保育園で寒天あそび♪寒天の作り方を写真で教えます。感触遊びのねらいと目的、遊び方紹介!
保育園での感触遊びの定番!寒天を使った感触遊び。
暑い時期に、ひんやり冷たい寒天に触れて遊ぶのはとても気持ちいいものです。
この記事では、寒天あそびをするための、簡単な作り方を写真で解説しています。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
6月~8月頃にかけて、暑い時期に楽しみたい感触遊びの一つ、寒天あそび。
ちぎったり、潰したり、踏んだり、型抜きしたり…思いのままに楽しめます。
この記事では寒天の作り方はもちろん、遊び方やアレンジなども紹介しますね♪
この記事を書いた人
あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
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■感触遊び用の寒天の作り方
●カラー寒天づくりの材料
- 粉末寒天
- 食紅
- 水
●寒天づくりに必要な器具
- 鍋
- バット
- さじ
●食紅を溶いた水に、粉末寒天を加える
鍋に水500ml(作りたい量)を入れて、好きな色の食紅を加えて、色水を作ります。
鍋が大きければ、一気に1リットルでも、好きな量だけ作れます。
食紅を加え、よくかき混ぜ、色水ができたら、粉末寒天を加えます。
ちなみに、今回は水500mlですので、小さじ2杯程度の粉末寒天を加えました。
分量は結構適当です笑
今回は、伊那食品工業の「かんてんクック」という商品を使いました。
ちなみに、この場合は、500mlに対して、4グラムの粉末寒天が必要です。
一袋40グラム入りですので、規定量通りの分量で、全て使うと…5リットルほどの寒天が出来ます。
かんてん遊びをする際、5リットルで足りる場合は上記商品、一袋でOKです。
でも大量に作りたい場合は…
国産 粉末寒天 500g 寒天粉末 ゼリー強度 S-7 天然 食物繊維 [01] 国内製造 粉寒天 NICHIGA(ニチガ)
上記のような業務用(?)もあります笑
こんだけあれば、まず無くなる事はないですね笑
どれくらい作りたいかを考えて、準備をしましょうね♪
●火にかけて煮立てる
色水に、粉末寒天を混ぜたものを、火にかけて行きます。
十分に煮立てばOK。放っておくと、溢れてきますので注意です!
煮立ったら、バットへ移していきます。
バットに液状のかんてんを移したら、冷めるまで待ちましょう。
同じ要領で、作りたい色の寒天が出来るように、何回か繰り返しましょう♪
今回は、黄色と青と赤色の寒天を作ります。
バットにうつしたら、しばらく放置します。
固まってきたら、遊ぶことが出来ますが、今回は冷やして使ってみましょう。
●冷蔵庫に入れて完成
こちらが一日、冷蔵庫で置いたものです笑
しっかり固まっておりますので、これで完成になります!
★プリンカップやゼリーカップで、寒天を作ってみよう♪
寒天遊びといえば、バットを利用して一気に作るのが定番ですが…
プリンカップや、ゼリーカップなどの廃材を利用して、寒天を固めてみましょう♪
ままごとあそびが、より盛り上がって、子ども達のテンションマックスになりますよ♪
★素朴な疑問:粉末寒天の量を多く入れたら?
パッケージに記載された正規の分量より多く入れたらどうなるか?
