛快で面白い鬼の話は大好きですし、盛り上がります。
しかし、ちょっと毛色を変えて…「鬼って、どんな存在?」と考えるきっかけになる絵本を、
読んであげてもいいですね。
年長さんになると、本当にいろんな感想や意見が出るね。
本当にやさしい子だったらポロポロ泣いちゃう子もいたり。
■泣いた赤おに(5歳児~)
- 【泣いた赤おに】詳細とレビューはこちら
- 絵本タイトル:
泣いた赤おに(偕成社|1993年3月) - 作者:
浜田 廣介:作
梶山 俊夫:絵
■絵本【泣いた赤おに】の読み聞かせ動画
この絵本は節分じゃなくても楽しめる絵本なのですが…
人間と仲良くなりたい、やさしい赤鬼の話です。
人間がお家に遊びに来てくれるよう、いろんなおもてなしを考えますが、
誰も来てくれない…そこで、友達の青鬼が、一芝居、演じます。
それによって、青鬼は悪役を引き受け、赤鬼はヒーローになります。
赤鬼は人間とも仲良くなれましたが、青鬼は…
■おにたのぼうし(5歳児~)
- 【おにたのぼうし】の詳細とレビューはこちら
- 絵本タイトル:
おにたのぼうし(ポプラ社|1969年7月) - 作者:
あまんきみこ
岩崎ちひろ
やさしい鬼のお話です。
おにたの好きな帽子の話かと思えば…この帽子は、角を隠すための物。
寂しい思いをしていた、女の子と仲良くなるのですが、ラストはちょっと切なくて悲しいです。
年長さん向けです。
岩崎ちひろさんの絵は本当に美しいですよね。
■島ひきおに(5歳児~)
- 【島ひきおに】の詳細とレビューはこちら
- 絵本タイトル:
島ひきおに(偕成社|1973年2月) - 作者:
山下 明生:作
梶山 俊夫:絵
■絵本【しまひきおに】読み聞かせ動画
ひとりぼっちで寂しくて人間と仲良くなりたい鬼のお話。
漁師の「島を引っ張って来れば一緒に暮らせる」という言葉を信じて、
鬼は海の中、島を引っ張ってきます。
でも人間はみんな怖がって、鬼を追い出してしまいます。
たらい回しにされてしまって、何処にも居場所が無かった、報われない鬼の話。
■おすすめの節分、豆まきの絵本があれば教えてくださいね♪
この記事では、節分に使える絵本をまとめてみました。
あなたのクラスの子ども達のお気に入りを、是非、見つけてくださいね。
鬼って怖い物じゃなくて、やさしい鬼もいる…
そんな絵本が多いよね。
年長さんむけで紹介した3作品は、個人的なお気に入りでもあるかな
完全にあつみくんの趣味だよね笑
小学生低学年でも楽しめる内容だね
上記の絵本一覧にないもので、こんなんおすすめだよー!ってのあれば、教えてくださいね!
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