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しつけ・説教・脅し系の絵本は、子どもの発達に悪影響しかないという話【あつみ先生の保育TIPS】

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子ども向けの絵本には、目的・用途・シチュエーション別に、様々なジャンルがあります。
細分化したらきりがないのですが、私が勝手にジャンルとして分類している【しつけ・説教・脅し系絵本】というジャンルについてお伝えします。

こんばんは!
男性保育士のあつみです。

この記事では、ネガティブな動機を子ども達に与える絵本の問題点についてお伝えしてます。

個人的に、表現の自由を否定するつもりはないのですが、保育士として絵本を見た場合、どう考えても発達に悪影響を及ぼし・トラウマを残しかねない内容の作品が存在しています。
(※もちろん【子どもに物事を伝えたい】という目的の絵本でも、素晴らしい絵本はありますよ)

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この記事を書いた人

あつみ先生

保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら

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■【要注意】しつけ系・説教系・脅し系の絵本について

絵本のジャンルとして、あからさまな「説教系の絵本」「しつけ系」「脅し系」というものがあります。
そう定義されてるわけではなく、あつみ先生が勝手にジャンル付けしているのですが…
要は、子どもの行動に対して、大人が思う正しい行動を教え込む事を目的とした絵本です。

例えば、

  • ケンカしたらこんな怖い事がおこる
  • 食べ残ししたらこんな怖い事がおこる
  • お片付けしないとこんな怖い事がおこる
  • 悪い事したら罰が待っている
  • ママが○○○になっちゃった!(笑)

こういった旨の内容の絵本ですね。

要は、恐怖の心理とか、罰・痛みがある事を前提に、子どもを動かすための絵本です。
いわゆる、ネガティブな動機を与える絵本です。
(果たしてそれを絵本と定義して/呼んでいいのかは疑問ながら)

あえてタイトルは上げませんが、こういう絵本って、子どもを思い通りに動かしたい大人にとっては、非常に生活の中で使いやすいんです。
子どもがその行動を起こしそうになったときに絵本の内容を引き出して、子どもを脅せば動くんですから。

なぜ、こういう絵本があるのかと言うと、

  • 世間は、即効性の効果を期待している
  • そういうモノに需要がある子育ての現状

というものがあります。

●「質の悪い絵本」が脅しの子育てのひとつのツールである悲しき現実

もちろん、一時的に脅しによる効果があるかもしれません。
が、未来への育ちに繋がるとは到底思えないですし、むしろ将来を考えると、マイナスな面も多いです。

子どもは、非常に敏感なので、感じ取っています。

こはる

「ああ、この先生/この大人(パパママ)は、絵本を通して説教しようとしてるなあ」

…ってカンジで、ものすごく、大人の思惑はすぐにバレます。
押しつけがましい感覚や、胡散臭いペラッペラの話だと、子ども達は理解しています。
子どもの信頼を削って従わせている、という前提を理解した上で、利用するのは自由です。

…が、絵本の定義は、子どもと心を通わせて、幸せな時間を共有するためもの。
絵本を、従わせ、支配するためのツールにしてはいけない。

それって本当の信頼関係じゃないよね。
個人的に、ネガティブな動機で子どもを騙すようなことをするのは誠実ではないと思うんだよね。

むしろ、保育士が、その絵本を選んじゃっていいのか?と思う場面が割と多い。
それこそ、仕事の放棄というか、子どもに向き合う事の否定だよねって思う。

●問題は「【脅し系絵本】が、当たり前のように書店の子どもの絵本コーナーに置かれている」という事実

問題は、それが当たり前だと思われている事です。

最近の、こういった絵本って、絵柄もかわいく、デザインも素敵です。
実によくカモフラージュされていて、”良い絵本風”な装いで、書店に平積みされています。
が、その実体は【ペラッペラの表面的なしつけっぽい、説教orただの脅し】です。

子どもに絵本という環境を提供できるのは、保育者/大人しか居ません。
絵本はちゃんと考えて選びたいよね、と言う話。

ちなみに、脅し保育の及ぼす、子ども達への将来への悪影響は、下記の記事で詳しくお伝えしております。

■関連記事:
脅し保育による子どもの支配

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今回の記事(TIPS)は以上となります。

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