
\コンテンツはこちら/
PICKUP! 人気カテゴリ
- 事務雑務の時短
- プライベート・節約
- 資格・副業
- 就職・転職
- パパママ向け子育てトピック
運営中SNS
\お知らせ~!2025年5月の新刊だしたよ!/
「季節に合った食育、何しよう?」と迷ってませんか?
365日分の食育アイデアをいっぱい収録した本を作りました📘
▶『食育アイデア365日』Kindleで読む
保育の現場で、特にお誕生会やイベントで使うパネルシアター。
なんとなくイメージで作り方が難しいと思っていませんか?
パネルシアターって作る事は難しくありません。簡単です。
この記事では、パネルシアターの作り方を写真入りで丁寧に分かりやすく解説します。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
この記事をよめば、あなたも簡単なパネルシアターの作り方がわかりますよ♪
また、下記のような疑問にもお答えし解消します!
●パネル人形に使うPペーパーの裏表はあるの?
●パネルボードはどうやって作るの?立て方は?
●厚口、並口の違いは?
●色を塗るのはどの絵具を使えばいいの?
なども疑問も説明していきます。
※追記(2020/05)
描く必要なし、色塗る必要なし、切るだけOKなパネルシアターの作り方♪
パソコンと自宅用プリンターで印刷して、時短でパネルシアター大量生産の方法!
という記事を書きました♪
この項目では、パネルシアターに使う、パネル人形の作り方を、写真入りで解説します。
ここでは例として「いぬのおまわりさん」の歌遊びが出来るパネルシアターの作り方を解説します。
■合わせて読みたいおすすめ記事
パネルシアター上手く演じて成功させるために知っておくべき事
子どもを夢中させるための絵本読み聞かせとは?30個の簡単な方法
パネル人形に必要な材料は……
これ等を準備しておけばOKです。
その他、必要に合わせて揃えていきましょう。
今回は、この本を使いました。
ひかりのくに出版の「0~5歳児うたってかんたんパネルシアター」です。
歌がテーマのパネルシアターの型紙、台本集です。
なんと25本もの作品の型紙が収録されています。歌なので汎用性が高い!
型紙のページを開きます。
これを、コンビニや自宅のコピー機で拡大コピーします。
ちなみに、150%拡大(B4→A3)にしてあります。
大きさについては、もっと大きくしたければ倍率を上げればOKです。
小さくしたいなら、そのまま台本を、拡大せずにコピーしてもOKです。
誕生会など大勢が見る事を想定する場合は…
パネル人形は大きめに作ったほうがいいですね!
用途に合わせて大きさは変えてみてくださいね
大きく作っておけば、特に問題はないですよ。
さて、パネルシアターの作り方の次の手順は、
パネルボードに貼りつける、パネル人形を作っていく作業になります。
この素材となるのが「パネルシアター用のPペーパー」です。
不織布で、パネルボードの素材に、ペタっと貼りつく素材で出来ています。
少しザラザラした素材で出来ています。
このように、型紙に重ねると、しっかりと透けてくれるので、
簡単になぞってトレース、写しとることが出来ます。
それではなぞっていきましょう。
ちなみに、最初のなぞる工程はエンピツでもいいのですが、
私は、分かりやすく作りやすくするため、マジックでガシガシ書いていきます。
理由は後述しますが、この段階では、特に丁寧になぞる必要はありません。
ガシガシ、手早くうつしとっていきましょう。
ちなみに油性マジックでなぞりましょう。
水性ペンだと絵具で着彩した際ににじむ可能性があります。
型紙を全てPペーパーにうつしとったら、この工程は終了です!
