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今回お伝えするのは、保育において、子どもの褒め方のポイントです。
子どもをポジティブにさせる心理技術として「ラベリング」という手法をお伝えします♪
こんばんは!
男性保育士のあつみです!
ラベリングとは、簡単に言い方を変えると「レッテル貼り」というものです。
なんだかレッテル貼りって、悪いイメージがありませんか?
でも、有効に使う事で、子どもをポジティブに、前向きな動機を与えて、行動のきっかけにする事が出来ます。
意識するか、しないかだけで、声かけや接し方が100%変わる上に、めちゃくちゃ簡単で今日から実践できるので、是非読んで見てくださいね。
例えば、あなたが子ども達に、お片付けの習慣をつけてほしい時、どちらの声かけが良いでしょうか?
「もう!○○ぐみさんは、お片付けも出来ないの!?
みんなちゃんとお片付けしなさい!」
「この○○ぐみさんは、いつもお片付けが上手で、お部屋が綺麗で気持ちが良いですね!」
どちらの声かけが良いのかと言うと…
そう、考えるまでもなく、後者の声かけですよね。
ただ、日々の生活の中で、忙しく・イライラしていると、無意識のうちに前者寄りの声かけをしてしまう先生も多いです。
この声掛けの違いで、どんな心理効果が子ども達に生まれるのか、一度、考えて見てください。
この声掛けにより、子ども達は、自分で自分を意識してしまいます。
「お片付けが上手」と言われると、言われた通りに思ってしまう、という心理技術なんですね。
いわゆる自分に向けられた言葉により、自分自身を定義づけしてしまう、と言う事です。
たとえそれほど、お片付けに熱心じゃなくても…
「あ…僕って、お片付け上手だったのか、そうなのか…?」
と感じてしまう事で、なんだか”お片付けが上手な自分”になろうとする、してしまう…という事です。
要はコレ、子どもが自覚を持てる関わりなんです。
褒める時は、積極的にラベリングを使う事で、子ども自身がもっとハッピーになれるし、前向きになれます。
また保育者から、子ども達に何かを伝えたい、お願いしたい時も、
「○○しなさい!」
と伝えるよりも
「あなたなら/君たちなら出来るんだよ」
という伝え方をした方が、200%以上、効果的です。
要は、相手が嬉しくなる、ポジティブになる伝え方です。
伝え方についてもっと知りたい人は下記の書籍もおすすめです。
■関連記事:
→「伝え方が9割」読んでみた
褒める時のポイントは「具体的に褒める事!」ってよく言われますよね。
でも、行動だけを褒めてちゃ、非常にもったいないです。
ここで私が提案する褒め方のポイントの公式としては、
【行動を具体的に褒める】+【感情を伝える】+【ラベリング】
これが最強の褒め方です。
例えば、子どもが何も言わなくても、トイレのスリッパを揃えていた。
ここで、具体的な行動だけを褒めると、
「スリッパを揃えたんだね!えらい!」
になります。
しかしここに、感情を伝える+ラベリングを加えてみましょう。
勿論、子どもによりますが、この3点を意識して褒められて、嬉しくない子どもは(多分)居ません(と思います)。
(上記の例は、分かりやすくするため、ちょっとクドいですが…)
実はこれ、何度も使う事・伝えるで、絶大な効果を発揮します。
言い換えると、いわゆる”刷り込み(すりこみ)”というヤツです。
「あなたは○○である、あなたは○○な人である」という事を意識づけさせる事が出来ます。
言葉って本当に魔法で、何度も繰り返すことで、刷り込みが起こります。
人の声により音となって耳に入ってきた言葉は、無意識のうちに心理に刻み込まれていきます。
他にも事例を出してみますと、下記もラベリングの一種です。
世の中を見てみると、定義づけ(ラベリング)の技術が、至る所で使われています。
ラベリングは、効果的に使う事で、子ども達にポジティブな影響を与える事が出来ます。
このラベリングという心理技術って、めちゃくちゃ効果があるんですが、それって逆に言えば、悪くも利用する事が出来ます。
こういった、ネガティブな言葉を浴びせ続けると、子どもの無意識がそう定義されてしまいます。
集中力がないと言えば、その通りになるし、へたくそと言われれば、ずっとへたくそなままですし、同じ失敗も繰り返します。
本当に、言葉通りの状態になります。
本題とは逸れるんですが…
例えば、下記の声かけはどうでしょう?
これ、子ども本人の否定になりますよね。
男性は、たくましくあるべき?
女性は、淑やかであるべき?
長男長女は、甘えちゃいけない?
世の中のイメージとして、このように考える人が残っている人がまだまだ多い、残っているのは、そのようにラベリングされている…というか、定義づけされてきた、という現状があるという事。
世知辛いのじゃー
保育にも使えるラベリングという心理技術、実はめちゃくちゃ強力で効果があります。
かつ、本当にそうなってしまうため、使い方によっては危険なんです。
ただ、こういう方法があると認識してるだけで使えますし、子どもに否定的な声かけをする事が無くなります。
子どもの態度も、言葉遣いも、行動のひとつひとつも、一日だけで形成されてないんです。
微々たる一日の積み重ねなんです。
言葉も一緒で、毎日、良い言葉、ポジティブで前向きな、自分を作り上げていくような言葉を選び接していくというのが大切ですね。
子どもを良くも悪くも変えられる心理技術です。
用法容量を守って、ご利用くださいね。
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