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【4歳児向け】現役保育士がオススメする絵本まとめ

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4歳~5歳の子ども達にお勧めの絵本紹介

現実から離れた物語が一層楽しめるようになり、
音を楽しみ、言葉遊びの面白さが分かってくる4歳児になってくると、
新しいジャンルの絵本が楽しめるようになります。

こんばんは!
男性保育士のあつみです。

4歳になると、虚構世界と現実の切り分けが可能になり、
ファンタジーナンセンス絵本といったものも、より楽しめるようになります。

また、言葉、文字にも興味がぐっと出てくる時期で、
しりとりや回文などの、言葉遊びの絵本も楽しめます。

言葉の面白さを伝える絵本なども、どんどん読んであげたいですね。

この記事では、4歳児(4歳~5歳頃)の子どもにピッタリな絵本を紹介していきますね。

  • めっきらもっきらどおんどん
    (作:長谷川摂子/絵:降矢なな/出版:福音館書店)
  • あっちゃんあがつく
    (原案:みねよう/作:さいとうしのぶ/出版:リーブル)
  • じごくのそうべえ
    (作・絵:田島征彦/出版:童心社)
  • ぐるんぱのようちえんぐるんぱのようちえん
    (作:西内ミナミ/絵:堀内 誠一/出版:福音館書店)
  • どろんこハリー
    (作:ジーン・ジオン/絵:マーガレット・ブロイ・グレアム/訳:わたなべしげお/出版:福音館書店)
  • どうぞのいす
    (作:香山美子/絵:柿本幸造/出版:ひさかたチャイルド)
  • こすずめのぼうけん
    (作:ルース・エインズワース/絵:堀内誠一/訳:石井桃子/出版:福音館書店)
  • しょうぼうじどうしゃじぷた
    (作:渡辺茂男/絵:山本忠敬/出版:福音館書店)
  • いっすんぼうし
    (作:石井桃子/絵:秋野不矩/出版:福音館書店)
  • かいじゅうたちのいるところ
    (作:モーリス・センダック/訳:じんぐうてるお/出版:冨山房)
  • くれよんのくろくん
    (作・絵:なかやみわ/出版:童心社)
  • しずくのぼうけん
  • (作:マリア・テルリコフスカ/絵:ボフダン・ブテンコ/訳:内田莉莎子/出版:福音館書店)
  • はじめてのおつかい
    (作:筒井頼子/絵:林明子/出版:福音館書店)
  • こんとあき
    (作:林明子/出版:福音館書店)
  • からすのパンやさん
    (作:かこさとし/出版:偕成社)
  • まゆとおに
    (作:富安陽子/絵:降矢なな/出版:福音館書店)
  • おっきょちゃんとかっぱ
    (作:長谷川摂子/絵:降矢なな/出版:福音館書店)
  • とべ バッタ
    (作・絵:田島征三/出版:偕成社)

この時期に楽しめる絵本を、まとめて紹介します!
ここに載ってない絵本でも、オススメがあればぜひ、教えてくださいね。

※気になったお話は、アマゾン絵本ナビ の、レビューを読んでみてくださいね。
実際に読み聞かせた時の子ども反応や、口コミなどがとても参考になりますよ♪

目次(タップで移動)

