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保育園・幼稚園における、絵画の表現技法のフロッタージュのねらいとは?
フロッタージュは、凹凸のあるものを下に敷き、色鉛筆などを使い、摩擦で模様を写しとる技法です。
保育園では落ち葉や葉っぱなどを素材にしたフロッタージュ(こすり出し)がよく楽しまれています。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
この記事では、フロッタージュのやり方やコツ・ポイントなどをお伝えしていきます。
フロッタージュは、フランス語で摩擦を意味する言葉であり、
フロッタージュの何よりの面白さは簡単に楽しい模様を楽しめる事です。
何気ない身の回りの物から、偶然の模様を発見できる喜びを感じていきたいですね。
フロッタージュは、「こすり出し」とも呼ばれており、
デコボコとした凹凸のあるモノの上に紙を置き、その上から鉛筆やクレパスなど、
芯の柔らかいもので、表面を撫でるように擦ることで、物体の凹凸が写しとられる、と言うものです。
簡単ですが、立体物であれば、なんだって素材になります♪
これ、どんな模様になるかな?って素材を探すのがめちゃくちゃ楽しいですよ~!
さて、保育現場でよく行われるのが、自然の素材である、葉っぱを利用したものです。
これらを使い、フロッタージュによって表現します。
●落ち葉のフロッタージュのやり方
園庭でも、散歩でも手段はなんでもいいので、
子ども達の好きな葉っぱを集めてきます。
あとは、コピー用紙を上から重ねて、適度な力でこするだけです。
ポイントとしては、なるべく葉っぱの裏側を下敷きにする事です。
葉っぱの種類にもよるのですが、
基本的に、葉っぱの裏側のほうが、葉脈が際立っていますので、
フロッタージュをした際、綺麗にクッキリ、表現できます♪
しっかり押さえておかないと、ズレてしまいますが、細かい事は気にせず、楽しみましょう♪
また、もう一つのポイントとして、
前述しましたが、色鉛筆の色により、芯の柔らかさに違いがあります。
濃い色や、光の原色系の色が、芯が柔らかいです。(赤、青、緑、その他濃い色)
柔らかい事で、軽い力でこすり出しがしやすく、ハッキリ模様も浮き出やすいです。
利用する色を制限をしてあげる…という配慮も、
ストレスなく、楽しむために必要だったりします。
簡単に模様を写しとる事が出来ます。
また、応用ポイントとして、同じ部分に、重ねて塗ってみても、楽しいです。
お散歩などにいくと、子ども達が大切に葉っぱを持って帰ってきます。
個人のお道具箱や、作品入れに、大切にしまっておくのですが、
いつのまにかボロボロになって…子ども達自身も忘れてしまうものですが笑
色鉛筆をつかったフロッタージュですと、ずっと大切に残しておく事ができます。
他にも、これでフロッタージュすると楽しい・面白いよ!
…ってアイデアがあったらコメントなどで教えてくださいね!
ガンガン追記していきます!
フロッタージュによって、浮き出た葉っぱの模様を楽しむだけでもいいのですが、
これを切り取り、製作などの素材にするのも面白いです。
本物の葉っぱと違い、好きな色でカラフルに笑
また、ボロボロになって劣化もしにくいため、
しばらく飾る製作物、また飾り等にも向いていたりします笑
フロッタージュをしたあと、切り取った素材を利用して、
動物を表現してみたり、好きなものを表現したり…
また、箱状のものや、立体物に貼り付けても楽しいです。
台紙や画用紙等を用意し、好きなように表現できるようにしてあげましょう。
フロッタージュの一番楽しい所って、
どんな場所、どんなものでも、表現を楽しめてしまう、と言う事です。
レゴやコインなど、身の回りのおもちゃをはじめ、
靴のうら、外壁のデコボコなど、凹凸のある身の回りの物であれば、
どんなものでも、こすり出し(フロッタージュ)で写しとることが可能です。
保育園の描画表現でフロッタージュ技法で写し取る遊び方は、部屋の中にあるモノだけじゃありません♪
紙と色鉛筆を持って、保育園中、または園庭、お散歩先など…
いろんな面白い素材を、探し回るのも面白いです。
例えば、側溝の網だったり、床の木目模様や、すのこだって素材になります。
子ども達の独特な発想から、偶然生まれる表現…
新しい製作&描画アイデアが沸いてくるかもしれません笑
塗り絵遊びをするとき、ただ単に色鉛筆やクレヨンで塗るのではなく…
フロッタージュで表現してみるってのはどうでしょうか♪
普通に塗るのと違って、面白い表現が無限大です♪
子ども達の教材用塗り絵は、このブログ内で「塗り絵・挿し絵配布コーナー」でダウンロードできますよ!
