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【5歳児クラス】現役保育士が選ぶオススメ絵本まとめ

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5歳~6歳でおすすめの絵本を紹介する

集団の中での自分の役割や、自分の内面の気持ち見つめる事が出来、
友達の個性に気づき、認める事が出来るようになります。
集中力も増し、やりきるという意思をもち、達成感が味わえるようになります。

こんばんは!
男性保育士のあつみです。

話し言葉、会話が完成を迎える5歳児。
お話に登場するキャラクタに感情移入できるようになるため、
心情に訴える絵本が楽しめるようになります。

豊かな感性を育てるために、内面に響く絵本を選んであげたいですね。

そんな5歳児頃(5歳~6歳)に、ピッタリの絵本を紹介します。

  • エルマーとりゅう
    (作:ルース・スタイルス・ガネット/絵:ルース・クリスマン・ガネット/訳:渡辺茂男/出版:福音館書店)
  • ラチとライオン
    (文・絵:マレーク・ベロニカ/訳:徳永康元/出版:福音館書店)
  • しんせつなともだち
    (作:方 軼羣/絵:村山知義/訳:君島久子/出版:福音館書店)
  • すてきな三にんぐみ
    (作:トミー・アンゲラー/訳:今江祥智/出版:偕成社)
  • ピーターラビット
    (作・絵:ビアトリクス・ポター/訳:いしいももこ/出版:福音館書店)
  • おしいれのぼうけん
    (作:ふるたたるひ たばたせいいち/出版:童心社)
  • ダンプえんちょうやっつけた
    (作:ふるたたるひ たばたせいいち/出版:童心社)       
  • おおきなおおきなおいも
    (原案:市村久子/作・絵:赤羽末吉/出版:福音館書店)
  • くれよんのくろくん
    (作・絵:なかやみわ/出版:童心社)
  • モチモチの木
    (作:斎藤隆介/絵:滝平二郎/出版:岩崎書店)
  • ちいさいおうち
    (作・絵:バージニア・リー・バートン/訳:石井桃子/出版:岩波書店)
  • おっきょちゃんとかっぱ
    (作:長谷川摂子/絵:降矢なな/出版:福音館書店)
  • 泣いた赤おに
    (作:浜田廣介/絵:梶山俊夫/出版:偕成社)
  • 島ひきおに
    (作:山下明生/絵:梶山俊夫/出版:偕成社)
  • おおきな きが ほしい
    (作:佐藤さとる/絵:村上勉/出版:偕成社)

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この記事を書いた人

あつみ先生

保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら

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■どろだんご【5歳児向け絵本】

保育園にいるうちに、一度はガチのどろだんご作りを体験していってほしいものです。

保育者が本気でどろだんご作ってれば、子ども達も本気になりますよ♪
最初にピッカピカのどろだんごを作って見せれば、子ども達のテンションめちゃくちゃ上がります。

■あらしのよるに【5歳児向け絵本】

名作の絵本ですが、かなり長い作品になります。
1作目のタイトルだけが有名になっていますが、これはシリーズものです。

上記の記事で、全てのシリーズを特集、あらすじ紹介ネタバレなどしてますので、気になる方はチェックしてみてくださいね、

全部で7巻ありますので、一気に読まず、一ヶ月に1冊~2冊程度など…
少しずつ、お話を進めて ゆっくり読んであげましょう。

年長クラスであれば、その時に終わらなくとも「続きはまた今度」という事が出来るようになります。

■エルマーとりゅうシリーズ【5歳児向け絵本】

エルマーとりゅうは、文字がメインで、絵は挿し絵程度です。
しかも長いため、一回で読んであげる事が出来ません。

ただ、冒険モノ、ファンタジーもので、非常にワクワク、面白いです。
頭の中でイメージを広げて、想像力を刺激します。

毎日少しずつ読み進めてあげる…などの使い方ができますね。

■アレクサンダとぜんまいねずみ【5歳児向け絵本】

ほんもののネズミと、ぜんまいねずみのお話。

■りんごかもしれない【5歳児向け絵本】

■はじめてのキャンプ【5歳児向け絵本】

キャンプに行きたい女の子のお話です。
おとまり保育の話に繋げていけそうですね。

■かたあしダチョウのエルフ【5歳児向け絵本】

みんなの人気者の、ダチョウのエルフの話です。
みんなを守るために戦い、足を失ったエルフが、無常に忘れ去られていく…
最後にどうなったのかというと…

これほんとに、やさしい心持ってる感受性のある子ですと、ぽろぽろ泣いてみてます。

■ともだちや【5歳児向け絵本】

友達を100円でうるはなしです。
いろんな動物に、100円で友達をうっていきますが…
最後は本当に友達になれるのでしょうか。

この絵本、絵本ナビというサイトで、全ページ読めます。

■関連リンク

「ともだちや」の全ページためしよみ(無料会員登録必要)

無料登録するだけで内容をすべてチェックできますので、気になる方はどうぞです♪

■けんかのきもち【5歳児向け絵本】

ともだちと殴り合いのケンカをしてしまった時の心境が描かれている話です。
仲直りしつつも、次は負けないぞ…と思う気持ちがあったり、気持ち悪いほどの、リアルな子どもの気持ちが描かれています笑

