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人口の多い地域では、特に整備が進んでいる、小規模保育所。
まだまだ、しばらくは増え続けると思われます。
保育園の枠がない場合の、選択肢の一つとしての小規模保育所。
小規模保育所は、2歳児(3歳まで)の子どもを対象をした施設です。
小規模保育園のメリットやデメリット、特徴などをまとめます。
小規模保育所に預けようとしている保護者や、 または、小規模しか空きがない…という状況の保護者さんは、 きっと、大規模な保育園に比べて、様々な不安があると思います。
例えば、小規模だから大した保育はしてくれないんじゃないか…とか、 3歳になったらまた保育園探しをするのか?という不安などですね。
■関連記事:認可保育園に落ちた時に必ずする事は?:
そういった不安点や小規模保育所の仕組みを解説します。
こんばんは!
男性保育士のあつみです!
この記事では、
いまさら聞けない!小規模保育事業とは?
を記録していきます。
さて、2015年、子ども子育て新制度により、 急速に保育環境の整備が進んでいます。
変わり目である事で、 制度、法律、様々なことを、覚えなおす必要があり、 現役で働いている私たちや、 養成校の学生の皆さんは、大変な事だと思います。
また、保護者の方も新制度による、 施設の利用方法や、特徴、メリットデメリットなど、 疑問点が多くあると思います。
新制度により、小規模保育所の認可が進んでいます。
この特徴と、メリットやデメリットなどをまとめていきます。
後述しますが、小規模認可保育施設では、 連携施設というものを設定しています。
連携施設というのは、3歳児になり、小規模保育施設を退園した後の、受け皿となる施設です。
つまり、小規模保育所に入れば、 原則として退園後の進路は確保されています。
小規模保育園を卒園後は、就学前まで対応した保育園(~5歳児までOK)に入れるという事になります。
(※ただし例外はあります。)
小規模保育園への入園を考える際は、
を確認しておいてくださいね。
大規模園のように、異年齢の子どもと沢山関わったり、 する機会は少ないです。
行事なども、人数自体が少ないため、盛り上がりに欠けます。
しかし、大人の目が子どもに行き届きやすく、 手厚い関わりが出来、 保育者がそれぞれの子ども達に十分に関わる事が出来るので、 乳児期に必要な、大人との愛着、信頼関係の形成がされやすいです。
子どもにとって、気持ち的に落ち着ける、安心して過ごせる、 そういった環境であるという特徴があります。
形態により、職員は変わってきます。
詳しくは下記に後述しますが、職員全員が資格を持っている場合と、 そうでない場合があります。
それについては、施設の形態を確認すれば、分かります。
しかし、資格をもっていない職員(子育て経験者)等も、 研修を受けて、認められてからでないと勤める事は出来ません。
特に2015年の子ども子育て支援新制度により、 小規模保育所の認可が進んでいますが、 認可され運営されている以上、必要な技術を持った職員が 配置されているという事になります。
小規模保育所の認可を進めて、 国で子育ての制度を整えていこうというものです。
0歳、1歳、2歳を対象とした保育所です。
保育所で言う所の、所謂「乳児」という枠です。
また、19名以下という定員が設定されています。
少人数を対象としているため、家庭的保育により、 手厚く、丁寧できめ細やかな保育が出来る事が最大のメリットです。
また、目が届きやすく、それぞれの子どもに合わせたの援助がしやすい、 質の高い保育を行う事ができるという特徴があります。
大規模園のように、決まったプログラムに沿って、 カリキュラムをこなすのではなく、子ども達の状況によって、 臨機応変に活動内容を決めていく事も出来ます。
ただ、デメリットとしては、 子ども同士の関係が、狭く、固定化されやすいことや、 行事等も、中々盛り上がらない…などがあります。
また、職員の技術的な視点としては、 大規模園で得られるような、大勢の子どもを引っ張っていくスキルや、 クラス運営、行事の企画進行などのスキルは、 身に着きにくい事だと思います。
そして、乳児専門である故、 高い技術と知識、細かい配慮が求められます。
子ども子育て新制度により、 2015年より、子ども子育て支援法が施行されました。
これにより、小規模保育施設は、 小規模認可保育所として、国の認可事業として位置付けられています。