と思いついたので、実際に2倍くらい多く粉末寒天を入れて、実験してみました。
その結果、粉末寒天の量が増えるほど、弾力が増し固くなる、と言う事が分かりました。
少しですが、握った時の固さ、感覚が違ってきます。
手でもちあげても、ちぎれないくらいの固さです。
(正規分量で作ったものを手で持ち上げると、自重に耐え切れず、ちぎれて崩れてしまいます。)
もし、そういった違いも楽しみたいのであれば…粉末寒天の割合を、調整してあげて…
いろんなパターンを作ってあげてもいいですね♪
ちなみに、少なくすれば、柔らかめの寒天が出来ます。
[kk1 おすすめ関連記事:0歳児の製作 blue 7639 7594]■保育園での寒天遊び!楽しい遊び方
バットから、寒天を取り出しましょう。
ゼリーのように固まっていますので、剥がしていくのも面白いです♪
取り出したら、シートや机の上に広げて…
- にぎりつぶす
- ちぎる
など、手を使った感触遊びだけでなく…
- ふみつぶす
など、足を使った感触遊びも楽しいです。
床にマットなどを広げて、自由に楽しめるようにしましょう。
また、ペタっと顔につけてみて冷たさを楽しむ…なども面白いです。
どんどん感触を楽しんで遊びましょう。
●直前まで、冷やしておくのがポイント!
これ、遊ぶ直前まで冷やしておくと、めちゃくちゃ感触が気持ちいいです!
寒天遊びの醍醐味ですよね。
●型抜き、お皿やコップで楽しくおままごと
寒天を使うと、おままごとも非常に楽しく遊べます。
- お皿
- コップ
- 容器
などなど、その他、さまざまなおもちゃを組み合わせて使う事で、どんどん遊びが広がります。
ちなみに、固まっていますので、型抜きを使うと楽しく遊べます。
これらの型抜きを使って遊ぶと…
綺麗に型抜きが出来るので、とっても面白いです!
おさらや、器にいれることで、おままごと遊びがより、広がります。
また、水をいれたコップに、ちぎった寒天を入れると…とってもきれいです♪
きっと子ども達、テンションあがると思います。
水遊びのバリエーションにしても、楽しいかもしれませんね。
●寒天って、食べてもいいの?
食べれるか食べれないかで言えば、食べれますが、食べない方がいいです。
清潔であれば食べてしまっても害はないのですが、あくまで、感触遊び用の寒天です。
もし、食べてしまっても、安全である、危険が少ないというだけなので…
ちゃんと活動の前に、
「食べれないからね」
という事を伝えましょう。
★食べたかったらクッキングしてみるのもアリ
寒天遊びを導入に、クッキングでゼリーづくりを楽しんだりするのは楽しいと思います♪
■寒天遊びの特徴
何より、冷たくて、手触り、感触が気持ちいいという事です。
遊び方は自由自在です。
単純に感触を楽しんだり、素材を利用してままごとしたり…
そして、安全である事です。
寒天も食紅も、もともと食用なので、最悪、食べてしまっても問題ないです。
両手が自由になれば、楽しむ事が出来るので、
0歳児クラスでも、お座りが安定して両手使える子なら、遊べます。
●活動の注意点、ねらい目的
寒天遊びは、感触遊びの一つです。
不思議な気持ちいい感覚を体験する事で、感動が生まれて、それを表現したい気持ちが生まれます。
つまり、表現する力をつけていく土台をつくっている時期である、乳児クラスにもピッタリな遊びです。
また、乳児クラスの子って、感触が苦手な子も、中にはいます。
(厳密には、砂場遊びも感触遊びの一種です)
そういう子は、最初は無理せず、少しずつ体験させてあげましょう。
ちょっとずつ、触れ合う機会を増やしてあげる事で、感触遊びをだんだんと楽しめるようになってきます。
●寒天を作るときの注意点
寒天遊びは、準備段階で、火や鍋を使うため、調理室を借りれるのか、事前にチェックしましょう。
もし無理な場合は、代替手段で作る方法を、相談する必要があります。
●ワンポイントアドバイス
作るのは非常に簡単ですが、準備に少し時間がかかる寒天遊び。
どうせなら、一気に大量につくって、全学年で、楽しめるように、
保育園全体、全クラスを巻き込んで、遊べるようにしたら、もっと盛り上がりますよ♪
■今回使った粉末寒天
■今回使った食紅
■寒天遊びにおすすめの抜き型セット
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