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赤ちゃんの離乳食 食物アレルギー症状

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離乳食アレルギー
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赤ちゃんの離乳食において、気になるアレルギーの事。
どんな症状があるの?また、原因は?
アレルゲンになりうる食材を紹介しています。
保育者として、しっかりと把握しておく必要がありますね。

離乳食アレルギー

離乳食を与える時のルールと対応を記事にしています。
保育者として、子育て中の親として気を付けておくべきポイントを纏めています。


離乳食の目的は、母乳という液体以外の栄養源を、
食事と言う習慣でとる事に、慣れていくのが目的です。

●初めての食材、食品に挑戦する時のポイント

赤ちゃんの体調のいい時に

赤ちゃんの調子が悪いときに、無理に挑戦する必要はありません。
また、月齢に会った、新鮮な食材を使って調理しましょう。

必ず最初はひとさじから

初めて食べる場合には、ひとさじからが原則です!
その時、たくさん食べれるからと、食べれるだけあげると、
アレルギー反応が強くなることもあります。
アレルギー反応がない事を確認して、少しずつ、増やしてあげます。

一日一種類から

もし、複数の食材や食品を与えて、何らかのアレルギー反応が出た場合、
どんなものが原因で起きたアレルギー反応なのか、
特定が難しくなります。

一日一種類が原則です。

無理に食べさせるのはちょっと待って!

口に合わない場合は、「ぺっ」と出してしまう時がありますが、
嫌がっている場合は、様子をよく見てあげてください。
口に入った時に、ピリピリとしびれを感じたり、違和感があるのかもしれないです。

無理に早く挑戦しなくてもOK

まだまだ、食べることに慣れていく事が先決です。
離乳食が始まったからと言って、
無理してアレルゲンになりやすい食材に挑戦はしなくてもOKです。

 

●なぜ食物アレルギーが起こる?

アレルギーとは、身体の防衛反応です。
身体に異物が取り込まれた場合、それを体が取り除こうとします。
その時に起こる症状をアレルギーといいます。

赤ちゃんの場合は、食べるものすべてが、初めて食べる食材です。
その際、身体が初めて食べる食材のことを、
異物であるとみなし、アレルギー反応が起こる事があります。

これが、実際には体に悪影響がないにも関わらず、
過剰に反応して、アレルギー反応が起こることがあります。

この原因としては、消化機能が完成していなく
食べたものが完全に分解されないことや、
腸の免疫機能も、まだまだ未完成だからです。

 

●食物アレルギーの症状は?

アレルギー症状には、非常に個人差があり、
程度、症状が現れるまでにかかる時間も様々です。

皮膚のアレルギー症状

  • じんましん
  • かゆみ
  • 湿疹

消化器のアレルギー症状

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 腹痛
  • 唇がむくむ
  • 口の中の違和感

 

目のアレルギー症状

  • 目のかゆみ
  • まぶたがはれる
  • 充血

呼吸器のアレルギー症状

  • 鼻水
  • 鼻づまり
  • くしゃみ
  • 口の中がむずむずする
  • 喉の奥が腫れる
  • 呼吸困難

全身のアレルギー症状

  • アナフィラキシー

食物アレルギーの症状の表れ方は、実に様々です。
これは個人によって違ってくるので、
一概に例にあてはめることは出来ません。

  • 食べて、すぐに症状が現れるものもあれば、
    食べて、一日以上経過して症状が現れる事もありますね。
  • ちょっとした皮膚トラブルの場合もあるが、
    全身に及ぶ湿疹やじんましんになる子もいる
  • 腹痛で済む赤ちゃんもいれば、
    嘔吐や下痢にまで発展する場合もある
  • 症状が軽く済む子もいれば、
    血圧が低下してショック状態(アナフィラキシー)になる事もある

下手をすれば命に関わる事です。
ゆえに、保育園では、完全除去や、アレルギー対応食などで、
アレルギー対応が徹底されています。

 

