【2歳児向け】保育士が本気でオススメする絵本紹介&選び方
想像、イメージして発想する力が伸びてきて、
目の前にないものもイメージできる2歳~3歳頃は、
起承転結のある、ストーリー絵本が楽しめるようになります。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
赤ちゃん絵本では物足りなくなる2歳~3歳頃は、
言葉も増え、会話が出来るようになり、大人の真似がとっても楽しい時期…
ストーリー絵本も、真剣に食い入るように見つめています。
頭の中で、イメージを広げて、一生懸命読み取ろうとしているのですね。
この記事では、2歳~3歳頃の子どもにピッタリな絵本を紹介していきますね。
- わたしのワンピース(作:西巻 茅子/出版:こぐま社)
- とんとんとん(作・絵:あきやま ただし/出版:金の星社)
- とんとんとめてくださいな(作:小出 淡/絵:小出 保子/出版:福音館書店)
- うずらちゃんのかくれんぼ(作:きもとももこ/出版:福音館書店)
- しゅっぱつしんこう(作・絵:山本 忠敬/出版:福音館書店)
- コッコさんのおみせ(作・絵:片山健/出版:福音館書店)
- 10ぴきのかえる(作:間所ひさこ/絵:仲川道子/出版:PHP研究所)
- 三びきのやぎのがらがらどん(原作:ノルウェー昔話/絵:マーシャ・ブラウン/訳:瀬田貞二/出版社:福音館書店)
- はっぱのおうち(作:征矢清/絵:林明子/出版:福音館書店)
- ねずみくんのチョッキ(作:なかえよしを/絵:上野 紀子/出版:ポプラ社)
- おでかけのまえに(作:筒井頼子/絵:林明子/出版:福音館書店)
- おばけがぞろぞろ(作・絵:ささきまき/出版:福音館書店)
- どろだんごつくろ(作:とくながまり・みやざわはるこ/絵:とくながまり・みやざわはるこ/出版:アリス館)
- ぐりとぐら(作:中川李枝子/絵:大村百合子/出版:福音館書店)
- ぞうくんのさんぽシリーズ(作・絵:なかの ひろたか/出版:福音館書店)
- おおきなかぶ(作:A・トルストイ/訳:内田莉莎子/絵:佐藤 忠良/出版:福音館書店)
- てぶくろ(原作:ウクライナ民話/絵:エウゲーニー・M・ラチョフ/訳:内田莉莎子/出版:福音館書店)
- あめふりくまのこ(詩: 鶴見正夫/絵: 高見八重子/出版:ひさかたチャイルド)
この記事を書いた人
あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
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保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
■ねずみくんのチョッキ【2歳児向け絵本】
有名なねずみくんシリーズの一番最初の作品です。
ねずみくんのお気に入りのチョッキが、又貸しされていって最後には…
気になる方は、下記の記事もご参考ください。
上記バナーから、ねずみくんシリーズを全てまとめた記事が見れます。
■しろくまのパンツ【2歳児向け絵本】
しろくまさんが、自分のパンツを探すお話です。
色んな形、いろんな柄のパンツをはいた、いろんな動物が沢山登場する仕掛け絵本です。
■しろくもちゃん【2歳児向け絵本】
しろくもちゃんが、ソフトクリームになったり、ひこうきになる楽しい絵本。
しろくもちゃんと、くろくもの対決もあり、ごっこ遊びに最適です。
■バルボンさん【2歳児向け絵本】
定番の、ワニのバルボンさんシリーズです。
シュールですが、子どものウケは非常にいいです。
■とんとんとん【2歳児向け絵本】
かずきくんから、おてがみもらった。
かずきくんのおうちに、遊びに行くお話です。
でも…かずきくんのお家、どこかな?
いろんな色の扉があって、分からない!
