超簡単なさつまいもクッキング!保育園の食育にピッタリ。(2歳児、3歳児、4歳児)
今回紹介するのは、保育園の食育やクッキングに最適な、
身近な美味しい素材である、さつまいもを使ったクッキングのアイデアです。
楽しむ工程を工夫する事で、2歳児、3歳児、4歳児以上で楽しめます。
さつまいもをマッシュしたものを、ぎょうざの皮で包み、
綺麗な焼き色が付くように、焼き上げます。
とても簡単に出来るクッキングの方法、手順を解説しています。
[char no=11 char=”キッチン戦隊あつみ先生”]こんばんは!
キッチン戦隊のあつみです![/ふきだし] [char no=7 char=”かなみ先生”]また何か言いだしたで…[/ふきだし] [char no=11 char=”キッチン戦隊あつみ先生”]優柔不断と!意志薄弱を!
レッツ・ラ・まぜまぜ!
あつみ先生、出来上がり![/ふきだし] [char no=7 char=”かなみ先生”]混ぜすぎ危険[/ふきだし] [char no=11 char=”キッチン戦隊あつみ先生”]子どもの影響で見て、大人がハマるパターン。[/ふきだし]
保育園の食育でおなじみの食材「さつまいも」
今回紹介するのは、パリパリ!サクサクのさつまいもクッキング!
おやつに最適で簡単な、さつまいも餃子をつくってみましょう。
毎年、食育のさつまいものクッキングがスイートポテト…
飽きたら、たまには別メニューに挑戦してもいいかもしれませんね。
いつもとは違う食感を楽しみましょう。
この記事を書いた人
あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
この記事を書いた人
あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
■パリパリ食感!餃子の皮で包むさつまいも
出来上がりはこんな感じです。
見た目は餃子ですが、中身はサツマイになっています。
さつまいもをつぶしたものが入っています。
パリパリ、サクサクな食感が、とっても楽しい!
あったかいうちに食べると美味しいです。
●さつまいもクッキングに必要な準備物
●材料
- さつまいも
- 牛乳or豆乳
- 砂糖
- 餃子の皮
- 油
●調理器具その他
- ピーラー
皮むきに使いますが、
使い方をしっかりと伝える必要があります。
手を切ってしまう危険がありますので、
フォローが必要な子どもは、一緒に行ってくださいね。
今回、2歳児では、使う想定をしていません。理由は後述。 - マッシャー
なるべく子どもの手に合ったサイズが適しています。
子ども達の人数分用意するか、
順番に待って行うかを想定し、必要個数を用意しましょう。 - ボウル
ボウルひとつにつき、二人ずつくらいで、
おいもをつぶしていきます。
待つことが難しい子もいますので、
順番にするのが難しい子の場合は、
配慮して多めに用意してくださいね。 - ラップ
電子レンジでさつまいもを蒸す時に使います。
また、マッシュしたさつまいもを、
しっかり丸めたい時にも使えます。 - 取り分け用スプーン
つぶしたいもをとりわけるスプーンです。 - ホットプレート(フライパン)
子ども達の前で、焼けていく様子を見せる事を想定すると、
フライパンよりもホットプレートが適しています。 - 電子レンジ
切ったサツマイモを蒸すときに使います。 - 耐熱皿orラップ
いもをレンジで蒸す際に使います。 - 包丁&まな板
さつまいもをカットするの必要です。
包丁を選ぶポイントは…
【切れやすい】
【子どもの手のサイズに合っている】
と言う事です。
■パリパリサクサクさつまいもの作り方と手順
この記事では、保育で使えるクッキングアイデアを紹介します。
保育園でのさつまいもクッキングって、スイートポテトが定番ですが…
今日紹介するのは、サクサク、パリパリ食感が楽しくおいしい、
餃子の皮で包むサツマイモです。
●さつまいもの皮をむいてカットする
まず、さつまいもの皮をむいていきます。
子ども達が皮をむく場合、ピーラー(皮むき器)を使いますが、
ピーラーでも結構、危ないです。
子ども達の様子によってするかしないかは考えますが、
扱いが不安な場合は、個々にフォローできる体制にするか、
やらないほうがいいですね。
サツマイモの皮がむけたら、適当な大きさにカットしていきます。
この後、レンジで蒸すため、大きすぎないようにしてくださいね。
ちんみに、カットしたさつまいもは、
ボウルなどに移し、水に浸しておきましょう。
●レンジを使ってさつまいもを蒸す
さて、マッシュしていくために、さつまいもを柔らかくする必要があります。
今回は、電子レンジを使ってみましょう。
耐熱皿があればいいのですが、ラップだけで可能です。
上記写真のように、ラップの上に、カットしたさつまいもを、
広げて置いてみましょう。
さつまいもをすべて置いたらラップでしっかりと包みます。
2重、3重になっても構いません。
しっかりと蒸せるように、ラップで密閉してしまいましょう。
これをレンジに投下します!
