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さて、あなたが子どもの時…小学生の時など、愛読していた月刊誌・マンガ雑誌などは、あったでしょうか?
コロコロ派?それともボンボン派?
え、それだと子どもっぽいって?
ああ、マガジン派ですか?
ジャンプ派でしたか?
こんばんは!
コロコロでもジャンプでもなく「なかよし派」だった男性保育士のあつみです。
小学校の友達なんかの間で、なかよしだったり、りぼんだったりを読んでいたのを覚えていませんか?
ちなみにあつみ先生の小学生時代は「カードキャプターさくら」が流行してました。
幼かった私の人格形成・性癖を捻じ曲げた主要因でもあります。極度のCLAMP厨。
少女マンガ界隈、私の育った環境では、二大派閥としてなかよしとりぼんがありましたが、どうも「なかよし」のほうが子ども扱いされてましたね…
でもたしかに「りぼん」のほうがオシャレな漫画多かった印象があります。
(りぼんでは「GALS!」や「こどちゃ」などが好きでした)
どちらにせよ、クラスのみんなと同じマンガを読み、共有の話題を楽しめるというワクワク感がありました。
んで、話は変わります。
保育園で毎月、子ども達に配布される、いわゆる、月刊絵本についての話です。
(そういう名称なのか、そう呼んでいいのかは不明ながら…)
具体的に名前を出しますと、福音館の「こどものとも」や「かがくのとも」シリーズ。
(特に人気だった絵本は、ベストセラー絵本として販売されています。)
実はこの配布される月刊絵本、保育園に通う子ども達にとっては…
毎月、子ども達の中で、みんなが同じ絵本を持っており、共通の話題で盛り上がれる、という特徴があります。
月刊絵本の何よりの魅力としては、子ども達の中で、友達同士、仲間同士の共通の話題として楽しめる、というものがあります。
これの意味する事は、
という2点が大きいです。
細分化していきますと、子どもの発達に沿った内容で、非常に子ども達に響きやすい事であるとか、季節性があり、子どもにとってのトレンドにもなりうるという、様々なメリットもあります。
これを環境の一部として利用し、もしそれが有意義な活動に繋がれば、保育がもっと広がり、充実する要素になり得ます。
これ、保育士にとっても大きなメリットがあります。
毎月、子ども視点で夢中になれるテーマを、客観的に知る事が出来るという事です。
このメリットって、非常に活動に落とし込みやすい&活動のヒントがたくさん詰まっている、という事でもあります。
…と言ったように、発想が広がります。
不意に突然、神がかり的に保育のアイデアや遊びをひらめく事もあります。
(私は、突然、保育のアイデア・ネタをひらめくことを「保育の神が降りて来た!」と言ってます笑)
という事が、絵本を通して、絵本をきっかけとし、導入の一つとして、非常に活動につなげやすいのです。
子ども達からしても、
「あ、それ絵本で見た!知ってる!」
というほうが、食いつきもいいですし、クラスのみんなが、知っている前提で話を進める事ができます。
ちなみに、保育園で月刊絵本を導入している場合、ただ、なんとなく毎月配布するだけ…ってのはもったいないです。
「今月の絵本配るから、おうちで読んでもらってねー」
…というだけだと、なかなか子ども達に浸透しません。
配るだけでは、もったいない。
「各自、家で読もう」では、もったいない。
そこで、配布する際にしておきたい事が、
などなど、クラスみんなで、絵本の内容を楽しむ時間をとってみましょう。
子ども達の中に、共通の認識・共感・共有といった感覚が生まれ、非常に盛り上がります。
さて、クラスの全員で絵本の内容を共有する事で、友達・仲間同士の中で、それに関わる遊び・活動が自然と広がってくるでしょう。
それによって、おうちに絵本を持ち帰ったあと、保護者に
「パパ/ママ!これ読んで!」
という関わり、機会が増えます。
これ、普段は絵本の読み聞かせをあまりしない家庭であっても、自然と読書習慣がつく、また親子との触れ合いの時間が増えていく…という、素晴らしい効果があります。
いいことづくめですので、月刊絵本を利用しない手はありませんよね!
