絵具不要!水性ペンでOK!コーヒーフィルターを使ったにじみ絵で、
おひなさまの着物を表現した、簡単な製作を紹介します。
にじみ絵って、特別な紙を使うの?と思いますが、
身近にあるコーヒーフィルターが最適。
水性ペンので描いた絵に、霧吹きをすることで、
綺麗に、にじんでいく様子に、子ども達は夢中です!
こんばんは!
男性保育士のあつみです!
3月の製作活動と言えば、ひな祭りに関することですよね!
実際には、3月の初めごろにあるので、活動は2月中に進めていますが笑
この記事では、コーヒーフィルターを使ったにじみ絵を使った、
ひな祭りのおひなさま製作について、紹介します!
関連記事:
紙コップとお花紙で着物を表現!乳児さんも作りやすいおひなさま
目次
●どんなひな祭りのおひなさまが製作できるの?
コーヒーフィルターのにじみを利用した、
綺麗な着物を表現できます!
やってることは、とても簡単ですね。
にじんでいく様子を、目で見て楽しめればいいですね♪
また、霧吹きを使います。
子ども達にとって、霧吹きってあんまり馴染みのない物なので、
実際に使わせてあげてくださいね!
わくわくしながら、霧吹きを使いますよ!
● 制作手順、材料を用意
準備物
- コーヒーフィルター(白)
これに水性ペンで書いて、水をしみこませる事で、
きれいににじんでいきます♪ - 画用紙
この記事のサンプルでは、
お雛様やお内裏様の顔を作りました。
子どもの状況やクラスに合わせて、
シール貼りや画材による描画でも可。 - 金紙
アクセントで金紙があることで、
一気に華やかに、豪華になるので準備しておくのをオススメ! - その他、デザインに必要なもの
- 霧吹き
子ども達の大好きな霧吹きです笑
実際に使い方を見せて教えると、興味津々で使いたがります。
是非、やらせてあげてくださいね。
●コーヒーフィルターのおひなさまの製作手順
顔と着物の、二つのパーツを組み合わせて作るため
それぞれを作る必要があります。
コーヒーフィルターで着物を作る
さて、コーヒーフィルターを使い、にじみ絵をしていきます。
まず、水性ペン、水性マーカーなどで、自由に書きます。
お花でも動物でも、なんでもいいでしょう(どうせにじみます笑)
水性マーカーで絵を描けたら、
霧吹きで水を掛けて乾くまで放置します。
霧吹きは、いくつか用意しておいて、
保育者が付きながら、実際に子ども達と一緒にやってみましょう!
にじんでいく様子に、みんな夢中になります笑
乾燥するまで時間がかかるので、
組み合わせておひなさまにするのは、翌日以降の製作となります。
ポイント:水性マーカーの色を意識しよう
ひな祭り製作の、おひなさまやおだいりさまを作る際、
気をつけたいのが、着物の色。
あまり性別によるイメージで色を決めたくないのですが、
ピンクの着物を着たお内裏様…ってのも、また違いますよね。
子ども達には、思いを自由に表現させてあげたい。
だからといって、なんでも好きに、自由にしていいというのは、ダメですね。
何も考えてあげていない、と言う事になります。
お雛様をイメージできる色
- ピンク
- 赤
- オレンジ
- 黄色
お内裏様をイメージできる色
- 青
- 緑
- 黄色
使う色を制限するのも、配慮の一つ。
ある程度、決めた範囲の中から、自由に選べるようにしてあげることで、
子ども達の作品がもっと良くなるのであれば、
先生の思いで…ぜひ考えてあげてくださいね。
顔を作る
顔を作る必要があります。
「着物が乾くまでに、お顔を作ろう!」
ってな感じで、進めてあげてください笑
この記事のサンプルでは、顔は画用紙で作りました。
4歳児クラスで、3月のこの時期であれば、
画用紙を使って、自分で切り、顔を作る事も可能になっています。
是非好きなようにやらせてあげてください。
顔の作り方も、年齢や子どもの状況によって、変えてあげてくださいね。
- 4歳児クラスの場合
画用紙を使って、自分で切り、のりで貼って顔を表現する - 3歳児クラスの場合
丸い画用紙を保育者が用意し、顔に見立てて、
マーカーやクレパスで顔を描く
組み合わせる
乾燥したコーヒーフィルターを、折って糊付けしていきます。
非常に簡単なので、3歳児クラスであれば、やり方を見せれば出来ます。
という具合です。これでなんちゃって着物の完成。
コーヒーフィルターの形を利用して、超簡単に襟が表現できますね笑
そして顔とくっつけると…
こんなかんじに。
可愛いですね!
さらに、金紙でつくった飾りなんかとつけると、いいアクセントになります。
これで、ひな祭りのお雛様の完成です!
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●コーヒーフィルターをつかったひな祭り製作の特徴
なんといっても簡単ににじみ絵が出来て、それが着物の表現にピッタリです。
また、霧吹きという道具に触れられるのがいいですね~
ただ、デメリットとしては、
乾燥を待つ必要があるため、一日では終わらない事。
3歳児クラス以上になりますと、
導入次第で昨日の続き!って気持ちも入って、製作活動進められますが、
乳児クラス(2歳児クラス)だと、
一日寝て起きると、盛り上げたひな祭りの気持ちが抜けちゃうかも。
一回の活動で終わる工夫をしてあげてくださいね。
●年齢別コーヒーフィルターのひな祭り製作のポイント
2歳児クラスで製作を行う場合
一日で終わる工夫をしてあげましょう!
また、2つのパーツを作るって、なかなか大変なことです。
まず、顔から作っていくほうがいいです。
顔は、台紙を用意し、シール貼りなどで表現してもいいですし、
顔の部位認識して、描ける子ならクレパスで描画もOKです。
なるべくサクっと済ませられるように!
次に、にじみ絵による着物を作ります。
ここで初めて、滲んでいく様子を見せたほうがいいですね
顔を作る前に、フィルターがにじむ様子をみせちゃうと、
そっちが気になり顔づくりに集中できない子がいます笑
前述した通り、活動が分割されると気持ちが入らない子もいるので、
子どもと一緒に霧吹きをして、にじみ絵を楽しんだら、
あとは保育者が組み合わせて完成させてあげてもOKです。
3歳児のクラスで製作を行う場合
3歳児クラスですと、顔を作るときには、
目や鼻などの部位を意識して、ちゃんと描画で表現できます。
着物部分となるにじみ絵は、子どもと一緒に霧吹きを楽しんでください。
乾燥してからは、ちょっとした折り紙要素もあるので、
折り方を教えてあげてくださいね。
3歳児クラスなら自分でできます!
4歳児以上のクラスで製作を行う場合
着物部分は、やる事はどの年齢も一緒なので、
子どもの様子やクラスに合わせて、
顔の表現方法を考えてあげてくださいね。
4歳児以上であれば、
自分で細かく画用紙を切り、のりで貼りつけ、顔を表現できます。
次の記事→紙コップとお花紙で着物を表現!乳児さんも作りやすいおひなさま
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