さて、パネル人形に色をつけて生きましょう。
パネル人形に着色する際に使う絵具は、
のいずれかが向いています。
ポスターカラーとアクリルガッシュの違いや特徴については、後述する”よくある疑問”の項目で解説します。
今回使っているのは、ポスターカラーとなります。
どんどんPペーパーに着色していきましょう。
使う色については、台本、型紙にサンプルがあるので、
本を見ながら、テキパキ塗り進めていきましょう。
少々はみ出しても、ポスターカラーなら、
上から色を重ねて、下の色を隠して修正することができます。
そこまでこだわって丁寧に着色していく必要はありません。
子ども達にとってはべた塗りが一番わかりやすいですよ。
全て塗り終えたら、着色の作業は完了です。
さて、Pペーパーに色をぬったらこのように、
マジックで書いた線に、絵具が重なって、汚くなっていると思います。
見栄えがあんまりですので、もう一度マジックできれいになぞって、
絵具がはみ出した部分を隠していきましょう。
ある程度隠せれば、パネル人形のふちどりは完了です。
このように色を塗った後から、もう一度マジックで塗ります。
作り慣れた人なら、
最初に型紙を移す工程は、
鉛筆で線を引いて作る先生もいます。
Pペーパーってマジックのインクをよく吸うので、
パネルシアターを作っていると、
すぐに黒マジックのインク切れになるのです笑
全て綺麗にふちどりが出来れば、
ようやくパネル人形を描いてく作業はおわりです。
色塗り作業が完了したら、パネル人形の形に沿って、
カットしていきましょう。
表面のみで完成する、仕掛けのないパネル人形なら、
カットするだけで完成です。
私は、少し白い縁を残して切る派です笑
裏表、ひっくり返して使うギミックのあるパネル人形の場合、
2枚を重ねて作成します。
左右対称になった2枚のパネル人形を…
それぞれの部位が、上手く重なるように重ね合わせて、
ボンドで接着します。
綺麗に重ねてから、ふちに余裕を残してカットします。
すべてのパネル人形が出来れば完成です!
お疲れさまでした~!
しかけの少ないパネル人形だと、テキパキ作れば2時間くらいで出来ます。
この項目では、パネルシアター製作において、よくある疑問に解説します。
違いは物理的な厚さです。
厚さにより何が違ってくるのかと言うと、重ねた時の「透けやすさ」です。
また、丈夫さや頑丈さも違ってきます。
パネルシアターを見せる際の演出として、
パネル絵人形を、重ねて表現することはよくあります。
並口のPペーパーの場合、パネル紙人形を重ねた際、白い部分に重ねた下の絵がすけてしまった…
という事があります。
並口のPペーパーのメリットとしては、価格が安く、沢山の枚数が手に入る事です
なので、単純にたくさん作れます。
デメリットとしては、素材が薄いため、絵人形に重ねた際に、
後ろの絵が透けてしまう事があるのと、薄いため、厚口に比べて若干強度が弱いです。
厚口のPペーパーのメリットとしては、分厚い仕様のため、重ねても後ろがすけない事です。
パネルシアターって、紙人形に、稼働したり、ポケット状のギミックをつけたり、細工する事が多いのです。
厚口ですと透けませんし、何より丈夫なので壊れにくいです。
デメリットとしては価格が少々高くつく、ということです。
つまり裏に絵を描かないものや、重ねる使い方をしないのであれば並口でOKです。
厚口は重ねても下の絵が透けにくいです。
また、物理的に厚いので、頑丈で壊れにくいです。
この記事の、上記で裏にも表にも、両方に絵のあるものは、それぞれに絵を描いて、重ねています。
2枚重ねる事で、かなり透けにくくなるので、並口しかなくても、いくらでもやりようはあります。
どうしても気になる場合だと、並口のPペーパーを2枚重ねるなどもアリです。
Pペーパーの間に紙を挟んでボンドで接着…など、いろんな工夫ができます。
状況に応じて、使い分けてくださいね。
パネルシアターのパネル人形って、様々な仕掛けがあります。
Pペーパーには表と裏があります。
ただし実際のところ、裏表関係なく張り付きます。
またどちらの面でも問題なく貼り付きます。
■Pペーパーの裏表の見分け方
裏表の見分け方としては、本来の表(色を塗る面)のほうが、若干手触りがなめらかで、絵具による色が乗せやすいです。
実際にパネルシアターを作っていく際は、ハッキリ言って裏表を気にする必要は全くありません。
とくに厚口のPペーパーですと、一枚のPペーパーの裏表に色を塗ったり描いたり…という前提ですので。
実際問題、うちの保育園でも、
誕生日会などのイベントでたまにパネルシアターを新規で作りますが、
「あ!Pペーパーの裏と表間違えちゃった!」
「よくある~大丈夫でしょ!」
え?Pペーパーって裏表あるの??
