3歳児(3歳~4歳頃)の特徴は、言葉で考える力がついてきて、
他者の気持ちを想像し、イメージする力が育ち始める時期です。
現実から離れた未知の世界、未体験の事への興味関心が広がる、
冒険モノ、ファンタジーもの…ハラハラドキドキが楽しめる絵本がオススメですよ!
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
3歳児(3歳~4歳)頃になると、集中力が付き、長いストーリー絵本が楽しめるようになります。
イメージする力、想像力が育つため、現実から離れた物に心ときめかせる事が出来ます。
ハラハラドキドキの冒険、ファンタジーものといったジャンルの絵本が楽しめるようになる時期なのです♪
この記事では、3歳~4歳頃の子どもにピッタリな絵本を紹介していきますね。
ここに載ってない絵本でも、オススメがあればぜひ、教えてくださいね。
目次
- ■こんとあき【3歳児向け絵本】
- ■とんとんとん【3歳児向け絵本】
- ■おたまじゃくしの101ちゃん【3歳児向け絵本】
- ■そらまめくんのベッド【3歳児向け絵本】
- ■どうぞのいす【3歳児向け絵本】
- ■からすのパンやさん【3歳児向け絵本】
- ■かいじゅうたちのいるところ【3歳児向け絵本】
- ■ももたろう【3歳児向け絵本】
- ■3びきのやぎのがらがらどん【3歳児向け絵本】
- ■くれよんのくろくん【3歳児向け絵本】
- ■ぐりとぐら【3歳児向け絵本】
- ■はじめてのおつかい【3歳児向け絵本】
- ■3歳~4歳頃の絵本の選び方のポイント
- ■絵本あたえる環境の工夫、絵本コーナー
- ■3歳児に対する絵本の読み聞かせかた
- ■絵本の後にイメージ遊びやごっこ遊びを楽しもう
- ■その他、もっと絵本が知りたい人へ
- ■【1月保育の関連記事】ピックアップ
■こんとあき【3歳児向け絵本】
あきは、こんと一緒におばあちゃんのお家へ行きます。
いろんなトラブルに巻き込まれながらも、不安なあきを、こんは励ましていきます。
ファンタジーのストーリーを楽しめる3歳児にぴったり。
上記の記事で詳しく解説しております♪
本当におすすめの絵本ですよ!
■とんとんとん【3歳児向け絵本】
「とんとんとん」と、くまさんのお家に次々、お客さんがやってくる仕掛け絵本です。
■おたまじゃくしの101ちゃん【3歳児向け絵本】
有名な絵本作家、かこさとしさんの絵本です。
かえるの母さんと、101匹のおたまじゃくしの話です。
遠足に行く時、101ちゃんが迷子になってしまう…!
■そらまめくんのベッド【3歳児向け絵本】
そらまめくんのお気に入りのフカフカベッド。
でも、誰にも貸してあげたくない!
いじわるの末に、待つ結末とは?
みんな仲良くできるのでしょうか。
■どうぞのいす【3歳児向け絵本】
次の人への思いやり、やさしさ溢れる絵本です。
■からすのパンやさん【3歳児向け絵本】
いろんなパンが登場するのが、とっても面白いんですよね♪
ほんとにワクワクする絵本です。
登場するカラスの子が、とってもかわいいんですよね
■かいじゅうたちのいるところ【3歳児向け絵本】
3歳児になれば、この絵本の面白さが分かります♪
お母さんに怒られて、眠れない子が、いつのまにか怪獣の島に…
絵柄のタッチが非常に怖いですが、面白いファンタジー作品です。
とってもおすすめですよ♪
■ももたろう【3歳児向け絵本】
童話の定番ですね♪
動物たちとのやりとりと、鬼退治の冒険が、ワクワクできる絵本です。
■3びきのやぎのがらがらどん【3歳児向け絵本】
がらがらどんが、トロルをやっつける爽快な絵本です。
■くれよんのくろくん【3歳児向け絵本】
クレヨンのくろくんは、他の皆みたいに綺麗な色が出ない…
ションボリしてしまうくろくんですが…くろくんでも輝ける場所が…!
みんな違う個性があるけれど、それぞれ、ちゃんといいところをもっている…
という事が伝わってくる絵本です。
実はこの絵本、スクラッチ技法の描画の導入に、ドンピシャな絵本です♪
是非、絵本と連動して活動を考えてあげてくださいね!
