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【絵本読み聞かせ動画】ともだちや【あらすじは?】

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友達はお金では買えないかけがえのないもの。 

そんな事を伝えてくれる絵本「ともだちや」。
「ともだちや」のあらすじと、読み聞かせ動画を紹介します。
おれたち、ともだちシリーズとして、有名な絵本です。
さびしがりで、友達のほしいキツネが、オオカミと本当の友達になるお話。
年長~小学生に向けて、おすすめの絵本です。

こんばんは!
男性保育士のあつみです。

絵本読み聞かせ動画ともだちや

内田麟太郎と、降矢ななの名作絵本「ともだちや」を紹介します。
この「ともだちや」はシリーズ化されており、”おれたちともだちシリーズ”として、どれも多くの人に読まれています。


内容的に少し難しく、この絵本の伝えたい事である
”友達はお金で買えない、大切なものである”という事は、小さい子にはまだ理解できません。
どういった子に対して読み聞かせをすればいいのかや、あらすじ、読み聞かせ動画を紹介していきます!

目次(タップで移動)

この記事を書いた人

あつみ先生

保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら

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●友達をお金で買う「ともだちや」絵本読み聞かせ

  • タイトル:
    ともだちや
  • 作者:
    作:内田麟太郎
    絵:降矢なな
  • 発行:
    1998年1月
    偕成社
  • 対象年齢(主観です笑):
    年長以上
  • ページ数:
    32ページ
  • 読み聞かせにかかる時間:
    7分

 

●おれたち、ともだち!シリーズ

 

●メディア展開

NHKのテレビ絵本で放映されたもののDVDのセットです。
もう、新品はどこにも売ってないので、プレミア価格で買うか、
中古の出品を待つほかないですね~

●ともだちやのあらすじ

キツネは、ともだちやさんを始める事にしました。
一時間100円で、友達になってあげるのです。
提灯と、のぼりを用意して、出発です。

「えー、ともだちやです。
ともだちは、いりませんか。
さびしいひとは、いませんか
ともだち、一時間100円。
ともだち、二時間200円」

そこに、ウズラからお声が掛かります。

「あかちゃんが、ねむったばかりなの…」

どうやら、きつねの声が大きく、静かにしてほしいようでした。
出鼻をくじかれたキツネは、小さい声で、言います。

「えー、ともだちやです。
ともだちは、いりませんか。
さびしいひとは、いませんか
ともだち、一時間100円。
ともだち、二時間200円」

すると、こんどは岩陰お声が掛かります。

「声が、ちっちゃくて聞こえんぞ!」

声をかけたのは、イチゴをたべていた大きなクマ。
キツネが、ともだちやをしているという事を知ると…

「買ったぞ!俺も1人ぽっちの食事はつまらんと感じていた所だ」

キツネは、クマと一緒にいちごや、ハチミツを食べます。
でも、本当はキツネはイチゴやハチミツは、嫌いなのです。
でも、”ともだちや”だから、作り笑いで、一緒に食べるのです。
そんなしんどい思いをして、キツネはお代の200円を貰うのです。

げっそりしたキツネは、それでも商売をします。

「えー、ともだちやです。
ともだちは、いりませんか。
さびしいひとは、いませんか
ともだち、一時間100円。
ともだち、二時間200円」

次に、声が掛かったのは、オオカミです。

「おい、キツネ トランプの相手をしろ」

キツネは、オオカミと一緒に、トランプを思いっきり、楽しみます。
ひとしきりトランプを楽しんだ後、キツネは声をかけます。
まだ、お代を頂いていない…と。
すると、オオカミは大きな声をだしてキツネに言います。

「お代だって!?
おまえは友達から金をとるのか!?
それが本当の友達か!?」

オオカミは、”ともだちや”を呼んだのではなく、
本当の友達として、キツネを呼んだ事を伝えます。

オオカミは、自分の一番の宝物の、ミニカーをキツネに渡します。
本当の友達になって、明日も、明後日も遊ぶ約束して、
キツネはスキップしながら、帰っていきました。

「えー、ともだちはいりませんか。
さびしいひとは、いませんか。
何時間でも、ただ。
毎日でも、ただです」

 

●”ともだちや”を読み聞かせする時のポイントと雑感

この絵本は、友達の在り方を、子ども達に伝える絵本です。
テーマ的に、小学生になり、友達が多くなり、社会性が広がっていく時に、
読んであげるのがベストタイミングでしょうね。
むしろ、小学生になれば自分で読めます。

保育園では、お話の内容やテーマがある程度理解できるのは年長からになります。
小さい子だと、お金の概念がないですからね。
お金というものを知っていても、
商売の意味とか、ともだちを商売にするって、どうなのかなど、
考えるに至らないため、良く分からないまま、
なんとなく見てるだけに終わっちゃう可能性があります。

そういうポイントを考えると、年長以降のほうが、
この絵本を読み聞かせする価値が出てきます。

”ともだちや”のキツネは、
「ともだちはいりませんか、さびしい人は、いませんか」
と言っています。
これって、自分自身、きつねのことなんですね。
ともだちはお金では買えない、とても大切でかけがえのない存在。
そんな事を、絵本を通して伝えていけます。

また、シリーズ化されていますが、
どのシリーズも、だいたいこういう内容です笑

こういう話が好きな人はチェックしてみましょう!
どれを読んであげるか、ワクワクしながら考えてみてください。

次の記事→本当のやさしさとは?「どうぞのいす」の絵本紹介

 

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