簡単ダンゴムシ春の製作活動アイデア(1歳児、2歳児、3歳児~)
春になると園庭のすみにたくさん出てくるダンゴムシは、 とても身近な存在で保育園の子ども達の人気者です。
進級し暖かくなった季節にピッタリの簡単製作、作り方を紹介します。
こんばんは!
男性保育士のあつみです!
この記事では一番身近で子ども達の大好きな虫、 ダンゴムシの簡単な製作について紹介します。
春の製作にピッタリですよ!
お花やちょうちょの壁面が人気ですが、子ども達の気づき…足元の小さな虫を表現してみても素敵ですよ。
他のテーマと、組み合わせて使っていきやすいダンゴムシ製作です。
この記事では、下記のようなダンゴムシ制作を紹介します。
■紙皿にクレパスと絵具のはじき絵でダンゴムシを表現(2歳児~3歳児向け)
■紙皿と画材だけ!簡単ダンゴムシ制作(1歳児~2歳児向け)
他にも春に使えるテーマが沢山収録されていて、とっても楽しい内容でした♪
この記事を書いた人
あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
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■クレパスと絵具のはじき絵を楽しんでダンゴムシ制作(2歳児~3歳児向け)
動画で作り方を見てみる
この項目では、2歳児~3歳児向けの、ダンゴムシ制作を紹介します。
だんごむしの体のフシを、クレパスで表現する面白い制作です。
●クレパスと絵具のはじき絵ダンゴムシの材料と作り方
●材料
- 紙皿
紙皿を半分に折って作ります。
半分にカットしてもOK。 - クレパス
ダンゴムシの体のフシを表現するのに使います。
白色のクレパスだとはじき絵がよく映えて面白いですが、
見えにくく分かりにくいため、子どもによっては、灰色のクレパスや、
好きな色でもOK。黒絵具が映える色がおすすめですね。 - 絵具
黒い絵具を使います。
塗る手段としては、筆でもハケでも、絵具スタンピングでも、
ローラーでもなんでもOKです。
●作り方と手順
まず、紙皿を半分に折った物or半分にカットしたものに、
白いクレパスでダンゴムシの体のふしを描きこみます。
白の線が見えにくいですが、一緒にやってみたり、
声かけでフォローしながら、やってみましょう。
別に正しく描く必要はありません。
線が引けたら、絵具を使って、上からペタペタ!塗っていきます。
ちなみに、絵具を付ける手法については、
ハケ、筆、絵具スタンピングなど…好きな手法でかまいません。
子どもの興味をもったものをやらせてみてもいいですね。
2歳児クラスの子でも、興味を持つ子にはどんどん、
挑戦させてあげればいいと思います![/ふきだし]
さて、絵具が乾いたら、ダンゴムシの顔や足を表現していきましょう。
今回利用したのは、丸シールとモールです。
丸シールはダンゴムシの顔、モールで足や触覚を表現します。
このように、ダンゴムシの顔をシール貼りで表現します。
2歳児クラスくらいまでなら、これで完成でもOKです。
ただ、もう一手間加えて素敵な製作にしたい場合は、
次に、モールを使い、ダンゴムシの触覚や手足を表現していきます。
足を表現するモールを通す穴を作るために、
1穴パンチで、穴をあけていきます。
この穴に、モールを通してねじっていく事で…
かわいいダンゴムシが出来上がります!
