
\コンテンツはこちら/
PICKUP! 人気カテゴリ
- 事務雑務の時短
- プライベート・節約
- 資格・副業
- 就職・転職
- パパママ向け子育てトピック
運営中SNS
\お知らせ~!2025年5月の新刊だしたよ!/
「季節に合った食育、何しよう?」と迷ってませんか?
365日分の食育アイデアをいっぱい収録した本を作りました📘
▶『食育アイデア365日』Kindleで読む
保育士の中でも特に新人は、ストレスや悩みが多くなります。
想像以上に膨大な仕事量と、合わない主任や先輩との人間関係。
そして、子どもが全っ然まとまらない、話を聞いてくれなくて自信喪失…
保護者にも自信を持って対応できなくて、落ち込みの悪循環になりやすい時期です。
つらい新人保育士時代ならではの悩み、ストレスが常にあります。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
この記事では、新人保育士ならではの、仕事をしていく上での悩みやストレスの原因に、どう向き合い、
どう過ごして解消していくかをお伝えしていきます。
保育とは子どもの将来だけでなく、すなわち未来を作って行く仕事。
言い方だけ聞けば、素晴らしい仕事ではあります。
ただ…表面的な印象とは裏腹に、膨大な仕事量と、職員が身を削り、生活を犠牲にした上で、成り立っている保育園がまだまだ多いです。
そして、気の休まるタイミングがほとんどない保育士という仕事。
その理由としては、常に迫ってくる行事や取り組みがある事や、
子ども、職員、保護者など、常に人に囲まれ、気を使う必要があるからです。
常に子どもの事を考え、保育内容、計画を立てて保育をすすめ…
それだけでなく、価値感の違う上司に話を合わせ、違和感や矛盾、
モヤモヤを感じながら仕事をして…さらに、保護者にも気を遣う必要があります。
八方ふさがりとはこの事であり…
保育の仕事は、常に神経をすり減らしながら、行っているようなもの。
常に気を配り、心理的に疲れてしまう。
一生懸命な人ほど、仕事をしているうちは、自覚が無いものですが、
普通に過ごしているつもりでも、心の奥底には、どんどんストレスが溜まっていくものです。
そのストレスや疲れは、普段は表面化しにくいですが、
失敗した時や落ち込んだ時など…気持ちが弱っているときに、
急にまとめて出てきてしまう可能性が大きいです。
心理的に、かなりの負担になってしまいます。
保育士であるからには、子どもファーストといいますか…
基本的に、何よりも子どもが優先となります。
子どもが一番という考え方は素敵な事なのですが、
それによって仕事を必要以上に抱え込んでしまったり、
自分一人で頑張ろうとする原因になっています。
特に保育者の性格で多いのですが、
とにかく献身的で一生懸命な人が多いです。
他の先生が、残業までして頑張ってるから、
「自分もやらなきゃ…」と考えてしまったり、
考え方や風潮が伝染してしまいます。
子どもために、無償で残業したり、
仕事を持ち帰って間でしなければいけない文化…
これは、施設側が残業や持ち帰り仕事のルールを変えていったり、
根本的な仕事の線引きをしていく必要があったりします。
ただ、自分でコントロールが可能なところはしていく…
という、個人の立ち回りも、大切です。
保育園によって、保育理念はそれぞれ違います。
各々、その園の独自の文化があったりします。
どういった考え方で、保育をしていくのかは、園によって違いがあります。
その園に就職する前から、
自分の考え方、保育観にピッタリ、マッチしていれば問題は起きません。
しかし、罠なのが、見学や実習では、
その園独自の文化、考え方が見極めきれないという事です。
実際に働いてみないと分からないことが多く、
ミスマッチがあった場合、勤務していく上で、非常にストレスになります。
どうしても合わないというのであれば、
別の職場(保育園)に移るというのも手段です。
新人保育士って、最初は右も左も分かりません。
実習と違い、一年間、受け持ちの子ども達と過ごすことになります。
必然的に必要になってくるのは、子ども達との信頼関係を築いていく事です。
