飛ばして遊べる!音が鳴って楽しい!
保育園や幼稚園で簡単にできる、6月の梅雨の時期にピッタリな、
カエルのおもちゃの製作活動アイデアを紹介します。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
この記事では、6月の梅雨の時期にピッタリの、
かえるの製作アイデアを6選、紹介します。
■飛ばして遊べる!パッチンかえるの製作アイデア
■紙コップが飛び上がる!ロケットかえるの製作アイデア
■紙のバネで手足が伸びるカエルのおもちゃ製作アイデア
■かえるの歌が聞こえてくるよ♪かえるのカスタネット
■折り紙でピョンピョンかえる!飛ばしっこ競争で遊ぼう
梅雨って、ジメジメ、外に出れない季節です。
外遊びは中々できず、部屋の中で過ごすことも多い…
雨の日は、いろんなテーマや技法を使って、製作活動などいかがでしょうか。
雨のテーマって、結構たくさんあります。
是非、子ども達の興味を広げ、楽しんでみてくださいね。
目次
■飛ばして遊べる!牛乳パックのぱっちんカエル(2歳児、3歳児、4歳児)
この項目では、牛乳パックで簡単に作れる、
かえるのおもちゃの定番のパッチンかえるを紹介します。
このおもちゃの特徴は、ひっくり返して押さえると、
輪ゴムの力で、パチン!と、飛び跳ねる所です。
●牛乳パックのパッチンかえるの作り方と材料
●材料
- 牛乳パック
カットする大きさにもよりますが、
一本の牛乳パックから、4個~6個のパッチンカエルが出来ます。 - 輪ゴム
普通の輪ゴムでOK。
一個に付き、一本使います。 - 画用紙
かえるの顔を表現するのに使いました。
●作り方
土台の素材となる、牛乳パックを切り開きます。
これで一つ分の、ぱっちんカエルが出来ます。
まず、輪ゴムをひっかけるための切れ込みを入れましょう
※上記画像は、クリックorタップで大きくなります。
4つのそれぞれのスミッコに、
輪ゴムをひっかける場所を作りましょう。
次に、牛乳パックの真ん中で半分に切ります。
牛乳パックの切った部分を、セロテープで繋ぎ合わせます。

「一度切った牛乳パックを、
もう一度セロテープで繋げるのになんの意味があるの?」
と思うかもしれませんが、この工程をはさむことで、
カエルがより、高く飛びやすくなるのです。
次に、切れ込みに輪ゴムをひっかけていきます。
一本の輪ゴムを、下記のように、
真ん中でクロスさせるように、ひっかけます。
反対側は、このようになります。
上記写真を参考に、牛乳パックに輪ゴムをひっかけてみてくださいね。
これで、パッチンかえるの土台は完成です。
ここから、デザイン、デコレーションをしていきます。
一番簡単な方法としては、油性ペンでかえるを描きこむ等の方法があります。
もちろん、いろんな表現方法や素材を試してみるのもOKです。
たとえば、カエルの顔を、画用紙で表現したものを張り付けてみる、
などをすれば、カエルを描くのが難しい子ども達も、
簡単にかえるを表現する事が出来るようになりますね。

さらに応用としては、
カエルの手足なども画用紙で貼り付けて、表現してもOK!
たくさん工夫しちゃいましょう。
■遊び方の参考動画
このパッチンカエルを、反対に折り返して、机の上に置いて、手を放すと…
パチン!と飛び上がるおもちゃになります。
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■飛び跳ねる!輪ゴムと紙コップのかえる(3歳児、4歳児)
この項目では、紙コップが飛び上がる
簡単なカエルのおもちゃを紹介します。
紙コップと輪ゴムを組み合わせることで、
飛び上がるカエルのおもちゃが簡単に作れます。
ちなみに、上記の製作については、
下記の記事でも関連するものを紹介しています。
■関連記事:
よければ参考に、ご覧くださいませ♪
●紙コップロケットのかえるが飛び上がるおもちゃの材料と作り方
●材料
- 紙コップ
土台となる紙コップです。
今回は、カラー紙コップと、普通の紙コップの2種を使いました。 - 画用紙
かえるの顔や、手足を表現します。 - 輪ゴム
飛び上がるギミックに必要になります。
●作り方
この製作は、紙コップが土台になります。
今回、色付きのカラー紙コップを利用しましたが、
白の紙コップに、色を塗ったり、素材を張り付けるという方法もあります。
画用紙を利用して、かえるの目、手足を作りました。
紙コップにそれぞれの素材を張り付け、かえるを表現します。
上記写真で、マルが付いている部分に、
ハサミで切れ込みを入れます。(合計4か所)
切れ込みを入れた部分に、輪ゴムをひっかけていきます。
完成したかえるを、もう一つの紙コップに重ねて…
しっかり重ねて、手をはなせば、
輪ゴムの反動で、飛びあがるカエルの完成です。
■画用紙のバネで手足が伸びるカエル(3歳児、4歳児)
飛んだ時に、ピョーンと手足が伸びるカエルを表現してみましょう。
この製作のポイントは、画用紙を交互に折る事で出来る、
紙のバネを利用した、かえるの手足の表現です。
カエルがジャンプした時に、のびる手足に気づかせてから、
製作に臨むともっと楽しく、面白くなります。
●紙のバネで手足がのびるかえるの製作手順と材料
●材料
- 画用紙
カエルの顔や色を表現するだけでなく、
今回は、紙のバネを作るのに素材として利用します。 - ペーパー芯
かえるの体の土台となります。
紙コップなどでも代用可能ですよ。 - 割り箸など
製作物の、持ち手として使います。
持ち手を付ける事で振ったりして遊べます。
●作り方
今回、土台として利用したのは、
ペーパー芯に、画用紙を巻いたものです。
紙コップなどでも、代用が可能です。
今回楽しむのは、
紙製のバネを作る事を通して、かえるの伸びる手足を表現する事です。
紙製のバネを作るのに必要な、長い画用紙素材を用意しましょう。
長い短冊形に切ればOKです。