■泣いた赤おに【5歳児向け絵本】

村人と仲良くなりたい赤おにのために、自ら体を張って、嫌われ者になった青おに…
青おにが去った後、赤おには泣いてしまいます。

以前、研修に行った保育園の発表会で「泣いた赤おに」してたのですが、お涙頂戴系の話です。

■スーホの白い馬【5歳児向け絵本】

■かわいそうなぞう【5歳児向け絵本】

賛否ありますが、日本の歴史を知れる絵本です。

■おしいれのぼうけん【5歳児向け絵本】

ミニカーの取り合いをしていて、押し入れに閉じ込めらる本です。
そこから不思議な怖い世界に迷い込んでしまう、冒険ファンタジーものです。

子どもにとっては、結構ガチで怖いお話です笑
でも、だからこそ、見てみたい、目が離せない…めちゃくちゃ面白い絵本です。

クッソ長い話で、これを読むだけで一つの活動になるくらい長いです笑

■ダンプえんちょうやっつけた【5歳児向け絵本】

散歩に行って、チャンバラしたくなる絵本です。
臨場感が伝わってきて、本当に自分がお話の世界にいったように楽しめる本です。

こちらも、おしいれのぼうけん同様、クッソ長いですが、
強くて勝てないダンプえんちょうを、みんなでどうやって倒していこうかワクワクするお話です。
読んであげると、めちゃくちゃ満足してくれますよ。

■歯が抜けた【5歳児向け絵本】

歯が抜けてくる時期に、ドンピシャのテーマの絵本です。

■100万回いきたねこ【5歳児向け絵本】

100万回の生きたねこのその命に終止符が打たれたのは…
初めて愛すべき存在が出来た時、初めて泣いた時でした。

■ジャックとまめの木【5歳児向け絵本】

■となりのせきのますだくん【5歳児向け絵本】

好きな子にちょっかい掛けてしまう男の子と女の子の話で、女の子の視点のお話です。
※男の子視点のバージョンもあります!詳しくは下記の特集記事で♪

小学生向けですが、年長さんでも、期待感、ワクワク感をもてます。
また、この絵本の構成的に、読み聞かせというよりも、1人で読むのに適しています笑

…が、読み聞かせも楽しそうに聞いています。
子ども向けかと思いきや、計算された心理描写など、細かいこだわりもあります。
シリーズ化していますので、気になる方は上記の記事で調べてみてくださいね。

読書感想文の推薦図書にもなっていて、
子どものリアルな気持ちが描かれていますよ。

■5歳児の絵本の選び方、絵本で感動できるようになる

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子どもの内面に響くような、生き方に感動できるような絵本などが楽しめるようになります。
豊かな感性と心を育ててあげられるような絵本を選びたいですね。

また、知的好奇心、知的欲求も高まります。
ファンタジー系の絵本で、柔軟な思考力で楽しみつつも、
科学系の絵本、図鑑なども良く読み、楽しんでいます。

自然、平和、命、道徳などなど…子どもの知りたい気持ちを満たせる絵本がいいですね。

また、これまでにない特徴として、文章がメインの、長いお話も楽しめるようになります。
絵が、挿し絵程度でしかない絵本なども、言葉とイメージで、十分世界に入っていけます。
上記のオススメ絵本で紹介した「エルマーとりゅう」なんかその代表ですね。

また、一日で読み終わる必要もなくなってきます。
「続きはあしたね」という事が出来るようになってきて、楽しみに待つことができます。

■5歳児クラスの絵本コーナーの環境について

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絵本コーナーを作るとしたら、いろんなジャンルの絵本を置いてあげましょう。
ちょっとくらい難しい絵本でも、自分で選んで挑戦していく事が出来ます。

そのため、集中して絵本を読める環境は必要です。
スペースを区切ったり、机や椅子など置いて、落ち着いて読めるようにしてあげましょう。

これまで、たくさん楽しんできたファンタジー系の絵本に加えて、

  • 心情に訴えかける、心が育つ絵本
  • 自然、平和、歴史、命など、深いテーマの科学系の絵本

なども置いてあげましょう。
オールジャンル、OKです。

様々なタイプの絵本を並べてみて、どんなものが好きか分析するのも、保育のヒントになりますよ。

■5歳児の読み聞かせは、保育者自身も楽しむのがコツ

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5歳児ですと、絵本の読み聞かせは、大げさに演じる必要はありません。

この時のポイントとしては、保育者自身が、絵本の内容を楽しみながら、読む事です。
年長向けの絵本って、けっこう、大人でも心に響く絵本があります。

そういった絵本を、普通に読んで、お話を楽しめばいいのです。

5歳児の読み聞かせって、読み聞かそう!と思うのではなくて、
保育者自身が、絵本を楽しんで、普通に読めば…意識せずとも、自然な抑揚、臨場感がでます。

そんでもって、子ども達はそれで十分、物語に入ってこれます。

大人も、絵本の世界に入り込む…これが一番ですね。

●読み聞かせの時の約束

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大人数に読み聞かせる時、お話を聞くときの約束や、態度を意識していきましょう。

例えば、読んでいるときはうろうろしないとか、大声でおしゃべりしないとか、
話はしっかり最後まで聞くという約束等…

話を聞く態度は、今後、学ぶようになってから、非常に大切です。

ただ、こういった約束やルールって、就学前だから…といっていきなり始めるのではなく、
これまでの保育園での育ちや、関わりの中で、時間をかけて身につけていくものです。

どういった形で、どこまで求めていくかは先生の裁量によりますが、
ルールや規律、約束で縛るよりも…本人が、自覚できるような関わり、工夫をしてあげたいですね。

●読み終わった後について

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疑問質問発現など、子どもからの発信を受け止める時間を作りましょう。

また、興味がある事や、分からなかった事などを、
あとで調べたり深めたりする活動、時間があってもいいですね。

そこから、新しい活動や遊びに繋がったりします。

そして、読み終わったとの反応を大切にしましょう。
言葉で気持ちを表現する力を育てることにもつながります。

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