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外遊びが嫌いで苦手な子に、外遊びを好きになってもらうためには?
そのためには、子どもがなぜそうなのかの理由を突き止める事です。
不安を解消してあげる事で、外遊びの楽しさや気持ちよさを、
感じさせてあげたいですね。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
この記事では、外遊びが嫌いな子、苦手な子に対する、
接し方や関わり方、考え方を解説しております。
また、その子にどうなってほしいかという願いは、
保護者、保育者、それぞれです。正解はありません。
ただ、前提として、その子の「個」を受け止め認めることは、
どういった場合においても、前提です。
これを無視することは、その子の本質を否定する事となり、
外遊びをしない事よりも、成長への悪影響につながってしまいます。
その子にどうしたいのか、どうなってほしいのか…
それは保護者、保育者により違ってきますが、
どちらにせよ大切なのは、なぜその子が外で遊びたがらないか?
という事を考えて、理解してあげる事です。
保育者が誘っても嫌がるのには、理由があります。
上記は一例でしかありません。
子どもによって全部理由は違います
子どもってのは、本来は外遊びが大好きな子が多いです。
ただ、やっぱりそこには個人差があります。
まず、子どもが、理由なく外遊びを嫌がるという事はありません。
その子の思いや考え、事情がある事を理解し、
それを否定しない事を大前提にして、下記を読み進めてみてくださいね。
さて、多くの保護者、保育者が持つ考えとして、
「子どもと言えば、本来は外遊びが大好きである」
という考え方があります。
実際には、統計としてはこの傾向を持つ子どもは多いです。
私も、まず最初は、この考え方を当てはめたうえで、子どもへの関わりをします。
しかし、こういう「子どもはこうあるべき」という、
硬い考えを持っていて、それを変えないというのは、
子どもに対して丁寧な関わりが出来ているとは言えません。
要は、冒頭にあげた考え方が、
当てはまらない子どもも実際には多く居るという事です。
大人が求める、子どもに対する理想のイメージを、
そのまま押し付けてしまうというのは、
個々の子どもの本質を受け止める、
または個性を認めるという事にはなりません。
子どもが行動を起こすとき、判断をするときって、
特に乳幼児期においては、楽しいか、楽しくないかと言う事が、
多くの場合の基準になっています。
保育者が誘っても嫌がるのには、理由があります。
その理由を予測し、推理して、子どもの気持ちを考えたうえで、
対応、接し方、声かけを変えていく必要があります。
多くの子どもは、外遊びが好きです。
外に行くだけで、開放感があり、気持ちいいものです。
室内で泣いていた赤ちゃんも、
外に出るだけで泣き止んだりして落ち着く事が多いです。
単純に、外の世界に興味があるだけでなく、
風にあたったり、太陽の暖かさなども、気持ちいいんですね。
生まれたばかりの赤ちゃんでも、そういう感覚はもっています。
そこで、あなたが、外遊びは楽しい、気持ちいい!
と、思う理由を考えて、上げてみてください。
これ以外にもたくさんあると思います。
要は、これらの楽しい事を、
外遊びが苦手、嫌いな子に、感じさせてあげるためには、
どうすればいいかを考えればいいだけなのです。
さて、外遊びが苦手、嫌いな子に対して、
いろんな経験をしてほしいと思う事は、
保護者、保育者の想いのひとつではあります。
そこで大切なのは、
外で遊ぶ事は気持ちいいという体験をたくさんする事です。
そこでクリアしていかなければならない問題は、
冒頭でいくつか例としてもあげた、
外で遊ぶ事が嫌いな理由を、ひとつずつ潰してあげる事です。
例えば、
そのクラスだけで園庭で遊べる時間を取る事で、
大きいお友達がおらず、人数も少ないため安心できます。
「いまはうちのクラスだけで遊ぶけど、一緒に行ってみようか?」
という声かけをしたり…
散歩の活動を入れたり、探検など、
必然的に外に出る活動を通して、
自然物に触れたり、生き物を見たり、心地よさを感じたり…
外遊び魅力としては、
風が吹いていたり、太陽の日差しが心地よかったり、
四季で彩りが移ろう風景や葉っぱの色、天候など豊かな環境があります。
やっぱり外は、気持ちがいい!
