甘くておいしい夢の世界へ!ケーキ屋さんがテーマの絵本まとめ15選!【保育園・幼稚園】

こんにちは、保育士のあつみです!
この記事では、子ども達の憧れの「ケーキ屋さん」のお仕事テーマにした絵本をたくさん紹介します。
甘い香りが漂ってきそうな楽しい絵本は、子どもたちの想像力を刺激し、絵本の時間をより一層楽しくしてくれます。
ままごと遊びや友達との関わりがもっと広がるキッカケになりますね。
それでは、さっそく素敵な絵本たちを見ていきましょう!
この記事を書いた人

あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
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あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
■ケーキ屋さんがテーマの絵本の魅力~やりとりやごっこの世界が広がる
ケーキ屋さんをテーマにした絵本は、子どもたちの創造力を引き出すと同時に、表現力を育てます。
ケーキ作りやお店でのやり取りを描いた絵本を通じて、子どもたちは日常の中でのごっこ遊びを楽しみながら、自分の世界を広げていきます。
この遊びは、子どもたちの語彙を増やし、友達とのやり取りを豊かにし、まねっこや表現力を自然と育む効果も!
また、色鮮やかなイラストや楽しいストーリーが、子どもたちの興味を引き、絵本に親しむきっかけとなります。
■ケーキ屋さんがテーマの絵本の選び方のポイント!
ケーキ屋さんの絵本を選ぶ際には、子どもの年齢や発達段階に合わせた絵本を選ぶことが大切です。
また、絵本の中で使われる言葉やフレーズが豊富であれば、子ども達の語彙力も育ちます。
子どもたちが楽しみながら新しい言葉を覚えたり「マネしたい!」と思えるような絵本を選びましょう。
●親子で楽しめる絵本を選ぼう
ケーキ屋さんの絵本は、親子で一緒に楽しむことが大切です。
一緒に読む楽しさを通じて、親子のコミュニケーションが深まり、子どもたちの情緒的な成長にもつながります。
親子で一緒に楽しめる内容の絵本を選びましょう。

「どのケーキが好き?」「美味しそうだね!」といったやり取りがあると良いですね!
●ごっこ遊びが豊かに広がる絵本を選ぼう
ごっこ遊びを通じて子どもたちの創造力を引き出す絵本を選ぶとよりグッド!
友達とのやり取りが自然に生まれる内容の絵本は、子どもたちの社会性や協調性を育てるのに役立ちます。
●まねっこや表現が育つ絵本を選ぼう
子どもたちの模倣行動や表現力を育てる絵本を選びましょう。
ケーキ作りやお店でのやり取りを描いた絵本は、子どもたちが実際にごっこ遊びを通じて表現することを促します。
●発達に応じた内容の絵本を選ぼう
子どもの発達段階に応じた内容の絵本を選びましょう。
年齢に合った絵本を選ぶことで、子どもたちの興味を引き、楽しみながら成長をサポートすることができます。

年中以降になってくると、ちょっと難しいやり取りも理解できるようになります。遊びが広がりますよ!
●人気の絵本やロングセラーを選ぼう
多くの子どもたちに愛され続けているロングセラーの絵本を選ぶのも一つの方法です。
人気の絵本は、多くの子どもたちの心をつかみ、楽しませてくれる内容が保証されています。

