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保育園や幼稚園での製作活動の一つである簡単にできる折り染めの方法や作品についてを紹介します。
【折染めの材料は何を用意すればいいのか】
【折り染めにはどんな折り方があるのか】
【どんな種類の絵具を使えばいいのか】
【紙の種類は和紙/障子紙/半紙/どれを使うか】
などなど 上記のようなコツとポイントを押さえて紹介します。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
和紙を使った折り染めは、とても綺麗でさわやかな模様が出るので、夏の製作でよく使われます。
(もちろん、他の時期の製作にも相性バッチリ!)
折り染めをしたものであさがおを作ってみたりうちわにするだけでも子ども達は大喜びです。
使う色合いを変えるだけで随分雰囲気が変わります。
どんな季節の製作物にも合わせやすい、汎用性の高い技法です!
もっとたくさん製作アイデアを知りたい先生はあつみ先生の出版した「保育製作365日」の書籍を見て見てくださいね♪
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折り染めは季節問わず、様々な製作のアクセントとして使える万能な技法です!
組み合わせることで、非常に見た目も面白く楽しくなります。
絵具の特徴や性質を知るのにいいですね。
滲んでいく様子を、興味津々に見ています!
染み込んでいく絵具の様子を楽しめます!
子ども達はじわじわと広がっていく色や、 混ざっていく様子に興味津々。
絵具の特性と、紙に水が染み込んでいく事を知れます。
また幼児クラスで行う場合和紙や半紙などを自分で折るところから活動にしてみましょう。
簡単な折り紙要素のある活動になって、より楽しめます。
指導案を書くときにも、ここら辺のポイントを意識してみてくださいね。
折り染めのやり方を写真付きで解説していきます。
まずは絵具を溶きます。
絵具の種類は、特に気にする必要はありませんが、
今回はポスターカラーで行っています。
(詳しい違いは後述します)
溶き方や絵具の濃度で染まり方は変わります。
水分が多いと淡くなってしまうので、 調整してみてどんな風に染まるかチェックしてくださいね。
写真では自宅で行ったため、紙コップで絵の具を溶いていますが、
保育所の活動として行う場合、もっと広く浅い器が適しています。
その理由としては、
というものがありますので、 容器には気を付けて指導案を考えてみてください。
園の備品で、適したものがないか探してみてくださいね。
もしもどうしてもない場合、市販の深めの紙皿とかでも使えます。
絵の具で染めるための和紙を準備します。
この記事では、習字用の半紙を使いました。
折染めに使う和紙として、障子紙や習字用半紙などがよく使われます。
選び方については詳しく後述しますが、
という選び方でOKです。
保育園の備品として、あるものを利用してOKです。
半紙を必要な分だけ、折っていきます。
幼児クラスですと、折り紙と同じ要領で、自分で折る事もできます。
本来、折り染めでは、じゃばら折りなどが均一に染まります。
ですが、保育園の活動として考えた際、 すべての子ども達が出来る折り方を考えると、 必ずしもじゃばら折りである必要はありません。
幼児クラスの子ども達に指導する際には、
「何回半分に折るか」
をしっかりと伝えてあげてくださいね。
半紙が折れたら、角に絵具を浸していきます。
ちゃんと思うように色が出るか、染まっているかチェック。
表現したいにじみが出るように、絵具の濃度をしっかり見てくださいね。
全ての角を染めます。
角を染め終えたら、広げて乾燥させます。
完全に水分がなくなったら、折り染めの出来上がりです!
