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赤ちゃんの離乳食は、なぜ必要なのか?
また、離乳食にはには、どんな役割があるのか?
どうやって進めればいいのか?
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
民間保育園に勤めています!
4歳児の担任をしていますが、
フォローに入るときや、土曜保育では、
乳児の保育を行う事もしばしば。
幼児担任であれども、乳児に対する知識は必要です。
特に気を付けているのが、給食時。
離乳食の種類やアレルギーなど、配慮することがとても多いです。
この記事では、赤ちゃんのにとって大切な離乳食についての、
基本的な知識を書いてきます。
具体的な時期別の進め方やレシピは、別記事にて詳細を記録します。
(記事が出来次第リンクします)
記事リンク
離乳と言うのは、母親のおっぱいや、育児用ミルクから、
幼児食(普通の食事)に移行する事を言います。
赤ちゃんの摂食機能は、おっぱいやミルクを吸う事から始まります。
そこから訓練をすることによって、
食べ物を咀嚼(そしゃく:噛むこと)して、飲み込む事が出来るようになります。
また、この練習期間のことを、離乳期と呼びます。
そして、この時期与えらえる食事のことを、離乳食と言うのです。
基本的に、生後しばらくの間(4~5カ月頃)は、
母乳やミルクを食事の主体として、発育していきます。
というか、この時期の赤ちゃんは、母乳やミルクしか飲めませんね。
母乳やミルクが、赤ちゃんにとっての、立派な食事なのです。
しかし、これ以降の時期(5~6か月)に差し掛かると、
母乳やミルクだけでは、正常な発育が出来なくなるので、
ここで離乳の必要性が生まれてきます。
いつまでも母乳やミルクだけ…で育つことは、出来ないのです。
赤ちゃんが成長するにつれ、発育に必要な栄養が、どんどん増えてきます。
生まれてすぐの赤ちゃんは、母乳やミルクからの栄養で、
十分育っていくのですが、母乳だけで、必要な栄養量を取ろうとすると、
水分の割合が多いミルクや母乳では、大量に飲む必要も出てきますね。
そうなると、多量の水分が、赤ちゃんの胃腸にも負担になります。
赤ちゃんは、母親のお腹の中で、鉄などの栄養を貰いながら、
また蓄えながら、生まれてきます。
この栄養素が少なくなってくるため、母乳以外で栄養を取らなくてはならないのです。
だんだんと母体から、母乳の分泌量が少なくなってくるので、
離乳せざるをえなくなります。
赤ちゃんは、生後5か月くらいから、ペースト状にした食べ物を、
嚥下(えんげ:飲み込む事)出来るようになります。
また、6~7カ月頃になると、乳歯が生えてくるのです。
ここから、咀嚼(そしゃく:噛むこと)機能は発達してきます。
唾液も出てきて、消化機能がだんだんと上がってきます。
食べ物のにおいや味、色や見た目などから、赤ちゃんは様々な刺激を受けています。
この頃に、たくさんの食材に親しんでおくことが、今後の食生活に、大きな影響を及ぼします。
好き嫌いがないように、いろんな食材を、よりよい食事を、与えてあげたいものです。
基本的に、消化しやすい食材を選びます。
離乳食の進行のペースは、個人差があるため、最初は、一つの食材を、1さじだけ与えます。
そこから、量を増やしていき、慣れてきたら、種類を増やします。
離乳食の種類が増えることで、いろんな食材が使われるので、
歯茎の発達や、消化器官を刺激して、食べ物を消化する力がついていきます。
赤ちゃんは、母乳が万能栄養源です。
しかしそれは、最初の話。
だんだん発育するにつれ、それ以外の栄養が必要になります。
少しずつ離乳食の種類を増やして、必要なそれぞれ栄養を取れるように、
いろんな食材に置き換えて行きましょう。
これは、食材本来の風味を知るためです。
味覚の発達を促していくために、離乳食は薄味になっています。
塩や醤油、砂糖などが離乳食に使われますが、ほどほどにってことです。
特に香辛料などはNG。
赤ちゃんに味の濃いものばかりを与えると、味覚障害になる可能性があります。
というか、大人でもなります。
離乳食の特徴として、赤ちゃんが食べやすいように、
栄養素が豊富で、味が薄くて、水分がとても多いです。
また、とても調理に手間がかかります。
料理時間が長く、料理してる人の手が触れてしまう確率も、
高くなるんですね。
そして、離乳食の特徴故、とても細菌感染しやすいんです。
このため、離乳食を作ったり、触ったりする前に、
必ず清潔にしておく必要があります。
手はしっかり洗う必要があります。指の間や爪など、忘れずに。
また、髪の毛が落ちないようにしたり、
離乳食の調理中に頭を触らないようにする事は、当然です。
また、手にキズなどあれば、そこは雑菌の温床です。
指サックなどで、ガードしてから離乳食の調理をしましょう。
食材は、新しいものを使うのが当然です。
また、甘味料、添加物のないものを選びます
食器は、煮沸消毒がオススメです。
食器や器具に限らず、小物なども、
洗剤で磨いた後、鍋などに放り込んで沸騰させてください。
また、消毒が終わったら、しっかり水気を、
清潔なふきん等で拭いて、乾燥させましょう。
これは、赤ちゃんが直接口に触れる所ですね。
特に気を遣う部分です。
ふきんも、使った後は消毒すると万全ですね。
また、濡れたまま長時間放置されると、雑菌が増えやすいので、
乾きやすいものを用意するのがお勧めです。
作るのに非常に手間がかかり、もったいないですが、
それで病気になるほうが赤ちゃんがかわいそうですよね。
赤ちゃんの発育には、個人差があります。
進むスピードも違えば、食べられるもの、量だってそれぞれ違います。
同じような進め方にはなりません。
初めて赤ちゃんを持った親にとっても、離乳食は初めてですよね。
分からない事、不安な事など多いはずです。
私たち保育士や、様々な子育て支援のサービスで目指すのは、
母親が、自分のかかわりに自信を持って、
子育てをしていく事です。
どんどん、支援を利用して下さいね!
