木村祐一の絵本「きりのなかで」は、
有名絵本「あらしのよるに」の続編にあたります。
「きりのなかで」の読み聞かせ動画と、
あらすじや感想、読み聞かせポイントを紹介します。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
この記事では、
「あらしのよるに」の続編第4部である、
「きりのなかで」の絵本の紹介をしていきます。
また、読み聞かせ動画を置いておきます。
絵本読み聞かせ動画は、 保育をしていくうえで、
毎月の絵本についての悩みが多い自分の経験があったので、
皆さんにの絵本選びの助けになりたいと思って書いています。
というわけで、今回も情報をシェア!
「きりのなかで」絵本データと、あらすじを記録していきますね。
この話は”あらしのよるに”であったひみつのともだちが、
秘密裏に逢引を重ね、仲良くなっていく中…
”きりのなかで”大ピンチを迎える話です。
目次
●「きりのなかで」絵本読み聞かせ動画
●きりのなかで絵本データ
大型版 あらしのよるにシリーズ(4) きりのなかで
(↑アマゾンへのリンクです)
タイトル:
きりのなかで
作者
作:木村祐一
絵:あべ弘士
発行:
1999年
対象年齢(主観です笑)
年長(5歳児)
年中(4歳児)
読み聞かせにかかる時間:
15~20分
48ページとボリュームがあります。
長いです。
●あらしのよるにシリーズ
全部で7冊にわたる大作になります。
どれも、非常に長い絵本なので、一気には読めず、
日々、時間をかけてすこしずつ、読み聞かせていきましょう。
すべて終わるころには、
子ども達はみんな、ガブとメイが大好きになってます。
●シリーズメディア展開
映画:2005年
ゲーム:2005年
ドラマCD:2006年
むちゃくちゃ素晴らしいと評判のドラマCD!
子どもよりも大人が泣ける内容です。
テレビアニメ:2012年
歌舞伎:2015年
中村獅童さんが演じた歌舞伎バージョンもあります!
●きりのなかであらすじ
さて、あらしのよるにであったひみつのともだちである、
オオカミのガブと、ひつじのメイ。
二人は、今も仲間たちには秘密で会い、一緒に過ごします。
ある日、険しい山を登ってくる一つの影。
それは、今日は、メイとガブはこの山で会う事になっています。
しかしあたりには、霧が立ち込めています。
せっかく、二人で会う日なのに…
霧の中を進むメイ。
なかなか、ガブと合流できません。
その霧の中に、潜む怖いオオカミ。
それは、オオカミの中でも、リーダー格の、
バリーとギロ。
バリーとギロが、メイを狙っている事を知ったガブは、焦ります。
なんとしても、バリーとギロよりも、先にメイを見つけなくては。
何度も、何度もピンチを乗り越え、
お互いに、友情を確かめ合います。
きりのなかにうかぶ満月を見ながら。
●きりのなかでの感想と読み聞かせポイント
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さて、この「きりのなかで」相変わらず長いです笑
前回までの記事同様、
子ども達の集中力のある時間帯に、
しっかりと時間を取って読んであげてください。
長いので活動の一つとして取り入れてもいいレベルですね。
しっかり静かに聞けたあとは、外遊びなどで体を動かして、
発散させてあげてくださいね。
続編と言う事なので、前回の話を子ども達と一緒に、
振り返って、復習してから読み進めるのもいいと思います。
バリーとギロという、新キャラ登場です。
しかも、敵役です。
きりのなかで、お互いに見えない状況と、
メイのピンチ、ガブがメイをすくうための立ち回りなど、
難しいやり取りもありますので、この絵本は年長向けとなります。
でも、理解できる子ども達であれば、
これからどうなるの!?
というドキドキの緊張のシーンが続くことになります。
ギロ&バリーと、ガブのセリフを、
しっかり使い分けて行きたいと思っています。
(私もまだまだ読み聞かせ修行中です笑)
保育者が雰囲気を作りながら、
盛り上げて、子ども達を絵本の世界に引き込んであげられるように、
しましょうね。
保育者である自分が物語に入り込むことが、大切ですよ!
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