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この記事では、年間指導計画や、年間カリキュラムといった、一年の指導計画を作る際のポイントについて、お伝えしていきます。
こんばんは!
男性保育士のあつみです!

担任になると、避けては通れない年間指導計画の作成。
私も、一年目で4歳児の担任に配置され、最初はどうすればいいのかサッパリわけわかめでした。
この記事では、私が一番最初に年間指導計画を作るにあたり、
行った事や意識したことを振り返りつつ、
年間指導計画を立てる時のポイントを記録していきますね。
効率よく、また充実させて書いていく方法を紹介します。
私の場合、過去の園の指導計画をテンプレートに作成していました笑
主任の先生に、過去の年間指導計画を見せてもらって、それをベースにします。
そこから、今現在の、自分が知りうる子ども達の状況や、
園の状況を考慮し、要所要所の文面を変更したり、自分の目指している保育や、
こうしてあげたい!という子ども達の姿や目標を書き加えていくようにしました。
これで、ある程度の年間指導計画の形には整います。
ここまでして、主任などに添削をしてもらう事で、
ブラッシュアップしていきます。
白紙をもって主任に聞きに行くよりも、
取りあえず、今の自分で書ける部分だけはしっかり書いて、
あとは前年度のカリキュラムを真似して書くだけでも、頭に入ってきますし、
赤ペンで訂正された部分だけ書き換えればいいので、ずっと楽ですよ。
私が初めて子ども達の担任として、4歳児を受け持った時…
初めに、年間指導計画書の作成の仕事がありました。
年間指導計画とは、その名の通り、
1年を通して、子ども達の姿と、展開していく保育を予測し、
計画を立てていくものです。
しかし、実際問題、新人の保育士が、何を目標に、
子ども達の姿を見て考える…なんて、とても難しいことですよね。
実際、自分の受け持つ子ども達の、これまでの姿を見てきたわけでもないですし、
保育士として、先生として、子ども達と関わる事すら、初めてなわけですから。
まずは、少しでもいいので自分の知りうる情報がないと、
年間指導計画がかけませんよね。
そこで、子ども達の姿を知るために、
私がとった方法のいくつかを上げていきます。
私の場合は、まず最初に与えられた、児童票。
これは、個人情報が載っているものです。
家族構成、保護者の就労状況、家庭や保育園での特徴など、
濃い情報がギッシリ詰まっています。
そこから、子ども達がどんな状況かを、考えます。
私の場合、4歳児を担任していますので、
受け持つ子ども達の3歳の時の様子を、その時の担任に聞きました。
話を聞く姿勢はどうだったか?、どんな遊びが好きなのか、
子ども達の生の情報を聞くことが出来るので、とても参考になります。
また、気を付けて対応しなければいけない保護者の情報など…
かなり参考になります笑
私の場合、4歳児の担任ですので、
その前に、4歳児を受け持っていた先生に話を聞きました。
ここで得られる情報は、主に保育の進め方や、カリキュラムです!
どんな進め方をすればいい?どう指導すればいい?
そう迷った時は、その学年を受け持った経験者先生に聞くのが、一番!
この時期は、こんな生活の目標を立てていた、
こんなリズムをやった、描画や製作をしたなど、
その時の反応はこうだったから、こうすればいいよ、など、
4歳児保育の具体的な進め方を、事細かに知ることが出来て、
年間指導計画の作成の役に立ちました。
保育課程に基づき、具体的な指導計画が立案されます。
子どもの実態を把握し、子どもに即応した具体的なものである必要があります。
なので、何歳児だからコレ、と、一律に決まっているものではありません。
具体的には、園によって、やってる事、考え方、方針も違いますし、
待機児童問題など地域の実情もあります。
さらにそこに、家庭の状況が加わってくるのです。
私が指導計画を作るにあたり、考えた一例を、紹介します。
園独自の保育課程を参考に考えましょう
上記は、私が計画を立てる時に考えた一例でしかありません。
基本は園の保育課程をもとにしてください。
がっちりカリキュラムの組まれた指導的な園で、
自由保育を大切にする指導計画を立てても、ダメですしね。
まず園の方針や考え方に沿って考えて、
そこに現状の子どもの様子などをあてはめて作っていきました。
年間指導計画では、目標と、ねらいと、配慮を書いていきます。
あつみそのねらいを達成するには、どんな環境がいいかや、
どんな配慮、援助をしていけるかを示したものが、
年間指導計画なのです。
保育所保育指針4章 1-(2)
長期的な計画では、生活や発達を見通し、
生活の連続性、季節の変化などを考慮し、
生活する姿や発想を大切にした環境を構成して、
子どもが主体的に活動できるようにする
年間指導計画についての書式は、園によって違いますが、
1年を数カ月おきや、季節ごとに区切って考えている園がほとんどです。
私の勤めて居る園では、1学期、2学期、3学期と区切りがあります。
その中で、進級時までに達成したい年間目標を考えて、
学期ごとの目標、子どもの目指したい姿などを考えていきました。
一年を通して子ども達の目指したい姿を書きます。
などなどです。
目標を設定することでそのために出来る援助や配慮が見えてきます。
目標を達成するために、
どんなことをしていけばいいのか、保育者の行いなどや、
子ども達にこんな風になってほしいなどを書きます。
目標とねらいは似ているようですが、
ねらいのほうがより内面的で具体的ですね。
年間指導計画の書式として、よくあるのは
年間目標が主題として大きくあり、
その年を区切った期(1学期、2学期、3学期など)ごとのねらいの欄がある、
というった形式が多いです。
内容とは、より具体的で細分化されたものです。
ねらいを達成するために、何を行えばいいのか?
活動に対して、どんな配慮や支援をしていくかなど、
日々意識していく事を、書いていきます。
年間カリキュラムの文例などは、
年齢別の指導書にたくさん掲載されています。
具体的な書き方や、
どんな文面で書けばいいのかは、
実際の指導計画をたくさん見ていく事で、
「ああ~、こんなふうにかけばいいんだ」
って、理解できてきます。
そして、その年齢の子ども達全体の姿というものは、
園の方針やカリキュラムに関係なく、基本的には同じものです。
それぞれ、年齢別の指導書や、資料などがたくさんでています。
また、月刊の保育専門誌の年度末、年始号などにも、
年間カリキュラムの書き方が掲載されている事があります。
月案だけでなく、年間指導計画の例も掲載されています。
必要に応じて、市販の参考書や指導書は、
ガンガン活用していくといいですね。
遊びのネタ特化の本などもあります。
■次の記事:
[blogcard url=”https://childcare-information.net/2015/12/03/getuan-kakikata/”]

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