興味のある先生は、ご自由に使ってみてくださいませ♪
フロッタージュって、一度こすり出して終わり…
ではなく、模様の上からさらに模様を写し取ってもOK!
いろんな組み合わせで楽しみましょう♪
フロッタージュは、芸術作品を作るモダン技法の一つです。
フランスの芸術家マックス・エルンストが1925年に、この新しい方法を使って、とてもユニークな絵を描きました。
エルンストがどうやってフロッタージュを使ったかというと、床の木の板の上に紙を置き、その上から鉛筆でこすりつけることで、木の板の模様を紙の上に移しました。
この方法で描いた絵は見ている人にとってとても新鮮で、それまでの絵とは違う魅力がありました。
フロッタージュは、絵を描くときに、保育園の子ども達が普段何気なく見ているものに、新たな価値を見つける方法と言えます。たとえば、木の皮の模様や石の表面の感じなど、普通は目立たないようなものが、フロッタージュを使うと、とても面白い形や模様として絵になります。
そして今、このフロッタージュは学校や幼稚園などで、子どもたちが芸術に触れる方法として使われています。子供たちは、フロッタージュを使って、色々なものの感じをそのまま紙に写し、それを使って自分だけの絵を作ることができます。これは、自分のアイデアを形にする楽しさを学び、また、目の前の世界を新しい角度から見ることを教えてくれる方法なのです!
保育や幼児教育におけるフロッタージュの一番の利点は、手を使っていろんな物の「感じ」を直接感じ取ることができることです。
たとえば、木の皮はどんな感じか、石はどうか、葉っぱはどうか。それぞれがどう違うのか、紙にこすってみるとよくわかるんです。
それから、フロッタージュは自分だけのオリジナルな絵を作るのにも役立ちます。
自分が選んだ物の模様を紙に写して、その上から絵の具を塗ったり、他の物の模様を重ねてみたり。自分だけの特別な絵ができあがります。
そして、フロッタージュは私たちが周りの世界をもっとよく見るきっかけにもなります。いつもなら、ただ通り過ぎてしまうような物でも、フロッタージュをするときには「これはどんな模様になるだろう?」と考えて、新たな面白さを見つけることができます。
このように、フロッタージュは、物の感じを感じ取ったり、自分だけの絵を作ったり、新しい発見をしたりと、子どもたちが色々なことを学べる素晴らしい活動なんです。
色鉛筆を使って、模様が浮き出る事を楽しむ事や、身の回りの何気ないものに興味関心を向ける、気づける…という事が、一番のねらいです。
日常生活の、まわりの様々なものの、凹凸に気づけますし、
そこから偶然生まれる模様を発見できる…というのは、非常に面白いものです。
ただ、色鉛筆で面を塗るのって、けっこうコツが要ります。
鉛筆を倒して、寝かして適度な力でこする(摩擦)のって、難しいものです。
いきなりやろうとすると、時間が掛かったり、
塗るだけで集中力が切れてしまう子がいる…という事もあるかもしれません。
フロッタージュの面白さ、楽しさを感じる前に飽きてしまう…
という可能性を考えると、幼児クラス以上向けの表現技法でもあります。
フロッタージュで綺麗に模様を表現するには、紙に写し取る際、微妙な力加減が必要になります。
繰り返し取り組んでいく事で、やさしく撫でるようにこすれるようになってきて、どんどん上手になってきますよ♪
遊びながら、集中力や力のコントロールなどを身につけることができるのです。
以上のような方法で、フロッタージュの活動を計画し、実践してみてください!
子どもたちが自分の周りの世界を新たな視点から探索する素晴らしい経験になりますよ!
フロッタージュ(こすり出し)は、とても簡単に楽しめ、面白い技法です。
素材をいろいろ変えていく事で飽きが来ず楽しめる上、応用次第で、製作の材料をはじめ描画の素材としても非常に使いどころが多いです。
最初から使い道を設定して進めるのもいいですが…
まず先生も一緒になって、子ども達と単純に楽しむところから始めてみましょう。
偶然生まれる模様を発見する感動がありますので、大人でも、遊んでいるうちに、アレコレ遊びアイデアが浮かんでくるはずです。
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