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実は、連絡帳を書くのがすごく苦手。
保育の仕事の中で、いちばん苦手かもしれない。
でも、それって決して“めんどくさい”とか“手を抜きたい”とかじゃない。
むしろ逆で、「ちゃんと伝えたい」って思って、どんなふうに書いたら伝わるかな?って考えすぎてしまう。
いざ連絡帳前にすると、ひとこと書くにも悩んで止まってしまって。
気づけば、まわりの先生はとっくに書き終わってる。
「あれ、自分だけまだ書いてる…」って、ちょっと焦ったりもする。
連絡帳って、ただ今日の出来事を書くだけじゃなくて「その子らしさ」とか、「小さな成長」みたいなものを残したいと思ってる。
だからこそ、子どもたちの姿をちゃんと見ておかないと書けない。
日々の保育の中で連絡帳を書こうと思った瞬間、頭の中が“観察モード”に切り替わる。
どこで誰が遊んでて、どんな風に過ごしてたか。
全部を拾おうとすると、朝からずっとアンテナ張りっぱなし。
でも、そうすると今度は、子どもと一緒に“本気で遊ぶ”ってことが難しくなる。
本当はね、子どもと同じ目線で、同じ温度感で思いっきり遊びたい。
たとえば、砂場で一緒にどろだんご作ってても、
「この様子、連絡帳にかくために覚えておこう」って思った瞬間、自分の気持ちがちょっと離れてしまう。
その“今ここ”を子ども達と全力で楽しみたいのに、
連絡帳を書くためにちょっとだけ心が離れるのが、つらい。
子どもと同じ目線で、夢中になって、
「うわー!崩れたー!」
「見て、ピカピカ!」
って、ただ一緒に楽しむことが、どこかぎこちなくなる。
連絡帳がない日は、もうほんとに自由。
遊びの中でメモを取らなくていい、
あとで思い出す必要もない、
ただただ子どもと一緒に、今この瞬間を楽しめる。
「今日は記録気にしなくていいから、思いっきりやろう〜!」って、
子どもと一緒にワクワクしながら一日がスタートする感じ。
その分、子どもたちともぐっと距離が縮まるし、
「先生、さっきの見てた?」「見たよ!めっちゃすごかった!」って、
気持ちが通じ合う瞬間が多い。
でも連絡帳がある日は、どうしても意識の一部が「記録」に向いてしまって全力で遊びきれない自分がいる。
「何書こう」っていう目線が抜けなくて、 遊びに入る熱量がちょっとセーブされてしまう。
子どもと100%で向き合いたいのに、どこかでブレーキがかかってしまう感じ。
連絡帳が“足かせ”に感じることもあるけど、
それでも、やっぱり大切にしたい仕事のひとつ。
だって保護者にとっては、
「うちの子、今日はどんなふうに過ごしてたの?」が分かる、かけがえのない手紙だから。
「今日はこんな姿があったんですよ」
「こんな言葉を言ってたよ」
「すごくかわいい瞬間があったんです」って、
その場にいなかった保護者に、ちゃんと届けたい。
だから、時間がかかっても、ちゃんと伝わる言葉を選びたいし、
その子らしい姿を切り取って、残しておきたいと思う。
前に、何気なく書いた一文を、
「家で何度も読んでます」って言ってもらえたことがあって、
そのとき、「やっぱり大事にしたいな」って思った。
だから時間はかかるけど、
一人ひとりの顔を思い浮かべながら、今日いちばん伝えたいことを絞り出してる。
もう9年目になるけど、連絡帳はいまだにスラスラ書けない。
他の先生みたいに、5分でスパッと仕上げられたらいいのにって、何度思ったことか。
でもそれって、「苦手だから」だけじゃない。
「大事にしたいからこそ、時間がかかる」っていうのが、本当の理由だと思ってる。
苦手なままでいい。
でも、そのぶん、心をこめて書きたい。
これからも、書くことに悩んで、迷って、それでも向き合いながら、ひとつずつ届けていこうと思う。
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