良くなったのは、小規模保育事業として認可されることで、 補助金、財政支援が出る仕組みが整う事になりました。
これにより、職員の確保もしやすくなるだけでなく、 多様な主体が、多様なスペースを活用して、 質の高い保育が提供できるようになったことです。
つまり、既存の保育所からの分園など、 様々な事業形態から、移行、新設しやすくなりました。
どうして、制度が進んできたのかと言うと、 待機児童問題の解決と、子育てをしていく環境を整えるためです。
この問題と言うのは、核家族化に伴う母親の孤立や、 地域での子育て支援が充実してないという事です。
これは、少子高齢化という問題にもつながっています。
しっかりと制度かしていく事で高齢化に対しての保育基盤を作っていき、 また、待機児童など地域の実情に応じた多様な目的に活用されていく事を、 期待しています。
すんごい分かり易く言うと、 小規模保育施設という枠の中での、 職員配置、規模を分けたものです。
職員は全員保育士資格アリ。
また、職員の配置基準よりも+1名多く配置されています。
つまり、保育士資格をもった、高い技術をもった職員が、 多く配置されているという事なので、 質の高い保育が保証されています。
勤務する職員の半分以上は保育士資格アリ。
また、A型同様、配置基準よりも+1名、多く配置されます。
全員ではないけれど、ちゃんと高い技術を持った、 保育士が居るということです。
勤めている職員は、保育士資格を持ってない場合があります。
保育士、ではなく家庭的保育者 という位置づけです。
職員配置基準は、最低限は満たしています。
こう聞くと心配になるかもしれないですが、 市町村が行う研修を行い、その研修を合格した人や、 保育士と同等以上の知識及び、経験がある、と認められた人が勤務できます。
所謂、子育て経験者ですね。
たかな様、コメントありがとうございます。訂正いたします。
子育て経験が必須、というわけではありません。
上記で示されている、職員の配置基準とは、 子どもを預かる人数に対しての、保育士の人数の事を言います。
例えば…
と言うように、決まってるんです。
例えば、小規模保育園で
これだけの人数を預かる場合ですと…
配置基準の最低限必要な4名の保育士に加えて、+1名の保育士が配置されます。
つまり、保育士は最低5人以上必要、と言う事になります。
この小規模保育事業の特性として、保育内容の支援(園庭開放や合同保育など)と、 卒園後の受け皿として、連携施設の設定が必要です。
この連携先は、
になります。
連携施設には、小規模保育園に通っていた子ども達の優先枠があります。
卒園後の進路について、非常に大きく有利になります。
原則として、小規模保育園の卒園後は、新しい保育園に入る事が出来ます。
ただ、保護者(パパママ)の就労の条件や仕事の状況が変わったりする事で、見直される事もあります。
つまり、100%確定・確実ではない、と言う事です。
連携施設の優先枠設定の詳細については、 各保育園に詳しく問い合わて、条件を確認しておきましょう。
もちろん、小規模保育施設を卒園後に「連携された保育園じゃなくて、やっぱり他の保育園や幼稚園に行きたい!」と考えた場合は、希望する園に枠があれば申し込むことが出来ます。
基本的に自園調理が原則ですが、 小規模保育所には、調理室の設置が絶対ではありません。
場所によっては、施設内のキッチンで調理している場合もあります。
もし、園で調理出来ない場合どうしているのかというと…
上記の連携施設(保育所やこども園)や、
系列法人で運営してる保育所や、福祉施設などからの給食の搬入はOKです。
また、外部の業者にお弁当や給食を委託することも出来るのです。
もし、こういった施設が近隣にない場合には、 学校や、給食センターなどの搬入という仕組みになります。
保育園選びの際は、こういったことも踏まえ、 どういった形で給食が提供されているのかを、しっかり見学し、確認しておきましょう。
■関連記事:認可保育園に落ちた時に必ずする事は?:
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コメント
コメント一覧 (2件)
小規模保育c型の説明ですが、いわゆる子育て経験者となってますが、そんなことはありません。まちがってますよ
たかなさん、コメントでご指摘ありがとうございます!
該当箇所の記事内容を修正しました。
まだまだ私自身勉強不足ですので、
間違いをご指摘いただけると、とても助かります。
ありがとうございました。
これからも正しい情報をわかりやすく伝えて行けるように、
努力してまいります。