これを使い、様々な製作に応用していきましょう。
折り染めに関連する、下記の記事も、読んでみてくださいね♪
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丈夫さや破れにくさ重視なら【障子紙】がおすすめ。
手軽さで言えば習字用の【書道用紙】【半紙】もいいですよ。
折り染めを行う場合に、 一般的に使われるのは「障子紙」です。
障子紙の良い所は、何といっても丈夫で破れにくい。
これらの紙は、文房具屋等で手に入ります。
また、紙によって特徴に違いがあります。
などなど。
保育園や幼稚園の折り染めの活動に使うものであれば、
大差はないため、こだわりが無ければ、何でも変わりません。
大きい売り場で様々な種類の書道用半紙があり、 選べるのであれば、
にじみやすいものを選んだり、 活動に合わせて選んで買ってもいいですね。
園の備品があるのであれば、そちらを使っても全く問題ありません。
2歳児とか3歳児とかで活動するのであれば、 半紙よりも破れにくい障子紙が適しています。
染めるまでは出来ますが、広げる時に、破っちゃう子が結構います。
ぶっちゃけ何でもOKです。
園の備品の絵具があれば、それを使っていれば間違いはないです。
これは私が絵を描くときに使っている絵具です笑
様々な種類がありますが、それぞれ絵の具の特徴があります。
絵具の成分には大きな違いはなく、それぞれ含まれている成分の量が違うくらいですので、
折り染めをするときには、そこまで大した差になりません。
別に悩むところではないのですが、 一応特徴を解説しておきますと…
不透明水彩
小学校で使っていたものがこれにあたり、
基本的に子どもが使う絵具といえば、不透明水彩です。
色を混ぜる時にはパレット上で混ぜ、
明るい色を作るときには白い絵具を混ぜます。
ポスターカラー
というか不透明水彩絵の具の種類の一つが、ポスターカラーです。
しかし、基本的にポスターカラーのほうが発色はいいです。
原色で塗るときなんかはバチッと決まりますよ♪
ただ、ポスターカラーの色は混色しすぎると 本来の鮮やかな発色が失われます。
混ぜずに原色のまま使う方が適していますね。
余談ですが、 私が趣味で絵を描くときもポスターカラーばっかり使ってます。
すごい使いやすくてきれいに色が出るから好きなんですよね~♪
透明水彩
こちらも成分的には不透明水彩と同じなのですが顔料が少ないため、紙に色を乗せると下地である紙の質感が透けて見えます。
混色する際、白を混ぜると明るくなるというより、濁ります。
塗り重ねると、下地の色が重なって見えます。
つまり、白を上から塗ったりする事が出来ません。
つまり暗い部分にどれだけ明るい色を塗っても、修正が出来ないのです。
繊細な表現が出来る所が利点ですが、それは画家の話。
幼児教育の場においては、あまりにも難しすぎて不向きです。
でも折り染めにしか使わないのであれば、ぶっちゃけ関係ない特徴です。
アクリル絵具
アクリル絵具の特徴としては、乾くと耐水性になる事です。
水彩絵具やポスターカラーの場合、 乾いても水に濡らすと色が溶けだしますが、
アクリル絵具の場合、いちど繊維に色が染み込んだら、 もう一度水に濡らしてもにじんだりとけたりしません。
ただ、それは絵具のパレットや筆でも同じことが言えるので、
洗い忘れて乾燥したらもう使えなくなるので、気を付けてください。
主にオリジナルのTシャツを作ったりする時なんかや、
水にぬれる可能性や、水が付く前提のおもちゃなどの製作物に利用します。
アクリルじゃなきゃ本当になんでもいいです。
保育で使う場合にはポスターカラーや不透明水彩なら、 全く問題ありません。
というか園の備え付けの物を使いましょう笑
単純に、角が出来るように折ればいいだけです!
四角でなくとも、三角でも何でもOK。
折り目を多くすれば細かい模様になります。
でもあまり折り目を細かくし過ぎると混ざりあって発色が悪くなる事もあるります。
必ずどんなふうに完成させたいかイメージして、 実験しながら折り方を決めましょう。
2歳児クラスや3歳児クラスで折り染めを行う場合、
半分に折る事も難しい子の場合、
単純にくしゃくしゃに丸めて、好きな場所から、 2~3色絵具をつけても、折り染めが出来ます!
絵具をつけすぎないよう加減を伝えたり、 保育者が一緒に手を添えて行ってみてもいいですね。
あまり水分が多すぎると、淡い色になってしまいます。
また、広がりやすくなるので、どんな作品にしたいかで、 溶く量の調整が必要です。
絵具を少な目で薄く溶くことで、水と一緒に良く広がります。
特に折り目による形の表現などを気にしない時や、
2歳児クラスとかの場合だと、適当でOKです。
もし、折り方を工夫して、特定の模様になる事を想定した場合は、
絵具の溶き方にも注意してください。
水分を多くし過ぎて、にじみ過ぎると、 せっかく折り目を付けたのに、
考えていた以上の範囲がにじんでしまって、 想定していた模様が分からなくなってしまった…
なんて事もあり得ます。
子どもは、半紙を絵具につける際、容器が深いと どぼんと、全部絵具につけてしまう事もあります。
これじゃ折り染めもへったくれもありません。
その対策としては、浅く広い容器にする事。
ただつけやすいだけでなく、つけすぎの予防にもなりますね。
必ず実験して、どんな風に出来るのかをチェックしてから、
保育の現場で使っていきましょう!
単純にきれいな模様として使えるため、 製作のアクセントとして使っていけます。
などなど、 様々な製作活動に、応用していけます。
季節や時期を問わず、絵具という画材の性質や、染み込む様子を楽しめる、 楽しい活動の一つです。
是非、やってみてくださいね。
もっとたくさん製作アイデアを知りたい先生は「保育製作365日」を読んでみてくださいね♪
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