絵本「つみきのいえ」は、世界的なアニメ映画祭で受賞した、
短編アニメーション作品が原作になっています。
絵本の読み聞かせ動画と、感想やあらすじ、内容を紹介します。
子ども達に読み聞かせるポイントも解説しています。

※注意
この記事では盛大に内容のネタバレやあらすじ、
感想などをたくさん書いちゃってます!
原作はとてもいい作品ですので、
興味のある方は映画版(原作)を先に見る事をおすすめします。
初見は映像で見たほうが、より感動すると思います。

こんばんは!
男性保育士のあつみです。

感動絵本読み聞かせ動画つみきのいえ

「つみきのいえ」は、2008年の、
フランス・アヌシー国際アニメーションフェスティバルという、
アニメ映画祭の最高峰の舞台にて、
クリスタル賞と、子ども審査員賞の二つを受賞した作品です。
これをきっかけに、世界中で有名になりました。

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このアニメーション作品を原作として、
制作者により、書き下ろされたのが、絵本「つみきのいえ」です。

ストーリー的に、流れは同じですので、
ファンでも安心して読めますね。

 

 

●「つみきのいえ」絵本読み聞かせ動画

 

●「つみきのいえ」絵本データ

 

  • タイトル:
    つみきのいえ
  • 作者:
    絵:加藤久仁夫
    文:平田研也
  • 発行:
    白泉社
    2008年10月21日
  • 対象年齢(主観です笑):
    5歳以上
  • ページ数:
    42ページ
  • 読み聞かせにかかる時間:
    8分

 

●「つみきのいえ」映画メディア展開

映画:2008年

  • フランス・アヌシー国際アニメーションフェスティバル
    クリスタル賞
    子ども審査員賞
  • 広島国際アニメーションフェスティバル
    ヒロシマ賞

文化庁メディア芸術祭
アニメ部門・大賞

絵本版とは、若干違いがあります。
気になる人はチェック!してみてくださいね。

 

●「つみきのいえ」あらすじと内容

海の上の、不思議な家に住むおじいさん

ある、海の上に、ぽつんとたつ、変わった家。
そこには、ひとりのおじいさんが住んでいます。

おじいさんの住んでいる所…
ここは、海水の水位が、だんだんと上に上がってきます。
水の中には、沈んだ家が、沢山…

おじいさんは、家が沈んでしまったら、
その家の上に、また新しい家を作りました。
その家が沈んだら、また、その上に家を…
それは、まるで積み木を積み上げたかのような、家でした。

おじいさんは、独りぼっちで住んでいました。
おばあさんは、もういません。
それは、3年前に死んでしまったから。

おじいさんの生活…それは、
家の中にても、釣りをして魚をとったり…
屋根の上では、にわとりを育てて、卵をうんでもらったり…
パンを作るための、小麦を育てたり、しているのです。
それでも足りない、果物や、野菜は、通りすがりの船から買います。

おじいさんは、
おばあさんの使っていたエプロンをつけて、
1人でご飯を作ります。

たまに、友達のおじいさんと、チェスをしたり…

遠くに住んでいる、子ども達からの手紙を読んだり…

そんなゆったりした生活をしながら、過ごしています。

海面が上昇し、新しい家を作ろうとするおじいさん。

そんな、ある年の冬。
ついに、今住んでいる家も、床まで海水が上がってきます。
おじいさんは、しかたなく、また家を作る事にします。

昔は、この場所にも、もっと多くの人が住んでいましたが、
家を新しく作るのが大変で、みんな引っ越していきました。
でも、おじいさんは、絶対に引っ越しませんでした。

新しい家づくりに励むおじいさん。
しかし、うっかり、かなづちやノコギリを、
したの、したの家まで、海の中を落ちて行ってしまったのです。

おじいさんは、しかたなく、潜水服をきて、
下の階まで取りに行く事にしたのです。

のこぎりやかなづちは、3つも下の部屋に落ちていました。
その部屋に来て、おじいさんは思いだしました。
その部屋は、おばあさんと一緒に、住んでいた時の家でした。

おじいさんは、おばあさんの事を思い出します。
おばあさんは、この部屋で亡くなったのです。
おじいさんに、手を握られながら…
子ども達みんなに、見守られながら…です。