自分で決められない時は、ハズレなしのロングセラー絵本から選びましょう!長く読まれる絵本って、ちゃんとその理由があります!
■ケーキ屋さんの絵本が子どもたちに与える5つの良い影響
ケーキ屋さんをテーマにした絵本は、子どもたちにとってたくさんのメリットがあります。
下記簡単にまとめていますので、気になる先生はチェック!
\項目を押すと開くよ!/
子ども達の想像力の刺激
色とりどりのケーキやお菓子が登場する絵本は、子どもたちの想像力を豊かにします。
いろんな形や色、味を想像することで、創造性が育まれます。
言葉の発達
絵本の読み聞かせを通じて、子どもたちは新しい単語や表現を学ぶことができます。
ケーキやお菓子に関する語彙が増えることで、言葉の発達が促進されます。
社会性の向上
ケーキ屋さんを舞台にした物語を通して、その仕事を遊びの中で再現したり、ままごとを楽しむことが出来ます。
これにより、子どもたちは他者との関わり方や社会性を学ぶことができます。
集中力と注意力の向上
カラフルで魅力的なイラストが多いため、子どもたちは絵本に集中して取り組むことができます。
これにより、集中力や注意力が自然と養われます。
大人との絆を深める
絵本の読み聞かせは、大人との大切なコミュニケーションの時間です。
ケーキ屋さんの物語を通じて、共通の話題を楽しむことで、親子の絆がさらに深まります。
■ケーキ屋さんがテーマの絵本特集まとめ|ごっこ遊びが広がる!
●ぎょうれつのできるケーキやさん|ふくざわゆみこ|教育画劇
- タイトル:ぎょうれつのできるケーキやさん
- 作者:ふくざわゆみこ
- 出版社:教育画劇
- 出版日:2013年3月3日
- 価格:1300円
- 対象年齢:2歳児クラス~
- ページ数:32ページ
- 絵本の詳細・レビューはこちら
ここを押してあらすじを読む
アリたちは、何かおいしいものが落ちていないか探しているうちに、アナグマさんのケーキ屋さんにたどり着きます。
ケーキ屋の周りには、美味しそうなケーキやフルーツがたくさんあります。
アリたちは、アナグマさんのケーキ作りをこっそり見学します。
アナグマさんは、スポンジケーキにクリームやフルーツを乗せて、丁寧にデコレーションしていきます。
アリたちはその工程を見て、自分たちもケーキを作りたいと思います。
アリたちは、アナグマさんのケーキ作りを真似て、自分たちのケーキを作り始めます。
彼らは小さなスポンジケーキにクリームやフルーツを飾り付けて、素敵なケーキを完成させます。
物語の最後には、アリたちのケーキ屋さんが大賑わいとなり、たくさんの動物たちが集まってケーキを楽しむシーンで締めくくられます。
絵本全体を通して、美味しそうなケーキやフルーツ、そしてアリたちの可愛らしい姿が細かく描かれており、視覚的にも楽しめる内容となっています。
また、ケーキの美味しさや作る楽しさが伝わってくる、温かいストーリーです。
●パパはまほうのケーキ屋さん|田島かおり|教育画劇
- タイトル:パパはまほうのケーキやさん
- 作者:田島かおり
- 出版社:教育画劇
- 出版日:2015年10月10日
- 価格:900円
- 対象年齢:2歳児クラス~
- ページ数:25ページ
- 絵本の詳細・レビューはこちら
ここを押してあらすじを読む
ユイちゃんのお父さんのケーキ屋さんでは、パンダやカラフルなケーキ、クッキーなどが所狭しと並んでいます。
お店はいつも賑やかで、子どもたちがケーキを買いにやってきます。
アキちゃんはうさぎのミルフィーユケーキが好きで、かわいい見た目に夢中です。
コウくんは車のチョコレートケーキが大好きで、運転したいと思っています。
イツちゃんはライオンの形をしたケーキが好きで、強くなった気持ちになります。
サユリちゃんはトイプードルのモンブランケーキが好きで、飼っている犬にそっくりなケーキを見て喜びます。
ユイちゃんはティアラをかぶったプリンセスケーキが大好きで、一口食べるとお姫様になった気分になります。
ユイちゃんの誕生日には、お父さんが特別なケーキを作ります。
ユイちゃんも一緒に手伝いながら、ケーキが出来上がる様子を見守ります。
お友達も誕生日パーティーにやってきて、みんなで楽しくパーティーを楽しむお話です。
●ワニのワッフルケーキやさんワニッフル|谷口智則|アリス館
- タイトル:ワニのワッフルケーキ屋さん
- 作者:谷口智則
- 出版社:アリス館
- 出版日:2016年7月1日
- 価格:1500円
- 対象年齢:2歳児クラス~
- 絵本の詳細・レビューはこちら
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いい匂いに誘われて、森の動物たちが次々とお店にやってきます。
サルくんはバナナのワッフルケーキを注文し、その後、ゾウさん、ライオンさん、パンダくんなど他の動物たちもそれぞれ好きな食べ物をワッフルケーキにしてほしいと注文します。
ワニのカップルは、注文を受けると扉の向こうでワッフルケーキを作り始めます。
扉を閉めて作業をしている間、動物たちは外で待ちながら、どうやって作っているのか興味津々で話し合います。
ワニのカップルのユーモラスな行動や、ドアの向こうの秘密により、物語は楽しい結末を迎えます。

