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~週明け月曜日~
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
運悪くブラック保育園に捕まってしまった保育士1年目の新人の先生は、
持ち帰り仕事の多さ、また多様さに驚くのではないでしょうか。
休日もプライベートもなく、
起きて人間として活動している時間の全てを、
保育の仕事に捧げている現状を自覚し、
「こんなはずじゃなかった」
と後悔しながら、毎日、夜2時まで頑張ってる1年目の先生もいるでしょう…
[cc id=12984]ブラック保育園にとって、休日とは…?
休日は「平日に終わらなかった仕事を終わらせるため」に使う
という存在です。
そして、自宅でやってきたという事が、褒められ、認められるという腐った業界。
保育士が社会人1年目の先生ですと、
ブラック保育園の現状を、つい、受け入れてしまいがちです。
それまで働いた経験がないものですから、
と、疑いなく思ってしまっても、おかしくありません。
生活リズムがバラバラの中、もし体調を崩して…
仕事が進まない期間が発生すると、簡単に破綻してしまうような仕事…
果たして、そんな考え方や、やり方がまかり通っていいのでしょうか?
プライベート完全無視・自宅でも仕事をする保育士…
下記より、保育士定番の持ち帰り仕事の一例・事例を紹介してまいります。
残業についての記事でもお伝えしましたが、
どうしても書類や準備物等、他の仕事が優先されてしまい、
ピアノの練習は後回しになりがちです。
園でピアノの練習をしようものなら
みたいな感じでツッコまれます。
と言うか、嫌味をいわれます。
ピアノ練習は自宅で行う人がほとんどです。
単純な製作物や教材を、ひたすら準備し続ける作業です。
その行事担当だからと言って、末端の保育士に、
人数分のメダルやカードを作る事を命じられたり…
また、行事前ですと、必要な小道具、
時には衣装などを手掛ける先生も居られます。
この時期は、毎日大荷物をもって、園を自宅を往復、
と言う事も非常に頻繁になります。
休日作業をしていて、気が付いたら夕方だった…という事も。
そりゃ保育士の仕事辞めたくもなるのも当然です。
保育士の持ち帰り仕事のド定番ですね!
状況に応じて持ち帰る書類は様々です。
上記は一例であり、中には個人情報が含まれる書類もの在ります。
そういったものは、本来持ち出しは禁止です。
ただ、園全体として、風潮として、
園の運営者がそれを黙認・もしくは自分も行っている事例も多数あります。
しかしそうでもしないと、仕事が進まない…
といった状況・現状を抱えている園が多いです。
ブラック保育園の勤務時間中に、
必要なものの買い出しなんて、行けるわけがありません。
つまり、休日に自分の時間、自分の足を使い、
教材や準備物等、探しに行く必要があります。
~100均はいつもに保育者のそばに~
施設によってやり方は違いますが、
活動を計画して、必要なものが園の備品出なかった場合は、
買う前に園長や主任等に相談をする事で、許可をもらう必要があります。
許可が出たら、自分で買い出しに行き、領収書等を持ち帰り、
費用を返還してもらうやり方が多いです。
ただ…相談しても
など、園長の気分次第裁量次第で、
認められなかったり、グチグチ文句を言われる事もあります。
無事、必要性を認められて、購入して来ても…
など、ここでもまたグチグチ文句を言われる。
こんなやりとり、ストレスたまるだけなので、
自腹で必要なものを買ってくると…
と文句を言われる。
どの手段を選んでも、文句を言われるわけです。
同じ結果になると分かっている、ストレスの発生するやりとりするくらいなら…
自前で支払って、文句言われつつも、一番素早く仕事を進められる③を選ぶ人が多いのは当然です。
残業が多い理由の記事でも解説しましたが、勤務時間外前提の仕事を与えてくるからです。
アイデアを出し、行事を増やすのは簡単です。
そして、それらは特に上の立場の人から、褒められる・認められる傾向にあります。
ただ、次年度の負担まで誰も目が行きません。
来年の同じ時期になると、
という話になります。
基本的にこうなってしまうと、前年度にやった分、園長のプライドや、
保護者からの期待なども含めて、「今年はやらない」という流れにはなりにくいです。
行事や取り組みを始めるきっかけは、たくさんあります。
しかし、数年続いている行事をやめるほうが難しいです。
保育園の行事に関しては、始めるより、やめる事が難しい。
行事や取り組みが増えすぎる流れは、これの繰り返しです。
一年にひとつ行事を増やしていけば、10年後には10個の行事が増えています。
つまり仕事量は年々増加していきます。
忙しい時期に様々な行事が重なる事で、残業だけでは飽き足らず、
持ち帰り仕事まで求められる現状になっていきます。
保護者のニーズがあるからです。
と言うのが一部の保護者の意見です。
保護者自身は、指導するのは自分じゃないし、
別に保育園にどれだけ求めても、自分自身は疲れないし、
何を言っても、保育料以外は、お金は掛からないです。
保育料は認可ならどこでもいっしょですので、
そりゃ、やってくれることは多い方がいいと考える人もいるでしょう。
色んな取り組みそのものが悪いとは言いません。
しかし「大人の気持ち」ばかりが入っているように思います。
いったい「子ども主体」はどこ行ってしまったんでしょうか。
現場の負担は考えず、上から見下ろすだけの経営者は、
一部の保護者・利用者のいいなりとなり、ホイホイと要望を受け入れてしまいます。
それがプライドというか、見栄ばかりの「特色ある保育(笑)」という事なのでしょうね。
現場の保育者が流して枯れ果てた血涙も知らず、
ただ行事当日になって見に来て、満足したり、ダメ出しをするだけの理事長を含めた経営者陣。
上の意見に振り回され、いったいどれだけの新人保育者が潰されて言ったことでしょうか。
本来の「保育」の意味を忘れているように感じることがあります。
ただ、幼保一元化の流れもあり、養護に含まれる教育の側面が強くなり、
極端に偏ってきている施設が増えてきたように感じるのが私の本音です。
ねらいと目的を明確にして、
本当に必要な事だけを、子ども達にしてあげたいものです。
行事や、やる事の断捨離は本当に必要だとおもいます。
これは私個人の考え方ですが、
英語するよりスイミングするよりも…
毎日、笑顔で応えてくれて、面白い事してくれて、お互い元気いっぱいでいられる…
そんな先生のほうがよっぽど、いい保育になると思いますし、子ども達にとって、必要だと思うんです。
そうあるために…
子どもと、全力で楽しみ、笑顔で関わるためには、
保育者自身が、人間らしい生活を送り、しっかり眠れる事や、
自分の健康と、プライベートを充実させることが、最低限の前提だと思うんです。
持ち帰り仕事が多くなれば、当然それも果たされません。
その前提すべて覆すというか、奪い去るのが、ブラック保育園という存在です。
残業しない、持ち帰り仕事もしない…
考え方を共有できる園に巡り合うのが、非常に難しい現状があります。
あつみ先生が超絶ブラック大規模園→小規模園へ転職した話…気になる方はこの記事で読んでみてね!
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