ただ、初めて受け持つ子ども達…中々うまく行かないものです。
他の先生なら言う事を聞くのに、
自分の時は全く話を聞いてくれないし、乱れっぱなし、
まとまらない、ついてきてくれない…
これって、だれもが最初に通る道、経験する事ですね。
子どもって正直な生き物です。
先生らしくしようと、し過ぎてしまうと、
子ども達にとっては楽しくない物です。
楽しくない物には、子ども達は興味を示しませんし、
あなたの話を聞こうとは思いません。
■関連記事:
まずは興味を持ってもらうこと、注目してもらう事が大切です。
その方法は、問いません。
一緒に遊びを楽しんだり、歌を歌ったり踊ったりするだけでも…
子ども達はなにかな?と思って、自分から寄ってきます。
とはいっても、新人ですので、
アイデアもなければ、引き出しもまだ全然足りない…
何していいのか分からないし、何が正しいのかもわからない…
それなのに初年度から担任としてクラスに放り込まれる…
こういった現状が、非常に多いです。
一気に、信頼関係はつくれませんし、距離も縮まりません。少しずつが大切です。
職員同士の付き合い方や関わり方などは、園にとって千差万別です。
それぞれの施設で、雰囲気や空気が全く違うものです。
慣れないうちは、かなりの違和感を感じると思います。
長く勤めるうちに、自然と関わり方や絡み方を知っていけますが、
どうしても合わない…しんどい…という場合も、あります。
さらに、保育園って、職員の年齢幅も広く、
どんな保育をしてきたか、皆の状況がバラバラです。
価値感、保育観が違う先生同士が、同じ職場で保育をしています。
「この先輩保育士の言う事と、主任の言ってる事、違う…」
という状況も、あるものです。
どっちにつけばいいのか、どっちに従えばいいのか分からない…
矛盾だらけだけど、先輩には逆らえないし…
という悩みや、ストレスの種があったりします。
これ、多くの保育園で当てはまる現状なのですが、
本来の勤務時間である8時間は、ほとんどの時間を子どもと一緒にすごしています。
本来の勤務時間の8時間の中で、書類など保育以外の仕事に使える時間は、
せいぜい午睡中の1時間~、フルに使えたとしても2時間程度。
とはいっても、寝かしつけに時間が掛かったり、
打ち合わせや会議などがあり、子どもが寝たからといって、
フルにその時間を使えるという状況も、かなり少ないです。
果たして、この時間内に、
保育以外の書類、準備、雑務が全てこなせるでしょうか?
必然的に、暗黙的に、残業や持ち帰りが前提になっているという、
福祉業界の構造的な欠陥があります。
本当によくある話なのですが、保育士や幼稚園教諭にとって、
「休日は、平日にできなかった仕事を消化する日」
という扱いに、ならざるを得ない、という現状が横行しています。
徹夜前提、寝ている時間がもったないと思ってしまう時点で、
正常な人間の生活ではありません。
しかし、周りの先輩職員や、ベテランの先生をみても、
残業の日々&持ち帰り仕事のオンパレード。
みんな私生活まで全て仕事に捧げてる方ばっかりで…
「アカンこいつらにはついていけん」
と思うあつみ先生でした。[/ふきだし]
しっかりと眠れる事、これは本当に大切です。
保育に命を掛けている先生なら、
命尽きても仕事を頑張ればいいと思います。
しかし私を含め、多くの新人の先生達は、仕事よりも自分の命が大事です。
ちゃんと夜に寝れる職場を、強く望んでいるという現状があります。
保育の仕事って、基本的にエンドレスにタスクが舞い込みます。
消化しても消化しても、次々とやるべき仕事が増えていくため、なくなる事はありません。
もちろん、慣れる事で処理スピードは上がるかもしれませんが、
次々と迫りくる行事や活動の事を、考え続ける必要があるため、
気持ちが休まることが無いというのが、しんどい原因になります。
そして、真面目に仕事をしようと思えば思うほど、
プライベートとの切り替えがしにくく、曖昧になってきます。
あまりにも忙しい日々が続くと、
「自分って何のために生きてるんだろう?」
と考えるようになってきたり、心理的にぶっ壊れてきます。
気持ちの切り替えや気分転換が出来るかできないかが、非常に大切になってきます。