●わくわくケーキやさん|白土あつこ|ひさかたチャイルド
- タイトル:わくわくケーキやさん
- 作者:白土あつこ
- 出版社:ひさかたチャイルド
- 出版日:2019年11月
- 価格1300円
- 対象年齢:2歳児クラス~
- ページ数:24ページ
- 絵本の詳細・レビューはこちら
ここを押してあらすじを読む
ケーキ職人のこんたは、ある日お店の前にスペシャルケーキの告知を出します。
彼は色々なクリームやクッキーを使いながら、次々と素晴らしいケーキを作り上げます。
途中、ひつじさんやくまさん、りすちゃん、うさぎちゃん、きりんくんなど、様々な動物たちが訪れ、ケーキの出来上がりを楽しみにしています。
こんたは動物たち一人一人に合った特別なケーキを作り、全てのお客さんに満足してもらいます。
最後に、こんたさんも自分のためのケーキを一つ作り、自宅で家族と一緒に楽しく食べます。
この絵本は、勤勉さと創造力、そしてお客さんとの温かい交流を描いた心温まる物語です。
こんたさんのケーキ作りの過程は、子ども達に楽しさと期待感を与えます。
カラフルで可愛らしいイラストが魅力的で、子どもたちの興味を引きます。
親子で楽しめる一冊です!

●ケーキやさんのゆうれい|ジャクリーン.K.オグバン|フレーベル館
- タイトル:ケーキやさんのゆうれい
- 作者:ジャクリーン.K.オグバン・作/マージョリー.プライスマン・絵/福本由美子・訳
- 出版社:フレーベル館
- 出版日:2007年12月
- 価格:1300円
- ページ数:32ページ
- 対象年齢:5歳児クラス~
- 絵本の詳細・レビューはこちら
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アニー・ワシントンは、船の台所でデザートを作るシェフとして働いていましたが、ある日、とある店の前を通りかかり、そのお店が気に入りました。
アニーは店の2階も気に入り、せんざいとペンキを使って綺麗にし、オーブンやガラスケースを磨き、店を整えました。
アニーは、ボウルとケーキ型を取り出して作り始めます。
夜になると、アニーは歌を歌いながらパイ生地を混ぜ始めますが、2階で足音が。
アニーの前には幽霊が現れ、ケーキを作る様子を見守ります。
アニーは次々と様々なケーキを作り、幽霊もそれを味わいました。
しかし、どのケーキも幽霊の望むものではありませんでした。
しばらく幽霊とのやり取りは続き、アニーは幽霊に「誕生日おめでとう、コーラ・リー」と書かれたケーキを見せました。
コーラ・リーは喜び、幽霊としての願いが叶ったと感じました。
アニーはケーキを作り続け、ついにコーラ・リーの誕生日に最高のケーキを作り上げました。
その後、アニーとコーラ・リーは友人となり、共にケーキ作りを続けました。
アニーのケーキ店は繁盛し、年配の人々はコーラ・リーのケーキを懐かしみつつ、アニーの新しいケーキを楽しみました。
ワシントンとメリウェザーのケーキ店は長年繁栄し、毎年コーラ・リーとアニーが共に作るバースデーケーキが一番美味しいと評判になりました。
●おさるのケーキやさん|安西水丸|教育画劇
- タイトル:おさるのケーキやさん
- 作者:安西水丸
- 出版社:教育画劇
- 出版日:2007年6月30日
- 価格:850円
- ページ数:24ページ
- 対象年齢:1歳児クラス~
- 絵本の詳細・レビューはこちら
ここを押してあらすじを読む
もんちゃんはケーキ屋さんをしているおさるです。
ある日、もんちゃんは最初のお客様、あひるちゃんにいちごのケーキを渡しました。
あひるちゃんはとても嬉しそうにケーキを受け取りました。
次に、もんちゃんはもぐらくんたちにチョコケーキを提供しました。
もぐらくんたちはチョコケーキを見て、大喜びで食べ始めました。
その後、うしのお母さんと赤ちゃんがやってきました。
もんちゃんは、ミルクたっぷりのプリンを渡しました。
うしのお母さんと赤ちゃんは、そのおいしさに笑顔になりました。
高いところにいるキリンさんには、特別にのっぽのケーキがもらわれました。
キリンさんはそのケーキをとても気に入りました。
さらに、こぐまちゃんもお店にやってきました。
もんちゃんはこぐまちゃんにシュークリームを提供しました。
こぐまちゃんはシュークリームを見て目を輝かせ、すぐに食べ始めました。
最後には、もんちゃんのケーキ屋さんにたくさんの動物たちが集まり、みんなでおいしいケーキを楽しみました。
もんちゃんのケーキ屋さんは、動物たちにとって大人気の場所となりました。