という体験を重ねることが大切です。
外の世界を広げてあげて、
新しい気付き、楽しみを伝えてあげる事もできます。
その気づきや楽しみを与えるのに必要なのは、
外遊びが嫌い、苦手な理由の多くである、何かしらの不安を解消してあげる事です。
不安を解消するための関わり、声かけを考えて、
また変えていく必要があります。
昔から、外遊びって、知力、体力をつけていく、
最適な学習環境であるとされています。
子どもにとって、外遊びや、自然環境って、
とても興味津々で、刺激的なものです。
様々な事象と触れ合う事で、知的好奇心が刺激されて、
知りたいという気持ちを持って、学びたいと思う気持ちに繋がります。
また、子ども達って、その場にある環境を利用して、
自分たちで勝手に遊びを作って、楽しみます。
そして、他の子ども達や友達と、その遊びのルールなどを相談したり、
話し合ったりして、思考力を高めていったり、
みんなで決めた遊びを楽しむ事で、コミュニケーションを学んでいきます。
外遊びが出来る場所、園庭や公園といった、子ども達が集まる場所と言うのは、
成長に必要な、ありとあらゆる要素を、総合的に学べる機会、場であるのです。
いかに、遊びを通して、五感を刺激しながら成長していけるか?
そう考えた時に、外遊びは最適と言えます。
さて、散々外遊びの魅力ばかりお伝えしてきましたが、
個人的には、外遊びが多いから健全だとか、
室内遊びが多いから成長に問題があるとか、
そんな事はハッキリいって、関係ないと思います。
大勢の人が怖い子も、苦手な子も居ますが、
それってこれから少しずつ克服して、乗り越えていけばいいだけで、
今から過剰に心配する事ではありません。
その子本来の気質というものがありますから、
成長に伴い、周りの環境にどう適応していくかというのは、個人差があって当然です。
大勢が苦手な子は苦手な子なりに、自分なりの対応を学んでいくものです。
そこに大人が介入して、無理やりやらせるというのは、
いわゆるショック療法みたいなもんで、誰しもにそれが適しているというわけでありません。
自分でクワガタを捕まえに行ったり、
川に入ってザリガニ捕まえたり…
なので、外遊び自体が嫌いと言うわけではありません。
園庭でガヤガヤは苦手だけれど、
自然の中でのびのび遊ぶのは好き!と言う子も結構います。[/ふきだし]
[char no=7 char=”かなみ先生”]そういう子に対しては、
最初から人の多い公園なんて行く必要はないし、
人の少ない時間に遊びに行ったり、
まずは1人でじっくり遊べる時間をとってあげるのもいいですね。
外遊び本来の面白さを感じる事を、優先してもいいです。[/ふきだし]
まずはその子をよく知る事です。
この子は、どんな事なできるのか?
と言う事考えてスモールステップで、
環境を少しずつ与えていきましょう。
たとえば、集中できているのであれば、
室内遊びで出来るおもちゃや遊びで、
ブロックでも、パズルでもなんでもいいです。
集中して、一つの遊びを長い時間行う…というのは、
その子の成長に対して、ものすごく大切な事です。
子どもって、大人にとってはどうでもいい、
しょうもない事でも、めちゃくちゃ集中したりします。
そんな事に集中するくらいなら、
食事に集中してほしいとか思うかもしれませんが、
子どもって最初から集中力があるわけではないのです。
ひとつの物事に夢中になる経験を通して、
集中力を身に着けていくのです。
まずはそれが出来て、他の物事に応用していくんです。
なので、集中できる遊びや物事ってのは、別に何でもいいんです。
外遊びだろうが、室内遊びだろうが。
個人的には、この集中を中断してまで、外遊びに無理に誘う理由はないと思います。
というかデメリットしかないと思います。
もし、集中している遊びを止めてまで、外に誘ってしまった場合…
何度も述べていますが、保育者として、保護者として、
その子の本質を理解しようという気持ちが大切です。
押しつけであってはいけません。
子どもが好きな分野で集中できる、
これが出来れば十分なのではないでしょうか?
思い切り、好きな事を出来たら、子どもってめちゃめちゃ満足します。
満足したら、新しいことにも挑戦しようという気持ちが出てきます。
そのタイミングを見計らって、
大人が新しい「外遊びの楽しさ」を、提供すればいいのではないでしょうか。
最近よく見る光景が、
公園にやマンションのエントランスにたむろして、
ゲームやスマホをしている子ども達の姿…本当に、増えましたね。
果たしてこのような現状は、
前述したような体力、思考力を養える外遊び…と、呼べるのでしょうか?
