端午の節句、子どもの日に飾るこいのぼり!
保育園で行うこいのぼりの制作活動を紹介します。
この記事で紹介するものは、3歳児~4歳児にピッタリ!
もちろん工夫次第で、他のクラスでも可能です。
紙コップをベースにして、折り紙を切ってうろこを表現した、
簡単な作り方です。また、ストローを使って、棒を表現できるので、
かわいい飾りにもなります♪
年齢別の制作アレンジも紹介します。
こんばんは!
男性保育士のあつみです!
こどもの日の定番制作のこいのぼり!
この記事では、紙コップと折り紙を使った、
こいのぼりの作り方を紹介します。
5月の保育園の制作にピッタリですよ♪
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■折り紙でうろこを表現!かわいく並んだこいのぼり♪
棒部分はストローを使って表現♪
子ども達も、棒部分を持って、遊んだりすることが出来ます。
●こいのぼりの製作手順
こいのぼりの準備物
- 紙コップ
- 折り紙
- 紙テープ(折り紙の短冊でもOK)
- ストロー
- 金紙+厚紙(飾りになります)
- モール
折り紙でうろこを作る
まずは、折り紙を用意し、うろこを作ります。
ここで求められるのは、ハサミを使う力!
最初から短冊型に切って補足してあげれば、
3歳児の一回切りで出来る動作です。
必ずしも三角でなくていいのですが、
事前の導入で、さかなのうろこの形を意識させておき、
なおかつ三角の切り方を伝えていれば、
子ども達は頑張って表現しようとします。
ある程度切り終えたら、OKです。
あまり多すぎると、切るだけで集中力を使い果たしますし、
貼るときが大変です。
折り紙の色のポイント!
こいのぼりは2匹作りますので、
どんな色にするか、ある程度のテーマは決めておき、
折り紙はそれに合った色を用意してあげましょう。
例えば、
- 青系(青、水色、紫)
- 赤系(赤、ピンク、オレンジ)
など、表現したいこいのぼりに合わせて、
必要な色を揃えてあげてくださいね。
こいのぼりの体を紙コップで作る
紙コップをこいのぼりの体に見立て、
どんどんうろこを貼っていきます。
ペタペタ貼っていきましょう!
ここで求められる力は、のりづけです。
すべて貼りつけなくとも
こいのぼりのしっぽの飾り部分を紙テープで作る
適当な長さの紙テープを用意します。
(写真は折り紙をカットしたものです)
紙テープには、端っこに両面テープを貼りつけ、
シールのように使えるようにしておきます。
この理由としては、
紙コップの内側は耐水性になっており、
のりがくっつかないので、
子ども達の持っているのりではつける事ができません。
また、紙テープに両面テープをつける方法のほかに…
紙コップ本体の内側の一番ふちに、
両面テープを両面テープを張る方法もあります。
両面テープの用意ができたら、
ひらひらの紙テープを張り付けていきます。
こんなカンジなったらOK!
その後、画用紙などで作った目を貼りつければ…
こいのぼり本体の完成です!
棒や飾りを作り取り付ける
ここからは保育者が行ってもOKです。
詳しい年齢別制作活動のポイントは後述。
ストローと、金紙+厚紙を準備します。
厚紙に金紙を張り付けたものを、丸くカット。
カットしたものを、ストローの上部に取り付けます。
ホチキスを使えば簡単です。
さらに、こいのぼり本体に、モールを通して…
ストローに結び付ければ…
紙コップこいのぼりの完成です!
