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保育園で子どもが喜ぶ砂場遊びのアイデアを紹介します。
砂場遊びは子ども達の育ちにとって、とても重要な役割をはたしています。
こんばんは!
男性保育士のあつみです!
この記事では、子どもに大人気!砂場遊びのアイデアや、
子どもにとっての砂場の役割、考え方などを、お伝えしていきます。
■動画で解説|砂場遊びのねらい【新人保育士向け解説講座】
単純に遊ぶだけでも楽しいですが、
保育における砂場の在り方や意味を意識して、
子ども達と関わる事で、もっと遊びを発展させ、
広げてあげる事が出来ます。
■参考にした外部サイト:おすすめ砂場おもちゃアマゾン専門ストア
この項目では、砂場遊びの定番を、紹介していきます。
砂場のおもちゃ、砂場セットなどを使って、ままごとをします。
容器に砂を入れるだけでも楽しいですし、
型抜きなどを用いて、いろんな形になるのも面白い。
砂場の枠を、机や椅子に見立てて、
など、見立て、ごっこあそびを通して、
友達とのやり取りを楽しみます。
ケーキやプリンなどに見立てて、
木の実や葉っぱを使って、かわいくデコレーションします。
四季の自然を遊びに取りいれていく事ができます。
裸足になり、お互いの足を砂で埋めて遊びます。
冷たくてとても気持ちがいい!
暖かい時期に、ピッタリな遊びです。
さらに、手を埋めてみても冷たくて気持ちがいいです。
手軽に作れるどろだんご。
丸くなっていく様子はとても楽しいものです。
砂場が乾いているときは、なかなか丸まらず、上手く作れない。
でも、水分を含んでいるときは作りやすい…
砂の質感や、性質を実感できます。
幼児クラスになると、
ピッカピカに輝く、ガチな泥だんご作りに挑戦してもいいですね。
読んで字のごとく、どろんこ遊びです。
砂場に大量の水を入れたりして、意図的に作る事もありますが、
雨水がたまったりしていると、自然とどろんこ遊びが始まります。
砂場の、いつもと違った感触を楽しめ、
砂の性質に遊びながら気づくこともできますし、
興味を持つきっかけにもなります。
暑い季節になるとよく楽しむ遊びなのです。
私の場合は、砂場に水を張る勢いで、
暫く砂場にホースをつっこんで、水を出しっぱなしにしています。
たっぷり、水が溜まったら完成。
どろんこプールにしてしまうのです。
子ども達、めっちゃ喜びます笑
思い切り飛び込んでみたり、
寝転がってみたり、ワニごっこをしてみたり…
でも、しばらく普通の砂場遊びが出来なくなるため、
どろんこプールを楽しむ時期は、
全クラスの先生と打ち合わせをしてから、行っています。
スコップやシャベルを使って、
砂場に迷路のように、川作ったり、池を掘っていきます。
その後、ホースかバケツを使い、水を流して遊びます。
小さいビニールボールや、ビー玉などを宝に見立てて、
砂場の中に隠して、探したり集めたりする遊びです。
隠すものを変えるだけでも、飽きずに何度も楽しむ事が出来ます。
砂を1か所に集めてどんどん高くしていく遊びです。
また、大きくなった山の真ん中に穴をあけて、
トンネルをつくるのも楽しい。
トンネルが開通したら、トンネルを通して握手できるかな?
という遊びも出来ます。
大量にあるおもちゃ、砂がついたままになってませんか?
