保育園や幼稚園での8月の製作活動にぴったり!
涼し気な海の壁面にも使える魚の製作アイデアや、
海の生き物の作り方を紹介します。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
この記事で紹介するのは、 保育園や幼稚園の7月~8月にかけての、
夏の製作活動にうってつけの、海の生き物や、
魚の作り方アイデアを紹介します。
海や水の中を表現した壁面や、竜宮城にピッタリ!
■関連記事:下記記事も参考にどうぞ!
七夕飾りの折り紙の製作アイデア
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魚の製作物って、壁面や飾りにいろいろ応用できます。
子ども達とたくさん作ってみましょう!
目次
■魚が動く!紙皿で水族館の作り方(動画)
紙皿と、好きな素材を使って、自分だけの水族館が作れます♪
年中~年長クラスの子ですと、細かい作業も得意ですので、作れるはずです。
是非つくってみてくださいね。
■紙皿でとすずらんテープで簡単お魚製作(3歳児、4歳児~)
紙皿とスズランテープで簡単に出来ます。
ひも通しの要素があるので、
手先を使った作業が出来るようになれば、出来ます。
年少(3歳児クラス)からが最適です。
●紙皿とすずらんテープのお魚の作り方と材料
・簡単お魚の壁面製作の材料
- 紙皿
これが魚の本体、ベースとなります。
- うろこを表現するもの
この記事ではキラキラシールを使いました。
好きなものでOKです。
クレパスやマーカーなどの画材もOKですし、
絵具+クレパスではじき絵なども楽しい。 - すずらんテープ
魚のしっぽを表現します。
青、ピンク、黄色など華やかな色を、
いくつか用意しても楽しいですね♪
紙皿のお魚製作の作り方手順
まず紙皿を半分におります。
次に、シールを張ったり、画材を使って、
魚の体をデザインしていきます。
魚にはうろこがあるという事を
導入の絵本などで伝えられると、いいですね。
子ども達は少し、意識するだけで、
それを表現してみようと、思うものです。
ちなみに、半分に折って作業がしにくい場合、
広げてシール貼りや描画を行ってもOKですよ。
さて、デザインがおわったら、
穴あけパンチ(一つ穴パンチ)で、何か所か穴をあけます。
しっぽ側にあけます。
この記事でのサンプルでは、3か所に穴をあけました。
次に用意するのは、すずらんテープ。
子どものハサミですと、カットしにくいこともあります。
保育者が先にカットして、準備しておいてもいいですね。

年中(4歳児)、年長(5歳児)なら、
長く切ったスズランテープを一本渡して、
自分で切らせるのも、アリですね!
用意できた、すずらんテープを穴に通していきます。
通すコツとしては、いったん半分に折る事です。
折った側を、手で補足し、パンチ穴に通して…
通し終わったら、輪っかになるように広げます
この穴に、反対側を通すことで…
結ぶことなく、すずらんテープを固定できました!
そんな感じで、すべての穴にすずらんテープを通します。
こんなかんじですね!

このひもの通し方を、必ずしなければいけない、
と言う事はありません。
もう結ぶ事が出来る子どもなら、やり方を伝えても、
自分で好きなように結んだりしてしまうかもしれません。
でもそれはそれでいいと思います。
教わったやり方を寸分違わず、正しく行う事が、
製作の目的ではありません。
目と口を貼りつけたり、描いたりすれば、完成です。
立体的な仕上がりになります!
たくさん作って、8月の夏の壁面を飾ってみましょう♪
■クラゲの作り方は紙皿とすずらんテープで簡単!
これも魚の作り方と同じです。
紙皿とスズランテープがあれば、
ひも通しの要領で簡単に海の生き物を作ることが出来ます。
このような仕上がりになります!
●丸紙皿でくらげの作り方と材料
・紙皿クラゲの材料
- 紙皿
半分に折って使う事で立体感が出ますが、
半分にカットして作ってもOKです。 - すずらんテープ
クラゲなので、白or青系がピッタリですね。
- 目と口を表現するもの この記事では、目を丸シール、
口は画用紙をカットしたものを用意しました。
・紙皿くらげの作り方手順
まず、紙皿を半分におります。
半分に折ると、立体感が出る仕上がりになります!
