【保育士の基本】笑顔の挨拶が大切な理由【気配りのメリット】

その日の始まり、人間関係は、朝いちばんの気持ちのいい挨拶から始まります。
保育園や幼稚園に限らず、笑顔の挨拶はとても気持ちいいものです。
子ども達にって挨拶は一日のスタートに、とても大切なものです。
こんにちは!
男性保育士のあつみです!

元気な挨拶と、素敵な笑顔は、子ども達も他の先生も惹きつけます。
自分から挨拶をするという事は、 相手の存在を認め、自分から受け入れている、という事です。
この記事を書いた人

あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
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■笑顔で元気な挨拶のメリット・いいこと
子ども達だって、機嫌のいい日もあれば、なんとなく保育園に行くのが憂鬱・・・そんな日だってあります。
そんな時、先生から笑顔の挨拶で迎え入れ・受け入れてもらったらどうでしょうか。
不安な子ども達にとって、これがどれほど安心できることでしょう。
それだけで子どもが「今日も一日頑張ろう、なんだかやる気出た!」って気持ちになってくれれば、あなたも嬉しいですよね。
子ども達の一日のスタートダッシュは朝イチの挨拶で決まるんですね!
相手がどう思うか、どんな対応をされたら嬉しいか…
それを意識して、毎日挨拶をしていけば、 自然と笑顔で素敵な挨拶が、出来るようになります。
●笑顔で明るく挨拶をするポイントは「受け入れる」という気持ち
挨拶は、コミュニケーションの第一歩!
入園、初対面、一日の始まりも、 全てはあいさつから始まりますよね。
笑顔で明るく素敵な挨拶をする事を、常に意識します。
相手に好感を持たれるかどうかは、 言葉だけでなく…表情もとっても重要なのです。
…とはいっても、表情って、無理に作るものではありません。
どうすれば、素敵な笑顔が作れるか?
と言う事ですが、これは自分自身の気持ちの持ちようです。
具体的には、
「今日、あなたに会えたことが嬉しい!」
と言う事を、心の中で、子どもに行ってみてください。
もちろん、声に出してもOKですよ笑
そう思うだけで、自然と相手を受け入れる笑顔が出てくるものですよ♪
最初は、ウソでも心の中で考えてみるだけでいいんです。
すると、人間って不思議なもので、意識すれば気持ちもその通り、上向きになってくるんです。
最初は、ぎこちなかったりするかもしれませんが、だんだんとエンジンが掛かってくると、自然と子どもを受け入れる気持ちになります。
自分にできる精一杯の誠意を込めれば、必ず相手に伝わりますよ。
子ども達も、自分が認められた!と感じて、 朝の挨拶ひとつで、今日一日を元気に過ごせるようになります。
先生も、子どもも両方、気持ちよくてうれしい…とっても素晴らしいことですよね。
●自分から挨拶のできる子どもになるには?
そんでもって、子どもが応答してくれたら

「○○ちゃんが挨拶してくれたから、先生元気でてきた!今日も頑張れそう!」
「挨拶してくれたから、一日気持ちよく過ごせそう!ありがとう!」
といったように、大げさに喜んで、嬉しかった気持ちを伝えてあげましょう。
挨拶をしてくれて、嬉しかったんだよという気持ちを伝えることは、子どもが自分から挨拶が出来るようになるために、とても大切なことなんです。