私の園では基本的には、土曜日の午睡中に、
保育者が砂場用のおもちゃを洗っています。
でも。私が砂場のおもちゃ洗いの担当でなおかつ、
夏の暑い日などは、子どもを誘って、一緒にやっちゃいます笑
土曜日など、子どもが少ない時に、
希望者を募って、楽しんでおもちゃ洗いをしています。
砂場って、その日の状況、四季の自然、
子どもとのやり取りによって、あたらしい遊びが、
どんどん生まれます。
砂場って、本来はおもちゃが無くても楽しいものですが、
砂場用のおもちゃがあることで、
より子どもの遊びが広がり、発展していきます。
■参考にした外部サイト:おすすめ砂場おもちゃアマゾン専門ストア
ハッキリ言って、別にどんなものでもおもちゃになるのですが、
大きく分類分けをすると、下記の物が上げられます。
などがあげられます。
砂場セットって、安い物から高いものまで、
様々ですが、別にお金を出して買わなくとも、
普段の生活から出る廃材も、立派なおもちゃになります。
などなど、捨ててしまうものでも、
子ども達にとっては、遊びが広がる材料になるのです。
多くの保育園や幼稚園に設置されている砂場ですが、
必ずしも、全ての園にあるわけではありません。
砂場を子ども達のために設置するのは、
1956年の、「幼稚園設置基準」で義務付けられました。
保育園にも、ほとんどの園に砂場は設置されています。
しかし、2005年「幼稚園設置基準」が改正され、
砂場の設置が義務ではなくなりました。
つまり、砂場がなくてもOK、という現状があります。
そしてさらに、待機児童問題、
子ども子育て支援新制度など、時代の移り変わりにより、
駅の中、ビルの中に設置される、小規模保育園が爆発的に増えてきました。
物理的に、砂場を設置することが難しい環境、と言う事です。
なにより、砂場で遊ぶ機会が、全体として減ってきています。
衛生、安全の問題などで、砂場で遊ばせたくないという、
保護者も増えてきているという、現状もあります。
砂場の歴史は、200年以上前のドイツに原型があります。
子どもの保育として取り入れて行ったのは、1870年以降。
その後、砂場遊びがアメリカに伝わり、
1885年に、ボストンのスラム街に大きな砂場が設置され、
そこは子ども達の遊び場になっていました。
やがて、明治30年代以降に、
日本の幼稚園にも、砂場が設置されるようになります。
日本中の園に砂場の重要性が認識されていくのと同時に、
多くの園で砂場が設置されていく事になったのです。
砂場は、大切な保育環境のひとつ。
子どもが遊ぶことを目的にして作られた環境が砂場です。
砂場遊びで体験できる遊び、得られる経験
砂場って、いろんなおもちゃや、環境が支えあって、
子ども達の遊びをどんどん広げて、発展させていく事が出来ます。
砂場の枠にすわって、ままごとをしたり、
または机にして、いろんなお料理を作って並べてみたり。
山をつくったり、川を掘ったり、トンネル作りも楽しい。
中々うまくいかないなかで、友達と相談して挑戦したり、
砂の性質、感触、さらさら、どろどろを体験しながら、楽しむことが出来ます。
また、木の実、木の枝を集めて、
砂と組み合わせて作ってみたり、葉っぱをデコレーションしてみたり…
四季の自然物との組み合わせも、非常に楽しいものです。
前述した通り、現在、砂場の設置は義務ではありません。
また、ビル内、駅ナカの保育園が増えた事で、
物理的に砂場の設置が難しい園も多くあります。
園庭だけに設置するものではなく、室内への設置も増えてきてます。
・室内砂場のメリット
・室内砂場のデメリット
室内設置の砂場は、比較的安全で、危険も少なく、
また衛生管理もしやすく、清潔を維持しやすいです。
しかし、前述した通り、
砂場と言うものは、周りの草花や木の実、
その他さまざまな自然物が持ち込まれてこそ、さらに楽しく、遊べます。
果たして、室内の砂場で、本来の楽しさが味わえるのでしょうか?
砂場遊びって、何歳から始めていいの?