●おいしいよやぎのケーキやさん|きむらゆういち|偕成社
- タイトル:おいしいよやぎのケーキやさん
- 作者:きむらゆういち
- 出版社:偕成社
- 出版日:2013年11月
- 価格:1200円
- ページ数:36ページ
- 対象年齢:2歳児クラス~
- 絵本の詳細・レビューはこちら
ここを押してあらすじを読む
- やぎのめいのさん:ケーキ屋さんの主人公。お客さんの注文に応じてケーキを作ります。
- とりのぴーすけ:めいのさんのお手伝いをする鳥。元気で明るい性格。
- うさぎさんとさるくん:最初のお客さんで、ホットケーキを注文します。
- ねずみの家族:ロールケーキを注文する家族。
- モンタさん:モンブランを大盛りで注文する。
- かばくん:残ったケーキを全て注文する。
- その他の動物たち:ケーキやパフェを注文し、楽しい時間を過ごします。
どうぶつむらに新しいケーキ屋さんがオープンしました。店主はやぎのめいのさん。ぴーすけと一緒に、ワクワクしながらお客さんを迎えます。
最初のお客さんはうさぎさんとさるくん。二人はホットケーキを注文しました。めいのさんとぴーすけは、ふんわり美味しいホットケーキを焼いて、二人に提供しました。
次に、ねずみの家族が来店しました。彼らはロールケーキを注文しました。めいのさんは、きれいにロールケーキを切り分けて、ねずみの家族に提供しました。
その後、モンタさんがやってきました。モンタさんの注文は、大盛りのモンブラン。めいのさんは、特別に大きなモンブランを作って提供しました。
最後に、かばくんが登場しました。かばくんはお店に残っているケーキを全て注文しました。めいのさんとぴーすけは、かばくんに残ったケーキを全部渡しました。
動物たちは美味しいケーキを食べて、みんな幸せそうです。こうして、やぎのめいのさんのケーキ屋さんの一日が終わりました。

●しろくまきょうだいのケーキやさん|たきのみわこ/serico|白泉社
- タイトル:しろくまきょうだいのケーキやさん
- 作者:serico・絵/たきのみわこ・文
- 出版社:白泉社
- 出版日:2019年9月10日
- 価格:1200円
- ページ数:24ページ
- 対象年齢:2歳児クラス~
- 絵本の詳細・レビューはこちら
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登場人物
- ノエル: しろくまきょうだいの兄。おっとりとしていて、料理が得意。
- ポール: しろくまきょうだいの弟。元気で好奇心旺盛。
あらすじ
しろくまきょうだいのノエルとポールは、朝起きて「今日は天気がいいからケーキを焼こう」と決めます。
材料を集めてスポンジケーキを作り、ケーキ屋さんをはじめます。
動物たちが次々とケーキを買いに来て、うさぎさん、きつねさん、わにさん、ぞうさんなどがそれぞれ自分にぴったりのケーキを注文します。
市場でのケーキはすぐに売り切れ、最後にポールが「僕のケーキが欲しい」と泣き出します。
しかし、ノエルが余った材料を使って特別なケーキを作り、ポールを喜ばせます。