先生に挨拶したら、すごく喜んでくれた…
挨拶したら、相手もうれしいんだなあ
…と、子ども自身がそう思えることで、自然と自分から積極的に挨拶をできる子どもになります。
保育者が手本となり、毎日の挨拶をしているうちに、きっと子ども達からも、挨拶をしてくれるようになります。
●挨拶の5つのポイント
- 自分から先に
- 相手の目を見て
- 明るく大きく
- 笑顔でにこやかに
- いつでも誰にでも心を込めて
●挨拶が暗い印象にならないようにするポイント
心の中では、いつでも明るく…元気に…と思っていても、
人間ですので、体調が悪いときや、心理的に落ち込んでいるときだって、必ずあります。
私も、毎日毎日、失敗して、落ち込んでばかりです。
しかし保育士という専門職であり、プロである以上、 子どもと保護者の前にでれば、 笑顔で接しなければなりません。
そのためには、常に感情をコントロールできなければなりません。
- ストレスは、ためないで、早めに解消すること!
- その日の疑問は、その日のうちに解決!
悩みの種を、持ち越さないことが、とても重要ですね。
●いつでもどうぞという安心できるメッセージを!
- はじめは目を見て
- 相手のタイミングを見て、落ち着いて話しかけましょう
- 若者言葉や、意味のない口癖に注意
※距離の目安…70~120センチぐらいなら、お互い不快に感じません。
子どもからも保護者からも信頼されるためには”常に受け止める”という安心感を感じてもらう事が、 重要になってきます。
うわべだけでは、すぐに見抜かれてしまいます。
態度や行動から、にじみ出てくるような振る舞いを、心がけましょう。
●朝の挨拶は保護者にも大切なもの。
朝の受け入れ時、保護者と子どもが、門をくぐってくる…
その時の基本は「おはようございます!」ですが、
ここからさらに、プラスのフレーズをつければ、もっと印象がよくなります。
事例を紹介しますね。
・プラスのフレーズで心配りを
「○○ちゃんおはよう!」
…といったように、保護者だけを見て挨拶するのではなく、 子どもの顔をみて、名前を呼びましょう。
名前を呼ばれることで、 子ども自身が、自分が認められている、 受け入れられた、と感じます。
これが、子どもが今日一日を頑張る、 活力につながる事もあります。
保護者に対しては、
「お変わりはないですか?」
と、子どもの様子をしっかり聞きましょう。
会話のきっかけを、保育者から作っていく事で、保護者も安心して話しやすくなるでしょう。
例えば、
朝ぐずぐずしていて保護者に怒られてヘコんでたり…
寝起きが悪く、エンジンがかかりきっていない…
など、子どもが朝から元気がない原因も把握できれば、
子ども達への接し方も分かってきます。
保護者を見送るときは、
「いってらっしゃーい!」
子どもと一緒に、お仕事に向かう保護者に声をかけましょう。
朝の受け入れでは、基本的に、 今日も元気であるかどうか、変わったことはないか、 などを確認してお預かりします。
保護者からお迎えをする人、時間などの変更の申し出があった場合は、しっかりとメモをとっておくと、間違いがなく、確実です。
・朝の挨拶はで気を付けるポイント!
朝の会話は、短めに!
時間があるように見えても、 こちら側からの長話は、厳禁です。
お仕事に急いでいる方が大勢います。
返事がなくても続けましょう。
また、相手には聞こえていない時もあります。
そして、返事をしない保護者であっても、 分け隔てなく、だれにでも元気にあいさつ!
これが大切です。
●日中の挨拶
日々の保育の中で、様々な人に出会ったり、関わったりすることがあります。
園に出入りする、関係者の方々や、 散歩に出かけて出会う、地域の人たち…
園外に連れて行ったときなどには、 子ども達と一緒に元気よく!
地域の人たちにも、笑顔であいさつしましょう!
子ども達が、恥ずかしがって挨拶出来ない時なども…
「挨拶しなきゃだめでしょ!」と怒るよりも、 保育者が、率先して、挨拶をする方が大切です。
子どもは、保育者の姿を見ています。そして、まねをします。
叱らずに、子ども達になってほしい姿を想像して、 子ども達の理想となるような先生になりましょう。
●帰りの挨拶
お迎え時に意識するポイントは、保護者も仕事を終え、お疲れの中でお迎えにきているという事です。
ここでは、保護者に対しても受け入れる・受け止める気持ちが大切です。
「おかえりなさい!」と声を掛けて、気遣う言葉がけをしたり、今日の子どもの様子はどうであったかなどを、お伝えしましょう。
子どもの様子を伝える事で「ちゃんと子どもの事、みてくれていたんだな」と、安心してもらう事が出来ます。
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