[char no=5 char=”涼しいあつみ先生”]触覚がある事…たくさん足がある事…だんごむしをよく観察してみて、子どもの気づきを、
制作に反映させていきましょう。[/ふきだし]
■紙皿と画材で簡単ダンゴムシ製作(1歳児~2歳児向け)
この項目では、紙皿を使った、
超簡単ダンゴムシ製作を紹介します。
●すぐに作れて可愛く楽しい、飾りやすい。
やる事はシンプル。
半分に折った紙皿を、だんごむしに見立てて、
色を付けていくだけです。
こんなカンジの物が出来ます。
上記写真は、2歳児を想定した、
クレパスを使用したものですが、
1歳児向けのスタンピングの方法なども、
後述で解説していきますね。
●簡単紙皿ダンゴムシ製作の材料
準備物
- 紙皿
- クレパス
黒のクレパスを使います。
二歳児に進級してすぐの製作になる事が多いと思いますので、
クレパスの箱ごと出さず、黒一本だけ渡してあげてくださいね。 - 丸シール
白の丸シールを、目として使います。
シールの真ん中には、油性ペンであらかじめ、
目を書いてから渡しましょう。
●乳児向け簡単製作ダンゴムシの作り方
まず、紙皿を半分に折ります。
ダンゴムシを横から見た時のイメージになるよう、
紙皿を半分に折ります。
次に、クレパス(黒)で、 ダンゴムシの色を表現します。
あまり塗り込み過ぎる事を求めずに、
ダンゴムシの話をしながら、楽しんでいきましょう。
2歳児に上がって、すぐの製作ですので、
どの子ども達もクレパスの扱い方を模索中の時期です。
手を左右に動かし、線を重ねていく事が、
楽しく感じれるように、一緒にしていきましょうね♪
ある程度黒く濡れたら、
丸シールで目を表現しましょう。
最初に見本だけを見せたら、
あとはあまり目のシールを貼る場所を、
うるさく指定しすぎないようにしましょう。
ポイント
虫の目の位置が正しい場所かどうかなんてのは、
まだ乳児クラスの子ども達にとっては、どうでもいいことです。
自分でダンゴムシだと思って作ったら、ダンゴムシなんですよ♪
(正しさや正確さを求めるとやらせる保育になります)
思ったことを表現する事を楽しんでいけるようにしていきましょうね。
●春のだんごむし製作活動の年齢別ポイント
1歳児の制作の場合
上記の手順では、2歳児を想定したものを紹介しましたが、
紙皿をつかっただんごむし製作は、1歳児でも行うことが出来ます。
しかし、1歳児クラスですと、暖かい時期だとまだ、
クレパスで線を引くことが難しい子がほとんどです。
そこで、1歳児クラスで行う場合は、スタンピングを使います。
スタンピングなら、ペタペタと押すだけなので、
簡単に面に色を付けていく事が出来ます。
スタンピングの材料などは、下記記事を参考にどうぞ!
■関連記事
廃材のスタンピングアイデア
物を使ったスタンプでなくとも、指スタンプでも、OKですよ♪
また、もとより立体的な紙皿を半分に折ると、
余計にスタンプがしにくくなるかもしれないので、
1歳児さんで行う時には、紙皿は折らずに広げておいて、
あとの作業は保育者で行ってもOKですね。
■春の簡単ダンゴムシ製作のねらい
この活動のねらいは、
暖かくなり春になった事を知らせる虫たちの中で、
子ども達の一番身近で、大好きな虫である、
ダンゴムシの製作を通して、 様々な画材の使い方や表現を、楽しむことです。
●制作活動の前に、ワクワクする導入を。
何の前触れもなく、「ダンゴムシ作るよ!」
では、子ども達のモチベーションや意欲、ワクワクも生まれません。
新年度が始まり、子ども達も落ち着いてきて遊べるようになって来て、
園庭のダンゴムシに気づく子ども達も出てきた所で…
ダンゴムシの絵本などを、
日々の保育の中で読み聞かせで行っていきましょう。
また、実際に捕まえて飼育してみるのもいいですね。
虫かごに入れて、毎日見える所に置いておきましょう。
ダンゴムシの飼育はめちゃめちゃ簡単です笑
(ぶっちゃけ土と落ち葉だけでもOKです)
そして、ダンゴムシの話題や興味を高めてから、
子ども達に作ってみよう!と誘うのが一番です!
■関連記事:手書きマンガ
タピオカ…?ダンゴムシ入りコーヒーの悲劇
■ダンゴムシのおすすめ絵本
ダンゴムシの絵本って、探せば意外と多いです!
それほど、子ども達にとって、
身近で親しみやすいテーマってことなんですね♪
とととと だんごむし
とってもかわいい、仕掛け絵本!
1歳児~2歳児でも楽しめる内容。面白くて超おすすめ。
繰り返しの表現を、子ども達がついまねしちゃう。
だんごむし製作の導入に最適です!
ころちゃんはだんごむし
虫の絵本シリーズの定番!
ダンゴムシのころちゃんが主人公です。
子ども達の大好きなだんごむしだけでなく、
カマキリや、セミの幼虫や、モグラも出てきます。
ダンゴムシって、脱皮して大きくなる事が知れます。
ぼく、だんごむし
だんごむし視点のお話。
幼児向けと思いきや、大人でも面白い絵本です!
卒園式に関するアイデアだけでなく、
春の壁面や制作に使いやすいテーマが、
たくさん収録されていました♪
次の記事→みつばちがテーマの壁面製作アイデア紹介
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