- アマゾンで販売中!
- 100均で作れる知育玩具たっぷり紹介!
- Kindle unlimitedで読み放題!
- 「試し読み版」もあるよ!
\ いますぐアクセス /
Amazonで販売中!
Kindle unlimitedで読み放題!
「試し読み版」もあるよ!
\ いますぐアクセス /
\ いますぐアクセス /
Amazonで販売中!
Kindle unlimitedで読み放題!
「試し読み版」もあるよ!
\ いますぐアクセス /
「ちいさいおうち」は岩波書店から発行された、バージニア・リー・バートン原作の絵本です。
小学校の読書感想文にも最適な「ちいさいおうち」の、あらすじと内容、読み聞かせ動画を紹介します。
この絵本がモチーフになった、中島京子の「小さいおうち」が映画になっています。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
この記事では、絵本「ちいさいおうち」を紹介します。
アマゾンで販売中のこの本…
LINE登録で試し読み版プレゼント中♪
絵本のあらすじや、内容的には、じっくり読む絵本であり、ワイワイした楽しさを求める絵本ではないですね。
美しく流れる四季の自然の移ろいと、都市化による時代の変化が、きれいな絵で表現されます。
文章は長く、子どもには難しいかもしれませんが、ただ絵を眺めているだけでも、いろいろと感じるものがあるはずです。
むしろ、じっくりと絵を楽しんでほしい、そんな絵本です。
ひとりでじっくり読むのに適しているので、文字を読めるようになった、小学生の読書感想文にも、よく読まれている絵本です。
深いテーマの絵本なので、子どもの様子と、読み聞かせをする状況を選ぶ絵本です。
絵本がモチーフとなった、中島京子の小説。
小説を映画化したものがこちら。
むかしむかし、ずっと田舎の静かなところに、
ちいさいおうちがありました。
そのおうちは、とってもきれいなおうち。
丈夫に作られていて、作った人に、とても愛されていました。
長い間、ずっと立派に立っている事を、願われて。
ちいさいおうちは、幸せでした。
丘の上から、周りの景色を見渡し、過ごしていました。
朝になれば、登るおひさまをみて、
毎日の、少しずつの変化を、楽しみます。
夜になれば、ちいさいおうちは、お月様を眺めて、
毎日変わる、月の形を楽しみました。
ずっと遠くに光る、街の光を見て、どんなところか、考えたりもしました。
ちいさいお家が、あたりを眺めて暮らしていくうちに、
四季の自然は移ろいます。
春が来ると、日が長くなります。
野原の緑も多い茂り、つぼみが膨らみ、りんごの花が、一斉に咲きました。
暖かい日差しの中、子ども達が遊んでいる様子も見えます。
夏になると、さらに日が長くなり、暑くなります。
緑は一層多い茂り、丘の上は雛菊の花で真っ白になります。
りんごも、どんどん赤くなってきて、子ども達は池で遊んでいました。
秋が来ると、夏休みがおわり、子ども達は学校に行きます。
少しずつ、日が短くなりはじめ、夜はだんだん寒くなってきます。
木の葉の色も、黄色や赤に染まってきます。
畑の収穫がすむと、りんごつみが始まるのです。
その様子も、ちいさなおうちはずっと見ていました。
冬が来ると、とても寒く、夜が長くなります。
周りの景色は、雪で真っ白になり、
子ども達は、そりにのったり、スケートをしたり、冬の遊びを楽しみます。
それは、毎年、毎年繰り返されます。
りんごの木も古くなると、新しい木に植え替えられました。
子ども達は、大きくなると、街に出て行きました。
ところが、ある日の事です。
自動車が走っている様子を見てびっくり。
時代は進み、文明の力は発展していきます。
やがて、ちいさなおうちのあった、
丘の上にも、たくさんの工事の機械が、入ってきます。
ちいさなおうちのまわりには、
広い道路が出来上がり…
大きな建物が建てられ…
やがて、たくさんの家も出来てきました。
ちいさないえのまわりは、
大きな建物に囲まれ、もう周りの景色は、見えません。
街になってしまったのです。
大好きだったリンゴの木も、もうありません。
やがて、駅が出来て、
人の流れも多くなります。
毎日人々はとても忙しそうに行きかいます。
空気は汚れきってしまい、電車や乗り物が通るたびに、
ちいさいおうちは、がたがたと揺れました。
もはや、四季など、季節など、わかりません。
一年中、同じように感じました。
もうだれも、ちいさいおうちを気にする人も、
見ている人もいません。
ボロボロになって、掃除もされず、汚いままでした。
ところがある日…
むかしちいさいおうちにすんでいた人の、
まごの、そのまたまごが、
ちいさいおうちの存在に気づきます。
すっかり気に入ってしまったその人たちは、
ちいさいおうちの引っ越しを計画します。
ちいさいおうちは運ばれ、
また、田舎の小さな丘の上に、移されました。
窓も、扉も修理されて、
昔みたいにピカピカのきれいなおうちになりました。
また、丘の上から、おひさまや、お月様や、
移ろう四季と、子ども達の様子を、見ていく事が、できるのです。
とても長い絵本です。
読むスピードにもよりますが、
10分以上はかかるため、軽い活動に匹敵しますね笑
まともに読んでいると、全員の子ども達の集中力は持ちません。
丁寧に読んであげて、伝えていきたい絵本なので、
読み聞かせではなかなか使いどころが難しいですね。
しかし、この絵本の伝えている内容は、
是非子ども達にも感じて、考えてほしいですよね。
保育室の本棚に、一冊あってもいい絵本だと思います。
日本語に訳される前は、1942年に出版されています。
古くから続くベストセラーの世界的名作の絵本であり、
ちゃんとそうである理由があります。
現在の街の開発、都市化が進んで、
便利になる反面、美しい自然や景色、四季が失われていく、
と言う事は、是非子ども達に伝えていきたい事であるので、
この絵本はそれに適していますね。
読み聞かせが終わったら、子ども達に聞いてみましょう。
どっちが正しいか悪いかなんて、ありません。
ただ、子ども達がちょっと感がるきっかけになれば、いいのです。
都市化の弊害として、緑が失われていく事。
便利になる代償が、環境破壊であること。
そういう点で、小学生の読書感想文に適した絵本とも言えます。
低学年ですと、自分でじっくりと読むことが出来ますからね。
皆で読んで、盛り上がって楽しい…という内容の絵本ではないので、
小学生以下の子ども達の楽しみ方としては、
読み聞かせよりも、変化に富んだページをめくりながら、
変わっていく街の変化を、挿絵で楽しんでいく、という感じでしょう。
美しい絵柄ですので、パラパラをページをめくり、
絵を感じていく事で、子ども達の中に、想像が膨らんでいくでしょう。
次の絵本→名作「つみきのいえ」切なくて、文字通り深い絵本の紹介です。
このたび、インスタアカウントを作りました♪
子どもの工作や手作り知育玩具の情報を配信してますので、チェックしてみてくださいね!
\ 今すぐ押してフォロー! /
\おしらせ!/
この記事が気に入ったら
フォローしてね!
コメント