子どもが予防接種を受けないのは危険?メリットと副作用のリスク
子育ての中で、ほぼ必ず受けるべきと言われる予防接種。
しかし、子どもが予防接種を受けるように推奨されている現在に至るまでに、
様々な副作用や危険などのデメリットやリスクがありました。
おはようございます!
男性保育士のあつみです!
発達に合わせて、必要になってくる予防接種。
今日は、その基礎知識と、気になる副作用についての考え方を解説していきます。
ほぼ必須と言われる予防接種ですが、なぜ予防接種は、【推奨】なのでしょうか?
それは、危険やデメリット、副作用があるからです。
中には重篤な結果につながる事もあるため、義務ではないのです。
それにより、副作用で死者がでた結果、推奨になったのです。
しかし、かといって何も予防接種やワクチンを受けさせないと…
それはそれで、病気による死亡率のほうが高くなります。
言われるがままでなく、保護者として、保育者として、
予防接種、ワクチンについて知っておきたいですね。
■関連記事:予防接種の種類や副作用の一覧
この記事を書いた人
あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
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■予防接種を受ける事のメリットと 受けない場合のリスクや危険
●予防接種の歴史
予防接種の歴史は、人類の感染症との闘いの歴史の証なのです!
世界で最初の予防接種は、【種痘】といい、天然痘に対してのものでした。
これにより、天然痘にかかる人は、次第に減少していきます。
日本では1849年に、種痘が輸入され、使われています。
1948年に予防接種法施行され、環境を整えていきます。
また、1994年には大幅改正がありました。
当時は、予防接種制度は「義務接種」とされていましたが、 1944年以降は、「勧奨接種」となりました。どちらも、公費負担です。
・勧奨接種
国が定期に接種を勧めたものですね。
市町村が実施主体で、健康被害があった場合、救済制度があります。
- BCG
- ポリオ
- DPT(三種混合)
- MR(麻疹、風疹)
- 日本脳炎
任意接種
受けたい人が主治医と相談して、有料で受けられる予防接種です。
- おたふくかぜ
- 水痘
- インフルエンザ
- A型肝炎
- B型肝炎
●予防接種はなぜ必要なのか?
予防接種の対象となる病気は、重篤な病気なのです!
ウイルス感染症の中には、死者が出たり、運よく回復しても、重篤な後遺症が残る病気もあります。(日本脳炎、麻疹、ポリオなど。)
予防接種は、このような病気にかかってしまうことを防げる、唯一の手段だからこそ、この大切さが常に叫ばれているのでです。
また予防接種の対象となる病気には、有効な治療方法がないのが現状。
感染症には多くの種類があります。抗生物質の出現で、感染症の治療は大きく進歩しています。
ただ、抗生物質が効果があるのは、細菌感染症のみであり、ウイルス感染症の治療は、一部を除き、まだ多くの感染症は、有効な治療法がないのです。
細菌感染症でも、百日咳、ジブテリア、破傷風は細菌そのものよりも、細菌が作る毒素が問題なのです。
でも…抗生物質は、毒素に対しては効果はないんです。
●予防接種のメリット
一般の薬には、必ず、作用と副作用があります。
薬を使用する基本は、メリットがデメリットを上回る事がある、ってのが大前提。
予防接種しないと、いろんな事情から
その該当する病気の流行の拡大の原因になる事があります。
もし、接種率が下がってしまうと…ようやく、収まりかけていた病気を、再びばらまくことにもなりかねません。
●予防接種の副作用についての考え方
予防接種によって、低確率ではありますが、副作用がでるものもあります。
中には、脳性麻痺という重篤な副作用がでた例もあります。
上記の通り、昔は義務でしたので、皆うけていたんですが、それで死者が出て、各地で訴訟が起こりました。
これが原因で、義務接種ではなく、しかたなく推奨になったんですね。
こう、話を聞くと、予防接種は怖いものだと思いますが、リスクの大きさと、どっちをとるか、という考え方をしてみましょう。
ただ、保育園という、集団生活の場、命を預かる場である事を考えると、
基本的・原則的には、決まった予防接種は受けるべきであると言えます。
確かに、予防接種の副作用で障害が出たり、最悪死ぬこともあります。
でも、実際に予防接種を受けずに、病気になり、障害をもってしまったり、死ぬ可能性もあるんです。
また、その可能性は、予防接種を受けずにいるよりも、かなり高いのです。
僕に小児保健の大切さを説いてくれた看護師さんが居ます。
その方は、元保育士でした。
当時は、予防接種を受けるように、園でも勧めていたそうです。
しかし、それによって、副作用で亡くなった子が居て…
いろいろ考えて、保育士を辞めて、看護師になったそうです。
さて、副作用が気になるところですが、ワクチンの種類と副作用の詳細な内容については、次のページで解説します。
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