■すてきな三にんぐみ【4歳児向け絵本】

昔の孤児院(今は児童養護施設)がモチーフになっているお話です。
表紙が怖いので、怖いお話かと思いきや、文字通り「すてきな3人組」です笑

最初は、ちょっとこわーい雰囲気から始まるのですが…
だんだん、3にんのやさしさが伝わってきますよ。

■まゆとおに【4歳児向け絵本】

まゆにふりまわされる鬼のお話。
非常に爽快なお話です。

■しりとりのだいすきなおうさま【4歳児向け絵本】

言葉の理解、文字の面白さがわかるようになってくる4歳児頃に、楽しめる絵本です。

■おおきな木がほしい【4歳児向け絵本】

■あっちゃんあがつく【4歳児向け絵本】

こちらも、言葉遊び絵本です。
なんども読んであげると、自然と覚えて、マネしています笑
非常にリズミカルで面白いです。

■にゃーご【4歳児向け絵本】

大人気のこの絵本
パペットを使って遊ぶ事もできますよ♪

■スイミー【4歳児向け絵本】

発表会のテーマでよくあるお話ですね。
赤い魚の群れの中で、一匹だけいる黒い魚「スイミー」のお話です。

音楽劇用のCDもあるので、これに合わせて行うのも、楽しいですね。
みんなとは違うけど、だからこそ出来る事もあるという、大切なテーマがあります。

■じごくのそうべえ【4歳児向け絵本】

絵柄は怖いけど、物語は非常にシュールです。
そうべえ達の、地獄での立ち回りが、子ども達にとてもウケます。

■おまえうまそうだな【4歳児向け絵本】

通称、ティラノサウルスシリーズのうちの一作品。
宮西さんの絵本です。

「おまえうまそうだな」の由来が、非常に面白いです。

これ、大人が読んだら泣いてしまうヤツですね泣
あつみ先生の学生時代、学校でこの絵本読んでボロッボロに泣いてしまいました笑
草食恐竜のアンキロサウルスが、肉食恐竜のティラノサウルスを親だと思い込んでしまうお話です。

■ピーターのくちぶえ【4歳児向け絵本】

あつみ先生、保育園の頃に、くちぶえがどうしてもふきたくて…
毎日練習して、5歳児のクラスの時、ふけるようになりました。

あまりにもずっと、口笛をふきつづけてるものだから、
「口笛ふいてるとヘビがくるよ」って毎日脅されてました笑
ヘビ使いかよw

■びゅんびゅんごまがまわったら【4歳児向け絵本】

これ、びゅんびゅんごま制作の時に、4歳児クラスの導入で使いました。
ただ、お話がものすごく長いので、子どもによっては、途中で集中力が切れてしまうかもしれません。

5歳児クラスになれば、ほぼ全員が集中して聞く事ができるようになります。

■めっきらもっきらどおんどん【4歳児向け絵本】

いろんな妖怪が出てくるのが、面白いです。

異世界にいって、おばけたちと遊ぶお話でザ、ファンタジーと言った感じです。
美しい絵柄も、その世界をより、引き立てます。

何度読んであげても、非常にウケますの。
リクエスト、リピート率がめちゃくちゃ高い絵本です。
これ一冊買っておけば、かなり活躍してくれますよ!

あつみ先生、本気でオススメの一冊。大当たり絵本ですよマジで!

■どんぐりむらシリーズ【4歳児向け絵本】

子ども達にも人気のどんぐりむらシリーズ。
ストーリーも読み応えもあり、ワクワクできる内容です。

■4歳児の発達の特徴から選ぶ絵本

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大人のマネをして、少し背伸びしたくなったり、
自分と友達との違いがわかり、したいけど、自分にはできない…
悩みが広がる4歳児頃。

自分以外の存在を認めて、相手の気持ちが分かり、心に関心が出てきます。
また、友達との関わり方が、豊かになってきます。

目に見えない世界、虚構の世界へのあこがれも、一層、強くなります。

そして、これまでにない特徴としては…
言葉が音の集まりだという事を理解できるようになり、楽しめるようになるという事です。
これにより、楽しめる絵本のジャンルが、広がります!

  • しりとり
  • さかさ言葉
  • 言葉遊び

等々…言葉の感覚が育つため、言葉遊びの絵本がとても面白い時期です。

■4歳児クラスの絵本の選び方の基準

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現実から離れた世界に憧れる時期でもあり、物語の世界への出入りが自由になります。
そういった好奇心、探求心を満たしてあげる、ファンタジー系、昔話をはじめ、冒険モノ等がとても楽しめます。

絵本の世界をより深く味わえるでしょうね。

また、前述した通り、音を楽しむ、言葉遊びが理解できる年齢になりましたので、
これまでは楽しめなかったジャンルの絵本、言葉遊び系の絵本が楽しめます。

■絵本あたえる環境|絵本コーナー等、絵本を与える環境の工夫

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読んであげた本、読んでほしい本は、本棚の目立つ所に置いておきます。
子どもの背の高さに合わせて、表紙が見えるように置くのがポイントです。

自由に取り出して、読めるようにしておく事で、自然と関わります。

また、集中して読めるように、机やイスを置いて、絵本コーナーを作ると、
より絵本の世界に没頭できるでしょう。

そして、いろんなジャンルの絵本を置いてあげてください。

ファンタジー、物語系をはじめ、図鑑など科学系の絵本、
また言葉遊びの絵本など…自由に選べるように、してあげてくださいね。

ほこりなどがたまりやすいため、こまめに掃除しましょう!