とんとんとん、と扉を叩いて…
「かずきくーん!」
いろんな色のトビラを次々、訪ねていくのですが…
トビラの向こうから、面白いものがたくさん登場します♪
次の扉は、何が出てくるかな…とワクワクドキドキが面白い絵本です。
■10ぴきのかえる【2歳児向け絵本】
10匹のかえるシリーズです。
ひょうたんぬまでつかまった、10匹のおたまじゃくしのお話です。
■トリゴラス【2歳児向け絵本】
夜、窓の外を吹く風の音の正体は…
2歳児ならではの、イメージ、空想する姿が、ピッタリマッチしている絵本です。
ちょっと怖くて、ドキドキするのも大好きなようです。
■どろだんごつくろ【2歳児向け絵本】
どろだんごづくりの導入や振り返りに、ドンピシャな絵本です。
■あめふりくまのこ【2歳児向け絵本】
動揺、あめふりくまのこがテーマの絵本。
■おばけがぞろぞろ【2歳児向け絵本】
変な名前の、いろんなおばけが、いろんなところから出てきます。
外遊び中や、散歩中に、「おばけいるかなー!」と子ども達同士で盛り上がれる絵本です。
■おでかけのまえに【2歳児向け絵本】
楽しみにしていた、お出かけの前の準備をする、あやこちゃんの様子が描かれている絵本です。
なんでも自分でやってみたくて、何度も挑戦するけど、失敗しちゃう…
そんな時期の子どもの微笑ましい様子が伝わってくる絵本です。
■タンタンのハンカチ【2歳児向け絵本】
■とんとんとめてください【2歳児向け絵本】
道に迷った3匹のねずみが、おうちをみつけてとんとん…
でも返事はありません。
入ってみると…
■こんたのおつかい【2歳児向け絵本】
おつかいで、おあげを買いに行くこんた。
おばけがでるという、もりのみちに入ってしまいます…
■おすわりくまちゃん【2歳児向け絵本】
■ノリが非常に良い2歳児【2歳児向け絵本】
今回の記事で、対象としている2歳頃~3歳の間は、保育園でいう2歳児クラスにあたる時期です。
絵本に関しての、2歳児の特徴としましては…
想像する力がとても豊かになり、経験した事のないものや、目の前にないものでも、世界を広げてイメージできる
という事です。
これって、いろんな絵本が楽しめるようになるという事でもあり、
起承転結の流れがある、ストーリーのあるお話絵本がより楽しめる、と言う事です。
●2歳児頃に一気に増える、語彙と言葉
2歳頃をすぎてしばらくした頃…言葉が一気に増える時期というものがあります。
獲得した語彙、言葉の種類が増える事で、
3語以上の表現が出来、大人とも、友達とも会話出来るようになり、
おしゃべりがとても楽しくなります。
言葉の意味も理解も進むため、絵本はますます楽しめるようになります。
●2歳児の遊び方の変化
また、これによって、どんどんイメージの中で遊びが広がっていきます。
大人のマネをして、電話ごっこをして、あたかも、本当に受話器越しの相手に話しているかのように演じたり…
オオカミやおばけ、オニなど、うそっこ遊びが楽しめるようになり…
見立て、つもり遊びが、友達との役割を演じる、ごっこ遊びに変化したり…など、
こういった遊びを、どんどん広げて助けてくれるのが、この時期の絵本の一番の役割とも言えます。
■2歳~3歳頃の絵本の選び方
赤ちゃん絵本では、もう物足りないこの時期です。
2歳~3歳頃の特性に応じて、イメージがどんどん広がり、膨らむ絵本が楽しめます。
耳で聞いて目で見て、イメージを膨らませることのできる…
また、画面に細かい描き込みがあることで、気づきが楽しかったり、
絵の中からメッセージを読み取る事もできるようになります。
物語性のあるストーリー絵本、起承転結の構成がしっかりした絵本が楽しめるようになります。
- 実体験をベースにしたもの
- 経験した事がないけど、イメージが膨らむもの
など、ワクワクする絵本がいいですね。
●絵本と遊びを繋げてみよう!
何か活動をした後に、同じテーマの絵本を読んであげり…
活動をする前に、読んであげるだけで、より、遊びが楽しくなります。
例えば…
- 雨がテーマの絵本をみたら、雨降り散歩に出かけてみる…
- どんぐりの絵本を見たら、どんぐり集めに出かけてみる…
- どろんこ遊びの絵本をみたら、どろ遊びをしてみる…
等々、絵本でみたものと、実際の体験や活動を繋げる事で、
記憶に強く残るようになりますし、絵本も好きになります。
また、後から読み返すことで、子ども達も、思い出してお話をしたりします。
●絵本コーナー
また、読んだ絵本は、自由に見たい時に、取り出せるようにしたり、
本棚に目立つように置いたり、季節によって入れ替えてみたり…
子どもが自分から、絵本に触れられる環境にしてあげる事が大切です。
■発表会等につなげる、ごっこあそび
子ども達の大好きな絵本をテーマに、どんどん、ごっこあそびをしてみましょう。
保育園ですと、子ども達の大好きなお話が、発表会のテーマにもなります。
その他、絵本選びに最適な記事は、こちらです♪
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