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「魔の二歳児」という言葉をご存じでしょうか?
「イヤイヤ期」とも呼ばれています。
子どもが2歳を過ぎる頃には、生活や遊びの中で、
なんでも自分でやりたいという気持ちと、 自己主張がとても強くなります。
そんな子どもが癇癪を起こすことに、 悩んでる保護者や保育者も多いです。
といった言葉が多く見られるようになります。
こんにちは!
男性保育士のあつみです!
2歳児の子ども達は、出来る事が増えてきた実感と、したい事がまだ出来なジレンマの中で、 とても複雑な気持ちを抱えています。
[cc id=4822]子どもの気持ちを受け止めつつ、接していきたいですね。
二歳児の心理を分析し、発達の特徴などを記録していきます。
二歳児のフォローに入る時に、この時期は非常に難しい年ごろである、と感じる事が良くあります。
「イヤイヤ期」である「魔の二歳児」…
この状況がいつまで続くのか…
イライラして、かわいくないと感じてしまったり、
ため息をついてしまう保護者も、本当に多いです。
着替えの手伝いなども、手伝おうとしたら…
「自分でやーるー!」
と、拒否されます笑
でも、様子を見ていると、裏返っていて、自分で着ることが出来ず…
最終的に、怒り散らして、癇癪をおこして泣いちゃいます笑
子育てをしている、大人である保護者から見ると…
これがいつまで続くやらと、対応に困っていると思います。
この魔の二歳児と呼ばれる次期がいつまで続くのでしょうか?
個人差はありますが、統計的に三歳頃を過ぎるにつれ、少しずつ落ち着いてきます。
でも、この反抗期は大切な時期ですので、あまり否定的に考えないでください。
遊びや、靴の履き替え、着替え、布団畳み、荷物を運んだり、
片づけ、ドアの開け閉め、電気をつけたり消したり…
自分で出来ない事まで、全部できるとおもってやろうとするのが、2歳児頃の発達の特徴です。
大人から見ると…
「それは無理やろ!?」
と思う事も、
「やる!」
…の一点張り。
結局うまく行かずに、勝手に泣いてる。
そんな姿があります。
なんでも自分でやりたいという気持ちがあります。
落ち着きがなく、手伝おうものなら、逆に「嫌!」と抵抗します。
本当に、やらないときがすまないし、
自己主張が激しく、多くなってくるのが、この時期の発達の特徴です。
それは、生まれてきてから、2歳までの間に、いろんな事が、
どんどん出来るようになったからです。
やりたかったことが全部できるようになり、
今は走れるし、シャンプも出来るし、大人と会話もできる。
行動範囲が広がり、いろんな遊びに挑戦していける。
自分は、もうなんでもできると思っているのです。
自分はすごいし、大人にも負けない!という気持ちがあるのです。
「魔の二歳児」と呼ばれる時期には、
わがままであるとか、反抗期であるとか、否定的なことばかり、 考えてしまいがちです。
でも、逆に考えてみましょう。
それって、子ども自身に「自信がついてきている」ってことですね。
それは、喜ぶべきことだと思います。
強い自己主張も、気まぐれで気分により、 コロっと変わってしまう事があります。
え!?今までの何だったの!?ってくらいの変わり身です。
集中力も短いので、少し時間を置けば、 忘れてしまったり、気持ちの切り替えが出来る時もあります。
自分は何でもできる!と自信に満ち溢れていますから、
何かお手伝いや出来ることを頼むことで、喜んで取り組みます。
(そこでつまづくと、またイヤイヤが始まるんですけど笑)
出来そうな小さなことから、やらせてみて、
たくさん達成感を感じさせてあげてくださいね。
おだてて、持ち上げ、その気にさせる…
2歳児ならではの気持ちを、プラスな行動・モチベーションに繋げていけるような関わりが出来るといいですね。
しかし、周りの大人・保護者にとっては、
自己主張の強さなどに、うんざりするかもしれません。
服の着脱なども、手伝おうとしたら拒否され、
自分でしようとして、出来ずに泣いて…
しかたないからまた手伝おうとすると怒り出す…
わがままに見えるかもしれませんが、
イライラしてしまい、かわいくないかもしれません。
でも、それが二歳児の正常な発達です。
逆に考えれば、しっかりと、自分の強い意思を持っている、ということです。
自分で何かしたいという意欲を持つのは、
これからいろんな事に挑戦していくために必要な原動力です。
人間関係、勉強、運動などの活動においても、
自分でやりたいと思う気持ちがないと、伸びていきません。
ああ、しっかり育ってくれているんだなあ…と、嬉しく思いましょう。
日々の生活の中で、さまざまな事に、
…と豪語しても、
結局出来なくて「やって!」と甘えてくる場面もあります。
魔の二歳児と呼ばれるこの時期には、
【自分はなんだって出来るんだ】という気持ちと、
【甘えたい気持ち】の両方を持っている、複雑な心境なのです。
この時期のイヤイヤや、この矛盾から、二歳児は、
などと呼ばれているのです笑
ややこしい時期です笑
個人差はありますが、三歳頃を過ぎてくると、少しずつ落ち着いてきますし、 しっかりと会話も通じてきます。
前述した通り、このイヤイヤ期である魔の二歳児は、 発達の上で、大切な最初の反抗期です。
ここでいろんな思いをしていく事が、これ以降の発達に繋がっていきます。
あれもいや!これもいや!なんでも全部いや!