保育園の先生や、幼稚園の先生であれば、絵本のすばらしさや絵本がもたらす効果は、よく理解していると思います。
ただ…絵本に対する世間の一般的なイメージとしては、
絵本はあくまで子どもだけに向けられたもの…というイメージです。
それは、多くの保護者にも共通する事です。
絵本の楽しみ方を知らない&絵本を軽視している大人・親が、大勢いるという事ですね。
(それ自体は悪い事ではないですが、もったいないですよね)
ただ、半強制的に毎月絵本が配布されることによって、家庭での読み聞かせの機会が増えます。
このメリットとしては…
という点が上げられます。
大人の感性ではなく、子どもの視点・感じ方が分かる、と言う事ですね。
絵本の読み聞かせは、子どもと大人をつなぐ架け橋でもあります。
子ども同士の話題の共有にもなり、大人(先生や親)との共感にもなる、素晴らしいコミュニケーションツールである、と思いませんか?
基本的に、毎月送られる・配布される月刊絵本は、自分で選ぶ事が出来ません。
出版社が、子ども発達・季節などを考慮し、勝手に選書したものが送られてきます。
こう聞くと…デメリットだと思いませんか?
「えー…そんなの、自分の好みに合わない・絶対選ばない本が、送られてくる可能性あるんでしょ?」
という意見を言いたくなる先生の気持ち、すごく分かります。
ただ…これを言い換えると、未知との出会いが広がる、と言う事なんです。
子どもにとって、初めての出会い・知るキッカケは非常に重要です。
私は、子どもの興味の幅を広られる環境を整える事、これが幼少時に行う、もっとも大切な教育だと考えています。
(話の幅を広げていくと「教育とは未来予測である」という話まで発展するのですが、風呂敷が畳めなくなるので、これは置いといて…)
英才教育の大義名分で、つめこんで無理矢理勉強させろと言ってるわけではないです。
ただ、出会いの機会は無限大にしたほうが良いのです。
自分の感性だけだと「絶対選ばないだろうなあ」という本の中から、
「まさか、この子が、ここまでハマるとは…」
という絵本が、不思議とたくさん出てきます。
成長とは変化です。
日々の生活に、少し変化を加える事で、その後のその子の世界が、より拡大する可能性が詰まっている。
そう思えば、多種多様なジャンルの絵本を、環境として与える事のメリットは、非常に大きいと思いませんか?
ちなみに、こういった月刊絵本は、子どもの発達・どんなものに興味を示すかなど、そういった分野を研究する専門家により選書されています。
特に福音館書店は、長年の統計・データベースを持っています。
絵本に関する知識のない大人が、アレコレ悩むより、おまかせで選んでもらうほうが、結果として長く読めるいい絵本になる事も往々にしてあります笑
特に、私は科学系(生き物・自然など)の絵本が大好きなんですけど、
子ども用の絵本ですら、大人も知らない事実などが掲載されている事があります。
非常に面白いし、大人でも「へぇ~」と言って、読み込んでしまう内容も多いです!
新しい知識を、子どもと一緒に深めていく楽しさ、面白さ、充実した時間になりますよ♪
月刊絵本には、自分の名前を書く欄があります。
自分で字を書けるなら、自分で名前を書く、書けない時は、先生に書いてもらう…
自分の名前が書かれた、自分だけのものというのは、嬉しいもので、特別です。
月刊絵本は、みんなも持ってるけど、自分だけの特別なものなんですね。
そんな特別な絵本の話題で、友達とも、親や先生とも盛り上がる…こんな嬉しい事は、ありませんよね♪
今回の保育TIPSは以上となります。
月刊絵本、活用してもっと楽しい保育をしてみてくださいね♪
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