【絵本読み聞かせ動画】すてきな三にんぐみ【あらすじは?】
ベストセラーの名作絵本、すてきな三にんぐみ。
黒いマントと黒の帽子をかぶった、こわーい三にんぐみが表紙の、
タイトルとのギャップが大きなお話です。
実はこれ、昔の孤児院、今でいう児童養護施設の話なのです。
どんなあらすじなのか、簡単に解説していきます。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
あまりにも怖い表紙に、びっくりしちゃう子もいるこのお話。
でも、読んであげれば、怖い話ではない、むしろいいお話だと、分かります。
是非、子ども達に読んであげたい本の一つです。
このすてきな三にんぐみ、
どんなあらすじなのかな?って気になっておられる先生に向けて、
少しでも絵本の情報をシェアしていこうと思いました。
この記事では、絵本「すてきな三にんぐみ 」の読み聞かせ動画と、
簡単なあらすじを紹介します。
表紙の絵と、タイトルの合わなささに、ビックリ笑
この記事を書いた人
あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
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●「すてきな三にんぐみ」絵本データ
- タイトル:
すてきなさんにんぐみ
- 作者
作:トミー=アンゲラー
訳:いまえよしとも
-
発行:
1969年
-
対象年齢(主観です笑)
幼児~
- ページ数
38P
- 読み聞かせにかかる時間
5~6分
●あらすじ
この話のあらすじは…
夜になると、こわーい三にんぐみの泥棒が、町にやってきます。
お宝を集めるために、獲物を探して、自慢の武器で奪います。
それは…ラッパ銃 こしょう吹き付け、真っ赤な大まさかり。
ラッパ銃でおどろかせ、こしょうを吹き付け馬車とをめ、
大まさかりで、壊してしまうのです。
この三にんぐみは、どんどんお宝を集めていくのですが、ある日…
馬車を襲うと、中にいたのは幼い少女のティファニーちゃん。
なんとティファニーちゃんは、親がおらず、
いじわるなおばさんに、引き取られていく途中だったのです。
そこで、泥棒三にんぐみは、ティファニーちゃんと連れて帰ってしまいます。
ティファニーちゃんは、泥棒三にんぐみが集めた宝の山を見て、
「これ、どうするの?」
と、聞きます。
これには、泥棒三にんぐみは、困ってしまいました。
宝を集めるだけ集めて、何に使うか、まったく考えなかったからです。
少女とのやり取りで、考え直した三にんぐみ。
それからと言うもの…
泥棒の三にんぐみは、宝やお金ではなく、
なんと、親のいない、悲しい子ども達を、どんどん集めてきたのです。
そして、集めたお宝やお金で、
子ども達が住めるすてきなお城を買うのです。
そして、一緒に住めるようにしたのです。
子ども達に、すてきな赤い帽子に、すてきな赤い服も買ってあげて…
子ども達は、幸せに暮らしていくのです。
●雑感と、保育で読み聞かせをする場合
青と黒の背景が基調となる、絵柄が、怖い絵本です!
それだけで怖がる子どももいますが、しっかりと読んであげれば、
すてきな三にんぐみが悪いだけではないと、伝わるはずです!
子ども達の様子を見ながら、読み聞かせてあげてくださいね。
伝え方としては、
かわいそうな子ども達に、お家をつくってあげた、
すてきな三にんぐみというように伝えればいいと思いますが、
テーマは、孤児院や児童養護施設がモデルです。
出来れば、そういった施設の実習などでは、避けたほうがいいと思います。
(これは、人によってはデリケートな問題です。いろんな考え方があるので。)
前半のこわ~い雰囲気と、
後半の、考え直した三にんぐみの、演じ分けが出来ると、いいですね!
私はまだまだ、修行が足りません笑
お話の内容自体はそこまで暗いというわけですが、
わ~!!と、盛り上がる話ではないので、
落ち着いて集中して聞ける環境を作ってあげてから、
しっかり読み込むのがいいと思います。
ふざけた雰囲気が残ってると、真面目なお話が、
台無しになって、せっかくのいいお話が伝わりにくくなりますしね。
すてきな三にんぐみは、いつでも使える絵本…というわけではなく、
雰囲気や状況を見て、ここぞ!って時に読んであげたいですね。
かわいそうな、恵まれない環境で生活している子が居るという事や、
それを助ける存在がある…そういった事を伝えたい時に、
この絵本はとっかかりにはなると思います。
最後には、すてきな三にんぐみのやさしさが、伝わっているはずですよ♪
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