保育士がオススメするお昼寝前に読みたい絵本まとめ♪乳児クラス(0歳、1歳児)にピッタリな寝かしつけ絵本
保育園で、乳児クラスのお昼寝の前に読みたい絵本を紹介します。
この記事では、お昼寝に関するテーマの絵本を紹介します。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
保育園では、お昼寝の前に絵本を読む…という流れ・リズムをとっている園・クラスがたくさんあります。
お昼寝の前に、気持ちを落ち着かせて、リラックスできるような絵本を読んであげたいですね。
【主に乳児クラス(0歳~1歳児クラス頃)までを対象とした記事です。】
(もちろん、どの年齢のクラスにも応用できますよ♪)
この記事で紹介する絵本は、下記目次をご参考くださいね。
この記事を書いた人
あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
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あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
■もうねんね(0歳児~1歳児向け寝かしつけ絵本)
- 作者:松谷みよ子
- 絵:瀬川康男
- 出版社:童心社
- 対象年齢:0歳児~1歳児クラス
いぬやねこ、ひよこなど、子ども達が好きな動物などが登場する絵本。
次々に登場する動物たちが、眠たくなって「もうねんね…」と、
眠る様子を描くだけの絵本。
みんなお昼寝するだけの絵本です。
ゆったりしたリズムで、読んでる大人も、眠くなってくる絵本です。
落ち着いた雰囲気にするのピッタリです。
■おふとんかけたら(0歳児~1歳児向け寝かしつけ絵本)
- 作者・絵:かがくいひろし
- 出版社:ブロンズ新社
- 対象年齢:0歳児~1歳児クラス
- ページ数:24ページ
いろんなものが登場して、お布団をかけていって、眠る絵本。
この絵本に登場するモチーフは、非常に個性的なのです笑
たこ、アイスクリーム、アリ、豆、トイレットペーパーなど…
これらの面白いモチーフが、お布団をかけ眠った時の、
いろんな寝相や、変化が面白くて楽しい、そんな絵本です。
面白いけど、お布団に入って、お昼寝したくなる…そんな絵本です。
■くらいくらい(0歳児~1歳児向け寝かしつけ絵本)
- 作者:はせがわ せつこ
- 絵:やぎゅう げんいちろう
- 出版社:福音館書店
- 対象年齢:0歳児~1歳児クラス
- ページ数:24ページ
真っ暗な部屋にいろんな動物のシルエットが浮かび上がります。
電気をつけたら、暗闇に隠れていた動物がわかります。
電気をつける動作が面白くて、子ども達が大好きな絵本。
保育者が電気をつけるボタンを押しながら演じてみたり、
子どもにおしてもらったり…双方向の楽しさがある絵本です。
最後には、お部屋の電気を消して、おやすみなさい…という流れにしやすいですよ♪
(個人的に、0歳児~1歳児クラスでは、一番使用頻度高かった絵本です笑)
■どこでおひるねしようかな(0歳~1歳児向け寝かしつけ絵本)
- 作者:きしだえりこ
- 絵:やまわきゆりこ
- 出版社:福音館書店
- 対象年齢:0歳児~1歳児クラス
- ページ数:24ページ
「ぐりとぐら」の挿し絵で有名な、やまわきゆりこさんのが絵を描いた絵本です。
この絵本は、お弁当を食べた後のいろんな動物たちが登場し、
お昼寝する場所を探す絵本です。
りす、ねこ、うさぎ、ぶた、くま、ぞう等々…
子ども達が好きな動物が、たくさん登場します。
それぞれ、眠りたい場所が個性的で、
木の上、草の中、はっぱの上、木のトンネルなど…
各々、きもちよくお昼寝が出来る場所を、探して見つけていきます。
また「ぐりとぐら」と同様、やまわきゆりこさんの絵柄は、
可愛くて分かりやすくて、自然物の表現が素敵です。
絵を見てるだけでも、楽しめる絵本ですよ♪
「みんな昼寝の時間です」でおわるので、お昼寝前の絵本にピッタリ!
■おやすみ(0歳~1歳児向け寝かしつけ絵本)
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- 作者:なかがわ りえこ
- 絵:やまわきゆりこ
- 出版社:グランまま社
- 対象年齢:0歳児~1歳児クラス
こちらは「ぐりとぐら」の絵本の作者である、なかがわりえこさんの絵本です。
また、絵も「ぐりとぐら」同様、やまわきゆりこさんが描いています。
登場するのは2匹のこいぬ。
2匹が、眠くなるまでの一連の流れを、描いた絵本です。
遊んでどろんこになったら、お風呂に入って…
ご飯を食べたら、はみがきをして…
絵本を読んでもらって、子守歌をきいて、眠る…
という、一連の眠るまでの動作・入眠儀式が入っている、寝かしつけ絵本です。
■お昼寝・ねんね前の絵本の選び方
ポイントとしては、テンションが上がりすぎないものです。
子ども達が大好きなものであればいいのですが、
なるべく気持ちが落ち着けるようなタイプの絵本がオススメです。
●なぜ、お昼寝の前に絵本を読むの?その理由は生活リズム。
子ども達が安心して保育園生活を過ごすにあたり、生活リズムがとても大切です。
毎日、一定の生活リズムがあるというのは、健康的にもなりますし、心の安定にも繋がります。
リズムが整うにつれて、どんどん子ども達の様子も安定してきます。
- 給食を食べたら、パジャマに着替えて、
- お部屋でゆっくり遊んだあとは、
- 落ち着いて絵本を読んで、布団に入ったら眠る…
という、一定の生活リズムを繰り返す事で、
だんだん毎日落ち着いて過ごせるようになります。
決まったタイミングでの絵本タイミングというものは、
生活のメリハリ、切り替えの分かりやすい合図にもなります。
★お昼寝前の絵本は入眠儀式でありスイッチでもある
お昼寝前の絵本というのは、いわゆる「入眠儀式」みたいなものです。
毎日、お昼寝・ねんね前に絵本を読むという事を繰り返していくと、
体の中のリズムに「この時間に絵本を読んだら、眠る」という流れが自然と身についていきます。
この流れが身についてくると「給食後の絵本=眠くなるスイッチ」になってきます。
絵本と言うのが手軽な上に、やりやすいというだけです♪
●生活リズムの安定が、健康・元気に過ごせる要素!
子どもの生活リズムを整えてあげる事が出来るのは、大人しかいません。
眠い時に寝て、遊びたい時に遊ぶ…という事を繰り返していくと、
どんどん睡眠・生活のリズム、タイミングがずれ、集団生活に適応できなくなってきます。
- 活動のタイミングで、眠くてグズる…
- 給食の時間に、眠くて泣きわめく…
- お昼寝の時間、眠れずハイテンション…
- 夕方のお迎えのタイミングで、またグズる…
等々、集団生活において、本人も、周りの人達も、しんどい思いをします。
子どもって、生活リズムを整えてあげることが、一番、元気に過ごせる要因となります。
生活リズムのメリハリをつける手法としては様々なものがありますが、
そのひとつとして「お昼寝前・ねんね前の絵本を読む時間・習慣」というのは、非常にオススメです!
子ども達もワクワク楽しみになりますし、
大人と子どもの、コミュニケーションにもなります。
これって、もちろん保育所だけでなくて…
お家・家庭でも応用できますよ♪
絵本を読んであげるのって「面倒くさい!」ではなくて、
絵本を読むと、スっと眠ってくれるようになる…と考えると、
ねんね前の絵本って、お互いに幸せな時間になると思いますよ♪
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