電子レンジの操作については、それぞれ異なります。
各々で操作してもらう必要があるのですが、上記のレンジの使い方ですと…
今回は、さつまいもを蒸すのが目的ですので、
【ゆで野菜(根菜)】
のボタンを押して、対応した番号を入れれば、
ちょうどいい具合に蒸し上がります。
もう一回レンジにかけてもOKです。[/ふきだし] [char no=7 char=”かなみ先生”]ただ、やりすぎると逆にカッチカチになるので注意。[/ふきだし]
ゆで上がりの目安としては…
綺麗な黄色になっていれば、柔らかくなっています。
●さつまいもをつぶしていく
さて、蒸し上がったさつまいもをボウルに移します。
マッシャーを使い、つぶしていきます。
[char no=11 char=”キッチン戦隊あつみ先生”]レッツ・ラ・まぜまぜ![/ふきだし]ボウルの大きさにもよりますが、
ボウル一つに付き、せいぜい子ども2人、最大で3人くらいしか、
同時に調理できません。
順番にしようねと伝えて、それが出来るならばいいのですが、
もしも待てない姿が予想されるのであれば、
人数に対して、必要なボウルを複数個用意したり、
人数分のマッシャーの準備が必要になります。
ある程度つぶせたら、ここに、
- 牛乳(or豆乳)
- 砂糖
を加えていきます。
分量についてですが、
つぶしたさつまいもをどれくらい柔らかくしたいか、
またどれくらい甘くしたいのかによって、変わります。
甘いのが好きなら、スイートポテトばりにたっぷり砂糖を入れましょう。
逆にさつまいも本来の素材の味を感じたいなら、砂糖は少な目に。[/ふきだし]
お好みの味、食感にするため、量は調整してみてくださいね。
[char no=11 char=”キッチン戦隊あつみ先生”]アレルギー児など、対応が必要な場合は、牛乳ではなく、豆乳を使う等しましょう。[/ふきだし]
十分にマッシュする事が出来ればOKです。
●潰したサツマイモを餃子の皮で包んでいく
さて、さつまいもを餃子の皮で包んでいきます。
取り分け用のスプーンなどで、適量を餃子の皮の上に載せます。
もしも、ぎょうざの皮に載せる前に、丸めるのであれば、
- 素手で丸める
- ラップを使い丸める
の二種類の方法があります。
どこまでマッシュしたか、どれだけ牛乳を入れたかにもよるのですが、
さつまいもって結構モサモサして、丸めにくかったりします。
そういう場合は、ラップを使えば、簡単にしっかり、丸める事が出来ます。
ただ、ラップを小さくカットして用意したり、
手間が滅茶苦茶かかるので、そこまでする必要はないと思います。
ぎょうざの皮で包んじゃえば、丸めるもクソもないですしね。[/ふきだし]
ここからは、ぎょうざの形に形成していくのですが、
ぎょうざの皮のフチに、水をつける必要があります。
水をぎょうざの皮のフチに浸けることが出来たら、
半分に折りたたんでいきます。
指で押し付けるだけで、簡単に圧着できます。
もちろん、本物のぎょうざの形のように、ヒダをつけてもOKですよ。
必要な個数を作り終えたらこの工程は終了です。
●焼き目、焼き色をつけていく
焼き目、焼き色をつけていくために、
フライパンorホットプレートを利用します。
保育園でなるべく多くの子に見やすくしたり、
安全性を考えると、ホットプレートのほうがいいですよ。[/ふきだし]
温める前に、子ども達が自分で、
ホットプレートにならべていくのもまた、楽しいです。
油を多めにして、揚げ焼きに近い感じにすると、
パリパリ、サクサク感が増しますが、油が跳ねるので注意です。
焼き色がついたらOK!
ひっくり返して、両面がカリっとなるまで焼きましょう。
盛り付けて完成です!
あったかいうちに食べないと、
パリパリ感が損なわれるので、早く食べましょう!
■それぞれの年齢のクッキングのねらい
それぞれの年齢、クラスで、出来る事、出来ない事があります。
どの工程を、子ども達にしてもらって、
どの工程を、大人が行い、フォローしていくか?
これらを考えて、指導計画案を書きましょう。
●2歳児クラスで行う場合
2歳児クラスの場合は、
保育者のフォローがあれば、一緒にピーラーで皮をむくことが出来ます。
しかし、包丁を使ったり、蒸す時間を待つことが難しいです。
なので、蒸し上がった状態から、調理を始めるなどの工夫をしましょう。
ただ、冷めてしまうと潰しにくくなるので、
活動が開始するタイミングを見計らってくださいね。
求められる動作は、
- マッシャーでつぶす
- 半分折り
- 指で圧着する
等です。
種(さつまいもをマッシュしたもの)を、丸めてもいいのですが、
丸めるのって、この時期の子ども達にとって、かなり面白い事です。
それと同時に、集中力を使ってしまう子がいるので、
あまりしないほうがいいかな、と思っています。
2歳児クラスの場合は、たねをスプーンで適量とって、
ぎょうざの皮に乗せてあげましょう。
そして、子ども達は半分折りをして、圧着するだけでOK…
という形で進めてOKかと思います。
出来上がりの良し悪しではなく、工程を楽しみましょう。
●幼児クラス(3歳児、4歳児~)の場合
幼児クラスの場合は、野菜の皮をむいたり、切ったりする事が出来ます。
- ピーラーによる皮むき
- 包丁によるカット
ピーラーを使った皮むきについては、
中には難しい子もいるし、初めての子もいます。
そういう子には、しっかりフォローをしながら行いましょう。
また、包丁の扱いについては、
フォローがあれば、幼児クラスなら扱う事ができます。
子どもの手のサイズにあった物を使う事です。
勿論、大人のフォローは必須です。[/ふきだし]
レンジで蒸すのに少し時間が掛かりますが、
待ち時間の工夫をしましょう。
- マッシュする(潰す)
- ぎょうざの皮で包む
というのは簡単ですので、問題ありません。
楽しみましょう!
■サツマイモの導入絵本
さつまいもって、どんな風にできているのかな?
土の中に埋まっているの?つるにたくさんついているの?
興味が持てる内容の絵本を、クッキングまでに読んであげるといいですね。
当日までに、気持ちを盛り上げてあげられるといいですね♪
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