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2歳代からよく見られるようになる、「つもり」「見立て」遊び。
これが発展すると、想像力をフルに使って、イメージを広げて遊べるようになり、
友達とイメージ、世界を共有して「ごっこ遊び」が楽しめるようになります。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
2歳前後から、子ども達の遊びが広がり、
「つもり」「見立て」遊びが見られるようになります。
つもり、見立て遊びは、
子どもの想像力、イメージを育てるだけでなく、
そこから繋がるごっこ遊び、
友達との関わり方を学んでいくために、重要で大切なものです。
■関連記事:おおむね2歳の子どもの発達と特徴とは?(旧保育指針より)
この記事では、2歳頃の子ども達の「つもり」「見立て」遊びを、
もっと広げて楽しみ、「ごっこ遊び」に繋げていけるような大人の配慮や、
適したおもちゃの選び方&考え方を、お伝えしています。
子どもが「つもり」「見立て」遊びをするためには、
そもそも、子どもがやってみたい、
してみたいと思う経験がないと、出来ません。
1歳代の頃は、大人の行動や、している事を単純に真似する事を楽しんでいましたが、
2歳代になってくると「つもり」「みたて」遊びを非常によくするようになります。
積み木を車や電車に見立てて、動かして遊んだり…
コップに何も入ってないのに、あるように飲んでみたり…
ブロックを携帯電話に見立てて「もしもし…」
本物がなくても、イメージの世界を広げて、楽しむことが出来ます。
2歳児って、考える力、伝える力が認識能力、
言語能力が目覚ましい勢いで発達する時期です。
そして、個人差が非常に大きい時期でもあります。
大人の行動をよく見ており、
自分で出来る事をなんでもやってみたくなる時期でもあります。
料理、洗濯、掃除、買い物、
赤ちゃんのお世話、先生のマネ…
なんでもマネしたがります。
食事の配膳もしたいし、ほうきを使ってみたいし、
服をたたんでみたいし、お買い物もしてみたいし、
自分で扉を開けたいし、カギもしめたいし…
大人のしている事の全てが、
とても心惹かれる、魅力的な事なのですね。
2歳児は「偉大なる模倣者」と呼ばれています。
この時期に芽生え始める、
という思いは、成長していくための大切な気持ちです。
周りのすべての出来事や、関わる人達が、
キラキラと輝いて見える、そんな環境を作ってあげたいですね。
実物が無くとも、代替品で、
自分でイメージして世界を作り遊べる…
また、その世界を共有できる友達同士で集まり、
そこに役割が生まれれば、ごっこ遊びに発展します。
友達同士の繋がり、他者との関わりが学べるようになってきます。
また、ごっこ遊びが出来るという事は、
自分以外のもの、他者の気持ちというものも、
少しずつ、感じられるようになってきているという事でもあります。
イメージ、想像力を育てていける、大切なものです。
子どもの発達に合わせた、
年齢に適したおもちゃというものがあります。
一見、1歳児のままごとセットのほうが、
なんだか果物や野菜もあるし、ままごとも遊びやすそう…と思いませんか?
私も昔はそう思っていました。
でも、発達に合わせたおもちゃ…という観点で考えると、
1歳代ですと、まだ見立てやつもり遊びが、出来ない子が多いです。
そういった子ども達が遊ぶのであれば、
具体的な造形のままごとセットのほうが、遊びやすいと言えます。
逆に、2歳児クラスになってくると、
多くの子が、見立て、つもり遊びができるようになってきます。
見立て、つもり遊びが出来るようになった子が、
もっともっと遊びを広げていくためには、
具体的な造形のおもちゃがあると、逆にその遊びに縛られてしまいます。
そういう時には、上記のような、
こういったおもちゃを用意することで、遊び方がぐっと広がります。
私の勤める園の2歳児の部屋のおままごとコーナーであれば、
意図して、具体的なものは置いてません。
(お皿やコップはありますが)
チェーンリングや花はじき、
ままごとに使うための積み木やブロック、
空のペットボトルなど…
なるべく”プレーンなもの”を沢山用意しています。
ただ、それでも問題なく、
子ども達の好きな食べ物、メニューを自分たち自身で考え、表現しています。
[char no=7 char=”かなみ先生”]…あぶらっこいもんばっかりだね[/ふきだし] [char no=5 char=”涼しいあつみ先生”]なんか不意に思いついたのが上記のメニューだったんだ…もしこれが、上記で示した1歳児向けのおもちゃのように、
具体的に形が決まっている物だったら、
「リンゴ」は「リンゴ」にしか、なり得ませんし、
「にんじん」は「にんじん」以上には、なりません。
つまり、それ以上遊びは広がりにくくなるのです。
子どもの発想によって、
何にでも見立てられるものを、意図して置いておく事によって、
こどものイメージ、想像力も育ち、
遊びも広がり、どんな遊びでも出来るようになります。
遊び方を増やしてあげる、
イメージ、想像力を育てていく…という目的があるのであれば、
何にでも見立てられる可能性のあるおもちゃのほうが、
「発達に合っている、適している」と言えます。
もちろん、子ども達って、あるおもちゃを使って遊ぶので、
本人たちは意識はしていないでしょう。
でも、子ども達の周りの、環境を整えてあげられるのは、
大人、保育者しか居ません。
あなたが意識する必要がある、と言う事ですね。
模範となる…という言い方は堅苦しいですが、
子ども達が、先生の姿を見て、やってみたい、マネしてみたい!
と思える保育士でいれるよう、意識しておく事です。
そして、丁寧に関わる事が大切です。
大人同士の関わり、たとえば職員同士であったり、
地域の人に対しての対応であったり、
常に子ども達に見られているという意識で、過ごしましょう。
また、丁寧で豊富な言葉を使う事も大切。
大人の言葉遣いって、そのまま子どもがコピーしちゃいます。
子どもの傍に居る大人が、
子どもにとって、真似したい!というように思える、
魅力的な大人でなければいけません。
子ども達に直接かかわる大人であるあなたが魅力的である事が、
子どもたちの世界を広げ、遊びを広げ、豊かにしていく事になります。
発達を助けていくためには、
大人であるあなた…人的環境も、とても大切なのです。
2歳児って、非常にノリがいいです。
保育者のたった一言で、
世界が一気に広がり、イメージ、遊びが広がります。
この声掛けひとつが、たった一言が大切です。
心惹かれる物事があり、楽しそう!
と思えば、すぐにその気になって、のめりこみます。
その気持ちを、歌ってみたり、踊ってみたり、全身を使い表現します。
そして、友達が盛り上がってると、伝染して自分も楽しくなるし、
笑いたくなるのです。
友達と遊ぶ楽しさを感じられるようになってくるのも、
この時期なのですね。
見立て、つもり遊びが出来るようになってくると、
次第にごっこ遊びに発展していきます。
■次の記事:おおむね2歳の子どもの発達と特徴とは?(旧保育指針より)
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