[char no=5 char=”涼しいあつみ先生”]保育士って、休日なんか買い物しながら、
とか、普通に子どもの事を考えてしまうものなのですが…
冷静に考えると、異常ですよね笑[/ふきだし]
[char no=7 char=”かなみ先生”]あまりにも自然に、無意識に…
仕事がプライベートに食い込んでくるという恐ろしさ…[/ふきだし]
先生になりきる事を、意識しすぎてはいけません。
…が、私も最初の頃はよく、上司にプレッシャーを掛けられました。
等々の言葉です。
暗に、先生らしくあれという事を言われてます。
ただ、新人保育者に、この言葉がけは、
余計にしんどくなる可能性のほうが大きいです。
”先生”という言葉に対するイメージは各々違えど、
”先生らしく”あろうと意識すればするほど、
など、保育者の一方的な要求になりがちです。
子ども達にとっては、信頼関係のない新人の先生の話を聞くメリットってありません。
上記の記事でかなり詳しく突っ込んでいますが、
新人の先生であればあるほど、
「子ども達と同じ目線で一緒になって楽しむ」
という事が大切になってきます。
新人の先生の目指すところは、
「この先生なら、話を聞いていれば、必ず面白い事や楽しい事をしてくれる」
と思ってもらえるようになることです。
それが信頼関係の第一歩になります。
子どもってなんやかんやで、面白い事してくれるって分かってる先生の話なら聞きます。
または、次何するのか想像もつかない、何だろう?とワクワクするような、
期待するような事があれば、ちゃんと注目してくれます。
話を聞いてもらうためには、そこからスタートです。
そのために、なりふり構わず、子ども達と一緒に遊ぶことが大切です。
このストレスを抱えている場合、
職場環境に原因がある事がほとんどで、解消が困難です。
ただ、自分が苦手な相手は、本当に合わない相手であるのかを、しっかり見極める必要があります。
話し合いの時間を多くとる事で、お互いの理解が深まり、
関係が改善、またはストレス軽減、悩みが解消する可能性はゼロではありません。
それでも、どうしてもアカンこの人…ってのはありますけどね。
また、味方がいない場合はかなりつらいです。
最悪、孤立してしまう事もあります。
例えばその年の新人が自分一人だけ…といった状況ですね。
ただ、仲のいい職員、年の近い職員、また同僚でも先輩でもいいので、
話しかけやすい相談しやすい先生が一人でもいることで、かなりストレスは軽減されます。
年齢の近い、または趣味が似ている…気の許せる同期や先輩がいれば、その場合はかなり幸せですね。
また、追い打ちをかけるようですが、
どんな職場においても、必ず一人や二人、
「どうやってもこの人とは合わない…」という職員はいます。
自分の理想の環境を求めて、転職や職場を変える事を繰り返しても、
100%、自分の望む職員同士の関係ってのは、あり得ません。
雇われの身であり、組織である限り、必ずどこかで妥協し、
受け入れたうえで、働いていく必要があります。
あなたの生活や人生が、全て仕事に依存していると、
仕事で落ち込んだ時、ミスをした時の逃げ道がなくなり、
すべてがストレスとなり、溜まっていきます。
仕事しかしていない場合は、解消する手段がなくなってしまうため、
悪循環に陥る可能性が非常に高いです。
でもあなたの居場所は、職場だけではないはずです。
熱中できる趣味が合ったり、コミュニティやサークルに所属していれば、
”自分の居場所”を得ることが出来ます。
あなたは、仕事のために生きているわけでは、ありません。
仕事は、あなたの人生を充実させるための手段のひとつでしかありません。
趣味のサークル活動でもなんでもいいです。スポーツでもいいです。
何なら、学生時代のコミュニティでもOK。
あつみ先生が超絶ブラック大規模園→小規模園へ転職した話…気になる方はこの記事で読んでみてね!
このたび、インスタアカウントを作りました♪
子どもの工作や手作り知育玩具の情報を配信してますので、チェックしてみてくださいね!
\ 今すぐ押してフォロー! /
\おしらせ!/
この記事が気に入ったら
フォローしてね!
提供中サービス
コメント