子育て経験者の話は、不安を解消してくれるはずです。
また、食べる力をつけていくためには、強制するのはいいことがありません。
生活のリズムを身に着けたり、
食事が楽しい!と思えるようにしてあげたいものです。
赤ちゃんにとっての離乳食は、
母親とのコミュニケーションの場でもあります。
お世話してくれる、信頼感を作っていくいい機会でもあります。
ここで嬉しい思い、楽しい思いをすることで、
食べるのが楽しいと想えれば、グッドですね。
赤ちゃんのこういう気持ちが、離乳を早めることになります。
逆に、食事が無理矢理強制させられて、
嫌な思いをしてしまうと…
食事が楽しくないと、思いこんじゃいますからね。
赤ちゃんの離乳食を考えるという事は、
赤ちゃんが健康に発育していくために、
いろんな事を考え、工夫していく事になりますね。
栄養素に気を使ったり、手間のかかる調理をしたり…
その中で、自分の健康についても、考える機会が出てきます。
赤ちゃんの離乳を始めるタイミングとしては
がサインになります。
日々赤ちゃんに関わり、触れ、
サインを逃さないようにしましょう!
この時期の赤ちゃんは、舌を前後に動かして、少しずつ移動させて飲み込みます。
基本的にこの時期は、主食は母乳です。
母乳やミルクは、子どもが欲しがるだけ、与えましょう。
母乳 + 一日一回の離乳食 といった感じになります。
この時期の目的は、飲み込むという動作になれる事です。
離乳食が始まり、1カ月立ったら、一日2回の離乳食にしましょう。
→生後7~8カ月頃(モグモグ期)の詳細記事
この時期の赤ちゃんは、前歯が生え始める頃です。
ここでは、飲み込む動作に加えて、
下あごが発達してきて、舌が上下に動くようになってきます。
ここで目指すのは、舌と上あごの力を使い、食べ物をすりつぶす事。
固さは豆腐程度が目安です。
また、促すことで、すするという動作も出来るようになります。
主食はまだまだ、母乳やミルクです。
→生後9~11か月頃(カミカミ期)の詳細記事
赤ちゃんのこの時期は、複雑に口を動かせるようになってきます。
舌と頬、唇を使うことで、
歯茎を使ってすりつぶす動きが発達してきます。
このころから、離乳食の回数を1日3回にします。
食欲も出てくるので、離乳食の量を増やしてあげましょう。
また、離乳食の後のミルクも忘れずに。
手づかみでものを食べようとする様子が見られるようになります。
→生後12~18カ月頃(パクパク期)の詳細記事
咀嚼(そしゃく:噛むこと)機能が発達していきます。
まずは、手づかみで食べることを目指します。
スプーンなどを使うのは、手づかみが出来てからです。
焦ってスプーンなどを最初から持たせようとしても、発達に合っていません。
活発に、自分で食べる動きがみられるこの時期に、
手づかみで食べることを十分にさせてあげてください。
これが、スプーンを使う基礎になります。
”食べる”という機能ができるまでの、大切な期間になります。
離乳が完了したというのは、
固形の食べ物をかみつぶすことが出来て、
必要な栄養と、母乳以外で採れるようになった事を言います。
平均的に、離乳完了は、12カ月~18カ月の間です。
また、咀嚼(そしゃく:噛むこと)の機能は、3歳頃までに得られます。
ただ、離乳が完了したからと言って、
母乳やミルクを飲んではダメということでは、ありません。
要は、必要な栄養が、食事でとれるということです。
この記事では、離乳食の基本について記録しました。
赤ちゃんの時期別の具体的な離乳食の進め方や量、
レシピについては、別の記事で紹介していきます。
あつみ先生が超絶ブラック大規模園→小規模園へ転職した話…気になる方はこの記事で読んでみてね!
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