みたいなやりとりやノリです笑
意識しなければ気づかない事も多いですし、別に誰も気にしてません。
ましてや見ているだけの子ども達が、裏表なんてわかるわけないし気にしなくていいレベルです。
パネルシアターの、Pペーパーを買うと作り方の説明書がついています。
その説明書にはポスターカラーかアクリルガッシュで着彩してくださいと書いてありますよね。
ここで初めてパネルシアターを作る先生の疑問としては…
…上記のように思う先生も多いと思います。
それぞれの疑問に答えていきますね。
具体的に、一番大きな違いは、乾くと耐水性になるか、ならないかの違いです。
不透明水彩絵具は、一番一般的によく使われる絵具です。
小学校などで、買いましたよね。アレです。
ちなみに、ポスターカラーと大きく成分は違いませんが、ポスターカラーのほうが発色がいいです。
あまり混色せずに、バシっときれいな色を出したい時向けです。
原色で使う場合なんかはポスターカラーが向いてます。
布であるPペーパーへの着彩ですので、ポスターカラーのほうがしっかり色が付き、比較的綺麗に仕上がります。
ただ、普通の絵具でも問題はほとんどないです。
あるものを使っても全然、大丈夫ですよ!
もし、一度作ったら大切にずっと保存したい…
なるべく手直しもしたくない!と言う場合には、
「Pペーパー(厚口)」+「アクリル絵具」
を使って製作しましょう。
頑丈で壊れにくく、汗で濡れても水で濡れてもにじまない、そんなパネル人形がが出来ます。
こだわっていい物を作りたい!
そんなあなたに「厚口Pペーパー&アクリル絵具」おすすめの組み合わせです。
下記、あつみ先生が使っている厚口Pペーパーとアクリル絵具を紹介しています。
パネル絵人形が出来てもそれを貼りつける、舞台となるパネルボードの準備が必要です。
これがないとパネルシアターを演じる事は出来ません。
保育園の備え付け/備品にパネルボードやパネルボードを立てるスタンドがあるか、聞いてみましょう!
もしなければ、自作する必要があります。
パネルボードは、何か土台となる板に、
パネル布と呼ばれる毛羽立った布を貼りつけるだけで作れます。
パネルシアターのパネルボードを作る際には、パネル布を使います。
これを、ダンボールやスチレンボード、プラダンに貼り付けて、丈夫なパネルボードを作ります。
パネルボード製作の土台の素材として、個人的におすすめなのは、プラダン(プラスチックダンボール)です。
安くて強度もバッチリ!ホームセンターなどで売っています。
パネルボードって、大きくて邪魔になりますが、
折りたためるようにしておけば、ちょっとしたスキマなどにも収納しやすくなります。
上記写真は、季節の歌パネルシアターに掲載されている、パネルボードの作り方です。
パネルシアターの型紙の本などに、パネルボードの作り方も掲載されています。
使用用途により、おすすめの大きさは変わってきます。
もしお誕生会などで、大勢の前でパネルシアターを演じるのであれば、出来る限り最大限大きくした方がいいです。
具体的には、私は1.2メートル×1メートルくらいの、二つ折りにできる大き目のパネルボードを作りました。
これだけ広いとけっこう自由にパネル絵人形を動かせますし、お話を演じるのも余裕が出ます。
作るときは面倒でしたが、一度作ると大活躍してくれるので、自分で作ってよかったと思ってます笑
下記、100cm×130cmのパネル布を紹介しております。
もちろん折り畳みやすいように、最初から想定してつくってます。
30人前後の幼児クラスでも、かなり余裕を持って、十分見れる大きさです。
いくら大きくパネルボードを作っても…
やっぱりお話の流れを考えて絵人形を配置していかないと、狭くなっていきます笑
少人数の乳児クラスや、絵本の延長、また絵本と同じような手軽に使いたい場合は、小さいパネルボードでも活用できます。
B3サイズ(50センチ×35センチ前後)くらいの、
小さなパネルボードを、絵本と同じような感覚で、手軽に取り出せるようにしておくのも、アリです。
二つ折りにできるようにしておけば、さらにコンパクトになり、使いやすさアップです。
絵人形が動くだけでも、子ども達は夢中です。
朝の挨拶の前の絵本タイムで、いつもより子どもの落ち着きがない…
そんな時にさっと棚から取り出して、パネルシアターを始めると、きっと夢中になってくれますよ♪
ただ、注意点としては、パネル絵人形も、小さめのサイズで作らないと、画面に収まらない、と言う事です。
型紙をコピーする際に、大きさを考えて印刷してくださいね。
状況によっては、パネルボードを作る時間がない、
すぐに用意したい…と言う場合がありますが、そういう場合は、既製品を購入する手があります。