やりたい!手伝わないで!出来る!できない!!!
やりたいという気持ちと、 出来なくて悔しいという気持ち、
助けてほしいけど、助けてほしくない気持ち、 すべてが、子ども自身もぐちゃぐちゃです。
こんな子どもの状況に、保護者はイライラしてしまうと思います。
が、対応としては基本的に大人は取り乱さず、落ち着いて受け止める事が大事です。
■参考記事:「見守り保育」に必要な感情の一時停止ボタン
大丈夫です、あなたはもう、この記事を読んだのですから…
2歳児に発達の特徴が分かったので、冷静に客観的に対応できるはずですよ!
構い過ぎず、少し離れて観察してみるのもいいです。
その場合は、危険がないように見守ってくださいね。
子どもにとって怒り散らすのは、発散の意味があります。
子ども自身、うまく行かない悔しさや葛藤があります。
子どもなりに、自分の感情をすべて吐き出したら、おのずと、何かしらの次のフェーズに移ります。
(だいたい、大人に反応を求めてくると思います)
また、二歳児とは、興味があるもの、楽しいものには、 強く興味を示し、とてもノリがいい時期です。
何か別の話題や新しい遊び、おもちゃなどで、気を引いてみると、 魔法のように一発で気持ちが切り替わったりします。
気分が乗ってきた時や、落ち着いた後に、もう一度話しを聞いてみましょう。
すると、
といったように、すんなりと自分の気持ちを、ちゃんと話してくれたりという事がよくあります。
気持ちの切り替えのための提案や関わりは、子どもへのごまかしではなく「気持ちを切り替えるための援助の一つ」として考えましょう
激しく抵抗したり泣いたりした後は、
結局、好きな大人に抱っこしてもらいたい…と甘えたり、します。
でも、自立と依存は、ともにあるものです。
子どもは、自立するためには、 信頼出来て、いつも見守ってくれる大人の存在が必要です。
安心できるからこそ、新しい事に挑戦できて、それが自立につながっていくのですから。
(ぜひこのブログの信頼関係や愛着対象の記事も読んでみてください)
いつまで続くの…とため息が出るかもしれませんし、
うちの子はこんなにワガママで困る!イライラする!
という気持ちではなく、どんな子どもだって、誰でも通る道ですので、
成長の過程の一つという事で、見守ってあげてください。
子ども自身も、葛藤を抱えています。
気持ちを楽にして、ストレスを溜めないように!
こどものイヤイヤすら楽しんでみるような気持ちで、
接してあげてくださいね!
いくら自分でやりたいと思っても、出来ないことは出来ない。
いくら自分がおもちゃが欲しくても、買ってもらえない時は買ってくれない。
いくらだだをこねても、思い通りにいかない、
我慢するという経験も大切な経験で、身につけていくべきことです。
あまりにも激しく反抗するからといって、 欲しい物を買ってあげたり、甘やかしすぎる事はしてはいけません。
だだをこねれば願いを聞いてくれると思いこむので、 これからの発達に悪影響があります。
例えば、欲しいお菓子やおもちゃがあり、
店でギャン泣きする子どもに仕方なく買い与えたり、
言い聞かせたいがために、 ワガママをいわなかったら後で○○買ってあげる、
などは絶対にしてはいけません。
「大声で騒ぎたおせば、望みのものが手に入る、願いが叶う…」
そんな考え方をする子どもに、育ってほしいとは思いませんよね?
一時しのぎで行った軽はずみな事は、本物のワガママに育ってしまいます。
その子は将来、公共の場で大声で怒鳴り散らす悪質で非常識なクレーマーになるかもしれません。
イヤイヤは、いつまでも続くことではありません。
保護者も、毅然とした態度で、真剣に子どもに向き合ってくださいね。
あつみ先生が超絶ブラック大規模園→小規模園へ転職した話…気になる方はこの記事で読んでみてね!
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