保育園での自然や植物を使った遊びや活動
保育園の園庭には、様々な自然や植物がたくさんあります。
子ども達には、草花などの自然を通し、
目の前のものを、愛情をかけて、大切にする心をもってほしいですね。
そのために、この記事では、自然や植物を使った活動などを、紹介しています。
自然を保育に取り入れていきたいものです。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
様々な環境の保育園がありますが、
広い園庭があったり、様々な草花を栽培していたり、
植物が生息していたり…
この記事では、植物を育てる事や、
自然を保育に取り入れていく事を紹介していきます!
上記の記事で、お散歩で見つけた葉っぱで、その場で作れる!
簡単な葉っぱ遊びを特集しました!
外遊びで自然に沢山ふれる機会がある…
そんな先生は、ぜひ見てみてくださいね!
この記事を書いた人
あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
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あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
■子ども達を取り巻く自然と植物
保育園では、様々な植物が栽培されています。
園内に、自然と生息している植物もあれば、
プランターや植木鉢に、園として栽培しているものもあります。
中には、子どもの活動の一環として、
子ども達が毎日水やりをして育てている園もありますよね。
「そんなたいした植物や花なんて、うちの園では栽培してないよ~!」
って言う先生もいるかもですが、
子ども達にとっては、ただの雑草であっても、
いろんな遊びに変えてしまいますし、
いろんなこと感じて、体験しています。
この自然や、植物をぜひ保育に取り入れていきたいですね。
●自然や植物を活用した活動。雑草だって遊びになる!
子ども達にとって、
花壇や、植木鉢、プランターにあるものだけが、
特別なもの、というわけではないのです。
どこにでもある雑草や野花でも、遊び道具になっちゃうのです。
- ねこじゃらしを毛虫にしたり…
- ひっつき虫で、服に絵を描いたり…
- シロツメクサで首飾りを作ったり…
- ままごとの材料にしたり…
身近な自然である植物に興味を持ち、親しみを感じるきっかけは、
本当にどこにでもあります。
それを気付かせてあげるのが、保育者の役割、ですね!
●植物集めでコレクション
いろんな草花が生えてくる時期は、
園内の自然も急成長!様々な雑草が生えてきますよね。
そうすると、絶対に摘んでくる子が居るんです!
「おはなあつめた!」
シロツメクサとか、かわいいですよね。
「ほんとだ!かわいいね!」って話してると、
楽しくなって、どんどん集めてきます。
そこで、厚紙とセロテープを用意して、
集めたもの、貼ってみよっか!と誘います。
同じ物をたくさん貼る子や、
違うものを図鑑みたいに並べる子…
貼り方にも個性が出ますよね。
そんな様子を見ていると、
わたしもわたしも!って、皆やりたがります。
ただ、植物を取って来て、貼るだけの遊び。
でも、そんな単純な事が、楽しいし、
いろんな身の回りの自然、植物に興味を持つことに繋がります。
さらに、厚紙に貼る事で、友達と見せ合ったり、
それ、どこに生えてたの?と、遊びがどんどん広がったりします。
これが、とっても楽しい。
■クラスで植物や花を育てる
私の園では、ヒヤシンスの球根を毎年持ってきてくれる保護者が居ます笑
これを活用しない手はない!と言う事で、
2歳児以上のクラスの保育室で、ヒヤシンスを育てています。
大量に貰うので、保育室だけじゃ置ききれないので、
そこらじゅうヒヤシンスだらけになる時期があります笑
ヒヤシンスは、水栽培をします。
とっても面白い育ち方をする植物ですよね。
特徴はなんといっても、根っこ。
毎日、すこしずつ、芽がじりじりと出てきて、
「きのうよりちょっとのびてる!」
「おおきくなってんで!」
と、ほんのちょっとの変化を、保育士よりいち早く気づいています。
また、根っこが一気に成長しますので、
根が器いっぱいに広がってるのに気づくと…
「せんせーーー!たいへん!すごい!!!」
「ひげみたい!!」
と大興奮です。
また、花が咲いたときにも、大喜びな子ども達です。
ポイント
クラスで栽培する場合は、
見た目の変化が大きく、分かりやすいものがいいですね。
根がすごい勢いで伸びたり、花がたくさん咲いたり、
毎日の変化があり、子ども達にとってとても楽しいです。
植物は、少しずつ育っていくという事を、子ども達が理解するには、
やっぱり見た目の変化は大切ですね。
ヒヤシンスの栽培には、下記のような水栽培セットを使っています。
髭のようにのびる根っこが、視覚的に見ることが出来るので、
子ども達が観察しやすく、また、大興奮です笑
■関連外部サイト:
ヒヤシンスの水栽培セットの一覧
そこら辺を考えて、育てる植物を選びたいです。
ヒヤシンスは、最適ですよ♪
●自分の植木鉢で育てて、植物を大切にする心が育つ
年長になると、一人一つの植木鉢を持ち、アサガオなど季節の植物を育てたりします。
登園すると、毎日水やりをするのがとっても楽しみな子ども達ですね。
自分の植木鉢に、毎日欠かさず水をやり続けることで、愛着が湧いてくるんでしょうね。
芽がでたり、変化があると、
「せんせいせんせい!めーでた!」
と、すごい嬉しそうに報告しにきます。
ただ、友達の花は咲いたけど、
わたしのはまだ咲かない…などと言う事も、ありますね。
そういう時には、しっかりフォローをしてあげましょう。
「まだ眠いのかな~?おきてーって言ってみようか!」
など、一緒に楽しめたらいいですね。
咲いた時に、嬉しい気持ちが大きくなります。
必ず、花が咲くと信じて、毎日水を上げるのですね。
毎日繰り返し、植物に水をやる事で、変化を喜び楽しんで、
希望をもっていけるように、育ててあげたいです。
自分の植物を大切にし、愛情持って心を注いで、育てていくという気持ちを、
持てれば、本当にいいことです。
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