 

昔の思い出を振り返り、思いを馳せていく。


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おじいさんは、もっと下の家まで、行きたくなります。
どんどん、下に下にと、潜っていくたびに…
いろんな思い出が、蘇ってきます。

 

どんどん潜っていくと…
町で、カーニバルがあった時の事を思い出しました。
おじいさんとおばあさんの子どもが、まごを連れてきて、
パイを焼いておもてなししたこと。
たくさんの出店や、パレードの船を、楽しんだこと。

さらに、潜っていくと…
おじいさんとおばあさんの娘が、
結婚して出ていく時の事を思い出しました。
おばあさんの用意したドレスを着た娘は、とってもきれいでした。

 

もっと潜っていくと…
子どもがまだ小さいころの事を思い出しました。
可愛がっていたねこがいなくなり、子ども達は悲しんでいました。
子ども達は、居なくなったこねこにお手紙を書いて、
ビンに入れ、海に流す…そんな思いでも、あります。

もっともっと潜っていくと…
おじいさんとおばあさんに、
一番最初の赤ちゃんが生まれた時に住んでいた家がありました。
赤ちゃんのために、洋服を作るおばあさん…
赤ちゃんのために、ブランコを作る、おじいさん…
そんなことを、思いだしていました。

どの家にも、いろんな思い出が、沢山つまっています…
そして、ついに一番下の家まで来ました。

その場所は、まだ、水が陸地だったころ…
おじいさんと、おばあさんはまだ子どもでした。
二人はこの場所で、一緒に大きくなり、結婚をしたのです。

おじいさんとおばあさんは、
この場所で、夫婦になり、暮らし始めたのです。

全部の家が、つみきのように、重なっていったのです。
おじいさんは、ずっとここに、住み続けてきたのです。

きっとこれからも。

 

 

●読み聞かせのポイントと感想、絵本の特徴

どちからというと、大人向きの話です。
原作となったアニメーションは、決して子どもだけを対象として、
作られたわけでは、ありません。

 

  • 温暖化という環境問題
  • 家族という大切なもの
  • 過ぎていく時間と、老い

 

 

この短い絵本の中に、身近でありながら、深いテーマが秘められています。

ただ、子どもがこの話をみて、感じる事と、
大人が感じる事や感想が、全然違ってきます。

今までいろんな経験をしてきた、
大人ほど、昔を振り返って、
思いを馳せたりできる内容です。

子ども達にも、是非、長く読んでもらいたい絵本ですね。

心に語り掛ける絵本の内容なので、
子どもが小さいと、あまりこの絵本の本質が、理解できないです。

おじいさんの気持ちになろうとして、
自分の中でイメージを広げて、真剣に絵本の世界に入っていける…
これが出来るのは、5歳以上が目安になります。
読み聞かせるなら、年長クラス以上が適当だと思います。

静かな落ち着いた雰囲気の中で、
読み聞かせてあげてくださいね。

いろんな事を経験してきたおじいさん。
おじいさんが、自分の人生を振り返っていきます。

いいことも、つらいこともいっぱいあった。
おじいさんは、それらの思い出を、全部抱いて、生きていくのです。

話題になるのには、理由があります。
是非、それを感じてほしいと思います。

この絵本が気に入ったなら、是非原作のDVD版を鑑賞してみてください。
というか、初見で映画版を見たほうが、感動が大きいですよ!

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余談ですが、私は出身が芸大なのですが、
「つみきのいえ」講義で取り上げられ、授業内で上映会がありました笑
ジーンときましたね。

次の記事→大人が号泣する「おまえうまそうだな」読み聞かせどころじゃない絵本

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