壁面に貼り付けても、飾っても、よく映えます!
もしくは、ハサミで半分にカットしても、OKです。
立体感は折るほどでませんが、問題ない仕上がりになります。
この記事では半分にカットしました。
半分にした紙皿に、穴あけパンチ(一つ穴パンチ)で、
何か所か穴をあけましょう。
次に、スズランテープを穴の本数だけ用意!
さて、すずらんテープを紙皿に通していきます。
ここでのコツは、一回スズランテープを、半分に折っておくことです。
このようにしておくことで、
まだひもの結び方がわからない子でも、
簡単に固定することができます。
原理としては…
輪っかにした側を、穴に通して…
出来た輪っかに、残ったひもを通すだけで…
簡単にくらげの足になります!
幼児クラス(3歳児、4歳児、5歳児)であれば、教えれば出来ますよ。
この調子で、どんどん足を作っていきます。
全部通せたら、OKです。
次に、表情をつくりましょう。
この記事で使ったのは、丸シールと色画用紙。
これを貼りつければ、完成です。
ドラクエのしびれくらげに似てる~笑
7月、8月の夏の海の壁面に使ってみてくださいね!
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■紙皿で簡単につくれるタコの作り方
くらげの応用で簡単にタコも作れちゃいます。
夏の海の壁面構成などですと、お魚だけでなく、
いろんな海の生き物が壁面を飾ると、楽しいですね。
・紙皿たこの作り方と材料
- 紙皿 紙皿がベースとなります。
クラゲとの違いは、赤い色をつける工程があることです。
- 赤折り紙
この記事では赤折り紙を使っていますが、
赤い絵具で塗ったりしてもいいですよ!
- 赤紙テープor赤すずらんテープ
たこの足を表現します。
すずらんテープを使う場合には、
紙皿に穴をあける必要があります。
・作り方手順
ここで使うのは、赤折り紙。
これをちぎって、ちぎり絵でたこの色を表現します。
ちぎれたら、どんどん紙皿に貼りつけていきましょう。
次に、赤い紙テープをカットしていきます。
長い一本のテープを渡しておいて、子ども達自身で、
カットしてもいいですね!
その際は、本数を意識させましょう!
たこに興味を持つ、きっかけです。
紙テープがカットできたら、紙皿に貼り付けていきます。
写真では、後ろ側から貼り付けていますが、
別にこの通りでなくてもOKです。
前後のどちらかから貼り付けるというのは、
やり方だけ、実際にやって見せてみて、
あとは子どもに任せる形でいいと思います。

3歳児クラスですと、 画用紙の裏表は把握してますが、
どちら側から貼り付けるという所までは、分かってない子もおり、
個人差があります。無理にやらせる必要はないと思います。
4歳児クラスでも中には、 「後ろから貼り付けるんだよ」と見せて教えても、
よく理解できない子がたまーにいます。
やり直しを求めるか求めないかは、
保育士であるあなたの、先生の判断ですが、
私は制作って、正しく正確に作る事を目的にしていないので、
少々間違ってもやり直しはさせないです。
本人が正しく作りたいと思ったら教えてあげますし、
間違ってても満足して楽しいなら、特になにも言ってません。
5歳児になりますと、 裏表どちらから貼りつけるかは、しっかり理解できます。
やり直しの強制はしませんが、理解してるかしてないかを確かめるために、
一応つっこみだけはいれてるカンジです。
「これ前から貼ってるけど、これでいい?」ってかんじですね。
さて、足が出来たら、たこの顔を表現します。
ここでは、丸シールを使ってたこの目を、
ペットボトルキャップを使って、口を表現しました。
こんなかんじになります!
ちなみに、ペットボトルキャップを、
子ども達の持っているのりで貼りつけようと思ったら難儀です。
素材にもよりますが、基本的に異種の素材を接着する場合には、
ボンドを使うか、両面テープを使っています。
両面テープが、手軽でオススメ!