それらとは、かけ離れた現実ですよね。
ただ、最近の公園って、ボール遊びは禁止、大声も禁止とか、
そういう遊びを封印している現状もあるため、
一概に子ども達が悪いとも言い切れません。
また、ゲーム、アニメなど体を動かす必要なく、
面白いものが大量にあふれる時代の中、環境がそうさせていますし、
誰をせめられる、というものではありません。
保護者や保育者が出来ることは、ただ一つです。
それは、環境を整えることです。
環境を整えると一言で言っていますが、
これには様々な要素が含まれています。
例えば、絵本を見るのが好きな場合は、
自然や虫が出てくる絵本を本棚に置いておく事で、
興味を持たせる事で、外の世界を見てみたいという、動機付けになりますし、
三輪車やストライダー、ボールや虫取り網でも、新しい外遊び用のおもちゃなど、
とにかく外で遊ぶきっかけになり得る物を用意する事で、
ちょっと外に行ってみたい、と思うかもしれません。
そこで、保護者や保育者の声かけで、
安心させて、背中を押してあげましょう。
子どもの興味、好奇心を刺激して、
自分から外の世界に関わってみようかな、と思うことが大切です。
そして、こういった環境を設定できるのは、大人である、あなたしかいないのです。
大人が何もせずに、子どもが外遊びをしたがらない…なんて言うのは、筋違いですね。
とはいっても、基本は、
普段から好きな遊びを楽しむ事が大切です。
部屋の中でひとつの遊びをしっかり楽しみ、区切りが付けば、
外に行ってみよう!と思うことだって多いです。
週末のお出かけでは、歩いてお散歩をしたり、ハイキングをして、
しっかり歩いて体を動かし、自然の気持ちよさを感じたり。
四季で移ろう風景、花や緑、生き物や虫の存在もありますし、
冬には雪が降るし、身近な海や川、山などもいいです。
体力づくりと、知的好奇心を満たしてあげるために、
大切なのは、いずれにしても、楽しみながら行う事です。
家庭環境、気質や性格など、状況は様々ですが、
「楽しい!面白い!」と感じながら体験する事って、
子どもは本当に、めちゃめちゃよく吸収して、すごい勢いで学びます。
苦手な事を何時間もさせるよりも、
一番楽しい事を30分したほうが、学ぶ量は何十倍も違います。
子どもを外遊びに誘う上で、大切な事は、
目の前の子どもを見て、あなた自身でその子に関わり、
信頼関係を作って行く事、信頼関係がある事が必要です。
信頼関係なくして、その子に行動を促すことは出来ません。
[char no=5 char=”涼しいあつみ先生”]信頼関係なしで、あなたが、外遊びをしたくないという子に、
外遊びをしてほしいを求めるというのは、
言い方は悪いですが、価値観の押しつけでしかないのです。
嫌いな人、知らない人からのお願いなんて、
大人でもあんまりききたくないですよね。
そのためには、信頼関係があることが、とても大切です。
とはいっても、難しく考える必要もありません。
楽しい事を提供するということも、信頼関係の一つです。
例えば、この先生は楽しい絵本をいつでも読んでくれる、
この先生なら、必ず楽しいお話をしてくれる…
小さなことですが、それも一つの信頼関係です。
小さな事かもしれませんが、
子どもの判断基準って、楽しいか楽しくないか、
やりたいかやりたくないかなので、
いつも楽しい事、面白い事してくれる先生だから、
ちょっと話をきいてみようとか、思うものです。
人間って本質的には感情や気持ちで動くものです。
[char no=7 char=”かなみ先生”]大人になってもそうだね。そういう意味でも、
子どもってものすごく純粋です。
単純だからこそ、大人の思うようには動いてくれませんし、
難しいものです。
絶対に、外に行きたくない子もいれば、
逆に、外にしか行きたがらない子もいるからな。
外いきたいー!!て、泣きわめく子とか。
本当に、それぞれだからね。
まずは理由を探ることだね。
子どもの姿が見えて来れば、
自然とどう対応すればいいのかは、
分かってきます。
あつみくんって小さいころ、
室内遊びでは何して遊んでたん?
折り紙、粘土、工作、
あやとり、お絵かき…いろいろ。
ボール遊びなんて大嫌いだった。
ドッヂはひたすら避けてたな。
どんだけヒッキーなん笑
[/ふきだし] [char no=5 char=”涼しいあつみ先生”]なんとでも言うがいい笑
室内遊びのエキスパートの誇りを持っているさ笑
あつみくんはなんで外遊びが嫌いだったの?
[/ふきだし] [char no=5 char=”涼しいあつみ先生”]なんでだろう?覚えてないな。
でも、やっぱり大勢でワイワイってのが、
苦手だったんだと思う。
でも、竹馬は大好き。
多分、だれよりも高くして乗ってた。
あと登り棒だね。
てっぺんに座るのが好きだった。
なんとかは高い所が好きというしね。
[/ふきだし] [char no=5 char=”涼しいあつみ先生”]あと単純に、室内遊びのほうが好きだったんだよ。
自分のペースで好きな遊びができるし。
だから、あまり外に行きたがらない子に、
結構共感できるんですよね。
あつみ先生が超絶ブラック大規模園→小規模園へ転職した話…気になる方はこの記事で読んでみてね!
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