●3びきこりすのケーキやさん|権田章江|教育画劇
- タイトル:3びきこりすのケーキやさん
- 作者:権田章江
- 出版社:教育画劇
- 出版日:2012年8月5日
- 価格:1100円
- ページ数:33ページ
- 対象年齢:3歳児クラス~
- 絵本の詳細・レビューはこちら
ここを押してあらすじを読む
登場人物
- チョコ: 3匹のリスのうちの一匹。
- マカ: 3匹のリスのうちの一匹。
- ロン: 3匹のリスのうちの一匹。
- おばけ: こりすたちと出会う、ちょっと怖いけど実は優しい存在。
- こまどり: こどもたちをおばけに連れ去られたと心配する鳥。
- その他の動物たち: 森の住人たち。
あらすじ
森の中にある小さなケーキ屋さん「3びきこりすのケーキやさん」は、困ったことがある動物たちが訪れる場所です。こりすたちは、それぞれの動物にぴったりのケーキを作り、問題を解決していきます。
ある日、こまどりが子どもたちがおばけに連れ去られてしまいます。
3匹のリスたちは、おばけの正体を確かめるために森の奥深くまで行きます。
そこで、リスたちはおばけが実は子どもたちと遊んでいるだけだと気づきます。
リスたちは、おばけが誤解されて寂しがっていることに気づき、みんなでおばけのために素敵なケーキの家を作ります。
おばけも友達ができて喜び、みんなでケーキを楽しみます。
●パンタロンとケーキやさん|キャサリン.ジャクソン/レナード.ワイスガード|好学社
- タイトル:パンタロンとケーキやさん
- 作者:キャサリン.ジャクソン・作/レナード.ワイスガード・絵/こみやゆう・訳
- 出版社:好学社
- 出版日:2016年11月1日
- 価格:1450円
- ページ数:24ページ
- 対象年齢:4歳児クラス~
- 絵本の詳細・レビューはこちら
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登場人物
- パンタロン: プードルの犬で、ケーキ屋さんのお手伝いをしたいと思っている。
- ベーカーさん: ジャガイモのような形をした優しいケーキ屋さん。
あらすじ
ある日、プードルのパンタロンは、ひかりのまっかなじてんしゃにのって、ケーキ屋のベーカーさんのお店に向かいました。
ベーカーさんはパイやショートケーキ、クッキーなどの美味しいケーキを作っていましたが、一人では作りきれず、お手伝いが必要でした。
パンタロンはベーカーさんに手伝いたいと申し出ましたが、ケーキ作りの経験がなかったため、お店から追い出されてしまいます。
町中を歩き回ったパンタロンは、自分が原因でベーカーさんが怪我をしたことに気づきます。
ベーカーさんが怪我をしている間、お客さんたちはパンタロンがいないことに気づき、寂しがります。
一方、家に帰ったパンタロンは、ギターを弾きながら寂しそうに歌っていました。
最後には、パンタロンはベーカーさんと仲良くなり、一緒にケーキを作り上げることができました。

●ムムさんのまほうのケーキやさん
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登場人物
- ムムさん:魔法使いで、ケーキ屋さんの店主。
- ミミ:小さな黒猫で、新しい助手。
- クックさん:ムムさんの友達で、ひげもじゃの男性。
あらすじ
森の奥にあるムムさんのケーキ屋さんは、いつも甘くて良い香りが漂っています。
ある日、ムムさんの新しい助手としてミミがやってきました。
ミミは自分の誕生日を知らないことを話し、クックさんとムムさんに励まされます。
ムムさんは毎月の誕生日ケーキのバリエーションについて話し、ミミはその話にうっとりします。
やがてミミは、自分の「世界で一番素敵な日」を今日と決めます。
ムムさんはそれを聞いて大喜びし、誕生日会を開きます。
ミミはムムさんとお揃いのエプロンをプレゼントされ、自分の誕生日ケーキを作る初めての体験をします。
その日はお店が閉まった後も笑い声と美味しい匂いが溢れ、ミミにとって特別な一日となりました。

