0歳児~2歳児の乳児クラスで楽しめる感触遊びアイデアまとめ
楽しめる感触遊びって、あるの?
この記事で紹介するから、ぜひ見てみてねー!
0歳児クラスでの感触遊びって何をすればいいのか分からない先生へ、
0歳児クラス~乳児クラス(0歳、1歳、2歳)の小さな子でも楽しめる感触遊びを紹介します。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
この記事では、0歳児クラスの赤ちゃん~2歳児クラスの子ども達でも楽しめる感触遊びをまとめております。
手指は、突き出た大脳と呼ばれています。
乳児期にたくさん感触遊びを楽しむ事で、感覚機能を磨きましょう!
今後の、自分からモノに関わろうとする力、表現していく力の土台となります。
紹介する遊びについては、下記の目次をご参考ください!
この記事を書いた人
あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
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あつみ先生
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■プルプル冷たい感触、寒天あそび
保育園で行う寒天あそびは、感触遊びの定番ですね!
お湯に粉末寒天を溶かし入れて、冷ますだけでプルプルの寒天が作れます。
■寒天あそびの参考動画
ぷるぷるで冷たい感覚で、夏に行うと非常に楽しい感触遊びです。
(寒天の作り方はこちらの記事で写真付きで詳しく解説中!)
- 食紅で色を付けてみる
-
ポイントとしては、色を付けてあげると非常に喜びます!
粉末寒天を溶かす際に、お湯に食紅をほんの少し加えるだけでOK。
赤とか黄色とか、明るい綺麗な色がウケがいいです。
複数のタッパ等に、いろんなカラーを用意してあげましょう。
- 寒天の中におもちゃを入れてみる
-
また、工夫としては、寒天の中に子どもの好きな玩具を入れてしまうというのも、あります笑
おもちゃが取り出したくて、まだ触った事のない子や、苦手な子も、挑戦しようと思ったりします。
触ってみるのが怖い…苦手…という子もおりますが、
先生や友達が楽しんでいる姿を見せたりすると、触ってみたくなる事もあります。
上記の記事ではカラー寒天の作り方を解説してます!やってみてね!
■不思議な感触!固体?液体?片栗粉遊び
トロトロだけど、すぐ固まる!でも丸めても固まらない…?ふしぎな片栗粉!
液体みたいだけど、固体みたいな…非常にふしぎな感覚でとても楽しいです。
■作り方の参考動画
なんで?どうして?でも面白い!
やめられない止まらない、そんな様子が伝わってきます。
片栗粉に水を加えるだけで出来る、とてもお手軽な感触遊びです。
上記で紹介の動画でも出てますが、うがい薬を加えると、紫色になります。
魔法としての演出でもいいかもしれません笑
■サラサラの感触からの小麦粉ねんど
これも感触の変化が楽しめる遊びです。
小麦粉の粉の状態から遊ぶことで、サラサラの粉の感触を楽しめます。
サラサラの感触を楽しんだら、子ども達の目の前で水を加えて行きましょう。
この時、絵具や食紅を溶いた色水を加えてもいいですね。
みんなで混ぜ混ぜ~!してるうちに、どんどん弾力が出てきて、粘土になっていく感覚が面白い♪
サラサラの小麦粉が、粘土のように変化していく様子を楽しみましょう。
※アレルギーに注意です。
ちなみに、小麦粉粘土以外の、様々な種類の粘土は、
保育園で楽しめる、いろんな素材のねんど遊び紹介の記事で、詳しく書いています。
よろしければ、こちらの記事もご参考くださいね。
●パン粉ねんど
これも感触の変化が楽しめる遊びです。
原料は小麦粉ですが、感触がまた違っています。
まずはパン粉の状態で、ザラザラした感触楽しみましょう。
ひとしきり楽しんだら、水を加えて、粘土状にします。
この時、色水を加えると、色つきのパン粉ねんどになります。
ちぎる事を楽しんだり、容器に入れて楽しみます。
こういう粉系の感触遊びには、やっぱり食紅があるとめちゃくちゃ遊びが広がります。マジで買っておいて損はないですよ~!
■ゆび絵の具(フィンガーペインティング)
乳児クラスでの定番の描画活動になります。
指や手を使って絵具をのばします!
ちなみに、ポイントとしては、画用紙よりも、つるつると滑りやすい紙を使う事です。
例えば、カレンダーやポスターの裏側などです。
紙面がなめらかですので、指や手が動きやすく、のびのびと色が広がりやすいです。
■高野豆腐
高野豆腐で遊ぶ際は、水を加えて柔らかくしたものと、固いままのもの、2種類を用意します。
水を加えたら膨らんで、やわらかくなる変化が面白いです。
また、水を加えて柔らかくしたものであれば、
色水に浸けておく事で、色付き高野豆腐が作れます笑
にぎって潰してみると、水が出てくる事に気づいたり…
足で踏みつぶしてみるのが気持ちよかったり…
細かくちぎり続けてみたりといった遊びが楽しめます。
ちなみに、素材を一気に提供するのではなく、
順番に出していく事で、違いを確かめたり、長く遊ぶことが出来ます。
■伸びる感触が面白いスライム
めちゃくちゃ面白い、感触遊びの定番のスライム。
■スライムの作り方参考動画
実際に作っていく過程を見せていくと、興味津々です。
立ち上がって手を伸ばして、とろーりと伸びていく様子が楽しいです。
遊んでいるうちに、透けて見えることにも気づくでしょう。
手でこねたり、違う色のスライムを混ぜてみたりして遊べます。
腕にのせてみる、足にのせてみると気持ちがいい、おでこや顔につけて冷えピタ…
手を広げて押し付けたり、足で踏んづけてみたら、足形や手形が付くのが面白い。
ちなみに、ひとしきり体で楽しんだ後は、
容器やスプーン等渡すと、さらに遊びが広がり、長く遊べます♪
■いとこんにゃくの感触遊び
つかんだり、伸ばしてみたりという感触を楽しみます。
つるつるで謎の物体…なんだこれ?という反応があります。
■ボディペインティング
ぬるぬるの感触と、身体の全体を使ったのびのびした表現が楽しいです。
壁にタンボールなど大きい紙を貼ってみて自由に書けるようにしたりしてもいいですね。
ちなみに、ボディペインティングの専用絵の具があります!