長い画用紙を交互に折りこんで、
バネにしていくこの製作では、結構、紙の長さが必要です。
4つ切り画用紙の長さををフルに使って、
材料の準備をしましょう。
折りはじめは、のりやセロテープなどで固定します。
画用紙に合わせて、交互に折り返していきます。
繰り返して行く事で、紙のバネが出来てきます。
かえるの手足を表現しますので、今回はこのバネを、4本作ります。

集中力が必要なのですが、
やり方が分かれば簡単なので、
理解できるまで、フォローしてあげましょう。
2歳児クラスの製作も可能です。
それぞれの素材ができたら、組み合わせていきましょう。
組み合わせる素材は、
- ペーパー芯(画用紙を巻いたもの)
- かえるの顔(画用紙で表現)
- かえるの手足×4本(画用紙のバネで表現)
になります。
これらをそれぞれ貼り付け、かえるの体を表現しましょう。
さらに持ち手として、割りばしなどをつけてあげれば、完成です。
子ども達が手に持って、実際に振り回して、
遊ぶことが出来るおもちゃです♪
●カエルの足って長いの?ピッタリの導入絵本
導入には、かえるがジャンプした瞬間の写真がのっている図鑑や、
絵本「ぴょーん」がおすすめ。
かえるの足って、こんなに長いんだ!
という事を気付かせる事によって、より面白いおもちゃになりますよ♪
■紙皿でカスタネトカエル!かえるの歌に最適!(2歳児、3歳児)
かえるの歌がきこえてくるよ♪
この項目では、紙皿を使って作る、かえるのカスタネットを紹介します。
実際に、手作り楽器として音を鳴らして遊べるおもちゃです♪
カエルの歌を歌いながら、聴きながら、遊んでみるのはどうでしょうか。
■動画で見る場合はこちら
●手作り楽器のかえるのカスタネットの作り方と材料
●材料
- 紙皿
紙皿を半分に折る事で、
カスタネットの土台とします。 - 画用紙
かえるの体の色を表現するために、
今回は画用紙のちぎり絵を張り付けてみました。 - おはじき
カスタネットの音色を出すための素材です。
ペットボトルキャップなどでも代用は可能です。
●作り方と手順
今回は、かえるのカスタネットの土台として、紙皿を利用しました。
紙皿でかえるを表現するために、画用紙のちぎり紙を利用し、
のりで貼りつけました。
これで紙皿の土台は完成です。
かえるのカスタネットの土台となる紙皿を半分に折った後に、
画用紙を使って、かえるのめを表現したものを貼り付けます。
こんな感じになりますね。
さらにここで使うのが、おはじきです。
おはじきが無い場合は、ペットボトルキャップなどで代用が出来ますが、
おはじきのほうが薄いため、使いやすいです。
ボンドや両面テープを利用し、おはじきをはりつけます。
上下の位置関係を考えて、おはじきがぶつかった時に、
カチカチ音がでるようにしましょう。
これで、カエルのカスタネットの完成です。

歌の時間に、持ち出して遊んでみるのも、とっても楽しい♪
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■飛び上がるカエルの折り紙の折り方(4歳児、5歳児)
年中、年長になってくると、折り紙を使って、かえるを折るのも楽しいです。
飛び跳ねる仕掛けになっている、
簡単なかえるの折り方をお伝えします。
●折り紙で作るかえるの折り方(写真で解説)
●材料
折り紙一枚
●作り方
写真を参考に、作ってみてくださいませ。
まずは、折り紙を半分に折ります。
次に、かえるを作るのに、必要な折り目をつけていきます。
バッテンの折り目が付くようなイメージでOKです。
さらに、この折り目を利用して、
折りたたんでいく工程に移りましょう。
先ほど付けた、バッテンの折り目同士を、
合わせるように折り目を付けて、一度広げましょう。
折り目に沿ってたたんでいけば、
折り紙カエルの手の部分の形が出来上がってきます。
引き続き、かえるの体の造形です。
ここでは、何度も折りたたんでいく工程があるのですが、
この工程があるからこそ、ピョンと跳ねるカエルが出来るのです。
さて、次は後ろ足を作る工程です。
折り目を付けることなく、広げていくという工程が難しいです。

子どもの状況、クラスの年齢によっては、
後ろ足は作らなくて、省略してもOKですよ。
ただ、後ろ足を省略してしまうと、
完成しても、ピョンと跳ねにくくなりますので、注意です。
ここまで作った物をひっくり返すと、カエルの形になっているはずです。
後ろ足の部分を、バネにするように2回折る事で、
飛び跳ねるかえるの折り紙の完成になります。

是非、折り紙でカエルを作って、
みんなで飛ばしっこ競争、してみてくださいね♪
次の記事はこちら↓
下記目次は、6月や梅雨がテーマ、モチーフとなる、関連記事のまとめになります。
アイデアがたくさん広がりますので、是非、読んでみてくださいね。
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