■ケーキが登場する絵本特集まとめ|ごっこあそびがもっと楽しくなる!
●まゆとおおきなケーキ|富安陽子/降矢なな|福音館書店
- タイトル:まゆとおおきなケーキ
- 作者:富安陽子・文/降矢なな・絵
- 出版社:福音館書店
- 出版日:2009年4月1日
- 価格:1100円
- ページ数:32ページ
- 対象年齢:3歳児クラス~
- 絵本の詳細・レビューはこちら
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登場人物
- まゆ: 山に住む元気なやまんばの娘。長い赤い髪が特徴で、大きなケーキを作るために冒険に出る。
- ヤマンバ母さん*: まゆの母親。山の住人たちに優しく、まゆと一緒にケーキを作る。
- いろんな形の雲: 物語の途中で登場する大きな雲の形。まゆにとっての障害物となる。
- 山の動物たち: まゆとヤマンバ母さんの仲間で、物語の中でケーキを一緒に楽しむ。
あらすじ
まゆは山のてっぺんでやまんば母さんと一緒に暮らしていました。
パーティーを開く事をして、まゆは大きなケーキを作ろうとします。
あとは太陽の光でケーキを焼くだけ…なのですが、大きな雲が空に現れます。
それがオタマジャクシの形をしていることに気づきました。
まゆはその雲を見て、このままじゃケーキが焼けない!と思います。
まゆはオタマジャクシの雲から逃げようとし、急いで木鉢を持ち上げ、谷の底まで駆け下りました。
しかし、雲はまゆを追いかけ、次第に恐竜の形に変わったり、ヘビの形に変わったり。
まゆは必死に逃げ続けました。
やがて、雲はなくなり、太陽の陽が戻ってきます。
ケーキは次第に大きくなり、お日様の光を浴びてどんどん膨らんでいきました。
ようやく、巨大なケーキが完成しました。
まゆはヤマンバ母さんと一緒にケーキを運び出し、山の動物たちと一緒に楽しむことにしました。
みんなでケーキを分け合い、笑顔が溢れるひとときが続きました。
夕暮れ時、満腹になった動物たちは家に帰り、山は再び静かになりました。
まゆとヤマンバ母さんは満足そうに夕日を見ながら、一日を静かに終えます。
山の頂には、まゆとヤマンバ母さんの幸せな笑顔が残りました。

●ケーキのずかん|植田まほ子|学研
- タイトル:ケーキのずかん
- 作者:植田まほ子/辻製菓専門学校・監修
- 出版社:学研
- 出版日:2022年10月4日
- 価格:1430円
- ページ数:32ページ
- 対象年齢:2歳児クラス~
- 絵本の詳細・レビューはこちら
ここを押してあらすじを読む
最初、ケーキのずかんってどんな絵本?って思ったのですが、ほんとに図鑑です!
この本は以下の内容で構成されています。
- ケーキの種類:ビュッシュ・ド・ノエル、シュトーレン、ウェディングケーキ、ガレット・デ・ロワなどのケーキが紹介されています。
- 焼き菓子:パウンドケーキ、フルーツケーキ、マーブルケーキ、キャロットケーキ、トルタ・ディ・ノッチョーレなどの焼き菓子が紹介されています。
- ロールケーキ:フルーツ、ショコラ、バナナ、ピスタチオなどのロールケーキが紹介されています。
- チーズケーキ:スフレ、ベイクド、ニューヨーク、レアなどのチーズケーキが紹介されています。
- パイ:アップルパイ、チェリーパイ、ミルフィーユなどのパイが紹介されています。
- ショートケーキ:おうちで作れるショートケーキのレシピが紹介されています。
- パティシエの仕事:ケーキを作る際に使用される道具や工程が紹介されています。

●けーきになあれ!
- タイトル:ケーキになあれ!
- 作者:ふじもとのりこ
- 出版社:BL出版
- 出版日:2014年1月10日
- 価格:1000円
- ページ数:24ページ
- 対象年齢:1歳児クラス~
- 絵本の詳細・レビューはこちら
ここを押してあらすじを読む
この絵本はは、リアルな果物のイラストから始まり、魔法の言葉でそれぞれの果物がケーキに変身するという構成になっています。
いちごはショートケーキに、りんごはアップルパイに、バナナはロールケーキに、オレンジはタルトに、くりはモンブランに変わります。
最後は、すべての果物が一緒になってバースデーケーキになります。
ケーキ屋さんがテーマの紙芝居特集|大きな絵で楽しもう
●ケーキやさんのうれしいひ
- タイトル:ケーキやさんのうれしいひ
- 作者:いちかわなつこ
- 出版社:教育画劇
- 出版日:2020年1月15日
- 価格:1650円
- ページ数:12画面
- 対象年齢:2歳児クラス~
- 紙芝居の詳細・レビューはこちら
ここを押してあらすじを読む
物語は、朝早くから始まるケーキ屋さんの一日から始まります。
職人たちは、ショーケースに並ぶケーキを磨きながら、お客様のために美味しいケーキを心を込めて作ります。
職人たちは、ショートケーキの上に丁寧にホイップクリームをのせ、タルトケーキの生地には甘いジャムを塗ります。
手際よくケーキを作り上げる職人たちの姿は、とても真剣で美しいです。
完成した色とりどりのケーキが、次々とショーケースに並べられていきます。
やがて店が開き、子供たちがワクワクしながらケーキを買いにやって来ます。
店内は子供たちの笑顔と歓声でいっぱいになります。
ケーキを選ぶ子供たちの目はキラキラと輝き、それを見守る職人たちも、温かい笑顔で応えます。
お客様との交流は、職人たちにとっても大切なひとときです。
ケーキを購入した子供たちが満足そうに帰ると、職人たちは次の日の準備を始めます。
お店を丁寧に掃除し、明日のために新しいケーキを作る準備を進めます。
職人たちは、明日もたくさんのお客様に喜んでもらえるよう、一生懸命に働きます。
家に帰った子供たちは、購入したケーキを家族と一緒に楽しみます。
家族みんなで美味しいケーキを囲みながら、楽しい会話が弾みます。
ケーキ屋さんで選んだケーキが、家族の団らんのひとときをさらに温かく、幸せなものにしてくれます。
こうして、ケーキ屋さんの一日は終わり、また次の日に向けての準備が続けられます。
職人たちの手によって作られた美味しいケーキは、たくさんの笑顔を生み出し、幸せな時間を届け続けます。