●こいのぼりを作る前の導入
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実際に園に飾っているこいのぼりを見てみたり、
絵本などを読んで、気持ちを盛り上げてあげましょう。
またその際、子どもの日や端午の節句の由来など、
しっかり伝えてあげてくださいね。
その際、棒についてる様子に気づかせたり、
体のうろこに注目させてあげてください。
ストロー部分がついて持ちやすいので、
持っていて子ども達もとても楽しいです。
●こいのぼりの歌
●子どもの制作活動として行う場合
3歳児のクラスで制作を行う場合
3歳児クラスの場合、作業工程が多いので、
テンポよく進めてあげる必要があります。
折り紙でうろこを作る際は、
先に短冊型に切っておいてあげましょう。
これにより、一回切りが容易になり、
楽しくハサミを使って活動を進められるようになります。
あまりうろこの数が多いと、のりづけが大変なので、
ほどほどの量になるよう、調整してあげてください。
また、こいのぼりを二つをいっぺんに作るのは、
子ども達の集中力的にも難しいので、
活動を一回で済まさなければいけない、と言う事もないですし、
一個作って完成、でもOKです。
棒や飾り、モールなどの作業は、保育者が行ってあげてくださいね。
4歳児~5歳児のクラスで制作を行う場合
4歳児クラスであれば、
折り紙を、短冊形に切らずにして、
あえて大き目の折り紙で配布しても面白いです笑
どうやったら三角に切れるかな?と、
子ども達みんな必死で考えて切っていました笑
しばらく、考えたようにさせてみてから、
三角の切り方を教えてあげても、いいですね。
必ずしも、折り紙のうろこは三角でなくとも、
全然OKです。
のりづけも、パーツが多いと集中力が要ります。
折り紙の大きさを最初調整するか、
全て使わなくちゃいけないわけではないことを、
事前に伝えておきます。
のりづけができたら、
紙テープでしっぽの飾りもつけていきます。
棒やモールの作業は、
保育者が行ってあげてもいいですし、
5歳児さんですと、
モールを棒に結び付ける作業に、
挑戦させてみてもいいですね。
ホチキスは保育者がしてあげてください。
■トイレットペーパー芯とちぎり絵で作るこいのぼり(3歳児以上向け)
この項目では、廃材であるトイレットペーパーを使った、
かわいいこいのぼり製作アイデアを紹介します。
この製作も、紙コップと同様、素材の形に着目した製作アイデアです。
トイレットペーパーの芯が、筒状になってる事を利用します。
この活動で必要とされるのは、のりづけする事。
しかも、円柱型の立体にのりづけしていくって、
平面に比べて随分難しいです。
手がベタベタになって、それでも集中して、
頑張って取り組んでいけるかは、
子どもの意欲やモチベーションが必要です。
そこは、制作の前にこいのぼりを実際に見たり、
こいのぼりの絵本を読んだり、歌を歌ったり…
子ども達を”その気”にしてあげるか、
プロの保育士の力の、見せどころですよ♪
●トイレットペーパーの芯の素材を活かしたこいのぼり製作
・かわいいこいのぼり製作の材料
材料は以下になります。
- トイレットペーパーの芯
- 折り紙(色紙)
- のり
・こいのぼりのうろこになる折り紙をちぎる。
まずは鱗になる部分を、折り紙で表現するためにちぎります。
ちなみに、トイレットペーパーの芯は小さいので、
そこまで大量にちぎる必要はありません。
※ポイント
また、四角い折り紙を、そのまま子どもに渡しても、
ちぎりにくい子がいます。
それで、うまく小さくちぎれず、イライラしちゃって、
あんまり楽しくない…という状況になるときも。
そういう時には、四角いまま渡さず、
細長く切って、短冊型にして、折り紙を配布しましょう。
手先の発達が、発展途上の子どもの達の指先の動きでも、
簡単にちぎりやすくなります♪
トイレットペーパーの芯に、折り紙をのりで貼りつける
ちぎった折り紙を、のりを使い、貼り付けていきます。
ただでさえ、集中力のいるのりづけ。
しかもこのトイレットペーパーの芯は、円柱型です。
あんまり貼りつけるのは大変ですし、
貼りつける折り紙の量は、子どもに合わせてあげてください。
ほどほどにしてあげましょうね。
ここまで出来たら、次に目を貼りつけます。
目は銀紙と黒い折り紙で作りました。
これらを組み合わせて…
トイレットペーパー芯のこいのぼり本体に貼り付けます!
さらにしっぽ部分を加工して…
このように折ってあげればOK!
はさみでしっぽの形に切ってあげても、OKですね。
内側から画びょうを刺せば、壁面にも手軽に使えます!
次の記事→5歳児向けのこいのぼり制作も紹介!
- こいのぼり1歳~2歳児向けアイデア
- こいのぼり3歳~4歳向けアイデア(この記事です♪)
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年齢に合わせて、かわいいこいのぼりを作って、
製作活動を楽しんでみてくださいね♪
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