・別バージョン 絵具とすずらんテープでたこ製作
基本的な作り方は同じです。
完成形はこんな感じになります。
上記との違いは、絵具で紙皿の着彩を行ったことです。
基本的に、たこの製作の場合、
ベースとなる紙皿に、赤と言う色を付ける必要があります。
紙皿に色を付ける際、広い範囲に色を付ける必要があるため、
画材を用いるのですが、マーカーや細いクレヨンですと、
少しやりにくい時があります。
細い画材でも、塗り込むという事は出来ますが、
非常に手間と労力と時間がかかり、子ども達の集中力を奪い、
それ自体が作業になりがちです。
使う画材によっては、塗る作業が苦痛にならないよう、
塗り込みを求めすぎないようにしましょう!
なので、手早く面を塗ろうを思うのであれば、
太い筆に絵具を付けて、一気にぬるのがオススメです。
(紙皿の大きさくらいならマーカーやクレパスでも出来ない事はないですが)
■白い封筒をつかって、イカを作ろう!
白い封筒の形を利用して、イカを作ってみよう!
紙テープや画用紙と組み合わせれば簡単にイカの形になります。
イカというモチーフは、壁面構成などのメインにはなりえませんが、
お魚だけでなく、様々な海の生き物が壁面を飾ることで、
華やかに、またにぎやかで楽しくなります。
是非試してみてください!
■封筒で簡単 イカの製作の手順と材料
イカってあんまりメインで作ることはないですよね!
でも、海の生き物って、魚だけでなく、
様々な種類のものが、共存していますよね。
海の図鑑、海の絵本などを見ながら、
どんな生き物が住んでいるのか?
イカの話題や興味が出たら、作ってみてもいいですね♪
7月~8月の、海の壁面製作のにぎやかしに使えます笑
白封筒でイカ製作の材料
- 白い封筒
いか製作の本体になります。
長さはお好みでカットして、かわいいイカさんを作りましょう♪ - 紙テープ(細い短冊形に切った折り紙でもOK)
いかの足になります。
- 白い画用紙(頭の三角の部分に使います)
- 目や口をデザインするもの この記事では、丸シールを使っていますが、
クレパスでもマーカーでもなんでもOKです。
白封筒でつくるイカ製作の手順
まずは、白い封筒を用意し、
丸シールで表現した目と口を貼りつけます。
目は黄色丸シールに油性ペンで目玉を描いたもの、
口は赤い丸シールを半分にカットしたものになります。
勿論、画材(クレパスやマーカー)で描画してもオッケーですよ。
次に、イカの足となる、紙テープをカットします。
幼児クラスであれば、自分でハサミを使ってカットさせましょう。
イカのあしは10本!
イカって何本あしがあるかな?
子ども達に考えさせながら、作ってみてもいいですね♪
この絵本、子ども達がむっちゃくちゃ好きな絵本です笑
うちは4歳児クラスですが、取り合いになってます笑
さて、足になる紙テープがカットできたら、
封筒にのりで貼り付けていきます。
足がすべて貼りついたら、
イカの三角の頭を貼りつけます。
次に、せっかく封筒になっているので、
中に詰め物をして、立体的にしてみましょう。
詰めるものは、なんだってOKです。
この記事では、ティッシュを丸めて、詰め込んでいます。
お好みの立体感が出るまで、ティッシュペーパーを詰めていきましょう。
最後に封筒の封をすれば、完成です!
■海の生き物や魚をたくさん作って8月の海の壁面を飾ろう!
魚の製作にピッタリな壁面構成って、
水の中の表現です。
●画用紙で海底の様子を表現
ここでは、茶色の画用紙に、クレパス、シール貼を楽しみました。
子どもの好きなように、表現していきましょう。
これを繋げて、手で破って、自然な様子を表現しました。
さらに、海底の岩の様子を表現するため、
くしゃしゃにしてみました。
さらにスズランテープを使って……
水の流れや海藻を表現できます。
スズランテープを束ねて、ピリピリと割いていくことも、
子どもの活動にしても楽しいです。
たくさんつくれば、水の流れを表現できますよ。
■夏の壁面製作にピッタリの参考書籍
魚だけじゃなくて、いろんな生き物を作って、夏の海を彩りたいですね!
■参考になる壁面製作アイデアBOOK:
一年通してアイデアが詰まってます♪
使えますよ~!
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