■ケーキ屋さんがテーマの児童文学|年長以降の読み聞かせに

下記は絵本ではありません。
未就学児さんの場合自分で読むのは難しいです。
しかし、年長組などを対象に、毎日少しずつ、読み聞かせをするなどの楽しみ方が出来ます!
●森のネズミのケーキやさん|岡野薫子/上條滝子|ポプラ社
- タイトル:森のネズミのケーキやさん
- 作者:岡野薫子・作/上條滝子・絵
- 出版社:ポプラ社
- 出版日:1996年3月
- 価格:900円
- ページ数:95ページ
- 対象年齢:小学生以降~
- 本の詳細・レビューはこちら

■ケーキ屋さんの絵本を楽しむ事による子どもの育ち
ケーキ屋さんをテーマにした絵本は、単に楽しみながら読めるだけではありません。
子どもたちの発達においてたくさんの効果があります。
●言語発達の促進:語彙力と表現力がアップ
絵本の読み聞かせは、子どもたちの語彙力や言語理解力を高めるのに役立ちます。
特に、ケーキ屋さんをテーマにした絵本では、食べ物や色、形などの具体的な言葉がたくさん出てきます。
これにより、子どもたちは新しい言葉を楽しく学び、普段の生活でのコミュニケーション力が向上します。
また、物語の流れを通じて、原因と結果の関係や時間の経過を理解する力も育まれます。
例えば、「ケーキを作る手順」や「お客さんにケーキを売る場面」といったシーンなどですね。
これらを通じて、具体的な因果関係を学ぶことができますね。
●社会性と情緒の発達:共感力と協力の大切さを学ぶ
ケーキ屋さんの絵本では、登場人物たちが協力したり、困難を乗り越えたりするシーンがたくさんあります。
これにより、子どもたちは自然に共感や協力の大切さを学びます。
例えば、ケーキを一緒に作るシーンや、友達と一緒にケーキ屋さんを助けるシーンなどがあります。
こうしたシーンを通じて、他の人と協力する大切さを実感できます。
また、登場人物の感情に寄り添うことで、自分の気持ちを表現したり、他の人の気持ちを理解する力が育ちます。
例えば、泣いている友達を慰めるシーンや、成功を喜ぶシーンなどがこれにあたりますね。
●認知スキルの向上:観察力と論理的思考を鍛える
絵本を通じて、子どもたちは色や形、数などの基本的な概念を学びます。
ケーキ屋さんの絵本では、さまざまなデザインのケーキやパティシエの作業工程が描かれており、観察力や注意力が鍛えられます。
例えば、「いろいろな形のケーキを見分ける」や「材料を順番に揃えてケーキを作る」といった活動が含まれます。
これにより、問題解決能力や論理的思考力も向上します。
「次に何をするべきか」を考える力が自然に育まれます。
●創造性と想像力の発達:自由な発想と芸術的表現力を育む
ケーキやお菓子のデザインが豊富な絵本は、子どもたちの創造力を刺激します。
自分ならどんなケーキを作るか、どんな味がするのかを想像することで、創造的な思考が育まれます。
例えば、「自分だけのオリジナルケーキを描いてみる」などの製作などしてもいいかもしれませんね。
こういう活動を通じて、芸術的な表現力やアイデアの発展にもつながります。
子どもたちは自由な発想を楽しむことができ、創造性が豊かになります。
●親子のコミュニケーション強化:絵本を通じた絆作り
絵本の読み聞かせは、子どもと大人の絆を深める重要な時間です。
ケーキ屋さんの絵本を通じて、子どもと一緒にお話を楽しみながら対話することで、信頼関係が築かれます。
また、保育の中にクッキングの活動として、一緒にケーキ作りをするなど、絵本から発展した活動を楽しんでみるのもすごく楽しいですよ。