何歳まで遊んでいるの?と考える人もいますが、
決まりなどはありません。
乳児クラスにあたる年齢、特に0歳、1歳児ですと、
砂に初めて触れる、という子どもも居ます。
最初から砂に興味津々な子も居れば、
砂にふれるだけで、大泣きしてしまう子も居ます。
そこで、保育者自身、砂に関わる姿を見せていきましょう。
手に砂をすくって、サラサラと落としてみたり、
プリンカップで型抜きをする様子を見せてあげても、いいでしょう。
保育者の遊びを見て、
自分も触れてみたい、と思うかもしれません。
また、この時期の子どもは、
保育者の動きをみて、自分も真似してみようと思う姿があります。
道具やおもちゃを使って遊んでみたいけど、なかなかうまくできない…
そんな時は、フォローしながら、一緒に型抜きを楽しんでみることで、
とっても嬉しいし、喜ぶものです。
砂に触るのに慣れない子は、
スコップなど、道具を通して関わっていく事からでも、十分です。
友達と一緒に、同じ遊びをするのが楽しい時期です。
友達がケーキをつくっていたら、自分もケーキをつくってみたり…
葉っぱは木の実でデコレーションをはじめたら、マネしてみたり…
「はいどーぞ」「たべてー」など、友達や保育者との、
やりとりがとても楽しい時期です。
イメージもひろがり、ごっこあそびが増えてきます。
いろんなものを作ってみたい、表現してみたい、
見立て遊びを、他者と共有したいという気持ちがあります。
友達同士で、一緒に穴を掘ったり、
高い山を作ってみたり、ひとつの目的のある遊びを、
一緒に楽しみ共有できるようになってきます。
道具の使い方を工夫して、考えて、
遊びの幅がどんどん、広がっていく時期です。
山を作って、トンネルを開通させて、
中で友達と握手して喜び合ったり…という姿が見られます。
仲間との目的意識の共通だけでなく、
遊びの中に役割分担が生まれてきます。
例えば、高い山を作るときには、
1人は砂を集めてかけて、もう1人はスコップで叩いて固めて行ったりなど…
また、どろだんご作りなどで、
など、水分量の違いを認識、把握して、
遊びの目的に応じて使い分ける事も容易になります。
砂場は、非常に楽しいのですが、
その性質状、不衛生になりやすいです。
また、ケガの恐れがあったり、危ない場所なども、
管理していかなければなりません。
地域にもよりますが、どんな公園、どんな保育園でも、
猫避け、ねこ対策などが必要です。
私の自治体では、砂場を使わない時は、
砂場にシートなどをかぶせて、動物対策などをする必要があります。
砂場によっては、フタがついているものもあります。
ゴミや石、異物の除去は常に行います。
木の枝や葉っぱなども混ざりがちですので、取り除きましょう。
子ども達が砂場で遊ぼうとしたときに、
異物があると、本来したかった遊びに集中できないかもしれません。
砂場は、遊び始める時には、まっさらな状態にしておく事が大切です。
そこから、遊びが広がっていく上で、
木の枝や木の実、葉っぱが入り込んでしまうのは、問題ないですしね。
ちなみに私の園では、藤棚が屋根になっていますが、
時期によってはめちゃめちゃ葉っぱが落ちます。
余談ですが、
葉っぱや木の枝を集める際は、熊手が便利です。
■関連リンク:熊手の一覧はこちら
普通のほうきで、園庭や砂場の落ち葉を集めようとすると、
砂まで集めてしまう上に、はく時に、かなり力が必要です。
しかし、熊手であれば、砂は集めず、
軽い力で、葉っぱや枝、異物やゴミだけを、1か所に集める事が出来ます。
落ち葉が多い園では、熊手を使えば、
その使いやすさに、めちゃめちゃ感動します。
砂が減り、深さが足りないと穴を掘って遊ぶのが出来ないし、
大きな山もつくれなくなります。
砂が減ってきたら、足したり、入れ替えたりする事が大切です。
前述しましたが、多くの園では、砂場の上に、
屋根となるものがあり、日陰を作っている事が多いです。
もしくは、手動でシートなどをひろげ、屋根にしている園もあります。
私の勤める園の例で言えば、藤棚ですね。
これは、暑い日差しの中でも、安全に遊ぶためのものです。
ただ、太陽光による砂の殺菌も出来るため、
時間によって影の位置が変わるのがベストです。
哲学者であるロバートフルガムは、
「人生に必要な知恵は全て幼稚園の砂場で学んだ」と述べています。
下記、一部抜粋。
砂場遊びって、自分で好きな事に、集中して遊ぶこともできますが、
友達との関わり、やり取りの場であるのです。
おもちゃを取り合ったり、仲直りしたり、
砂をかけてしまって泣かしてしまったり、ぶってしまったり、
友達と協力して巨大な砂山を作って大喜びしていたり、
お片付けをせず、他の遊びを始めて怒られている子も居たり、
手を洗わずにお部屋に入ろうとしたり…
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そんなやり取りの中で、これからの人生に必要な事を、
子ども達は学んでいるのかもしれませんね。
今回の記事を、YOUTUBE解説動画で見る場合はこちらへ。
【新人保育士向け】砂場遊びのねらい|動画で解説
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