●原因になる食材は?5大アレルゲン

5大アレルゲン

牛乳

牛乳アレルギーの場合、
育児用ミルクなどは使えないので、とても困りますよね。
でも、アレルギー専用ミルクがありますので、
そちらを使っていきます。

原因の一番になる、卵。
卵を含む製品全般に気を配る必要があります。

ちなみに、黄身より、白身のほうがアレルギーが強いです。

小麦

小麦を使った食品も多いです。パン、うどんなど。
また、しょうゆやみそといった、
調味料にも使われていることがあり、油断できません。

保育園で、小麦粉粘土を使う時は注意!
アレルギーの子が居ると、使えませんね。

そば

アレルギー症状が強いので、すぐに与えるのは控えましょう。
1歳を過ぎてから与えていきましょう。
そば粉もだめなので、雑穀やお菓子もしっかりチェックして。

落花生

アメリカでは3歳以下に与えてはいけないほどです。
赤ちゃんに食べさせることもないですね。

 

 

そのほか、アレルゲンになりやすい物質

大豆

貴重なたんぱく源ですが、大豆が使われている製品も多いですね。
豆腐やきなこなど。
納豆などの発酵食品であれば、危険性は低くなります。

さけ

7ヶ月~8ヶ月(離乳食中期)から与えてOKな食材です。

さば

与えるのは1歳を過ぎてからです。
強いアレルギー反応が起こる事があります。

豚肉・牛肉

豚肉、牛肉は料理の定番です。
これが食べられないと、他の食材から、たんぱく質を補う必要が出てきますね。

えびかに甲殻類

かなりきついアレルギー反応が起こります。
与えていいのは、1歳を過ぎてからになります。

ゼラチン

与えていいのは、1歳から。

キウイ

キウイも強いアレルギー反応が起こります。
少しずつ食べさせてあげてください。

バナナ もも りんご

離乳食初期(5ヶ月~6ヶ月頃)から食べられるものですが、
重症のアレルギー例もあります。

●アレルギーとみなされないように、調理することが大事!

離乳食に使う食材は、
必ず加熱処理をして、身体に異物とみなされないように、
調理をしてあげることで、食べれらる事もあります。
果汁なども、最初は水で薄めて、加熱処理をします。
これを、低アレルゲン化と言います。

ただ、加熱しても低アレルゲン化が出来ない、しにくいものもあります。

●勝手な判断は厳禁!必ず検査して診断を

何か新しい食材に挑戦した時に、皮膚トラブルなどあった場合、
アレルギーでは?と心配しがちになってしまう方もいます。

しかし、だからといって、勝手に減らしてしまうまえに、
しっかり検査をしましょう。
過剰に減らし過ぎると、赤ちゃんに必要な十分な栄養が取れません。

どんな検査をするの?チェック項目

  • どんな症状か
  • 家族にアレルギーはないか
  • 食べたものは何か
  • 血液検査
  • 皮膚テスト
  • アレルゲン検査
  • 除去テスト

これらを繰り返して行い、アレルギー源を特定していきます。

●どんな方法で治療をするの?

アレルゲンの特定が出来たら除去食治療を行います。

除去食治療は、特定の食品を完全に除去することもあれば、
少量含まれるものを与える事もあります。

また、その判断は、全て医者が行い、
その指示のもと、治療を行っていきましょう!

しかし、特定の食品を取り除くことで、
不足する栄養素が必ず出てくることになりますね。

それを、他の食品で補う必要もあるため、
この事を考慮しながら、献立を考えていきましょう。

●成長につれ、自然に食べられるようになる

赤ちゃんの頃は、除去食治療が必要であっても、
成長するにつれて、だんだんとゆるやかになってきます。

それは、消化器官が発達していくからです。

医者の診断には、年齢も目安になっているのです。
これにより、再開するかしないかを、しっかりと医者の診断や検査で、
判断してもらってくださいね。

●アレルギーに対する疑問

食物アレルギーになりやすい人は?

家族にアレルギー体質がある人は、
赤ちゃんにもアレルギーになりやすい傾向がありますので、
身長に離乳食に挑戦して下さい。

母乳が原因でアレルギーになる?

母親の食べたものが原因で、赤ちゃんにアレルギー反応が出ることもあります。
その場合は、医師に相談して、アレルゲンを特定したら、
母親も食べるものを控える必要があります。

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