例えば、「絵本に出てくるケーキを一緒に作ってみる」などの実践的な活動がコミュニケーションを深めます。
ケーキ屋さん絵本の読み聞かせのポイントと楽しみ方は?
ケーキ屋さんがテーマの絵本を読み聞かせる際には、子どもたちが楽しみながら学べるように工夫することが大切です。
以下のポイントを参考にしてください。
- 抑揚をつけて読む:
登場人物のセリフや状況に合わせて声のトーンを変えることで、子どもたちの興味を引きつけます。
ケーキ作りのシーンでは楽しげな声、ケーキが完成したシーンでは達成感を込めた声を使うなど、感情を豊かに表現しましょう。 - リアルな音を取り入れる:
絵本に登場する音を再現することで、子どもたちの想像力を刺激します。
例えば、ケーキを混ぜる音やオーブンのタイマーの音を効果音として取り入れると、より臨場感が出ます。 - ジェスチャーを使う:
読み聞かせの際に手や体を使ってジェスチャーを加えることで、子どもたちがストーリーに参加している感覚を得られます。
ケーキを混ぜる動作やケーキを切る動作など、具体的なアクションを取り入れましょう。 - 質問を投げかける:
ストーリーの中で、「このケーキはどんな味だと思う?」や「次に何をすると思う?」など、子どもたちに考えさせる質問を投げかけることで、想像力や推理力を育てることができます。 - 絵本のキャラクターになりきる:
ケーキ屋さんのキャラクターになりきって話しかけることで、子どもたちはより一層ストーリーに引き込まれます。キャラクターの口調や動きを真似てみましょう。
ケーキ屋さんごっこ遊びをさらに楽しむアイテム紹介
絵本と一緒に楽しめるおもちゃや遊びアイデア
ケーキ屋さんがテーマの絵本と一緒に楽しめるアイテムを紹介します!
これらのアイテムを使って、ごっこ遊びをさらに豊かに広げましょう。
- おままごとセット:
ケーキ作りのおままごとセットは、子どもたちが実際にケーキを作る体験を楽しむことができます。
カラフルなフェイクケーキやデコレーション用のパーツが揃ったセットは、想像力をかき立てます。 - キッチンセット:
ミニチュアのオーブンやミキサー、ケーキスタンドなどが含まれたキッチンプレイセットを使って、絵本で読んだシーンを再現しましょう。
実際に道具を使うことで、子どもたちの手先の器用さも育ちます。 - 実際に手作りケーキを作ってみる!:
親子で楽しめる手作りケーキキットを使って、実際に簡単なケーキを作ってみるのも楽しい活動です。
食材を混ぜたりデコレーションしたりする過程で、親子のコミュニケーションも深まります。 - 絵本に関連した遊びやおもちゃ:
- ケーキ屋さんに関連した塗り絵やパズル、シール貼りなどが楽しめるものを使って、絵本の世界をさらに広げましょう。
手と目を使った遊びを通じて、子どもたちの集中力や創造力が育まれます。
これらの遊びや活動を組み合わせて、絵本の世界をより楽しみ、子どもたちの創造力と発達を促進しましょう。
■保育園で大人気!子ども達が大好きなケーキ屋さんの絵本を楽しもう!
ケーキ屋さんがテーマの絵本は、子どもたちにとって楽しいだけでなく、学びの多い素晴らしい本です。
ぜひ、今回ご紹介した絵本を手に取って、甘い冒険の世界を楽しんでくださいね。
皆さんのお気に入りの絵本も、ぜひコメントで教えてくださいね!
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