保育園では、実に多くの人が働いておられます。
パートや臨時、非常勤と正職員、 また保育士だけでなく事務や保健師や調理員など、 立場もそれぞれ違います。
こういった場で大切な人間関係。
保育士や他職員の連携や、コミュニケーション能力というものが、 求められてきます!
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
この記事では、私が受けた保育士新人研修で、
とてもためになった内容を紹介していきたいと思います。
今回は、保育士のコミュニケーション能力アップの講座です!
この講座では、 職員同士はもちろん、保護者や子ども達に対してのコミュニケーションにも、役に立ちます。
基本的な考え方やマインドを押さえていきましょうね!

あつみ先生
この記事を書いた人
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児クラス担任|今まで見てきた子ども達は250人↑|「保育製作365日/100均知育365日」著者(土萠保育研究出版)|保育士ブロガー月間PV30万越え|SNSフォロワー累計17000人↑|ピンタレスト月間250万PV|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
この記事を書いた人

あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児クラス担任|今まで見てきた子ども達は250人↑|「保育製作365日/100均知育365日」著者(土萠保育研究出版)|保育士ブロガー月間PV30万越え|SNSフォロワー累計17000人↑|ピンタレスト月間250万PV|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
■他の保育士新人研修の内容関連リンク
■人間関係の基本姿勢
①相手の話をしっかりと聴く。
コミュニケーション能力アップの基本であり、
仕事の連携や、信頼関係を築く上での第一歩になります!
”しっかりと”聴くことの意味を考えましょう!
適当に聞いたり…よくわからないのに、聞き流しさないようにしましょうね。
②相手の立場になって考える
例えば、先輩に「聞きたい事」がある時。
こっちは勇気を出して聞いてみたのに、後回しにされてしまったり、サラっと軽く返されてしまい、期待していた事が聞けなかった時…
などなど、よくあると思います。
なんだか、自分が大切にされていないような感覚になるかもしれません。
でも、先輩にも「じっくり話を聞いてあげられない理由」があるのかもしれません。
いつもは頼れる先輩でも、抱えている悩みや、思い通りに進まない仕事、誰にも言えないストレスがあるのかもしれない。
忙しくて、切羽詰まってて、大変な状況で、精神的な余裕がないのかもしれない。
こういった背景の理由を考える事も、コミュニケーションの一つ、マナーの原点でもあります。
「勇気を出して先輩に聞いたのに、聞いてくれなかった…」というのは、自分本位な考えかも。
まず、相手を思いやる事が大切ですね。
③感謝や労いの気持ちを伝える
保育士の仕事は、一人でしていくものではありません。
周りの人に、感謝や労いの気持ちをもち、 それを言葉で伝えていきましょう。
やってくれて、助けてくれて当たり前とは思わずに…
- 「ありがとうございました」
- 「たすかりました」
- 「おつかれさまでした」
しっかり言葉にしていきましょうね。
特に、親しくなるほど、無意識に…こういった感謝の気持ちは、忘れがちになったりします。
感謝の気持ちを言葉で伝えるというのは、良い関係を維持していくために、とっても大切な事ですよ。
■マナーとは何か
●マナーの原点は、「相手を大切に思う気持ち」です。
「心のマナー」のポイントは 「気配り」と「けじめ」です。
保育士に限らず、どんな現場のコミュニケーションでも、 とても大切なものですね。
●保育士のコミュニケーション能力:気配りとは
気配りというものは、相手に対する、思いやりの心や、 優しさから生まれます。
例えば…の話ですが、ドアを開けた時、エレベーターに乗るとき、 後ろからくる人の事を考えていますか?
園の備品を使った後、次に使う人の事を考えて、 使いやすいように片づけたりしてますか?
当たり前のことですが、大切なことです。
気持ちにゆとりをもっていないと、 こういった当たり前の気配りを、 忘れてしまったりする事があります。
自分の心に、ゆとりがある事…コミュニケーション能力を上げるには、これが大切!
●保育士のコミュニケーション能力:けじめとは
また、けじめとは、自分の感情をコントロールすることです。
人の好き嫌いや、感情、自分の体調などに左右されずに、
状況をよく見て、理性的に考え、分析して対応することが、 けじめであり、マナーです。
●マナーの果たす役割とは?
自分一人のマナーが、保育園全体のイメージを作っていきます。
保護者も、系列園の職員も、お世話になってる業者さんも、
保育士であるあなたのマナーを見て、 その組織がどんなものか…と、イメージをします。
対応する一人一人が、組織の顔です!
「自分が保育園の代表である」
という意識を常に持ち、対応していきましょうね!
■男性保育士としてのコミュニケーション能力
私はいま、男性保育士として勤めていますが、 男女によるコミュニケーションの違いを、よく感じます。
男性同士の関わりって、けっこうキッパリしてるというか、 女性特有の気配りや配慮にが足りない部分が多くあるんですね。
●男女のコミュニケーションの違い
スポンサードリンク
周りの事を気にしつつ、みんなで進めていく… という女性に対して、
男性はどちらかと言うと、しっかり役割分担をして、 自分の仕事だけをキッチリ、こなすみたいな考えが多いです。
なので、男性保育士さんは、もっと周りの状況を見ることや、 気配りに対して、指導を受けるかもしれません。
仕事がら、女性特有のコミュニケーション能力が求められるので、
これでもかってくらい、
- 「手伝える事はないですか?」
- 「ありがとうございます、本当に助かりました!」
と、ガンガン関わっていくほうが、ちょうどいいかもしれませんね。
もちろん、自分の仕事をしっかり終えた後で、と言う事が前提です。
★相手も人間。誰でもイライラする時はある。
今回は、人間関係について述べましたが、 こちらがいくら気持ちを込めて対応しても、
相手も感情をもつ人間ですので、 イライラと対応されたり、蔑ろにされてしまう事もあります。
これって、コミュニケーションで躓く所だと思うんですよね。
でも、イライラされても、それをしっかり受け入れて、
こちらがいつでも常に、誠実でまじめな対応を変えず、
向き合っていれば、 必ず、いつかは相手にも認めてもらえます。
★私は、先輩との関わりで、最初に悩みました。
でも、どれだけ最初、ボロクソに言われても、
私はあなた(先輩/上司)についていきますという姿勢を、貫き通せば、
認めてもらえて、いろんな仕事を貰えるようになります。
実際…私がよく指導を受けている先輩がいますが、
その先輩は結構機嫌がよくなったりわるくなったり(笑)するのですが、 本当に、楽しくて面白い保育をするのです。
話し方ひとつで、本当に子ども達をシュっと惹きつける。
描画や製作、歌唱指導も、ハッキリと分かりやすく伝えて、楽しい。
何気ない話も、とっても面白く話すので、子ども達には大人気です。
私が話を聞こうとしても、イライラと対応されることもありますが、
その先輩の指導は、ほんとうに説得力があり、常に学ぶことだらけです。
なので、保育士としてはとても尊敬しており、
指導が厳しくとも、逃げずにくいついていくぞ!
という気持ちを持っています。
そんな気持ちが伝わっているのか、伝わっていないのか…
行事前で忙しくてピンチだったり、本当に行き詰った時などに、
いつも先輩の方から手助けしてくれます。
(ぐちぐちと言いながらも、絶対に最後まで一緒にしてくれる…ツンデレ?)
本当に、感謝しています。
自分が、いつでも誠実であることを貫く。
これって、コミュニケーション能力がどうの…
って言う前に、大切なことだと思います。
●保育士新人研修のリンク
詳しい新人研修内容に飛びます。
コメント