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【保育士が解説】保育園における食育とは?ねらいと目的・指導計画の作り方

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食育って、むずかしくないよ!
この記事で分かる事
  • 食育計画を立てる時に意識するポイント
  • 食育計画を立てる際の考え方の基本とねらい
  • 繋がりのある食育の大切さ
  • 本質的な食育の考え方
あつみ

「食べる」という行為は単なる日々の繰り返しではありません!
食事は子どもたちの健康な身体と心を育てるための、とても大切な学びの場なのですー!

保育の中での食育とは、子どもたちが健康に育つために欠かせない部分です。
人間の存在にとって大きな意味を持つとされています。

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この記事を書いた人

あつみ先生

保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら

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保育に置いて食育とは子ども達にって大切な学びです!

「食べる」というのは毎日行う当たり前の行為。
ついつい何気なく、マンネリ化してしまうことがありますね。
それが無意識に不健康な食生活を生んでしまうことがあります。

食事は私たちの身体と心を支えるための大切なエネルギー源です。
しかし、大切なのはそれだけではありません。

保育園の食育では乳幼児期の食育の目標として「望ましい生活や食生活を営む力を育てる」ことを挙げています。
でも、この目標…一朝一夕にできるものではありません。
長い時間をかけて、保護者や保育者の援助を通じて身につけるものですね。

それゆえ子どもたちの成長を支える保護者や保育者にとって、食育は非常に重要な課題であり、関心を持ち続けて子どもたちを支援しなければならないということですね。

基本となる食育計画作成の考え方

まず、食育を進める上で大切なのは「食育を保育の一部とする」ということです。
「食育はただの食事の時間ではない、教育活動の一部である」と位置づけることで、その教育的な効果が期待できます。

次に、食育をどのように進めるか、その計画を立てる時には、保育全体の目標を見据えて、その中に食を位置づけることが大切です。

さらに、子ども一人一人の発達に合わせて、食に関する行動を観察しますね。
それを元に、子どもたちがどの程度の生活力を身につけることを目指すか、明確な目標やテーマを設定します。

そして、この目標やテーマについては、保育者だけでなく、栄養士や調理師といった全職員が統一した理解を持つことが重要です。
そのためには、職員間で常に話し合える環境を作ることが望まれます。

つまり、食育計画を作る時には、全体の保育目標を見据え、子ども一人一人の発達に合わせた目標を設定し、それを全職員が理解するためのコミュニケーションをとる環境を整えることが大切なのですね!

●食育計画を作成する時の基本

食育計画を作成するときには…

  • 子どもたちの発達や生活習慣
  • バランスのとれた発達
  • 保育園と家庭の協力

…という視点を大切にする必要があります!
ひとつずつお伝えしていきますね。

子ども達の発達や生活習慣

食育計画は子どもの発達に合わせたものであるべきですね。
また、集団生活の中で自然と習慣化していくような内容であることが大切です。
つまり、子どもたちが自然と食育の活動に取り組み、その中で学んでいくことを意識した計画作りが必要です。

バランスの取れた発達

次に、食育計画は子どもの活動を一面的に捉えるのではなく、全体的な視点からバランス良く発達を促すものであるべきです。食に関する知識だけでなく、クッキングしてみたり、友達といっしょに食べて楽しかった・美味しかったという事をともに喜んだり、多面的な視点から子どもの成長を促す計画にしましょう。

保育園と家庭との協力

そして最後に、食育計画は保育園と家庭が協力して進めていくものです。
つまり、保育園だけの事業ではなく、保護者との協力体制を作り、一緒に食育を進める計画を作ります。

食育においての家庭との連携

保育園での食育活動は、ただ園内で行うだけではなく、家庭との連携を取り入れなければ、その効果は十分に得られません。つまり、保育園での食育活動が家庭でも続けられるよう、家庭と連携を深めることが重要なのです。

そして、保育園の教育方針だけでなく、家庭での育児の進め方や考え方についても共有し、同じ方向を向くことが大切です。このように、保育園と家庭が一緒に学ぶ「共同学習の場」を設けることで、より効果的な食育活動が展開できます。

さらにこの場で、具体的な問題点や今後の課題が見えてくることもありますね。
そのような意見やフィードバックを元に、保育園でどのように食育計画を進めていくかを見直すことが可能です。こ
のフィードバックを活かすことで、より具体的で効果的な食育計画が作れるます。

家庭との連携や協力体制を図ることで、保育園と家庭が一体となり、子どもたちの食育をより効果的に進めていくことができるのですね!

■今年だけではなく繋がりを持たせた食育計画を!

一年間の食育計画を作るとき、まず子どもたちの保育生活を、時期事にいくつかの期間に分けます。
そして、前の年度の保育活動を見直し、さらに来年以降、進級してからもどんな食育に関する取り組みをしているのか?という事も把握したうえで、計画を立て始めます。
これらの保育目標が連携しているか確認しながら新たな計画を作ります。

今目の前の子ども達の姿だけでなく、これまで経験してきた事や、さらに来年以降経験することもも踏まえ、繋がっていく必要があります。

食育は「食」を通じて生活する力を体験的に学ぶ活動ですね。
そして、これは単に知識を学ぶだけでなく、実際の行動や実践を通じて、理解力やスキルを身につけることを目指しています。

子どもが何かを理解すると、それに対する興味がわき、次に何を学びたいのか、何を試してみたいのかが自然と生まれてきます。そしてそれを試すことで、子ども自身が楽しみ、自分で行動するようになります。
このプロセスが食育においてとても大切です。

ただし、単発の活動やイベントだけを繰り返しても、その効果は期待できません。
「教える」という行為も、子どもに押し付ける形にならないよう、根気強く、愛情を持って接することが大切ですね。

食育を通して、子どもの中に秘められた力を育てていくと、親や保育者自身も学び、育てられるということに気づくでしょう。つまり、食育は子どもと大人が共に成長する活動なのですね。大人も自分自身を教育するような意識を持つことが、この食育活動をより有意義にするということですね。

食育は、単なる知識の習得以上に、実践と経験を通じて、子どもたち自身が興味を持ち、自分で行動する力を育む大切な活動なのです!

■食育とは?食育計画を立てる時に考えるポイントを押さえて進めよう!

上記を意識して、食育の年間計画を立てて見てくださいね!

●0歳児の食育|年間計画の立て方・作成方法

保育園の0歳児クラスの食育活動の目標は主に、子ども達が自分で食べたいという意欲を引き出す事や、食物の大きさ、硬さ、触感を知ったり慣れたりする事です。
これらのポイントを踏まえ、食育計画を計画していきましょう。

詳しくは上記の記事で解説しています。
0歳児担任の先生は参考にして見てくださいね。

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