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暑くなってくると保育園や幼稚園で始まるプール遊びや水遊び。
水は楽しいだけでなく同時に、危険なものでもあるため、安全管理や事故防止の徹底は、保育者の義務となります。
この記事では、安全管理や事故防止について、知っておくべきことや意識すべきポイントを紹介します。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
さて、夏と言えば水遊び!
早い所で6月後半からプールも始まり、7月に入ってくると、本格的に毎日入るようになります!
しかし、水遊びは子どもにとって、楽しいだけでなく、溺れてしまったり、事故や怪我にもつながる、危険なものです。
子ども達が、思い切り水遊び、プール遊びを楽しめるように、安全面でも、事故が起こらないような環境をしっかり整えていきましょう。
以下のポイントをチェック!
幼児クラスであれば、大きなプールに一斉に入って活動をします。
しかし、乳児クラスにあたる1歳児、2歳児の場合は、
全員にしっかり保育士の目が届くように、
少人数に分けて、順番に入るのがオススメです。
すごく水遊びが楽しい時期ですが、水遊びを思い切り楽しんでいる子ほど、
まだまだ水の怖さを理解していません。
しかも、大勢で入ると、さらに興奮してテンションが上がったりするため、
落ち着いて遊べるようにするためにも、
少人数に分けてプールに入ることが安全につながります。
水遊びってだけで大好きですし、
水着に着替えるとそれだけでテンションマックスの子ども達です。
プールに入る前に、もう一度、保育士のほうに集中させ、
水遊びの約束を再確認してから、入るなどしましょう。
特に乳児クラスでは、
思いっきりはしゃいで遊びたい子も居れば、
顔に水が掛かる事が嫌な子や、座ってじっくり水遊びをしたい子など、
子どもによってやりたい遊び方が変わってきます。
そういう場合には、ビニールプールを二つ出して、
片方をはしゃぎたい子が使い、
もう片方を、座って落ち着いて遊びたい子が使えるように、
何人かで分けて遊ぶ、などの対応をすれば、
余計なトラブルや怪我を減らせます。
普段、体を動かしているのと、
水の中で体を動かすのって、違います。
体を柔らかくしておくことで、
確実に事故、ケガのリスクは減ってきます。
準備体操本当に大切です。必ず行ってください。
リスク軽減に努めるのは保育者の義務です。
また、着替えがまだ済んでいない子も、
体操したい!って思う事で、早く着替えようと思う効果もあります笑
床の素材、地面にもよりますが、
基本的に、水を含むと、基本的に滑りやすくなったりします。
つまり、怪我や事故、トラブルの危険が高くなります。
テラスなど床が硬い場合や、コンクリの床場合は、
転倒が大きなケガに繋がります。
絶対に走らないよう、約束をしてください。
プールでの事故って命に関わる事ですので、
しっかりと事前に伝えておきましょう。
保育園の子どもって、数センチあれば、溺れます。
具体的には鼻の高さがあれば溺れる事は可能ですので、
3センチもあれば溺れる可能性がゼロではないということです。
つまるところ、10センチも深さがあれば、死ぬことだって可能です。
ビニールプールでもタライでも、
乳幼児向けで浅いから安全とか、
危険はないという認識は、
すぐに捨て去ってください。
プールが一つしかないけれど、
それぞれの年齢で共有する場合ってありますよね。
例えば、2歳児クラスでは十分な水深でも、
年長クラス(5歳児)だと、浅すぎて物足りない場合があります。
そういう場合は、最初は浅めに設定し、
先に年齢、月齢の低いクラスから遊びましょう。
そして、次からプール遊びをする、他のクラスに応じて、
徐々に水深を増やすなどで、対応していきましょう。
プールの塩素濃度は、
0.4~1.0mgと定められています。
子ども達が全身で入るプールですので、
常に出来る限りの清潔を心掛けていく必要があります。
ゴミや虫などが侵入します。
衛生管理などを考慮して、取り除いていきましょう。
入る前や、プール遊びが終わったあとにチェックして清掃しましょう。
私の勤める園では、
プールは屋上のピロティーに設置していたのですが、
ある日、ゲンゴロウさんが居ました。
マジでどうやってここまで来たのでしょう。
私は捕まえて保育室に置いていました。
子ども達は興味津々でしたが、飼育は出来なかったので、
近所の川に逃がしましたけどね笑
感染症にも気を付けなければいけません。
特にお尻はしっかり流してから入りましょう。