下記は50cm×80cmくらいのミニボード&スタンド+収納バッグのセットです。
上記の商品は、小さめのパネルボードの完成品となります。
パネルボードを立てるスタンドが付いているセットのものと、
スタンドが付いていないものがあります。(スタンドなしはちょっと安い)
しかし、難点としては、取り扱ってる店が非常に少ない事です。
リアル店舗を探しても、完成品パネルボードを売ってる店を見つけるのが大変です。
上記で紹介している物は、80×55の小さいサイズで、折り畳みが可能です。
この大きさなら持ち運びも楽です。
複数のクラスが集まる大勢での行事とかの出し物ではきびしいサイズですが、自分のクラスだけで見る分には、使いやすいサイズですね。
イーゼルが園にあるのならば、一番便利です。
でも、イゼールがなくても他のもので代用が可能です。
一番手軽かつコストかからないゴリ押しの方法は、ダンボールの切れ端などを三角に折って、支えを作れば十分、舞台支えになりえます。
その際はガムテープなどで固定して、動かないようにしてくださいね。
もしくは、パネル布を机に広げて貼り付け、
横にしてパネルボードに変身…のような、荒業もあります。
パネルボードを作らずとも、パネルシアターが出来る方法ですね笑
この記事でサンプルとして作ったパネルシアターの型紙の本は、アマゾンで取り寄せました。
この本は「うたってかんたんパネルシアター: 0~5歳児 (保カリBOOKS) 」です。
保育専門書籍をたくさん出版している「ひかりのくに」のものです。
この本の特徴を紹介しますと…
オープニングも含めて、なんと25種類の、
パネルシアターの題材、台本、型紙が収録されている事です笑
こんだけあれば、どれかは子ども達にマッチした話があるはずです。
しかもこの本は、題材が童謡や、子ども達の好きな歌となっています。
なので、演じる保育者も話や手順を覚えやすいですし、歌うだけで、子どもたちも楽しくなって、ノッてきやすいです。
一年中いつでも使いやすいタイトルから、季節ごとに使える題材など豊富にそろっているため使いやすそうだと思って購入しました!
また、パネルシアターの製作について疑問などあれば、コメント欄にどうぞコメントくださいねー!
知ってる事はお答えできますし、わからなかったら調べて記事にどんどん追記していきまーす!
描く必要なし、色塗る必要なし、切るだけOKなパネルシアターの作り方♪
パソコンと自宅用プリンターで印刷して、時短でパネルシアター大量生産の方法!
という記事を書きました♪
どうぞ、ご参考くださいね~!
パネルシアターの作り方は簡単です。
どんどん挑戦して、パネルシアターを保育に使っていきましょう!
あつみ先生が超絶ブラック大規模園→小規模園へ転職した話…気になる方はこの記事で読んでみてね!
このたび、インスタアカウントを作りました♪
子どもの工作や手作り知育玩具の情報を配信してますので、チェックしてみてくださいね!
\ 今すぐ押してフォロー! /
\おしらせ!/
この記事が気に入ったら
フォローしてね!
提供中サービス
コメント
コメント一覧 (2件)
印刷するとなるとどのような方法がありますか??
普通紙に印刷して、Pペーパーに貼ってでもつきますか?
レンママさま、
コメントありがとうございます!
印刷する方法、とのことですが、
Pペーパーに直接印刷する…という事でしょうか?
印刷すること自体は、プリンターの種類によっては可能だと思いますが、
Pペーパーって厚みがあって、ザラザラしているので、
一般的なプリンターを使って、直接印刷するのは難しいかもしれません。
(紙がつまってプリンターが壊れる可能性があるかも?)
普通に印刷する方法と言う事であれば、
私は、コンビニのプリンターで、型紙を拡大コピーをしております!
普通紙に印刷したものを、Pペーパーに貼り付けた場合、
印刷面でなければ、パネルボードにはりつける事は出来ますよ。
裏にも、表にも普通紙を貼りつけちゃった場合は、貼りつかないので注意です!
接着する際は、ボンドを使ってくださいね。
(ただ、すぐ壊れてしまうかもしれません。)
Pペーパーのザラザラと、パネルボードの表面の毛羽立ちの摩擦で、
貼りついているので、その二つが合わされば貼りつきます。
でも、すごく急いでて今すぐ作らなければならない…って時じゃない限り、
写し絵感覚で、黒の油性マジックと、絵具で作るほうが、
今後ずーっと使えるので、おすすめですよ♪
もし、絵具が面倒くさい…って時は、
色塗りもマジックで、ガシガシぬってしまう、という荒業もあります。
混色が出来ないので、使える色が少ないのと、
仕上がりはそこまで綺麗ではないというのが欠点ですが、
すごく急いでる!って時には、こういう時短技も使いこなしていけるといいですね。