雨の日でも出来る室内の運動遊びアイデア【上履き編】(3歳児、4歳児、5歳児)


最近、雨の日続いて外で遊べない…
子ども達、マジで爆発しそうなんだが…
何か新しいあそび、ないかな?
そんな時に最適な、身体を動かせる室内の運動遊び!
この記事では「室内で出来る!身近なうわばきを使ったゲーム遊びアイデア」という事で、紹介してまいります!

こんばんは!
男性保育士のあつみです。
雨の日に体を動かしたい時なんかでも…
身近なものを使って出来る室内遊びを楽しんじゃいましょう!
子ども達が普段接している物、【上履き(うわばき)】を使った、室内遊びのアイデアを紹介していきます。
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この記事を書いた人

あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
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■雨の日の室内遊びアイデアが必要な理由
子ども達って、基本的にはいつでも元気に、体を動かしていたいものです。
もちろん幼児クラスになってくると、静かな集中力が必要な遊びも上手に出来るようになってきます。
でも、やっぱり遊びや活動にはメリハリが大切。
活動には、【静】と【動】のリズムが必要です。

今日は雨で外で遊べないけど、
子ども達はウズウズ…そんな時ありますよね。

そういう時、お手軽で準備なしですぐに遊べるネタを持っておくと便利だよね。
部屋遊びを続けており、子ども達の様子を見ていると、
なんとなくソワソワ、ざわざわしだしたり、イライラしだしたな、ってのは分かります。
そのサインを受け取ったら、体を動かす遊びを提案していきましょう!

みんなー!
ホール行って遊ぶかー!

いくー!!
■くつ飛ばしの的入れで遊ぼう(3歳児、4歳児、5歳児)
この項目では、くつ飛ばし遊びについて、紹介します。
ポイントとしては、ただ飛ばすだけでなく、的を用意する事で、ゲームになることです。


マナーとか礼儀に厳しいおカタい先生だと、
「靴飛ばしなんて、とんでもない!」
…と言うかもしれませんが、
さすがに頭、固すぎない?
子ども達の脳みそってもっと柔らかいよ!

片足で立ってバランスをとりながら
靴を上手く飛ばすのって、子ども達にとってはかなり高度な技術だしね。
靴飛ばしって、バランス感覚と体幹が成長してないとうまくできないです。
逆に言えば、この遊びを繰り返す事で、それらの能力が鍛えられて成長しますし、
上手く靴を飛ばせれば、しっかり成長している証明です。
圧倒的な手軽さと、準備物の少なさで出来る、室内遊びです。
●くつ飛ばしの的入れの準備物と遊び方の手順、ルール
●上履き飛ばしの的あての準備物
- 上靴
- 的(ダンボール箱などで十分)
- ビニテ(床に線を引くため)
●上履き飛ばしの的入れの手順
まずは、的となるダンボール箱などを置きます。
次に、何処から上履きを飛ばすのか、
目印にするため、ビニテなどを使って、
床に線を引きます。
あとは、的めがけて、上履きを飛ばすだけです。
簡単で、すぐできます。

それぞれの的に、点数を決めると、
さらに盛り上がります!

部屋の真ん中にダンボール箱を置いて、
円状に広がってみんなで一斉に靴飛ばし…
とか面白いですね!

人数が多いと、わちゃわちゃなって、
ぶつかったり、混雑するかも。
そういう時は、グループや班ごとで区画分けして、
それぞれ遊ぶ…ってのもアリだね。
遊び方に、様々な応用が利くのが特徴です。
アイデア次第で、広がりますので、子どもの反応や発信を見ながら、アドリブで工夫しましょう♪
また、前述しましたが、
上履きを足に引っ掛けて、片足で立ってバランスを取りながら、
遠くめがけて蹴り上げるのって、子どもにとってなかなか難しいです。
楽しみながら、バランス感覚を養う、という目的も持った、室内遊びのアイデアです。
■自分の上履きはどこ?ケンケンゲーム(4歳児、5歳児)
このゲームは、普通のケンケンあそびを応用して、
靴を使ったアイデアを取り入れた物となります。

片方のうわばきを脱いで、特定の場所に置き、自分の上履きをみつけて履きます。
自分の上履きが見つかるまでは、足をついちゃダメ!
という遊びです。

このゲームもすぐに出来て、すごい盛り上がりました!
●上履き探しのケンケンゲームの準備と遊び手順、ルール
●準備物
- 上履き
- フープorビニールテープ
●遊びのルールと進め方
子ども達は、上履きの片方を脱ぎ、保育者に渡します。
次に保育者は、
フープやビニールテープで区切った区画に、
上履きをランダムに置きます。

なるべくシャッフルして、
分かりにくくしましょう笑
準備が出来たら、保育者の掛け声でスタート!
子ども達は、自分の上履きを探しに行きます。
しかし、うわばきを履いていない片方の足は、地面に着くことが出来ません。
つまり、ケンケンで移動して、探しに行きます。

大勢でも楽しいですが、
グループごとでも楽しめます。

うわばきを履いたら、そこで終了ではなく、
スタート地点までダッシュで戻る!
という遊び方をやったら盛り上がりました!
このケンケンゲームも、片足での移動が伴いますので、
バランス感覚を、楽しみながら、高めていく事が出来ます。
また、自分の所有物のうわばきを、必死になって探したりすることで、
物への愛着、物を大切にする心も、育めます。

いろんな工夫をして、
ルールを応用してみてね。
■走りにくいけど面白い!スリッパリレー(4歳児、5歳児)
文字通り、リレー遊びの応用として、バトンがスリッパになっただけの遊びです。

ちなみに、うわばきを履いたうえで、大人用のスリッパを使います。
走りにくく、工夫が必要ですが、だからこそ盛り上がるゲームです。

園の来客用スリッパを、
勝手に拝借して、怒られました…

スリッパくらい、自分で用意するか、
事前に確認取れっての笑
●走りにくいけど面白いスリッパリレーの準備と手順、ルール
●準備物
- 上履き(個人持ち)
- スリッパ×2
- ビニテ(床に線を引くため)
- 折り返し地点のコーン(目印になるなら何でもOK)
●スリッパリレーの手順と遊び方
基本的には、リレーと同じです。
2チームor3チーム等、
クラス人数に応じて、チーム分けをします。
チームの数だけ、スリッパは必要です。
室内は、トラックがないので、コーンなどを目印とし、直線距離の往復となります。
この遊びでは、バトンが、大人用スリッパになります。
また、うわばきを履いたまま、その上からスリッパを履きます。

バトンの引継ぎも、
結構手間取るんですよね笑

普段、走るの早い子も、
何度もスリッパを
おとしちゃったり笑
走りにくく、スリッパが落ちやすいため、
コツをつかもうと、子ども達はみんな、工夫して走ろうとします。
素早く足を動かす必要がありますが、上手く走れない子には、
小刻みに足を動かすよう、アドバイスしてみたり、掛け声などをかけてあげると、やりやすくなります。
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