■ぐりとぐら【3歳児向け絵本】
定番の絵本ですね。
たくさんの動物が出てくるところが楽しい。
■はじめてのおつかい【3歳児向け絵本】
子どもにとって、おつかいは冒険のようなものです。
物語に入り込んで、自分を投影しながら、イメージしながら…楽しめる絵本です。
自分がおつかいに、いったかのような感覚になれる絵本です。
■3歳~4歳頃の絵本の選び方のポイント
気持ちが言語化できるようになり、相手に対する想像力がつく3歳児。
何より、相手にも気持ちがあるという事に気づき、理解をしようとできます。
相手にも自我がある事がわかるため、認め合う事ができます。
物語の中に入り込み、展開を楽しみ、表現したがる3歳児…
読んだあとは、お話を膨らませて、遊べるようなテーマが楽しいです。
冒険、ファンタジーもの未体験の事、現実から離れた世界
新しい世界と出会うという事が、とても大切です。
これにより、言葉で考える力が大きく育っていきます。
●3歳児は言葉をより理解できるようになる
乳児クラスまでは、絵も大切で下が、3歳児以降は、言葉の比重も大きくなります。
大人の言葉を聞き、絵をじっくりみて、照らし合わせる事で、イメージが広がります。
言葉を聞く事で、イメージする事が出来るので、幅が広がります。
絵本の画だけでなく、言葉が加わることでもっと世界人がる…
それは、3歳になり、じっくり耳を傾けられるようになったからですね。
■絵本あたえる環境の工夫、絵本コーナー
また、読んだ絵本は、自由に見たい時に、取り出せるようにしたり、
本棚に目立つように置いたり、季節によって入れ替えてみたり…
子どもが自分から、絵本に触れられる環境にしてあげる事が大切です。
その際、絵本の表紙がよく見えるように配置し、詰め込み過ぎないようにしましょう。
絵本を読み聞かせた後は、手に取って、自由に見れるようにしておきましょうね。
コーナー遊びで、自分の好きな本をじっくりみれる環境はとても大切ですよ。
■3歳児に対する絵本の読み聞かせかた
しっかり、絵本の表紙を見せて、作者なども教えてあげるといいですね。
絵本に対する期待が高まります。
また、長いお話が楽しめるとはいっても、
長いお話の場合には、読み聞かせの前に、

「ちょっと長い絵本だけどけど、見てね」
など一言、声掛けをして気持ち的に準備を出来るようにすれば、集中力が持続したりします。
また、自分で見やすい場所を決めて座らせ、落ち着いて見れるようにしましょう。
●大げさに読まず普通に読めばOK
集中力があり言葉も理解し、自分でイメージ膨らませることが出来るため、普通に読めばOKです。
保育者の手助けなしに、お話の世界に入り込めるので、大げさな演技や表現は、必須ではありません。
静かに読んであげても、全く問題はありません。
イメージを膨らませるために、絵をじっくり見せて、言葉もじっくりと読んで、
子どもが絵本の世界に没頭して入り込めるくらいのスピードで、読んであげましょうね。
●子どもの反応について
絵本の読み聞かせの途中で、指をさして反応したり、言葉を挟む子もいます。
反応してあげたいのですが、集団への読み聞かせの場合、お話の世界に入り込んでいる子もいます。
ヘタに中断したり、絵本の文章以外の言葉を挟んでしまったりすると、現実に引き戻されることあります。
うなずいて反応したり、アイコンタクト程度で、お話の世界を壊さない工夫を。
もちろん、読み聞かせが終わったら、子ども達と一緒に、内容や感想を話し合うのはいいですね。
気持ちを言葉にしていく楽しさも感じる事ができる時期ですので、
たくさんお話を聞いてあげて、お話してあげてくださいね。
■絵本の後にイメージ遊びやごっこ遊びを楽しもう
また、3歳児ですと、イメージあそびも楽しめます。
目の前にない、その場にないファンタジーなものであっても…
実際にあるように演じて遊ぶ事が出来ます。
また、子ども達が気に入ったなら、大好きな絵本をテーマに、どんどん、ごっこあそびをしてみましょう。
保育園ですと、子ども達の大好きなお話が、発表会のテーマにもなります。
■その他、もっと絵本が知りたい人へ
このウェブサイトでは、他にも様々な絵本を紹介しております。
絵本カテゴリーの記事は、下記リンクより見る事が出来ます。
是非ご参考くださいね。
■この記事で紹介したサイト
今回の記事紹介した絵本は「絵本のセレクトショップ【絵本堂(temite店)】」でも取り扱っております。
(在庫切れ・売り切れの場合もございます)
ぜひ覗いてみてくださいね♪
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