■4歳児に対しての読み聞かせ方

絵本の理解、面白さに気づくのは、個人差があります。
じっくり、魅せてあげてくださいね。

●絵をよく見せてあげる事が大切!

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言葉遊びの絵本に限らず、ファンタジーや、物語系の絵本であっても…絵本の「絵」も非常に大切です。
言葉と絵がセットになり、繋がる事でより面白く、楽しくなります。

言葉に対する感覚が敏感になので、大人の話す言葉の内容が、
絵の中のどこに描かれているか、どこに一致しているのかを、じっくり見ようとします。

ちょっと内容が難しい絵本でも、
文と絵との関係性を確かめながら読み聞かせを聞いているので、場面を読み取る力が格段に上がっています。

そこから、言葉の意味を理解し語彙を増やして、イメージを広げているのです。
この過程で、絵本の世界に、入っていく事ができるようになるのです。

●子どもの反応・個人差について

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また、4歳児向けの絵本を選んでいると、お話が長い絵本が、増えてきます。

発達に差がありますので、まだ長いお話をずっときくだけの集中力がなかったり、
難しい言葉あると、話について来れなくなる子もいます。

ただ、4歳児すぎてくると、絵と照らし合わせる能力もあります。
初めての絵本でも、絵を見て、言葉を結び付ける事が出来れば、なんとなく、意味を理解したりします。

前述した通り、絵をじっくり見せてあげたり、
読み聞かせの後、分からない所などなかったか、聞いてみたり…

フォローして、理解できなかったところを、解消していくと、
次回以降、もっと楽しめるし、理解できるようになります。

●読み聞かせ中の関わりについて

特に、まだ言葉の意味がわからない子などですと…
読み聞かせの途中で「○○ってなに?」と、言葉を挟んだり、指さしして、声を出したりする子もいます。

ただ、大人数相手の読み聞かせですと、その他の多くの子が、お話の世界に入りこみ、没頭してる事があります。

そんな時に、質問に答えてしまったり、話がブツ切りになり中断すると、
集中してる子ども達が、一気に現実に引き戻されることあります。

そういう時は、アイコンタクトをしたり、うなずく程度の反応でも、OKです。
何よりも、物語を壊さない事を優先しましょう。

■劇遊びに繋がる物語

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4歳児ですと、ストーリーの面白さが分かり、その世界に入り込んで遊びたくなります。
例えば…そんごくう、ピーターパンなど…なりきって遊ぶ、ごっこ遊びから始めて、即興の劇遊びに繋げる事も出来ます。

子ども達が気に入ったら、発表会などのテーマにするのもいいですね♪

●発表会に繋げる場合の注意点

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子ども達が盛り上がるのって、悪いやつが登場して、それを対象物として、やっつける等…
憧れる主役がいたり、ヒーローやヒロインなどが登場する物語です。

そういう場合は、まずみんな、主役をやりたがります笑
でも、最初はそれでいいんです。

全員がピーターパン役をしたいのなら、子どもはみんなピーターパン役でいいんです。
んでもって、先生だけフック船長をすればいいんです。

先生がフック船長をめっちゃ楽しそうに演じていたら、自然と子ども達も、
「僕もフック船長やってみる!やってみたい!」となります。

そんなこんなで、物語のいろんなシーンを演じていると、
「時計ワニ」をしたいだとか、「ティンカーベル」やりたいだとか、
そのうち勝手に、役割が分化してきます笑

発表会に繋げる場合の配役を決める場合は
全員、いったん全部の役をしてみるなどおすすめですよ。

★発表会、劇遊びは、1人二役でも、三役でもいい!

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中には、ピーターパンもしたいけど、フック船長もしたい…!という、欲張りな(?)子どももいます。
欲張り、大いに結構じゃないですか!
発表会って、1人が1つの役しかしてはいけない、という決まりはありません。
場面ごとに、役が入れ替わってもいいんです。

  • 冒頭でピーターパン役してた子は、後半はフック船長役に…
  • 冒頭でフック船長役してた子は、後半はピーターパン役に…

みたいな応用も、可能なのですよ♪
頭柔らかくして、一番たのしい劇にしましょうね♪

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あつみ

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