布おむつと紙おむつの違い比較と使い方とメリットデメリット
おむつには、大きく分けて布おむつと紙おむつに分けられます。
最近は、布おむつの使い方や洗濯の手間から、紙おむつが主流となりつつありますが、
どちらにも、メリットとデメリットがあります。
こんばんは!
男性保育士のあつみです!
さて、赤ちゃんのための必須アイテムと言える、おむつについて説明します。
布おむつと、紙おむつと、二種類があるけれど、これらを比較したことはありますか?
この記事を書いた人
あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
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■布おむつと紙おむつの違いは?
大きな違いは、素材の違いです。
吸収素材か、木綿かの違いになります。
私はの保育士養成校の学生時代に、
布おむつの替え方なんて試験がありました笑
布おむつは、おむつと、おむつカバーが必要であったり、
汚れたら水につけおきをしておくためのバケツの準備や、
洗濯の手間が非常にかかってきます。
拘る人は、自作で縫って作ったりする人もいますね。
また、保育園によって、おむつの扱いは変わってきます。
多くの園は紙おむつの持ち込みというパターンが、 非常に多いです。
しかし、布おむつにこだわりをもっている園であれば、
今でも布おむつを使っている園はあります。
比較したうえで、特徴を知って、選んでいきたいですね。
ちなみに、私の園では、全て紙おむつの、持参です笑
今はそういう所のほうが多いんじゃないかなー。
●おむつの役割は?
赤ちゃんは、腎臓機能や消化機能が未発達です。
膀胱に尿を溜めておく事が出来ず、
少量のおしっこを何度も行うため、
排泄の頻度がとても高いです。
排便、排尿後は、毎回おむつを交換して、
清潔に保つことが大切になります。
一回の排泄は少量ですが、適切に、
その都度オムツ交換をしていく必要があります。
少しだから…といって不潔にしていれば、
赤ちゃんの弱い肌は、かぶれてしまいます。
でも、それだけが目的ではないのです。
汚れている感覚や、
新しいオムツを使い、気持ちのいい感覚、
これを感じることが大切なのです。
この、気持ちのいい、心地のいい状態を味わって、
感覚を憶えていく事が重要です。
汚れていても平気…という感覚になっちゃいますよね。[/ふきだし]
汚れていることが、嫌だと感じることに、鈍感になると、
排泄の自立の遅れにもつながりますし、
不潔である事は、決していいことではありません。
●おむつ替えというコミュニケーション
おむつを替えるというのは、清潔を保つという役割以外にも、
保育者との愛着形成にも、繋がるのです。
おむつを交換する際、赤ちゃんと見つめあったり笑いかけたり、
「気持ちよくしようね」などに語り掛け、
声かけをする事が非常に重要になってきます。
子どもは、保育者、養育者の仕草や表情を、しっかりと見て、
そこから愛情を感じ取っており、絆を深める大事なものです。
●布と紙、おむつの種類を比較する
おむつには、二種類のものがあります。
それは、紙おむつと、布おむつです。
現在は、紙おむつのシェアが圧倒的です。
それゆえに、あまり布おむつと比較されることは、あまりありません。
布おむつ
素材:白い木綿生地
メリット
- 紙おむつに比べて通気性が良い
- 肌触りが良く、デリケートな肌に優しい
- 繰り返し使えるので経済的ではある
デメリット
- 毎回の洗濯をする必要があり、手間がかかる
- 携帯には向かない
- 布おむつとは別にカバーが必要
- バケツなどで水に付け置きも面倒
紙おむつ
素材:高分子吸収剤
メリット
- 吸水性がとても高い
- 肌触りが良い
- 使い捨てなので便利で楽
- 携帯にも便利
デメリット
- 使い捨てなのでコストが掛かる
- ごみの量が増える
- 平均的には一枚15円~20円以内です。
ハッキリ言って紙おむつは必要経費だと思いますね。
紙おむつ、布おむつ、それぞれを比較し、
その違いを考えたうえで、選んでいきましょう。
園によってはALL布おむつなんていう方針の園もあるようです。
●布おむつでおむつ外れが早い理由
布おむつですと、紙おむつと比較して、
赤ちゃんにも濡れた感覚が分かるため、
泣いてすぐにおしっこが出たことを知らせてくれます。
そのために、オムツ替えが面倒ではあるのです。
しかし、オムツが濡れてイヤ…という感覚が、
赤ちゃんにとっても、すぐに分かるんですよね。
この事が、排泄の自立を早めると言われています。
なんどもオムツが濡れて、嫌な思いをするたびに、
排泄をする前に母親に伝えることが出来るようになり、
トイレトレーニングの進みも早くなる、というのが理由です。
よって、買い替えの必要がない布おむつを使い、
さらに、おむつが外れるのが早くなることで、
紙おむつと比較して、経済的にも、長期的に見ればかなりの差がでると言われています。
●布おむつと紙おむつのどちらがいいのか
両者の違い、長所と短所を比較し、好きな方を選びましょう。
私の意見としては、紙おむつオンリーで行うか、
紙おむつと布おむつの併用をお勧めします。
ただ、こうでなくてはいけない、というものはありません。
こだわりがあるなら、布おむつオンリーでもいいんです。
でも、私が大切だと思っている事は
お母さんである、保護者の立場です。
核家族化、家族の孤立化の問題が進む今、
子育ては大変、パワーの居るものです。
私としては、すこしでも子育ての負担を減らしたいと思っています。
母親が家にいた昔と違い、今は共働きが一般的です。
[char no=5 char=”涼しいあつみ先生”]そんな現状、母親にこれ以上負担をかけてあげたくないのです。[/ふきだし]
子どもを育てるのに必要なのは、おむつ替えだけではありません。
他にもやるべきことが、沢山あるのです。
そちらに力をかけられないと、本末転倒ですしね。
自分が考えて、バランスのいいものを使えばいいと思います。
例えば、休日でたっぷり時間が取れるのであれば、
布おむつでコミュニケーションを図って、
コストも軽減させるのものいいでしょう。
忙しければ、紙おむつの力に頼っても全然いいのです。
つまるところ、母親に負担が掛かりすぎなければ、
どっちでもいいのです。
●おむつを替える場所を決める
おむつ替えはの場所は、常に同じである事が好ましいです。
多くの保育園での、おむつ交換の場所は、
指定の位置におむつ替え用のマットを敷いたり、
交換台などが設置されている園もあります。
(またその場合は、転落などに注意。)
おむつを替える際、赤ちゃんから目を離さず、
また必要なものはすぐ取り出せるよう、
手の届くところに配置しておくことが、大切ですね。
顔や排泄物を触ろうとしないような配慮が必ずいりますね。[/ふきだし]
おむつ替えの際に手元にあたほうがいいアイテム
- あたらしいおむつ
- お尻をふく布やナップ
- おむつかぶれ対応用品
- 汚れものいれ
- 着替え
これらをすぐ取り出せるよう、
おむつ替えの固定場所に、取り揃えておきましょう。
■参考にした記事
布おむつは、紙おむつと違い、
使い方も洗濯も手間がかかり、面倒です。
でも、赤ちゃんの事を思えばこそ、
愛情をかけて、布おむつを使っているお母さんもおられます。
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