保育園で使う事を想定した商品ですね!
↑みたいな絵具です。
安全性の高い子どもの体についても平気な絵具で、発色が良いのに水で洗い流しやすいです!
ボディペインティングにピッタリ!
もし園全体でやりたい時には、備品カタログに載ってますので、注文をお願いしましょう♪
サクラクレパスでは「どろんこえのぐ」という名前の商品で出ています。
Amazonでも一部売ってますよ!
●絵具+ボディソープ(石鹸)
面白いのは、絵具を石鹸を混ぜた水で溶かすことです笑
最初は普通のボディペインティングで楽しんでいて、
そろそろ遊びが落ち着いてきたかなー…という頃合いで、絵具に石鹸水を投入します笑
まぜれば混ぜるほど、色のついた泡が立つので、また遊びが盛り上がりますよ♪
■布団の圧縮袋
布団の圧縮袋に、空気を入れて膨らませます。
叩いてみたり、乗ってみたり、上で寝てみたり…気持ちのいい感触を、体全体で味わえます。
圧縮袋の中に、ボールなどの玩具を入れても面白いです。
取りたいのに取れない!なんで?という面白さがあったり。
また、夏場の場合ですと、圧縮袋に水を入れると、水のお布団(ウォーターベッド)ができて気持ちいいです♪
●圧縮袋+風船で気持ちいいエアーベッドの感触を楽しもう!
圧縮袋を使った、超おもしろい感触が楽しめる遊びとして、ふうせんを詰め込んでエアーベッドを作ってみる、という事もできます♪
風船をたくさん膨らませるのが大変ですが、一度作ればしばらく楽しむことが出来ますよ♪
●布団圧縮袋に水を入れて、ウォーターベッドの感触遊び!
これ大人気の遊び!
暑い夏にやるとめっちゃ楽しいです!
■冬ならでは!寒い季節の氷遊び
冬の寒い時期に楽しめる、自然に出来る氷遊びです。
園庭の隅っこ、テラスの影になる部分に、バケツやカップなどに水を張って、一晩放置しておきましょう。
冷たい感覚がとても気持ちいいです。
また、外に置いておくだけで、水が氷になる不思議な変化、
遊んでいると水になってなくなってしまう面白さ…子どもにとって、楽しい体験になります。
パルプ粘土
紙はパルプから出来ており、トイレットペーパーを水で溶かす事で、ドロドロにして遊べます。
おすすめなのは、トイレットペーパーで遊んでから…ねんど遊びの活動に繋げる事です。
トイレットペーパーを使った遊び方も様々で、ちぎる、丸める、投げる、長くして揺らしてみるなど何でもできます。
準備が必要ですが、保育室中にクモの巣のように張り巡らせておくと、子ども達の遊びがめちゃくちゃ広がります笑
環境だけ整えてあげると、勝手にいろんな遊び方を試してとても喜んで遊びます。
ひとしきり楽しんで、トイレットペーパーがボロボロになった所で、バケツ等に集め水を加えることで、ドロドロの粘土状になります。
トイレットペーパーは自然と水に溶けます。
ここから応用として水のりや洗濯のりを加えると、さらに粘度が増し、いろんな形を作れるようになります。
ちなみに、この工程で色を付ける事もできますよ。
乾燥するとカチカチに固まるため、作品として残せます。
作る過程で質感が様々に変化する様子を楽しめます!
●お花紙+水でトロトロ感触を楽しもう♪
ちなみに、トイレットペーパーだけでなく、お花紙でも同じことが楽しめます♪
お花紙の場合は、たくさんの色が使えるので華やかで楽しいですよ~♪
■乳児クラス(0歳、1歳、2歳)こそ、いろんな感触遊びを楽しみましょう!
感触遊びを行うポイントとしまして、何度か同じ活動をする事です。
繰り返し遊ぶことで、楽しそうにしている先生や友達を見て、どんどん慣れて行きます。
0歳児クラスであると、お座りが出来、両手が自由に使えるようになると、できる遊びの幅がぐっと広がります。
そこで、座ったままでも楽しめる感触遊びは最適です。
ここで、モノに自分から関わっていく気持ちや、働きかける姿勢、
また感覚機能を磨く事で、今後の描画や、表現したいと思う気持ちの土台となってきます。
準備は大変ですが、とても喜んで遊んでくれますよ♪
上記以外にも、楽しめそうな感触遊びがあれば、是非おしえてくださいね!
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