窓ガラスのサン(ふち)や、コンクリのテラスの床など、
素材によっては、やけどするほど熱くなります。
子どもの肌って弱いです。
直接触れるとやけどの危険がありますので、
そこに行かないようにする、水をこまめにかけるなどして、
対応が必要です
テラスなどのコンクリートは、非常に暑くなりやすいです。
やけどするほど熱くなります。
この対応としては、こまめに水を撒いたりします。
また、連結できるタイプのスポンジマットを敷き詰めるなどして、
熱を保ちにくい素材にしてあげることです。
ただ、頻繁に片づけたり敷きなおすのは、少々面倒です。
いつもより多くてもいいくらいです。
もちろん常に複数人で見守りが出来るとは限りませんが、
それぞれが、ほしいですよね。
特に、乳児クラスは多めに配置していきたいのが理想です。
幼児クラスでも、普段は一人担任でも、
プール、水遊びの時間はフリーの先生をこちらに回す…
もしくは、助けが必要になった時に、
すぐにフォローの保育士が駆けつけられるようにしておくなど、
対応をしていきましょう
特に広いプールで、運動が激しくなる幼児クラスでは、
咄嗟に対応できるようにしておきましょう。
Tシャツのままだと、水を含むと動きづらくなる可能性があります。
日焼けから体を守ったり、
水にぬれる事で冷える事を防げるので、
熱中症になったり体調が悪くなったりしません。
さらに、水にぬれてもTシャツに比べて動きやすいため、
プールでは必須アイテムになっています。
園で基準がある場合もあります。
参考として、私の園の場合は…
4歳児クラス、5歳児クラスは25度以上、
3歳児クラスは27度以上、
乳児クラスは基本お湯に水を加えて行って、ぬるめに調整して、
水遊び、プール遊びを行っています。
また自治体でも決まってることもあります。
暑い日ほど、水が冷たいと気持ちがいいですが、
その分、冷えやすいという事でもあります。
プールから上がってシャワーをあびたら、
すぐにタオルで水を拭きとるようにしましょう。
夏だからと言って、冷えないようにしてあげる事が大切です。
園の構造や設備によって日陰の有無は違ってきますが、
もし日陰がない場合は、作ってあげたほうが安全です。
いくら水の中とはいえ、直射日光をずっと浴びているのは危険です。
水の中にいるため、本人でも気づかないうちに、脱水症状になったりします。
屋根を作る方法としては、簡易テントで屋根を作ったり、
影になる場所を選んでプールを設置するなど、工夫が必要です。
プールの真上のすべてを覆うのは、難しいですが、
一部でも影になる場所を作っておく事で、
リスクが減ったり、回避できる怪我などもあります。
20分くらい集中して遊んでサッと上がるのが理想ですが、
長くなりそうなら一度休憩させるのも大切です。
子ども達って、楽しすぎて、疲れに気づきませんからね。
子どもの体調が悪いのにプールに入れて、悪化させてしまった…
子どもが元気ないのにプールに入れて、ケガさせてしまった…
というのは、重大な保育者のミスです。
こういった事を回避するためには、
プールに入らない時間も、
子どもの様子や体調ををチェックしておくことが大切です。
必ずプールカードなどで、お家での様子を確認したり、
プールに入っていいのか、入ったらいけないのか、
保護者からの確認も忘れずに。
咳が多かったり、下痢気味だったり、
鼻水がいつもより出ている…など、
様子がいつもと違う子は検温するなどして、
臨機応変に対応しましょう。
私の勤める保育園では、
年長児(5歳児クラス)では、午睡をしません。
こういう保育園は多いと思います。
しかし、プールのある夏場は、
体力消費が激しいため、午睡時間を設けています。
また、夏場って体力消費が激しいため、
プールに入らなくとも、病気になりやすいです。
子どもの健康を守るためにも、眠くなくとも、
必ず午睡はさせる…というのが、園のやり方になっています。
これだけ手を打っても、
危機管理、安全管理、事故防止の施策をしても、
必ずヒヤリハットの場面があります。
子ども達を見ていて、ヒヤっとしたことや、
事故、トラブル、ケガが起こった場合があります。
気を付けておくべき事や、
今後注意して見ておくべきことを感じたら、
忘れないうちにヒヤリハットの報告ノートに書いたり、
職員会議などで、保育士同士、シェアすることが大切です。
子ども達が、思いっきり水遊び、プール遊びを楽しめるように、
プールの安全管理、危険やリスクの回避、ケガや事故の防止、
徹底的に留意して行きましょう。
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