0歳の赤ちゃんに大ウケの擬音+幾何学模様絵本6選、抽象的で意味不明なのが面白い|もこもこもこ、もいもい、もけらもけら
0歳児向けで、色・形・幾何学模様+擬音で描かれた、赤ちゃんになぜか大ウケする意味不明絵本。
「もこもこもこ」「もいもい」「もけらもけら」「がちゃがちゃどんどん」等々…
変な形、幾何学模様や擬音が、あかちゃんにとって心地よく、楽しい絵本を紹介します。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
私が0歳児担当になって、子ども達が好きな絵本を模索してきた結果…
実際に読んで、ウケた絵本のジャンル「意味不明絵本(幾何学模様+擬音)」を紹介します。
大人にとっては「なぜ面白いのかわからない」と思う絵本もありますが…
面白がっている子ども達を見ていると、大人まで嬉しくなってしまいますよね。
この記事を書いた人
あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
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■もこもこもこ(0歳児~)谷川俊太郎・元永定正
地面がもこっと盛り上がり、どんどん形を変えていく様子を、擬音のみで読み上げる絵本。
谷川俊太郎さんと元永定正さんの絵本です。
まさに意味不明といった絵本ですが、昔から読み継がれているベストセラー絵本で、おそらく他のどんな赤ちゃん向け絵本よりも、一番有名です。
大人が冷静に見ても、なぜ面白いのかわかりませんよね。
私も最初は、まったく面白さも読み方もわかりませんでした。
でも、何故か赤ちゃんに大ウケなんです…
そして、「もこもこもこ」の読み聞かせを繰り返すと、よりウケる読み方みたいのが見えてきます。
この絵本の面白さが分かる時、子どもの心をつかめた時…
あなたは確実に子どもの心(赤ちゃんの心)に近づけているという事になります笑
人により読み方がちがってきますが、自分なりの読み方をマスターしておくといいですね。
この絵本を読みこなす力というのは、どんな職場にいっても使えるスキルとなり得ます笑
わりとマジで笑
■もいもい(0歳児~)市原淳・開一夫
これも赤ちゃんが大好きな絵本。
近年、書店などの絵本コーナーでよくプッシュされています。
読み聞かせてみると、やっぱり注目度は高いです。
はまる子はめっちゃはまる、リピート率高し。
登場するいろんな「もいもい」によって、読み方を変えてあげるとより面白いかもしれないですね。
0歳児担任の時に、一番よく読んだかもしれない絵本。
■ころころころ(0歳児~)元永定正
カラフルな色玉がたくさん登場して、ころころと、転がっていく絵本。
「もこもこもこ」の絵本を作った人(絵を描いた人)です。
坂道や、階段道、でこぼこ道など登場します。
ころころころと、動くだだけの様子を、どういった変化をつけて読み聞かせをするか…
ここで、読み手の個性がでると思います。
鮮やかな画面は、みているだけで楽しいですよ。
■もけらもけら(0歳児~)山下洋輔・元永定正
音楽家の山下洋輔さんと、絵本作家の元永定正さんの絵本。
この絵本も、読み手の個性が出まくる絵本です。
■がちゃがちゃどんどん(0歳児~)元永定正
音を、形や絵のイメージって表現するのって難しい。
逆に、絵や形で、音を表現するのって難しい。
それを、この絵本はやってのけています笑
いろんな形と音と、擬音だけで表現されてる絵本です。
読み聞かせていくうちに、イメージと音が、繋がっていく感覚があります。
赤ちゃんがみる形には、こんなイメージがあるのか…とか、
赤ちゃんがきく音には、こんなイメージがあるのか…と言う事を、感じる事ができますね。
■ごぶごぶ ごぼごぼ(0歳児~)駒形克己
幾何学と言うより、まるしか登場しないですが…
いろんな「まる」に、いろんな読み方ができるんだなあと実感できる絵本です。
読み手なりに、変化をつけてあげると、喜んでみてくれますよ。
さらに、仕掛け絵本になってます。
仕掛けに気づくと、とても触りたくなるようで、興味津々で注目してくれますよ♪
■赤ちゃん向けの抽象的、意味不明、幾何学模様+擬音で構成される絵本読み方について
今回紹介した絵本って、非常におもしろいのですが…
昔の自分は…これらの絵本の面白さを、全くもって分かっていませんでした。
学生時代・実習生時代から始まり、幼児クラス担任していた時代は、これらの絵本の面白さが分からないから…興味もまったくわかず、それに伴い読み方もわかりませんでした。
たまに読み聞かせでこういった絵本と扱う場面もあったのですが、自分でも面白さが分からなかったから、うまく表現できていなかったです。
ただ、読み継がれているのには、理由があります。
赤ちゃんには赤ちゃんの感性があり、
- 分かりやすく目に入ってくる情報(色、形)
- 耳で聞き取りやすい音(擬音・読み方、単語)
など、面白いと感じるものは、大人とは違ってくるんです。
赤ちゃんと関わる中で、そういった感性に近づいていくと、少しずつ意味不明な絵本の読み方も分かってきます。
【幾何学模様(色や形)+擬音】みたいなもので構成される絵本って、読み聞かせが難しいです。
普通のストーリー絵本よりも、ずっと難しいです。
しかし、コツを掴めばこれほど幅広く使えるスキルってないですよ笑
絵本1つで赤ちゃんを引きつける事が出来る&関わり合うきっかけになりますから。
「もこもこもこ」の項目でもお伝えしましたが…
これらの絵本の面白さ、楽しさ、どう伝えれば赤ちゃんが笑ってくれるのか、理屈ではなく感覚で理解できたら、あなたは赤ちゃんの心に少しずつ近づけている、という証明です。
●0歳向け読み聞かせポイントは、保育者も恥を捨てて演じる事
読み聞かせる際のポイントとしては、保育者自身が表現者となり、自信を持って演じることです。
「大げさに…」というと語弊がありますが、保育者自身、その絵本の模様や擬音を、自分なりに表現してみましょう。
はっきり言って、意味不明ですから、最初のうちは非常に恥ずかしいと感じると思います。
私も、最初は読み聞かせをしながら…
自分ってバカ?アホ?頭パッパラパー?」
…とか思ってました。
でも、そこで頑張って乗り越えてみると、赤ちゃんが大ウケしてくれます。
泣いていた赤ちゃんが、笑ってくれるとすごく嬉しいですよ。
一度、ウケたらこっちのもんです。
読み手の保育者自身も、どんどんノってきますので、そこからはノリノリで演じて、表現していけます。
是非とも、多くの先生に、この感覚を味わってほしいと思います笑
まずは「もこもこもこ」からスタートしてください。
大抵、どこの保育園にもありますので、0歳児クラスに関わるときがあれば、実践してみてくださいね。
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